先日、広島県広島市で、
ひろしまNPOセンターさん主催により、
地域・テーマ公益ポータル推進プロジェクト
社会からの信頼と支援を得るためのNPO・情報開示セミナー
が開催されした。
このセミナーには、17名(荻上カウントで)の方にご参加いただきました。
ありがとうございました!
このセミナーのレポートをお送りします。
【レポート】
地域・テーマ公益ポータル推進プロジェクト
社会からの信頼と支援を得るためのNPO・情報開示セミナー
■報告「広島県内のNPOデータベースからみた情報開示度」(中村隆行さん(ひろしまNPOセンター))
・広島県のNPO法人は540法人。
・5割は広島市内に集中している。
・3〜4割は福祉系の団体。
・2割は休眠状態にある。
・NPOに関する一般市民や企業への調査では、「よく知らない」という回答が半数以上。
・ホームページで団体紹介をしているのは4分の1くらい。
・ホームページで事業報告書や決算書まで情報開示している団体は数団体のみ。
■講義「情報開示の意義」(川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]))
・資金提供者が期待することは、@状況の緩和・改善、A原因の解消(再発の抑制、防止)、B基盤の整備(社会にも、団体も)、C担い手の成長(特に、自主財源率の改善)、以上の4点。
・資金提供者が自主財源率の改善を求めるのはエゴではない。地域の活動を壊さないため、提供した資金が本当に有効に活用されることを求めるため。
・ITの進化で、NPOに関する情報は膨大に、NPOに対する関心は非常に高く、なってきた。
・申請書で聞かれることは、団体の概要(実績、歴史も)、事業のニーズ(本当のニーズかをデータや事例で)、事業の実現可能性(詳細かつ現実的に)
・基本的な団体情報は整理して常備しておくと、申請書作成時や自分たちのことを説明するときに役に立つ。
・91機関、133助成プログラムの申請書、報告書の設問を調査した。この調査をもとに団体基本シートを作成した。
・IIHOEの事業報告書の工夫からお勧めしたいこと、@表紙や目次にハイライトを記載、A財政状況は数年分で経年変化が分かるように記載、Bこれまでの活動を年表にする、以上の3点。
・フロー情報とストック情報を区別する。ストック情報はしょっちゅう変わるものではないので、こういう情報こそ団体紹介に盛り込んでおく。
■ワーク「信頼につながる団体紹介シートをつくろう」
○ワークの内容
・A3用紙に次の項目を記入する。
・表には、@読んで欲しい相手、A活動の目的と設立趣旨、B活動概要(10項目以内)を記入。
・裏には、C活動実績(15項目以内、時期、連携・協働相手、波及効果、社会的評価など)を記入。
・4人程度でグループをつくり、お互いの団体情報を添削する。
・記入した用紙を回し読みし、気になった点に下線を引き、質問や助言を付箋で書く。
・自分の用紙に書かれた付箋の確認と、他の人のを読んで気になったこと、学んだことを共有する。
○ワークからの気づき
・締め切りギリギリ状態での作成作業を実感した。
・他の人のを読んで自分のことへの気づきが多かった(人のふり見て我がふり直せ)。
・自分たちのことを簡潔に表現することが難しい。
・具体的に実績などの数字を表記しようとしても思い出せない。
○ワークをへて川北さんから
・ネーミングの重要性。名前は覚えてもらうため、使ってもらう、買ってもらうためにある。
・読んで欲しい人をごちゃ混ぜにしない。第一の顧客(利用者)と第二の顧客(理解者、支援者)を混同しない。
・自分たちの活動の何を記録しておく必要があるのかをはっきりする。
■CANPAN紹介のレジュメ
以上