国交省「地域交通のあり方を・・・考える」シンポジウム[2012年04月16日(Mon)]
4月13日、国交省の主催の「地域公共交通のあり方を交通基本法とともに考えるシンポジウム」が東京の一橋記念講堂で行われました。
交通基本法案は2011年3月に閣議決定され国会へ上程されていますがいまだ審議が進まず、社会保障や消費税の議論に押されて成立するかどうか微妙な雲行き。国交省の法案成立への並々ならぬ(?)信念がこのシンポジウムの開催ということでしょうか。
シンポジウム前半では中山間地や、離島の生活の足の確保を行政とNPO、行政と交通事業者で取り組んでいる事例が紹介されました。
後半紹介された地域の取り組み事例は、なかなかユニークで、「地域交通の課題解決の主役は住民」「生活の足を確保するのに行政の補助金だけに頼っていてはできない」「地域の交通マップを作って人が繰り出すまちづくり」など、NPO、タクシー事業者、運輸支局と発表者も多彩で視点を変えれば面白いことが起こる!を実感する興味深いものでした。
かながわ移動ネットも福祉有償運送団体が全国的に減少の傾向にあることや、市民が地域の生活の足の確保のために無償の乗りあいバスを運行していることなど発表しました。
市民が地域の共助でつくる交通が、これからはなくてはならないものになるはず


のりあいは1つの「交通」の手段でありながら、はるかにそれを越えるコミュニティの結節点であり、人と人をつなぐ場として、町になくてはならないものになりました。全国でも先駆的な市民参加でつくる地域交通は「交通」を越えた「まちづくり」だということを教えてくれているようです。

今日は厚木森の里(小田急・愛甲石田駅からバス)で、新しく移動サービスに参加する方たちに向けた「国交省認定 運転者講習」がありました。
*今回は、日産自動車のご協力で「日産先進技術開発センター」を講習のために開放していただきました。福祉車両
車種はバネット。


実は、この春、関東運輸局が「地域公共交通マイスター制度」を新設し、その初代マイスターの一人にかながわ移動ネットを代表して理事長の清水が選ばれました。(写真左、肩の荷が重い〜
