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【レポート】キフノチカラ.2018「人道援助×中高生×キフ」(2018年12月27日開催) [2018年12月27日(Thu)]
2018年12月27日(木)に東京学芸大学附属国際中等教育学校ボランティア部主催で開催された「キフノチカラ.2018『人道援助×中高生×キフ』」に参加しました。

私は、中学生4人と一緒のグループになりましたが、中学生との人道援助や寄付をテーマにしたブレストは新鮮でした!

ロニー・ブローマンさんの「人間とは?苦しむようにつくられていない者」という哲学的なメッセージや、加藤さんの何度折れても立ち上がる強い意志(折れてもいいだという意味も含め)に感動しました。

備忘録的なメモをブログにアップします。


【レポート:キフノチカラ.2018「人道援助×中高生×キフ」(2018年12月27日開催)】
◆キフトーク「人道援助のチカラ」
加藤寛幸さん(国境なき医師団 日本会長)

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●自己紹介
・あだ名はひろぴー
・焚き火でアヒージョ。
・クリスマスは小児救急の仕事。
・柔らかい脳みそで良いアイデアをもらえることに期待。
・学生時代はスポーツとアルバイトの生活。
・保育園のバイト。
・医者になってどうするのか?を悩んでいたときに、教会の日曜学校での出会い。
・「損をすると思う方を選びなさい」「最も弱い人を助けなさい」というアドバイスをもらった。
・結果として、子どもが好きだったので、小児科を選んだ。
・国境なき医師団のことを知り、これだと思った。
・研修医を終え、国境なき医師団を目指したが、語学力で不合格、途上国経験不足で不合格。
・3度目の正直で合格した。
・2003年にスーダンの孤児院での活動に派遣。
・大人用の点滴器材しかない中で、1kgの赤ちゃんに点滴を打つ困難さ。
・わずか半年で100人の赤ちゃんの死を看取った。
・次に、インドネシアの孤島に派遣。
・その次は、パキスタンのカシミール地方に派遣。
・2011年の東日本大震災で被災地へ。
・静岡子ども病院の小児救急センターを立ち上げ、7年間ほど勤務。
・その後、再び国境なき医師団に戻り南スーダンへ派遣。
・マラリアの流行で多くの子どもが死んでいった。
・25年前に自分が国境なき医師団を目指した時と、今の南スーダンは状況が何一つ変わっていない、という現実。
・3か月の派遣が終わり、日本に戻ったが、無力さと向き合いきれず、立ち直れなかった。

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●人道援助とは?
・平等、公平、現実。
・5歳未満児死亡率が高い国は、アフリカに集中している。
・世の中は不公平。
・「貧しい人を助ける理由」(デイビッド・ヒューム著)
・貧困の真の原因は、ありふれた日常に起因している。
・貧しい人を助けることは、自己利益の追求につながる。
・「人道援助そのジレンマ」(ロニー・ブローマン著)
・人間とは何か?「苦しむようにつくられていない者
とだけ答える。
・2014年にシエラレオネのエボラ治療センターへ派遣。
・エボラは発症すると感染力が出る病気だが、発症している人もしていない人も同じ救急車に詰め込まれていた。
・先進国は、自分たちに影響がなければ現地がどうなっても知ったことじゃ無いというのが本音。
・エボラに対する世界の関心は、流行の減少とともに、あっという間に引いていった。これも現実。
・エボラに感染した母親から生まれた子は必ずエボラに感染し、死んでしまう。
・28,000人の中で、最後に生き残った子が生まれた奇跡。

●人道援助について考える
・人道援助は「道徳的義務」と言われて受け入れられるか?
・人道援助を日本で根付かせるには?
・人道援助活動に伴う危険とどう向き合うか?自己責任論についてどう思うか?
・寄付以外にできる人道援助活動とは?

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●寄付について
・寄付は変わり者、金持ちの道楽というイメージが変わった?
・寄付したらそれで終わりなのか?
・キフノチカラとキフノセキニン

◆高速ブレストと全体共有
●グループから
・人間は苦しむためにつくられた者ではない、という言葉。
・人間とはというところまで
・寄付の先に出来ることを考える。
・現地に行ってみたい。
・公平、平等、現実のイラストを見て、男女差別の問題の議論を思い出した。
・道徳的義務ではなく道徳的選択として取り組む。
・助ける方法は一つではない。
・助けることの意味を考える。

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●加藤さん
・貧しい人の数や5歳未満の死亡率も改善はされている。
・一方で、平均値では見えてこないこともある。
・数の増減ではなく、共感と共苦。
・現地に行くことだけが解決の方法ではない。
・自分とは立場が違う環境や世界を想像する習慣を。

●質問
Q.3度も国境なき医師団を受けた思いや挑戦の勇気は?
A.
・合格し、実際に派遣されたら、それまでの自分の経験や知識などが足りなかったことが分かった。
・自分たちで考え、自分たちの意志で選び、そして活動を行う。
・妥協せず、人道援助に向き合い活動するのが国境なき医師団であり、他の団体のことは分からない。

Q.シエラレオネでの活動以降、人道援助に対する考え方の変化は?
A.
・エボラは衰弱が激しい病気。
・エボラに苦しむ子どもたちを目の前に
・少なくとも自分にできることは精一杯やるという心境に。

Q.国境なき医師団に入るには?
A.
・体力は不要。
・多少の語学力は必要だけど、大事なのは気持ち。
・部活などで協調性を養うこともよい。

Q.公平、平等、現実をどうやれば近づけられるか?
A.
・公平な社会の実現は難しい。
・世の中は変わっている。
・支援される側の国が支援する側の国になるなど。
・自分たちの生活を改めることの必要性。
・豊かな国に住む人たちが変わらないと、本当の意味では変わらない。

●おわりに
・世界で起きている課題は、自分たちにも原因と責任がある。
・自分たちにできることがある。

以上
【レポート】キフカッションで2018〜今年の寄付十大ニュースをみんなで考える〜(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)(2018年12月26日開催) [2018年12月27日(Thu)]
2018年12月26日に日本財団CANPANプロジェクト主催で開催された「キフカッションで2018〜今年の寄付十大ニュースをみんなで考える〜(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)」に参加しました。

キフカッションは初参加でしたが、山モンつながりで参集したみなさんなので、自己紹介もいらないくらいに空気感のチューニングが済んでいる感じでのスタート。

意外にもそれぞれの寄付体験話で盛り上がりすぎ、メインテーマである今年の寄付十大ニュースまではたどり着けずに時間切れとなりました(笑)

個人的には、360日書き続けてこられたファンドレイジングスーパースター列伝のNo.365が誰なのか?が気になる年末です。

メモというほどでもありませんが、山田さんの寄付トークはとてもおもしろかったので、備忘録的にアップします。

【レポート:キフカッションで2018〜今年の寄付十大ニュースをみんなで考える〜(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)(2018年12月26日開催)】
山田さんのキフトーク
●導入
・ライブエイド
・自由の女神、東大寺の大仏、西郷隆盛像、初代ハチ公像は二つの共通点(@寄付でつくられた、A銅像)
・銅でできているものは、寄付でできているものが多い。

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●日本の寄付の歴史
・聖徳太子が建立した四天王寺の四箇院がNPOの元祖。
・勧進
・行基は元祖ファンドレイザーであり、公共工事の父。東大寺の大仏建造に貢献。
・聖武天皇の大仏造立の詔(743年)。ファンドレイジングと周知啓発の要素。
・江戸時代になると、コミュニティ投資が普及。
・公儀橋と町橋。
・明治時代の小学校は、運営の一部を寄付でという仕組みが制度に組み込まれていた。

●日本の現代寄付
・陰徳→陰徳陽報。
・キリスト教の博愛主義に基づき取り組み。
・新島襄と同志社派閥、ライオンの前身である小林富次郎商店と慈善券など。
・1884年に初のチャリティバザー。

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●社会構造の変化
・都市化の進行によるさまざまな社会問題。
・実業家や財閥の勃興。
・三井記念病院の前身である三井慈善病院は、三井関係者は使えなかった。
・1885年淀川の大洪水で、初の新聞による義援金募集。(写真が使われ始め、被災地の様子が新聞でも写真で掲載)
・1888年磐梯山の噴火で、全国的な義援金募集。
・渋沢栄一。
・憲法89条問題。
・メタリカの社会貢献インスタ。
・30年近くフードバンクへの支援に取り組んできたが、ここ最近、インスタを活用始めた。
・チャリティは、資金調達と周知啓発。社会課題初が多い。
・寄付は、もっと多様。共感や応援、意思表示や参加なども。

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以上
【レポート】2018年ふるさとテレビ第11回(通算第122回)月例セミナー(2018年12月26日開催) [2018年12月26日(Wed)]
2018年12月26日(水)にふるさとテレビ主催で開催された「2018年ふるさとテレビ第11回(通算第122回)月例セミナー(←PDFファイル)」に参加しました。

ふるさとテレビの月例セミナーに参加するのは10年ぶりくらいではないかと思いますが、今回は住友林業の市川社長がご登壇。

日本は国土の3分の2が森林というのは以前から言われていることですが、この50年間、森林面積はほぼ横ばいだけど、森林蓄積量(木の量)は約3倍に増えている、つまり、日本の山々は木で溢れかえっているということですね。

一方で、林業従事者はピーク時の44万人から約4万人と10分の1に減少しており、単純に労働力確保という問題だけでなんとかなる状況ではなさそうです。

備忘録的なメモをアップします。

【レポート:2018年ふるさとテレビ第11回(通算第122回)月例セミナー(2018年12月26日開催)】

「SDGsと住友林業グループの取り組み」
市川晃氏(住友林業株式会社代表取締役社長)

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◆1.住友の歴史
●住友の祖
・住友の祖、住友政友。
・文殊院旨意書「商売はいうまでもないが、すべてのことについて心を込めて励むように」。
・もう一人の住友の祖、蘇我理右衛門。
・「自利利他公私一如」
・1691年別子銅山の開坑を創業年としている。

●大造林計画
・住友家初代総理事の広瀬宰平が近代化に貢献。
・銅山をベースに各種産業を展開。
・銅山の発展とともに、別子山の環境は破壊された。
・上申書に基づき、別子支配人の伊庭貞剛が大造林計画を発令。
・現在の別子山は自然豊かな山に戻っている。
・新入社員は別子山を必ず訪れる。

●住友の近代
・精錬所を瀬戸内海の無人島に移転。
・その後、亜硫酸ガスが海へ影響を。無害化する対策から住友化学がスタート。
・第二次大戦後の財閥解体。
・「正しい事業を進めていく。住友の各事業は兄弟分。精神的に提携を」

●住友の遺産
・日暮別邸(当時は四阪島に。現在は新居浜に移転)

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◆2.日本の森林
●森林の現状
・国産材の蓄積量は毎年増加。
・木材自給率は36.1%(2017年)。最低時の18.8%(2002年)からは上昇中。
・為替変動の影響もあり、木材価格は低迷を続けている。(木材需要低迷の一因)
・素材と構造物は分けて考える必要がある。
・建物の強さは、素材そのものではなく、建て方が重要。
・建築基準法が整備されたのは戦後。耐震基準についてはさらに後(1981年)。
・戦後、木造建築物を避ける傾向もあり、木材需要低迷が加速。
・林地も農地も、一度人の手を入れたら、入れ続けないと荒れてしまう。
・人工林の荒廃が深刻化し、森林が持つ公益的機能が著しく低下している。
・林業従事者は44万人→4万人まで減少。

●木が持つ能力
・木は二酸化炭素を吸収し、炭素として固定する。
・伐採して燃料として燃やしても、固定した炭素が放出されるだけなので、炭素フリーである。
・木を植える、育てる、伐る、使う、また植えるという循環が重要。
・木は強くて軽い。
・軽い家の方が地震の際の揺れが小さい。
・木は火にも弱く無い(熱が伝わりにくい)。
・一度火が付いても、表面が焦げて炭素化すると、中は燃えていない。
・調湿作用と熱伝導率の低さ(熱を奪わない)が住みやすい環境を提供。
・集中力やリラックスにもプラス効果。
・木材自給率50%を目指し、森林・林業再生プラン。
・公共建築物等における木材の利の促進に関する法律が2010年に制定。

●中大規模木造建築物の普及促進
・住友林業のmoccaプロジェクト。
・木造×rcビル、体育館、図書館など。
・世界では、木造で80mを超すビル建造物も建てられている(ノルウェー)。

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◆3.住友林業の事業概要
・取り扱い高国内No.1の木材・建材商社。
・1975年から注文住宅事業も。
・旧家リフォームも。できるだけ元の材を活かしながら、耐震基準と快適性を両立。
・豪州と米国での戸建住宅事業も展開。
・48,000haの社有林(日本の国土の約800分の1)。
・林業の近代化推進のためのアセットマネジメントやICT化など。
・育苗による苗木生産。
・木質バイオマス発電。
・川崎の発電所は都市廃材(建築廃材)を100%利用。

◆4.住友林業グループの取り組みとSDGs
・CSR中期計画を財務計画と連動して作成。
環境木化都市W350計画
・2041年の創業350年に、高さ350mの木造建築物の実現を目指す。
・住友林業一社では実現できないので、オープンイノベーションのプラットフォームに。

以上
【レポート】スタートアップ支援の裏側全部見せます!〜VCと事業会社のスタートアップ支援〜(2018年12月19日開催) [2018年12月20日(Thu)]
2018年12月19日(水)に株式会社サムライインキュベート主催で開催された「スタートアップ支援の裏側全部見せます!〜VCと事業会社のスタートアップ支援〜(2018年12月19日開催)」に参加しました。

偶然の出会いは、実はお互いを引き寄せる必然があるなぁということ。お金も大事だけど、それ以上に社会課題を解決することにやりがいや価値を見出しているVCの人がいることに、共感と希望を感じました。

備忘録的なメモをアップします。

【レポート:スタートアップ支援の裏側全部見せます!〜VCと事業会社のスタートアップ支援〜(2018年12月19日開催)】
高成ミン氏(SBクラウド株式会社スタートアップ事業開発インキュベータープログラムリーダー コミュニティ・デザイナー)
杉浦公美氏(オフィスナビ株式会社日比谷支店営業部)
大平徳臣氏(オフィスナビ株式会社日比谷支店営業部)
平田拓己氏(株式会社サムライインキュベート

◆自己紹介
●高氏
・Touch&Feelがスローガン。
・SBクラウドは、ソフトバンクとAlibabaグループの合弁会社。
・Alibabaクラウドのサービスを日本に導入、展開する。

●大平氏
・人を大切にする企業文化が整っている。
・ベンチャー企業も含め、創業間もない会社のオフィス移転をサポート。
・スタートアップ企業は業績が確立、安定していないので、オフィスの賃貸もハードルが高い。
・オフィスナビ株式会社は、全国8拠点。累計8,000件の実績。
・神戸と札幌ではコワーキングスペースも運営。

●平田氏
・高校時代から株式投資を開始し、大学在学中に上場企業決算をまとめるサイトを立ち上げ。
・ファンドレイズや新規投資等をメインに手がける。
・コレマ(広島)への出資など。

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◆質疑応答
Q.アドバイザーへの株式ていきょうはどれくらい?
A.(平田氏)
・ケースバイケース。
・コミット具合等で変わる。

Q.在学中に設立したサイトのその後は?
A.(平田氏)
・このサイトは休眠状態。
・多忙さと本業との関連性が原因。

Q.初期から投資している印象だが、投資の判断基準、特に重視していることは?
A.(平田氏)
・初期から投資しているのはその通り。
・なぜやりたいのか?の確認。
・優位性と見込みユーザーにささる可能性を確認。

◆トークセッション(スタートアップ支援っていうと何がある?)
●VCとして(平田氏)
・資金支援とハンズオン。
・初期は、モノはないけどアイデアはある、というパターンが多い。
・仮説を立て、仮説を実行し、検証するところまで一緒にやる。
(モデレーター)平田氏は柔らかい印象だが理由は?
・元々起業したいタイプだった。
・自分の経験として、VCの人の印象は「怖い、硬い、萎縮しちゃう」だったので、そうならないようにしたいと思った。

●事業会社として(大平氏)
・限定的ではあるが2種類の支援。
・人が集まる場探しと仲介による場所探し。
・オフィスの仲介以外に、アドバイスやセミナーの紹介なども行う。

●事業会社しゃとして(高氏)
・ソリューションデザインを重視。
・ソリューションデザインには答えはない。答えは一つではない。
・答えはないからこそ、ソフトバンクグループの中でも最も自由に仕事をしている。
・事業会社はたくさんのアセット、眠っているアセットを持っている。
・まずはアプローチし、相談してみることで、使えるアセットが見つかる。

◆質疑応答
Q.今いるVCに脅威はいるか?脅威となるプレーヤーのイメージは?
A.(平田氏)
・いないとは言えない。
・シード期の支援という意味では、エンジェルは脅威。
・一方で、エンジェルの存在でVCが潰れるわけではない。
・VCの強みは、全体的な視野で見たときに、どうやって事業をたちあげるかをみることができる強み。
・起業家は、VCやエンジェルを選ぶ目も必要。

Q.VCはどこで探せばよい?
A.(平田氏)
・シード期は、ツイッターで探すことをお勧め。
・シード期に支援するVCの人は、結構な確率でツイッターを活用している。

Q.オフィスナビを活用するメリットは?
A.(杉浦氏)
・シェアオフィスやコワーキングスペースが増えているのはその通り。
・一方で、シェアオフィスのクオリティもピンキリ。
・最初のオフィスへの愛着。
・オフィスは船。一緒に航海に出る。
・物件の歴史も知っていることが強み。

●VCと事業会社がコラボしたら何ができる?(平田氏)
・VCは特定課題への専門性やテクノロジーを有しているわけではない。
・万能ではないからこそ、コラボすることで足りない部分を補う。
・より強固なスタートアップ支援ができるようになる。

●VCと事業会社がコラボしたら何ができる?(高氏)
・コラボすることで、1+1+1=3が=5や=10になる可能性がある。
・エコシステムが生まれることがコラボの効果。

●VCと事業会社がコラボしたら何ができる?(大平氏)
・インキュベーションオフィスが多く集まっているエリア。
・場所が重要な理由の一つがセレンディピティ。偶然の出会いの可能性。

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◆トークセッション(そもそも何故この3社?)
●ほんとうは必然だった3社4名の出会い?(高氏)
・出会いは偶然。We Workのオフィス(バーカウンター)で。
・夜行便は、目的地に向かって飛ぶけど、外は真っ暗なのでどこを飛んでいるか分からない、この状況を表現したもの。

●個としてどうしていきたい?(平田氏)
・出会いは仕事ではなかった。
・ビジネスではないからこそ、仕事としてより個としての意識が強い。
・組織からの命令ではなく、個としてやりたいからやっている。
・人を幸せにできるサービスを生み出すスタートアップが出てくるコミュニティ。
・お金を稼ぐことは大切だが、なんの課題を解決するのか?はもっと大事。

●個としてどうしていきたい?(大平氏)
・人を幸せにしたいというよりも、単純にワクワクしたい。

●個としてどうしていきたい?(杉浦氏)
・それぞれ全く異なるフィールドにいるので、どんな信念で仕事をしているのか?というスピリットの会話になった。
・人への興味や関心をベースにすれば、良いビジネスがどんどん生まれていくと思う。
・実績も見せながら、気楽に進めていく見本になれれば。

●個としてどうしていきたい?(高氏)
・気持ちのいいコミュニティ。
・ビジネスとは関係なく、人を助けたい空気がにじみ出ている。
・PDCAは結構前に捨てた。
・DDDD(Do Do Do Do)。プランを立ててる時間ももったいない。

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◆トークセッション(これからのスタートアップの向かう先は?)
●それぞれの視点から見た今のスタートアップは?(高氏)
・売れてるスタートアップもあれば、苦労しているスタートアップもある。
・苦労しているスタートアップをどうやって支援するか?
・一番の人は覚えられるが、それ以外の人はどんなにすごくても覚えられない。
・これはとってももったいないこと。

●それぞれの視点から見た今のスタートアップは?(大平氏)
・大手貸主(財閥系)や大学が大きな資金を拠出し、インキュベーションオフィスをつくっている。
・このオフィスから生まれるスタートアップが増えている。

●それぞれの視点から見た今のスタートアップは?(杉浦氏)
・アイデアが一つの会社ではなく、多くの会社から求められている。
・自社ビルの自社会議室で会議をするのではなく、オープンスペースやコワーキングスペースで外部者も含めてコラボする。

●それぞれの視点から見た今のスタートアップは?(平田氏)
・支援される環境としては、選択肢が増えた。
・お金の支援だけでなく、ハンズオンなどの支援も含めて。
・起業しやすい、転職しやすい、フリーランスもしやすい環境が整ってきている。

◆質疑応答
Q.特に注目している業界やテクノロジーは?
A.(平田氏)
・個人的には注目業界や分野は全くない。
・なんの課題を解決したいのか?にしか興味がない。
・人が死なない社会を作りたい。教育に投資したい。人が働かない社会を作りたい。
・じんせいが一度きりしかないとすれば、生きないといけないからお金を稼ぐというのはもったいない。

A.(高氏)
・中国ではAI系やヘルスケア系が流行っている。
・スケールしたいなら、中国という市場は魅力的。
・悩みや課題を解決することに貢献したい。

A.(杉浦氏)
・オフィスという観点では、特定の業界というのは無い。
・東京2020の影響もあり、ヨーロッパからの進出企業が増えている。

A.(大平氏)
・老舗メーカーでも年に何回もオフィス移転するケースもある。

●参加者へのアドバイス(高氏)
・参加者からの質問がたくさん出ているように、どんどんぶつけてほしい。
・ぶつけることでたくさん助けられる。
・先入観を持たずに、ダメ元でどんどん聞いてみる。

●参加者へのアドバイス(杉浦氏)
・ビジネス交流会にたくさん顔を出す。
・波長の合う、合わないはあるけど、実際に会ってみないとわからない。

●参加者へのアドバイス(大平氏)
・オフィスに関して言えば、情報はたくさん集め、選択肢を広くした上で判断した方がよい。

●参加者へのアドバイス(平田氏)
・聞けば意外と教えてくれる。
・支援したいと思っている人は、思っている以上にいる。
・一方で、VCにコンタクトを取ると、スルーされる、返信が遅いことも多いので、折れずに気長に続けること。
・失礼かなとか、まずいかなと思ったこともどんどん聞いてみる。
・断られた場合も、そのまま諦めず、自分たちに向いているVCはと聞いてみる。

◆質疑応答
Q.支援を受けるハードルがもっと下がってくれれば。
A.(平田氏)
・今は資金が溢れているが、今後の流れは分からない。
・株式で投資をする仕組みである以上、法人化は必須というのはある。
・相談を受けていると、VCからの調達ではなく、もっとゆっくりとあるいはNPOでなどというケースもある。
・ビジネスとしては支援できないけど、個人として共感できる場合は、ブラッシュアップを一緒にやったこともある。

Q.もっと前に進むために、他業種への期待は?
A.(高氏)
・夜行便はまさに、他業種への広がりやつながりの期待から。

A.(平田氏)
・スタートアップはお金がないが、WEBの利用規約など、法的なもので整えないといけないことが多い。
・ピンポイントの業種はないが、いろんな支援があるに越したことはない。
・どっちも無理をしていないけど、どっちもメリットを享受できる関係が大事。

以上
【レポート】日本財団HEROs AWARD 2018(2018年12月17日開催) [2018年12月19日(Wed)]
2018年12月17日(月)にHEROs AWARD 2018 実行委員会主催で開催された「HEROs AWARD 2018」に参加しました。

日本財団HEROsは、Sportsmanship for the future〜スポーツの力でソーシャルイノベーションを推進する〜の考え方のもと、スポーツやアスリートが持つ共感や参画の輪を生み出す力を社会課題の解決に活かし、子どもたちが未来に夢や希望を持つことができる社会の実現を推進するプロジェクトです。
 
2017年度から始まったAWARDは本年で2回目。年に1回のイベントは、スポーツ業界の方だけでなく、各界の著名人や有識者、NPO等の事業者、メディア関係者等が大勢参加し、本プロジェクトの趣旨を分かち合うとともに、共感の輪が広がることを目指して開催されるものです。
 
共感の輪を広げる一環として、「日本財団HEROs AWARD」の授賞式が行われ、スポーツの力を活かした優れた社会貢献活動の表彰を行いました。

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2018年のAWARDでは、

・赤星憲広さん(Ring of Red〜赤星憲広の輪を広げる基金〜)
・有森裕子さん(HEARTS of GOLD)
・飯沼誠司さん(ATHLETE SAVE JAPAN 「いのちの教室」)
・長谷部誠さん(ユニセフを通じて世界の子どもたちを支援)
・浦和レッドダイヤモンズ(ハートフルクラブ×バーンロムサイ)
・NPO法人Being ALIVE Japan(長期療養中のこどもにTEAMMATESと「青春」を)
 
以上の6組のみなさんが表彰されました。
 
そして、その中でも、模範性、共感性、参画可能性、発展性等の観点から特にすぐれた取り組みとして、

・NPO法人Being ALIVE Japan(長期療養中のこどもにTEAMMATESと「青春」を)

がHEROs of the Year 2018に選ばれました。

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◆受賞コメント(NPO法人Being ALIVE Japan代表の北野さん)
「自分自身も『もう一度走りたい』をモチベーションに長期療養を乗り越えた。小児医療×スポーツは日本ではまだ新しい活動。難病などで療養中の子どもは『無理しないでいい、頑張らないでいい』と言われることが多い。スポーツを通じて、頑張ることを知り、頑張る喜びを知り、そしてチームの力や自分の可能性を知る。大勢の方の共感と支援で成り立っている活動だが、今回の受賞を励みにさらに活動の輪を広げていきたい」

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◆受賞コメント(赤星憲広さん)
「自分が頚椎損傷で車椅子に乗らなければいけなくなり、車椅子を贈っていた方々の気持ちがよく分かった。当初は偽善だと言われたこともあるが、今は理解が広がっている」

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◆受賞コメント(有森裕子さん)
「『生きる力がなにより大事。それを育むことごできるのはスポーツ』という言葉に背中を押されて。20年継続し、カンボジアの学習指導要領に体育が組み込まれる。指導者の育成が次のチャレンジ」

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◆受賞コメント(飯沼誠司さん)
「活動を始めて、自分にはどうしようもないことも知った。気付かされた。これからもできることを一つずつ」

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◆受賞コメント(長谷部誠さん)
「活動を始めて、自分にはどうしようもないことも知った。気付かされた。これからもできることを一つずつ」

◆受賞コメント(浦和レッズ)
「社会貢献活動にも力を入れていることを知っていただきたい。心を育む活動を地道に続けていきたい」

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◆審査委員長の総評コメント
「大勢の人が、名誉や有名になるためではなく、ひっそりと活動している。陰徳の美も大切だが、堂々と発信していくことも大事。スポーツの力でソーシャルイノベーションを推進することにつながるかという観点で審査。輪をつなげていきたい」

<審査委員会メンバー>
宇賀康之氏(Sports Graphic Number編集長)
中井美穂氏(フリーアナウンサー)
中江有里氏(女優・作家)
藤沢久美氏(シンクタンク・ソフィアバンク代表)
松田裕雄氏(株式会社Waisportsジャパン代表取締役)
間野義之氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)
笹川順平氏(日本財団常務理事)

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▼HEROs Sportsmanship for the future
http://sportsmanship-heros.jp/

以上
【レポート】AI TALK NIGHT 2018(2018年12月13日開催) [2018年12月14日(Fri)]
2018年12月13日(木)に株式会社レッジ主催で開催された「AI TALK NIGHT 2018」に参加しました。

このセミナーはAIとディープラーニングがテーマでしたが、印象的だったことは、登壇者のみなさんが共通して、

・習うより慣れろ。(やってみないと分からない、やってみれば分かるようになる)
・本質は「計測できること」であり、「計測したデータをどう活用するか?」が知恵の見せ所。

とおっしゃっていたことです。

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備忘録的なメモをアップします。

【レポート:AI TALK NIGHT 2018(2018年12月13日開催)】
◆トークセッション@:これって、AIでできますか?
畠山大有氏(マイクロソフト株式会社プリンシパルソフトウェアデベロップメントエンジニア)
児玉拓也氏(株式会社電通事業企画局チーフ・プランナー)
中村健太氏(株式会社レッジCMO)
橋本和樹氏(株式会社レッジ代表取締役社長)

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●質問:店舗に来店するお客様の満足度測定や、経営業績向上はAI(画像認識系)でできますか?
(畠山氏)
・「伊勢のエビ屋」の取り組みを紹介したい。
・来客者数が予測できれば、ご飯を何合炊くかなどの対応ができる。
・神宮の参道の往来者を画像で定点観測し、来店数予測をし、炊き立てのご飯をムダなく、不足なく提供する試みをした。
(児玉氏)
・満足度とはなにか?ブレークダウンすることで、満足度のシッポをつかむ。
・店頭はミッシングリンク。マーケティングサイドからは実態が把握しずらいことも多い。
・仮説をつくることは、将来的にはAIでもできるようになるのかもしれないが、現状は経営者の腕の見せ所。
・AIの活用で、今まで言語化しにくかったところをできるようになる。例えば、取りっぱなしのアンケートのデータマイニングなど。
(中村氏)
・画像認識から直接的にお客様の満足度測定を行うのは難しい。
・画像認識系では、ネガテイブ系の解析は比較的進んでいるが、ポジティブ系の解析はまだまだ。

●質問:記事コンテンツの生成や、広告キャッチコピーの生成などはAI(自然言語処理系)できますか?
(児玉氏)
・AIでできる。
・AI Planner「MAI&AICO」(http://www.dentsu.co.jp/business/case/ai_planners.html)のデモ版を公開中。
(畠山氏)
・記事コンテンツの生成は大変。
・チャットボット形式が多い。
・音声→判定→振り分け。
・単純がゆえに実装が簡単で、効果も高い。
(児玉氏)
・マイクロソフトのリンダなどもある。
(中村氏)
・完全な生成系は難しい。
・チャットボット系がやはり多い。
・中部経済新聞との新聞記事自動生成の取り組み、など。

●質問:サブスクリプションサービスの加入/定着/解約などの予測はAI(予測系)でできますか?
(畠山氏)
・xboxのサブスクリプションサービスは、日本では売れなかったが、欧米ではかなり売れた。
・ゲームの場合、解約に至る前にオンラインで様々な行動をユーザーが取るので、このデータをもとに予測がある程度可能。
・数字は覚えていないが、ポイントサービスなどを提供することで、解約率の低下につながった事例もある。
(児玉氏)
・予測系は既にサービスも多い。
・データの取り方の設計は必要。
・施策につながらないといけない。
・複雑な予測モデルよりも、普通の統計分析モデルの方が実践的だったりもする。
・シェアレストというサービスがある。
・予測精度を高めるためには、どのようなデータをどのように入れ込むかを、かなり苦労しながら開発している。
・電通の場合、貴重なデータをたくさん持っているテレビマンへのヒアリングなど。
(畠山氏)
・エクセルで見える範囲の解析だけしても足りない。

●動画のディープラーニングはどのような状況か?
(畠山氏)
・発展途上。
・思ったよりも多くの情報を取れるようになってきている。
・音声技術も進んできている。
・処理時間がものすごい掛かるのが課題。(1時間や2時間くらいは普通に掛かる)

●データを前提としないAIはつくれるか?
(児玉氏)
・人の姿勢を検知するなどは、
・今までデータを取れなかったことを取れるようになる。
(畠山氏)
・強化学習。
・結局は、中でデータを取っているし、いかにデータを取れるかがポイント。
(中村氏)
・ありものを組み合わせることで、サービスをつくることはできる。

◆トークセッションA:これから必要なディープラーニング人材とは
小林由幸氏(ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社ソニー株式会社 シニアマシンラーニングリサーチャー)
井崎武士氏(日本デープラーニング協会 理事)
吉崎亮介氏(株式会社キカガク代表取締役社長/東京大学客員研究員)
飯野希氏(株式会社レッジ 執行役員)

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●ディープラーニング人材の定義
・ビジネス力、データサイエンス力、データエンジニアリング力。
・ディープラーニングを使ってビジネスを推進できる人
(小林氏)
・数式の活用ができる人というよりは、クリエイターに近い。
・課題を発見する力が重要。
(井崎氏)
・ビジネス側で応用できる人、実装できる人をジェネラリストと呼んでいる。
・問題が生じたときに、問題を理解し、解決に向けて推進できる人。
・ディープラーニングで何ができるのかを理解するのは意外と難しい。
(小林氏)
・習うより慣れろ。
・とにかく使って、経験して、腹落ちすること。
(吉崎氏)
・論文が出てくるスピードが早い。
・プリファーネットワークのおかのはら氏のツイッターを参照する。
・頭の中でインデックスづけし、必要な時に情報を取ってこれる、引き出せるようにする。
(小林氏)
・英語ができるかどうかで情報収集能力の差がついてしまう。
・英語ができる人には、収集した情報を発信する役割も担ってほしい。
(吉崎氏)
・データサイエンス人材と近い。
・学習と推論の2フェーズある。
・ディープラーニングはそれぞれのフェーズでのアプローチが必要。
(小林氏)
・商社マンが欲しい。
・ディープラーニングの世界はデータの有無と量が勝負。
・商社マンのように、世界中の情報やネットワークが必要。
(井崎氏)
・データにも、使えるものと使えないもの、使える状態になっているものとなっていないものがある。
(飯野氏)
・使えないデータの事例は?
(井崎氏)
・工場のラインで不具合感知をしたいというケースで、画像はあるけど、解像度が低い、データのゴミが多くてクレンジングが必要なケースなど。
(吉崎氏)
・そもそも顧客満足度の定義ができていなかったり、指標となるデータの取得ができていなかったりするケースも多い。

●人材育成のキモ
(吉崎氏)
・コンサルティングのフレームワークを身につけること。
・まずは、人材育成に関する@ゴールを決める、A現状のチェック、Bギャップ、Cギャップを埋める施策、という4つの基本的な枠組みから。
(井崎氏)
・ディープラーニングで何ができるのか?をまずは理解することから。
・手段を持った上で、状況に応じて判断ができるようになっていく。
・統計の一つの形。
(吉崎氏)
・得意な領域がある。
・画像解析など。
(小林氏)
・実際に使わせてみると、機械学習型(課題の分解→パッチ当て)が得意な人とディープラーニング(目的志向(結果志向))が得意な人が異なることが多い。
・得意な人を見つけ、育てること。
(井崎氏)
・外注する時に、従来型のモデル(機械学習型、ウォーターフォール型)を作ると失敗することが多い。
(吉崎氏)
・成長のスピードの違い。
・文系出身の人で急成長する人。
・大枠だけ理解し、オープンソースのものを使って実際にやってみるタイプは成長が早い。
・中身が気になってしまい、自分で考え解決しようとするタイプは成長が遅い。
(小林氏)
・プログラム言語が分からなくても、パソコンを使いこなすことは可能。
(飯野氏)
・教科書から入るタイプの人は時間がかかる。モチベーションが続かないことも多い。
(吉崎氏)
・バディ制や教え合い制で、学習のフォローとモチベーション維持の助けになる。
・一人はつらい。
(井崎氏)
・「期限までにデモをつくる」とゴールがあるときに、エンジニアは楽しんでいる。
(飯野氏)
・目的志向が勝利の方程式。
(小林氏)
・楽しく学べるデザインをしてあげることが重要。
・新しいオモチャを与えられた子どものように。

●活躍するディープラーニング人材
(飯野氏)
・活躍しているディープラーニング人材とは?
・必要なこととは?
(井崎氏)
・学術的に評判が高い人と企業からの評判が高い人。
・顧客の要求を理解し、適切なソリューションを提供できる人。
(飯野氏)
・いわゆるビジネス力が必要。
(小林氏)
・観察力がある人。
・女性のエンジニアに、ディープラーニングの性能向上に貢献できる人が多い。
・細かく観察することで、細かな違いを発見できる。
(吉崎氏)
・アセスメント人材。
・精度と売上が連動するモデル。
・契約書(権利系の定義)や納品形態も大事。
・構想ができる人を育てることがビジネスサイドでは重要。
(飯野氏)
・必要な人が必要な能力をもち、チームとして機能することが大切。

●質疑応答
Q.観察力とは具体的に?
A.
(小林氏)
・例えば画像解析であれば、どのようなエラーがどのような不足原因で生じているのかを把握できる。

Q.ディープラーニングは中がブラックボックス的。どのように理解し、成長させるのか?
A.
(小林氏)
・ディープラーニングは人間に近い。
・人を育てるような感覚で育てる。
(井崎氏)
・理屈ではなく、感覚的な領域が多い。
(吉崎氏)
・インとアウトしか分からないからこそ、コンサル的な直感力が必要。
(飯野氏)
・感覚的な領域が多いからこそ、とりあえず試してみることが重要。

◆トークセッションB:AI導入成功のための勘所
干場久仁雄氏(ALSOK営業統括部次長)
伊藤明裕氏(西川コミュニケーションズ株式会社 AI事業開発室次長)
飯野希氏(株式会社レッジ 執行役員)

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●どうやって車内に啓蒙活動をしていますか?
(干場氏)
・2014年頃からAI登場。
・2015年頃から経団連などでも話題にあがるように。
・オーナー会社なので、トップの意向の影響は強い。
・トップがテクノロジーが好きなので、比較的スムーズに立ち上がった。
(飯野氏)
・初期投資の決め方は?
(干場氏)
・最初は数千万円の企画書を提出した。
・社内の研究所の中にも関心を持っていたメンバーがいたので、連携しながらスタート。
(伊藤氏)
・創業4代目の印刷を中核とする企業。
・新しいもの好きの社風。
・それまではITとロジスティックスに力を入れる計画だったが、本年2月の経営会議で、AIを経営方針の中核に置くことを宣言。
(飯野氏)
・トップダウンのスタートの場合、現場の混乱はなかったのか?
(伊藤氏)
・トップダウンではあったが、ゴリ押しではなかったので混乱はなかった。
・JDLAに加入
(干場氏)
・警備系の企業なので、テクノロジー系への距離感、やらないとまずそうだという意識の醸成は比較的早かった。
・「万引き検知AI」の紹介。
・日本の犯罪件数は減少している中、万引きは減少しておらず、高齢者による事犯が増えている。
・AIで事前に検知することで、逮捕ではなく、予防にもつながる。
(飯野氏)
・システム開発との違い、内部で開発するか?外部で開発するか?の意思決定は?
(干場氏)
・当初は社内で開発していたが、一向に進まない。
・外注し、短期で成果が見えるようになったことで、社内の理解も進んでいった。
・AIの登場でうちの会社の仕事が無くなるという危機感が、あきらめないモチベーションに。
(伊藤氏)
・社内の課題はいくらでもある。
・品質保証の会議の際に、機械的なチェックではクオリティが低いという課題があり、ここにAIを活用したらという案が出た。
・googleのautomlが便利。
・やってみると分かること、見えてくることが多い。

●社内で新しいことをするのに、いちばん大切なことは?
(干場氏)
・よくわからないことをする人、タネになる人がいると良い。
・保守的な会社では、リスク重視、慎重な人も多いのは仕方ない。
・お互いを尊重した上で、丹念に議論を重ねていくこと。
・外から来た人だけでなく、プロパーの人も必要。
(飯野氏)
・自然発火的に手をあげる人が出てくるというのはイメージ出来る。
(伊藤氏)
・新しい企画については社内公募制度もある。
・やりたい人でないとうまくいかない。

●質疑応答
Q.新規事業を一人で担当している。既存業務との兼ね合いはどのように?
A.
(伊藤氏)
・ディープラーニングについてはまだ一人で推進。
・社内の体制や人材育成はこれからの課題。
(干場氏)
・新規事業が始まり、関連性のある領域の営業マンを連れていっていると、徐々にチームになっていく。
・口説き文句は「君のお客さんに会いに行くのだから、一緒に付いてきてよ」と言うことで、自分ごとにすること。
(伊藤氏)
・自分ごとにすることがポイント。

Q.外注先に期待することは?
A.
(伊藤氏)
・システム開発より現場に寄った開発になる。
・現場に実装するところが難しいので、実装まで含めたトータルの難しさを教えてくれること。
(干場氏)
・うちの商売に関心を持ってくれ、一緒にやるという意識と責任感を持っていること。

Q.どこに適用すれば上手くいきそうか、タネを見つけるこつは?
A.
(伊藤氏)
・あくまでも道具なので、なにができるのか?道具の使い方は?を知っていることは前提として必要。
・社内でも、共通言語化するために、社員にG検定の取得などはしてもらっている。
(干場氏)
・今までの当たり前、前提が通じなくなるかもれない、というゼロベースに立つ、一回引いて考えることが必要。
(伊藤氏)
・自分たちの部署で活用できるアイデアを出し合った。
・突き詰めるとワークフローの見直しで終わるようなことが多いので、注意が必要。

◆トークセッションC:なぜ、今AIに取り組む必要があるのか
松本勇気氏(合同会社DMM.com CTO)
大隅智春氏(Sansan株式会社 テクニカル・エヴァンジェリスト)
橋本和樹氏(株式会社レッジ 代表取締役社長)

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●機械学習/ディープラーニング/AI領域の各社の取り組み
(松本氏)
・AI部では、不正検知のプロジェクトなどを進めている。
・不正カード使用への対策。
・リアルタイム検知への展開などを検討。
・個人情報の不正利用、普段のユーザー行動と異なる動きは多い。
・AI部では、各部の困りごとをヒアリングし、AIでの解決策を模索する。
(大隅氏)
・名刺のデータ化の部分で、AIを活用している。
・もう一点は、データ化した名刺データの活用部分でAIを活用。
・2007年の創業以来、取り込んだ名刺画像を、人力でデータ化してきた。
・瞬時に見極めるプロセスを、人力からディープラーニングに置き換える。
・言語区分や項目区分はディープラーニングで判定することで、人力の出番を減らす。
・顔認識と似たような技術で、過去にデータ化されている名刺を作業から除外する。
・抜き出し精度は99.9%まで向上。
・人力の出番は2割程度まで減らしている。

●研究/R&Dと事業の接合
(松本氏)
・R&Dは分類できる。
・事業のシーズ研究的なものと事業改善的なもの。
・新しいアルゴリズムを一々研修する
・大学との連携研究アプローチが有効。
・エンターテイメント領域の研究など、新領域については権威者との連携研究を重視。
・潤沢なリソースがあるので、より広いところに当てつつ、事業のポートフォリオを踏まえた開発研究を進める。
・プルーフオブコンセプト(POC)貧乏。
・R&Dを指揮するためにも、自分たちの技術リテラシーも必要。
・技術に関する知識と限界を理解していることが必要。
・ベンチャー企業やコンサルタントはありがたくても、事業会社にとっては結果が出ずに終わる。
(大隅氏)
・ベンチャー企業らしいR&Dは、事業部からのニーズを起点にするのが基本。
・一方で、シーズ起点も大切。
・人脈の解析に力点を置いている。
・カグー(世界最大のビジネスコンペ)のグランドマスターが2名在籍。
・シーズからでてきた試作品を、SansanLabとして、お客様に試してもらえるようにしている。
・GoogleLabは一つのロールモデル。
(橋本氏)
・人脈に関する開発とは?
(大隅氏)
・マーケティングオートメーションではなく、その先を狙っている。
・CMの「早く言ってよ」の世界が実際にたくさん起きている。
・得意先のキーマンだけでなく、自社側のキーマンも抽出し推薦できるようになる。
・人脈の活用のポテンシャルを提示していきたい。
・名刺が一番確度が高い。
・匿名化したデータをもとに、大学との共同研究にも取り組んでいる。

●これから企業はどうAI/技術と向き合うべきか
(松本氏)
・DMMテックビジョンを公開。
・事業に対し、ビジネスとエンジニアの区別なく取り組めることが肝。
・計測可能性が急激に高まっている。
・より精度の高い予測モデルをつくり、一年後の乖離を検証し、ビジネスモデルを改善する。
・計測し、インサイトを導き出すことが求められる。
・IoTの本質は「計測できる」ことにある。
・意思決定は、どんなレベルのものでもデータに基づいて行われる。
・だからこそ、データを計測し、計測したデータを活用できることが必須。
・前職ではSQL書けないと昇進できないという制度にした。
・データは、これからの時代の石油。
(大隅氏)
・SQLが全員書けるようになろうという取り組みは前職でやったことがある。
・データサイエンティストではなく、データアナリストを各部に配置することを進めている。
・データアナリストは、フロントと開発の橋渡しをする人材。
・このような人材はまだいないので、人材育成から始めている。
・全員がSQLを書けるようになることと、橋渡しができるようになることは、考え方としては共通。
(松本氏)
・新卒採用を見ていると、テクノロジーのリテラシーを身につけている新人類が増えている。
(大隅氏)
・フロント職で採用した人の中にエンジニアバックグラウンドの人がいたり、その逆のケースも多い。
(橋本氏)
・文系/理系、ビジネスサイド/テクノロジーサイドの区分がなくなってきている。
(松本氏)
・勉強材料もたくさんあるので、優先順位をつけ、時間をつくること。
・目の前の仕事も大事だが、10年先を見すえて身につけること。

●最後に一言
(松本氏)
・テックビジョンを地道に進める。
・経営がデータ・ドリブンになること。
(大隅氏)
・エッジAIに力を入れている。
・近々、端末側に新しい機能を実装予定。
・2019年3月にSansanカンファレンスを開催。

以上
【レポート】「レンタル移籍」は人材と組織のイノベーションを促進するか?(2018年12月12日開催) [2018年12月13日(Thu)]
2018年12月12日(水)に株式会社ローンディール主催で開催された「「レンタル移籍」は人材と組織のイノベーションを促進するか?」に参加しました。

人生100年時代、働き方改革、LIFESHIFT、パラレルキャリアなどなど、いろいろな言い方はありますが、今回聞いた「レンタル移籍」という方法は、個人と組織(自社)と移籍先(他社)の三方良しを目指すもの。

「日本的な人材の流動化を創出したい」という原田さんの思いに、個人的にも共感しました。

備忘録的なメモをアップします。

【レポート:「レンタル移籍」は人材と組織のイノベーションを促進するか?(2018年12月12日開催)】

◆主催者挨拶(原田未来氏(株式会社ローンディール代表取締役社長))
・株式会社ローンディールの紹介。
・自身の経験(長年一つの会社に勤務)から2015年に創業。
・16社31名の累計実績。
・2019年度は40名程度の見込み。
・日本的な人材の流動化を創出したい。

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◆講演
●組織に求められること
・イノベーションといえば、以前は新規事業、新しいビジネスアイデア。
・今は、必ずしも新規事業に限らない。
・市場の変化が加速し、ユニコーン企業に成長する年数も短期化。
・ボーダレス化の進行。(トヨタのライバルがGoogleなど)
・組織の成長とともに、イノベーションが起きにくくなる。
・非連続性や不確実性を排除する傾向、向き合いにくくなる。
・司馬遼太郎の革命三世代論。
・思想家→実行家→実務家の3代が必要。
・知の探索と深化のバランス。
・知の探索と組み合わせは、人の仕事。
・人材獲得と育成の競争が激化。
・従業員訴求価値(EVP)の重要性が高まっている。
・ベンチャーキャピタルの成功確率は5年でわずか5%。

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●個人に求められること
・今後15年で50%の仕事はコンピューターで置き換えが可能になる。
・相対的な価値ではなく、絶対的な価値が重要に。
・インタラクティブダイバーシティ(組織の多様性ではなく、個人の中の多様性)。
・複線化によりキャリアの独自性が生まれる。
・VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)時代。
・「行動する→見る・聞く→共感する→自分ごと化する」この循環。
・スタートアップ思考→モチベーション、個人のダイバーシティ→洞察力、不確実な中での行動力→課題発見力を身につける。

●越境学習
・社員がダイバーシティさや絶対的価値を社外に求めてしまうのはもったいない。
・絶対価値を獲得し、成長した個人が、社内にフィードバックする。
・既存の事業領域での知の深化+越境学習による知の探索。
・越境学習により、個人と組織の両方のニーズを満たしていく。

●ローンディールの事例紹介
・貸出企業も受入企業もそれぞれ費用負担する。
・200社以上のネットサーク(ベンチャー、NPO等も)と成長支援と組織還元支援に強み。
・会社の看板を外し、後ろ盾がない環境で頑張る中で、メタ認知力が身につく。
・部署の無い組織でマルチタスクを担うことで、スピードと俯瞰力が身につく。
・正解がない中で動くことで、自分で考え、自分で決定し、行動する力が身につく。
・安定感のある状況の職場と安定感のない職場では、働き方やマネジメント手法、ツールも異なる。
・異なる経験を通じて成長する。
・レンタル移籍経験者のコミュニティに加え、上司(マネジメント層)のコミュニティも運営。

●個人と組織の関係
・基準や正解がない中で、失敗確率が高い挑戦を続ける。へこたれないレジリエンス力が必要。
・GoogleのAristotleプロジェクト。
・心理的安全性が高いチームがパフォーマンスが高い。
・改めて、企業という組織、企業という存在の価値。
・相対価値は勝ち負けが生まれる。絶対価値は個性が共存する。
・不確実な時代だからこそ、隣の芝は青いではなく、今ここで頑張ることが大事。
・越境学習では、機会提供・支援と絶対価値の還元が両立・循環することが肝。

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●質疑応答
Q.戻る際の注意事項は?
A.
・戻ると必ず凹むので、戻る前からすり合わせのプロセスを行う。

Q.送り出す側の関与は?
A.
・経過の認識、必要なフォローという観点から、ある程度は関与(見守る)してもらう。

Q.やってはいけないことは?
A.
・成功しろとプレッシャーを掛けてしまうこと。

Q.コミュニティの役割は?
A.
・移籍して2〜3か月くらいで、最初の死の谷がくる。
・移籍経験者のコミュニティでは、同じような死の谷の経験を分かち合ったり、支え合ったりしている。
・上司のコミュニティでは、移籍後に戻ってきた社員の受け入れ方の共有なども。

Q.トップマネジメント側の関与は?
A.
・それぞれ。
・レポートや報告会などには出てもらうように働きかけている。

Q.機会は公募?選抜?
A.
・事例としては半々。
・どちらが良いかは分からない。
・公募のリスクは、応募者のモチベーションがバラバラ。
・移籍者になることの責任の重さは強く説明する。
・選抜の場合、候補者のモチベーションが低い場合がある。

Q.移籍後に戻りたくない、やめちゃうというケースは?
A.
・移籍経験者にアンケートを取ったところ、今すぐやめたいという人はゼロだった。
・みなさん、一度は戻った後にチャレンジしたい、あるいは、ベンチャーのつらさはしばらく勘弁という感じだろう。

Q.ベストな期間は?
A.
・半年から1年位が適当。

Q.受け入れ先企業を選ぶときの基準は?
A.
・経営者の人材育成に対する考え方、職場の空気(挨拶や笑顔など)なども重要。

Q.ベンチャー企業側へのフォローアップは?
A.
・移籍者と月1回の面談。その際に、受け入れ側企業にもヒアリング。
・状況の確認とハッパかけ。

Q.移籍元のマネジメント層と移籍先のマネジメント層のコミュニケーションは?
A.
・今はあまりやっていない。

Q.受け入れ側企業のマネジメント層に寄せられる期待や評価は?
A.
・給料という意味での評価はしない。
・受け入れ側企業での役割や環境も様々なので、ケースバイケースという答え。

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以上
【レポート】未来2019二次審査会(2018年12月11日開催) [2018年12月12日(Wed)]
2018年12月11日(火)にIncubation & Innovation Initiative主催で開催された「未来2019二次審査会」に参加しました。

【レポート:未来2019二次審査会(2018年12月11日開催)】
私が参加したのは、二日目の午後。

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プレゼンされたテーマは以下のとおり。

・空き家問題(3軒に1軒)
・再配達問題(1000億円の損失)
・インフラ問題(財源と維持)
・医療問題(医師不足)
・地域コミュニティ問題(地域力の減退)
・物流サービス問題(トラック運転手不足)
・難病・障害問題(支援は手間・コストという常識問題)
・教育問題(教育現場の非効率、人手不足)

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感想や考えさせられた点としては、

・地方創生系のビジネスモデルの場合、ビジネスモデルとしての一定レベルの構築が難しいこと、マネタイズできるか?マネタイズできるまで耐えられるか?がハードル。
・サービスへの参画者のインセンティブをどう設計するか?
・コミュニティやソーシャルの価値の可視化や評価をどうするか?
・ネット、スマホ時代だからこそ、オンラインではなくリアルの場を熱源にすることが重要。
・マイノリティへの配慮=コストという常識をどう変えるか?
・スマホ×ネットワーク×データ×AI→新しいソリューション
・分ける・支援・コスト→分けない・配慮・価値へ

以上のとおりです。

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ビジネス系のピッチの方が、マネタイズを前提に企画・計画している分、具体性や計画性が高いのが印象的でした。

このあたりは学んでいかなければ。

以上
【レポート】DIGIDAY HOT TOPIC Influencer Marketing(2018年12月10日開催) [2018年12月11日(Tue)]
2018年12月10日(月)にDIGIDAY日本版主催で開催された「DIGIDAY HOT TOPIC Influencer Marketing」に参加しました。

インフルエンサーマーケティングというと、有名人の力を借りてバズらせる、それってどうなのよ!?って思っていました。

でも、今回のセミナーを聞き、みなさんが一様に、有名人の力を借りてバズらせるという考え方を否定され、いちばん大事なのは自分たちの熱量であり、その熱量に共感したときに初めてインフルエンサーも動く、ということを力説されていたのが目からウロコでした。

備忘録的なメモをアップします。


【レポート:DIGIDAY HOT TOPIC Influencer Marketing(2018年12月10日開催)】
◆Session1「『熱力学』で見立てる、インフルエンサー施策の極意」
長瀬次英氏(LDH JAPAN デジタルマーケティング部執行役員・CDO)

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・インフルエンサーマーケティングというテーマのいまさらさ?
・デジタル化の流れ。
・メディアもマーケティングも、コンテンツも、マス→ターゲット→パーソナライズという共通の流れ。
・マーケット→顧客→個客の流れ。
・個を知り、個とつながるために、必死に様々な施策を打つ。
・でも、様々な施策を打つことで、つながることができるのか?
・CRMをベースにパーソナライズドした広告を打ち、BtoPをやったことでつながったつもりになっていないか?
・どんな時につながるのか?
・趣味や嗜好?キャリア?ビジネス?SNSのアルゴリズム?
・自分×類友でつながる時に、エンゲージメントやフォロワー数、リーチ率などで判断するか?→しない。
・ブランド×インフルエンサーでつながる時も、同様ではないか?
・大事なのはエネルギー(熱量)。
・つながるにも、伝えるにもエネルギー(熱量)が必要。
・コンテンツパワーはどこから来るか?ブランドの熱量から来る。
・ブランドの熱量はどこから来るか?コンテンツ(語れるストーリー)から来る。
・熱は温度が高いところから低いところへ移動する。
・であれば、ブランドの熱量は高ければ高いほどよい。
・コンテンツが熱いか?多いか?すなわちコンテンツの熱量が重要。
・インフルエンサー戦略も、量→質→熱量へという流れ。
・熱量のはかり方は?
・ブランドの熱量は、何を、どこで、どれくらい語っているか?
・インフルエンサーの熱量は、同じ知識を、同じ世界観を、同じ方向性をどれくらい持っているか?
・同調律は、同じ言葉をどれくらい使っているか?同じ行動をどれくらいとっているか?同じモノをどれだけ持っているか?
・ブランドが熱量を持ち、同じ熱量を持ったターゲットをどれだけ探し、つながることができるか?が肝になる。
・改めて問いたい。
・みなさんのビジネスに熱はあるか?
・みなさんのビジネスに胸アツはあるんか?
・インフルエンサー戦略とは、ソーシャルを使うことでもなく、インフルエンサーを使うことでもなく、同じ熱量を持った仲間を探しつながること。

◆Session2「インフルエンサーマーケティング 米国の動向とその背景〜WOMMAサミット2017を中心に〜」
佐藤達郎氏(多摩美術大学 教授)

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・2004年からカンヌライオンズ日本代表審査委員を。
・WOMMA2017では、インフルエンサーマーケティングがホットトピックスに。
・ブランドアドボケイト(無報酬)からインフルエンサーマーケティング(報酬あり)へ。
・マイクロインフルエンサーの活用が特に話題に。
・マイクロインフルエンサーは、フォロワー数が1000〜2万5千くらい。
・マイクロインフルエンサーに注目があつまるのは、@コストが安い、Aエンゲージメント率が高い、などの理由。
・マイクロインフルエンサーを直接探すのは大変なので、エージェントが中心になる。
・マイクロインフルエンサーの課題の一つは、ステルスマーケティング化の懸念。
・マスマーケティングからマイクロマーケティングへというトレンド。
・マスメディアは広告メッセージを乗せる乗り物。
・以前は唯一の乗り物だったが、デジタルとソーシャルの隆盛で、乗り物の燃費が悪くなってきた。
・トリプルメディア(Paid、Owned、Earned)(欧米ではPOEM)を中心とする統合型ソリューション。
・(Paid、Earned、Shared、Owned)(PESO)という考え方も出てきている。
・EarnedのOrganizationメディアとEarnedのPersonalizedメディアという、OrganizationとPersonalizedという軸で切ることができる。

◆Session3「インフルエンサー選定の極意を公開!PRを成功に導くポイントとは?」
榎本諒氏(クロスフィニティ株式会社 インフルエンサーマーケティングDivマネージャー)
・インフルエンサーマーケティングの課題第1位は、適切なインフルエンサーの選び方。
・ポイント@:プロモーションの目的に応じて使い分ける。
・メジャーインフルエンサーは、真似したい人ではなく、憧れの存在。→話題作りには適している。
・マイクロインフルエンサーは、真似したい人、身近な存在。→話題から行動へつなげるときに適している。
・ポイントA:インフルエンサーにも得意、不得意がある。
・プロモーションの目的(投稿を見たユーザーがどういう状態になってほしいか)に応じ、コンテンツを選び、そのコンテンツが得意なフォーマットとインフルエンサーを選ぶ。
・ポイントB:自社と他社アカウントのフォロワーを分析する。(インサイド分析をいつも行うのは大変なので)
・インフルエンサーを選定するポイントのまとめ。
・エンゲージメント率が高い(特に、コメント件数と内容)か?
・フォロワーからのコメントの質とやり取りが多いか?
・PR投稿時に、通常投稿時と比較してエンゲージメント率が落ちないか?
・世界観がマッチするかどうか?

◆Session4「自ら作り、自らつながる:スノーピークのコミュニティーマーケティング哲学」
高井文寛氏(株式会社スノーピーク 取締役執行役員営業本部長)
長田真氏(DIGIDAY日本版 編集長)

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・本社の敷地は東京ドーム4個分くらいあり、キャンプ場の中に本社がある。
・スノーピークWAYの取り組みから。
・自らもユーザーの一人と位置づけ、ユーザーの立場で考え、お互いに感動できることを目指す。
・年に12会場で開催。
・ブランドと顧客という視点だけでなく、自らもキャンパーの立場で開催。
・SnowPeakWay(1998年から)、Starter Camp、Urban Takibi Talk(2か月に1回)、雪峰祭(地域コミュニティ)を開催。
・90年代でキャンプブームの終焉。
・このブーム終焉にどう立ち向かうか?からSnowPeakWayが始まった。
・98年当時は、顧客と直接向き合うチャネルがなかった。
・スノーピークの売上は、93年以降下降したが、スノーピークWayを開始してから再び伸び始めた。
・最初の年は30人しか集まらなかった。
・山井社長自らが参加し、ユーザーと向き合う。
・参加者からのフィードバックは、@高くて買えない、A売っている場所が少ない、Bコミュニティイベントの継続要望、以上の3点。
・翌年のカタログに掲載し、実現を約束した。
・1993年から掲示板サイトの運営を開始。デジタルとリアルの融合については、かなり早い時期から取り組んでいた。
・コミュニティの重要性。
・リアル、デジタル、店舗の3つのコミュニティをつくっていく
ことが戦略の中心。
・大きなインフルエンサーや大きなコミュニティから、小さなインフルエンサー、小さなコミュニティへという流れ。

◆Session5「『インフルエンサーの未来』を共に創るタグピクのHUB化構想とは?」
吉田健太郎氏(株式会社電通 ビジネスデベロップメント&アクティベーション局産業4部部長プランニングディレクター 情報通信業界コンサルタント)
安岡あゆみ(タグピク株式会社 ファウンダー代表取締役)

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●タグピクの紹介
・2003年からインフルエンサーとして活動を開始。
・2015年に、日本初のインスタグラムPRに特化したPR会社として設立。
・インフルエンサーとフォロワーの行動分析に強み。
・インフルエンサーのキャスティング、SNSブランディング、動画インフルエンサープロダクションや配信ネットワークを手がける。

●吉田氏
・「スマホマーケティング」を出版。
・NTTドコモから電通へ。
・スマホのことをわかった気になっているおじさんに読んでもらいたい。
・広告会社のプランナーとして、PRが変わった、インフルエンサーを活用したPRが増えてきたことを肌感覚で実感。
・インフルエンサーPRでよく聞く悩みは、理解レベルのばらつき、効果検証の難しさ、リスクへの不安など。

●インフルエンサーのリアル
・活動の媒体はたくさんある。
・インスタグラムのインフルエンサーは、Youtuberやアフィリエイターとはビジネスモデルや収入レベルが異なる。
・インスタグラマーは、一つの投稿に時間とコストを掛けている。
・インスタグラマーのモチベーションは、セルフブランディングや承認欲求、世界観の発信欲求が強い。
・インフルエンサーとキャスティング会社の距離が遠い。
・この遠さが、自己やアンコントローラブルの原因にもなる。
・タグピクは、インフルエンサーとの距離を近く、マネージャー的な関係性を目指している。

●ベーシックインカムづくり
・世界観を大切にするインスタグラマーも多い。
・世界観だけでは食べていけない。でも、押し付けても動かない。
・「Timebank」という時間価値を可視化(時間価値で個人が上場)するサービス。
・「HUB」という無料で使える、もらえる一定数以上フォロワーがいるインフルエンサー向けサービス。

●インフルエンサーとの距離を詰めるためには
・2019年6月にインスタグラマーパーティーを開催予定。

◆Session6「ミレニアルズに求められるインフルエンサーとは」
石井リナ氏(BLAST Inc CEO)

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●自己紹介
・平成2年生まれ。
・オプト→COMPASS→BLASTを創設。
・BLASTは、インスタグラムとYouTubeだけで配信するメディア。
・生き方の選択肢を広げる長編コンテンツも。
・性とSEXにまつわるコンテンツも。(これが一番人気)

●ミレニアルズとは
・1980年以降に生まれた世代。
・グローバルでは全人口の3分の1を占める。
・情報へのアクセスを持ち、キャリア重視、個人を重視する世代。
・グローバルなコラボレレーションの重要性を支持。
・インスタグラムとNetflixを愛する。
・インスタグラムは、世界初の言語の壁を超えたサービス。
・グローバルスタンダードな価値観を盛り込んだコンテンツを同一配信するサービス。
・合理主義である。
・日本のミレニアルズは、不安定な時代を見てきた、デジタルネイティブを身につけた世代。
・親兄弟や親族と近くに住むことを支持している。
・刹那的である。
・YOLO(You Only Live Once)=人生一度切り。
・インスタグラムでも、フィードではなく、ストーリーズを好む。
・FOMO(Fear of Missing Out)というSNS依存症に陥っている。
・ダイバーシティ
・多様性を認める価値観を重んじる。
・ソーシャルグッド。
・環境保護、持続可能性などに対する関心が高い。
・Glossier、Everlaneがミレニアルズから愛されている企業の代表例。
・誰からの情報を信じるか?は、インフルエンサー41%、家族友人37%、ブランドが33%。
・インフルエンサーの何を重視するか?は、スタイル60%、共通点41%、フォロワー数は最低の7%。
・クリセル・リン氏、ヘイリー・ウェイト氏(スキンポジティブ)、ローレン・シンガー氏(ゼロ・ウェイスト活動家)が支持されるインフルエンサーの代表例。
・近年のインフルエンサーの傾向は、@物質的な豊かさよりも、文化的、精神的な豊かさ、A多面的な側面、B社会的なメッセージが支持される傾向にある。
・芯があるか?スタイルがあるか?活動をしているか?オピニオンリーダーであるか?がポイント。

以上
【レポート】就労支援フォーラムNIPPON 2018(2018年12月8日開催) [2018年12月11日(Tue)]
2018年12月8日(土)に日本財団主催で開催された「就労支援フォーラムNIPPON 2018」に参加しました。

財団主催イベントでありながら、5回目となる今年が初参加でした。

毎年満員御礼ですごい熱気だと聞いていましたが、たしかに、今年もメイン会場は満員御礼。大勢の方々で賑わっていました。

結構若い方が多いのが個人的には意外でしたが、就労支援の未来を考えるという意味では、やはり若い世代がたくさん参加され、世代を超えてバトンをつないでいくことが大切ですね。

備忘録的なメモをアップします。

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【レポート:就労支援フォーラムNIPPON 2018(2018年12月8日開催)】
◆特別企画「遺言〜未来に託したい思い〜」
小島靖子氏(ANAウィングフェローズ・ヴィ王子株式会社 顧問)
金子鮎子氏(NPO法人ストローク会 副理事長)
村木太郎氏(公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会 専務理事)

●自己紹介(金子氏)
・働きたいという人を応援したいという気持ちが強かった。
・NHKに在職中から、どのような関わりや支援ができるのかを研究していた。
・退職後、株式会社ストロークを設立した。
・平成元年1月に、週刊誌の記事に掲載された。
・働くことは大変なこと、でも、大変だからこその喜びもある。

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●自己紹介(小島氏)
・21年前に卒業生を応援する会を立ち上げた。
・当時は、今のような福祉制度はなかった。
・立ち寄れる場所、相談できる場所が無いことが一番の問題だと感じた。
・通える場所を、学校のそばにつくろうという計画を立てていた。
・その時に、ヤマト福祉財団の小倉昌男氏のスワンカフェのことを知った。
・フランチャイズ展開するとのことだったので、自分たちも入れてもらうお願いをした。
・お弁当屋さんよりもパン屋さんの方が今時。
・イートインコーナーを大きめに確保すれば、障害者も立ち寄れるスペースにもなる。

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●質問
・なんの知識もない中での株式会社の設立。一番苦労したことは?手応えは?

●金子氏
・会社の設立や運営に必要な事務関係は大変だったが、専門家にサポートしてもらった。
・もう一つは働く場(仕事)の確保。
・仕事探しでは知り合いのツテに助けられた。
・ヤマト福祉財団の賞を受賞できたのはありがたかった。
・賞だけでなく、仕事もくださいとお願いした。

●質問
・支援費無し(公的補助無し)でどうやって継続できたのか?

●金子氏
・固定費をなるべく減らすため、事務所は借りずに自宅にて。
・運営職員の給料も極力小額で。自分は無給。取締役は3万円/月。

●小島氏
・立地があまり良くなかったので、店舗での待ち販売だけでは難しい。
・店舗販売の他に、パンの宅配サービスや出張販売、注文販売も行った。
・地域に出てお客さんをつかまえる計画を立て、ようやくスワン1号店としての許可がおりた。

●村木氏
・厚労省にお届けサービスを行ってくれていたが、ある時からこのサービスがなくなった。
・それは、省内での人気が高まり、庁舎内に売店ができてしまったから。

●小島氏
・厚労省、内閣府、気象庁などには今でも配達を週1回ずつ行なっている。
・配達サービスを行なっていると、いつもの販売員が風邪で休んだりすると、心配してもらえる。待っててもらえることの喜び。

●金子氏
・苦労したことの一つに、働く障害者の安定的な出勤という問題もあった。
・有料で研修を行なった。
・有料の研修にしてから、ポカ休が減った。

●木村氏
・今なにを?これから何を?

●金子氏
・支援者側が上から目線になってしまうことを何度も見てきた。
・地域の高齢者と障害者がもっとつながり、高齢者向けの仕事を増やしていければと考えている。

●小島氏
・就労している人たちにも定年になった人たちが出てきている。
・シルバー障害者の問題。
・北区は高齢化率が高い。高齢化率の高い地区に入って、高齢者向けのサービスにも着手。
・シルバー障害者がそのままB型施設にいるのは違う気がする。
・S(シルバー)型事業を加えていけたら良い。
・工賃アップはもちろん大事だが、B型施設の中に囲ってしまうのは間違っている。
・共生社会を実現するには、地域に開き、地域とつながらないといけない。

以上

◆パネルディスカッションA「オランダ・ドイツ視察からニッポンを考えてみた」
横内陽子氏(ヤフー株式会社 政策企画本部/紀尾井町戦略研究所 上席コンサルタント)
岩渕祐二氏(公共価値創造研究所 代表)
竹村利道氏(日本財団公益事業部国内事業開発チーム シニアオフィサー)

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●導入(竹村氏)
・報酬がつかないとやらない、というのはどうなのか?
・制度を良くするために動くことは必要なこと。
・社会福祉事業は増えたけど、社会福祉は劣化しているのではないか?という疑問。
・ショートスティ、デイサービス、訪問看護も現場から制度へ。
・お金になるかならないかではなく、居ても立っても居られないという思いで動くことから。
・オランダ、ドイツの視察のフィードバックをみなさんへ。

●オランダ・ドイツ視察の報告(岩渕氏)
・福祉の専門家ではなく、事業評価を専門にしている。

●視察の目的
・雇用割当アプローチ(保護)と差別禁止アプローチ(権利)の2つある。
・世界的な潮流は、差別禁止アプローチ+一般労働市場への統合。
・オランダは4都市5団体、ドイツは4都市5団体を視察。

●オランダの就労支援
・社会雇用法(1969年)に基づく就労支援。
・保護就労等の高コストが問題化してきた。
・参加法(2015年)により、保護就労に加え、一般労働市場への就労支援に力を入れる。
・最低雇用賃金の7割までを福祉制度で保障。残りは雇用主の自助努力。

●ドイツの就労支援
・障害者作業場で、職業訓練や就労の場を提供。
・100人単位の大規模施設。
・2015年に国連が保護就労の段階的廃止を勧告。
・「障害者作業場←→インクルージョン企業←→一般企業」双方向の考え方。
・インクルージョン企業とは、障害者の雇用率など、一定の条件を満たすことで税金等の優遇措置を受けている企業のこと。

●オランダ・ドイツ視察の報告(横内氏)
・障害者に限らないソーシャルインクルージョンの流れ。
・オランダは、大国に囲まれた小国の生き残り戦略に対する強さ。
・雇用情勢や困難さ等のデータをしっかりと調査し、e-サービスに力を入れていることが印象的。
・ドイツは、理念と規律の国。
・国連の勧告は受け止めつつも、ドイツ自国の考え方を大切にしている。
・ネイティブではない人(移民等)へのサポートも対象に入れている。

●竹村氏
・人口が少ないので、総動員で働かないと国が保たない、という考え方が印象的だった。
・オランダは、誰がどこで働いているかをデータ化し、かつ、利活用できるように統合されている。
・個人情報保護法との整合性は必要だが、データの積極的な活用も不可欠。

●横内氏
・国に対する信頼感やセキュリティ対策は当然必要。
・日本は日本の中にデータセンターを持った方がよい。
・GAFAは典型。個人情報はダダ漏れ。守るよりも、自分たちも活用すること。

●竹村氏
・後半は、日本を考えるというテーマで。

●岩渕氏
・オランダもドイツも、就労の場は「企業」である。
・オランダは、補助金は賃金補填の位置づけ。
・オランダは障害者一人あたりの行政支出は24,000ユーロ。そのうち20,000ユーロは障害者の賃金になる。
・一方で、日本は、行政支出は12,340ユーロと少なく見えるが、1,390ユーロしか障害者の賃金にはならない。多くが就労施設にいってしまう。
・結果として、直接の行政支出に加えて、生活保護等の公的支出が必要となり、高税負荷、高公共サービスという印象のオランダよりも、日本は高税負荷、低経済効果になっている。

●横内氏
・ダイバーシティ就労は進めていくべき。
・障害者雇用率は2.35%くらい。
・柔軟な雇用環境、条件は整っている。
・日本の企業も、一部では取り組みが進んできている

●岩渕氏
・今回の視察では、事業所ではなく、広く一般の企業が受け皿になることを目指していることが印象的だった。
・ドイツの長官の「国連に対して、障害者就労に関する我が国の文化的な背景を説明すべきだった。」というコメントが印象的だった。
・大規模施設の閉鎖的な場に閉じ込められているという方式が国連勧告につながったのではないか。

●竹村氏
・措置費から支援費に移行した以降、小規模な施設を街中につくってきた日本の路線は間違っていなかったのではないか。

●最後に(横内氏)
・国政の場のダイバーシティの無さが根本問題ではないか。
・障害者議員率は公式なデータすらない。
・女性議員率も13%程度。
・ICTはダイバーシティとの親和性が高い。
・ICTの積極的な活用の推進も。

以上

◆ザ・プレゼンテーション「就労支援にはドラマがある」
末安民生氏(一般社団法人日本精神科看護協会 会長)
荻原喜茂氏(一般社団法人日本作業療法士協会 副会長)

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●工賃5倍増と地域課題の解決を実現!
野原徹氏(社会福祉法人ふしの学園(山口県))
・仕事を選ぶ9つの基準(@人手を活かせるか、A平易確実であるか、B気をつかわないか、C職人仕事を選んでいないか、D儲かりそうか、E旬な仕事か、F付加価値があるか、G社会にとって必要か、H利用者がやりたい仕事か)
・一般廃棄物処理業の事例紹介。
・定期収集と臨時収集の2種類。
・臨時収集の依頼が急増。
・引っ越し、遺品整理、ゴミ屋敷の整理など。
・人海戦術で一気に片付けが可能。
・遺品整理業者の数がニーズ増に合わせて急増中。
・仕事の依頼者は、1位が個人、2位が行政。その他、不動産業者や廃棄物事業者。
・コンテナ10台所有し、フル稼働中。
・10年前に比べ、売上は倍増、工賃も4万5千円にアップした。
・利用者の変化は、意欲、承認、自己肯定、自己実現、目標などの向上。
・地域の困りごとも解決できた。
・生活困窮者への支援、災害廃棄物の処理など。
・強みを発揮できる仕事→売上アップと工賃向上→地域の課題も解決という好循環。

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●「枠」にはまらない支援で日本の若者をもっと元気に!
後藤千絵氏(一般社団法人サステイナブルサポート
・福祉を志す原体験は?
・2015年10月に岐阜にIターンし、ノックス岐阜をオープン。
・事業はうまくスタートしたが、ずっと気になっていたこと。
・障害者のイメージ
・ノックス岐阜の利用者の多くが大学以上の高学歴。
・大学在学時、就職時、就職後に障害が発症(顕在化)する。
・グレーゾーン学生を対象にキャリア支援をスタート。
・グレーゾーン学生は、発達障害診断も出ておらず、自覚もない、プライド高いなど、支援の必要性に向き合えない人も多い。
・学生支援にのめり込むうちに、スタッフの3分の2が離職してしまった。
・本人が支援の必要性を感じていなくても、予防的支援は可能ではないか。
・誰もが当たり前に、自分らしく生きることを選ぶことができる社会を実現したい、という思いで続けている。
・制度があるからではなく、社会に必要だからをベースに活動したい。
・障害は感動の対象ではない、特別なものでもない。
・覚悟と情熱、明確なビジョンと戦略が必要。
・ユニバーサルな社会を実現していきたい。

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●「就労プロジェクト」の取り組み
多田眞理子氏(医療法人恒仁会近江温泉病院
・平成27年より「近江就労支援レディネスパス」を開始。
・ある利用者の事例で紹介。
・支援センターや職業センターを卒業し、実際に就労を始めた後に、十分にできない自分、周りに迷惑をかけてしまう自分がいやで「やめたい」という気持ちになってしまった。
・精神的なつらさを本人が抱え、自分の思いを伝えられず、周りも理解できず、コミュニケーション不全も起きてしまう。
・中途障害者の就労支援では、アウトリーチ活動が重要。

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●鳴門市の「就労支援部会」がおもしろい!
林弥生氏(鳴門市就労支援部会
・平成23年度から、説明、個別支援、お悩み解決、就職セミナーなどのプロジェクトに取り組む。
・就労移行3年目の就職を実現するプロジェクト。
・お悩み解決プロジェクトは、ある事業所の悩みごとを、その事業所以外の人たちも一緒にみんなで考える取り組み。
・一年目は、視察したい事業所の見学会をみんなで一緒に行った。
・二年目は、講師を招き、当事者も参加して模擬面接を行った。
・(JSN金塚氏)鳴門市支援部会の取り組みは全国でも珍しい。

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●ショートタイムワーク制度について
横溝知美氏(ソフトバンク株式会社CSR統括部CSR部CSR1課)
・日本の雇用は公平か?
・フルタイム労働となんでもできることが暗黙の前提になっている。
・週20時間未満しか働くことができない人(=支援が届きづらい人)への支援を。
・ショートタイムワーク制度を導入。
・「人を雇用し、仕事をあてる」から「仕事を決め、人を雇用する」への発想の転換。
・仕事をトータルで成立させるには、様々な能力や特性が必要になる。
・一方で、仕事を分解することで、特定の能力や特性でも成り立つ仕事へと変換できる。
・一人ひとりが特性を活かし、挑戦できる社会へ。
・20名がショートタイムワーク制度を利用。
・雇用側も労働者側も両者ともに満足度が高い。
・導入ガイドをHPで公開中。
・今後の展望として、ショートタイムワークアライアンスを設立。
・一社の力ではなく、多くの企業の力で。

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●利用者の生きる意欲を高める「啓発事業」という取り組み
鈴木こころ(一般社団法人愛媛県摂食障害支援機構
・高校一年生の時に、摂食障害を発症。
・自身の経験を活かし、当事者目線での支援に取り組む。
・その日の体調で、2つの支援コースから自身で選ぶ。
・自身で選ぶことがポイント。
・働くの前段階に目を向けた基礎力アップ支援。
・どの作業も時給は100円に設定。
・これは、お金が目的ではなく、生きる力と意欲を身につけることを最優先にしたいから。
・自分で判断し、決断し、耐えることも身につける。それが未来を切り拓く力になる。
・障害があると出来ないこともある。でも、チャンスはいつどこに転がっているか分からない。
・B型とその他のサービスを組み合わせ、総合的なサポートを。
・「マゼンダリボン運動」(摂食障害の啓発活動)を当事者主体で関与、推進。

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●感想(末安氏)
・どれもそれぞれに工夫を凝らし、もっと聞いてみたいと思うプレゼンテーションだった。
・自分のやってきたことと重ね合わせると、生活が安定しないと就労にならない。
・生活とは毎日繰り返すことは、簡単なことではない。

●感想(荻原氏)
・枠にとらわれない、領域を超える、他者とつながるなどが共通のキーワード。

以上
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