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西日本豪雨災害(平成30年7月豪雨)に関する緊急記者発表 [2018年07月10日(Tue)]
昨日、西日本豪雨災害(平成30年7月豪雨)に関する緊急記者発表を行いました。

この内容を私なりにまとめてみました。
(本記事の内容には荻上個人の解釈や意見も含まれておりますこと、あらかじめご了承ください)

◆日本財団からの発表について
1.支援にあたっての財団の方針(テーマ)
@とにかく迅速に動く。
A災害関連死を防ぐ。
Bボランティアの力を集結(最低でものべ50万人以上のボランティア)。

2.災害関連死を防ぐ
@継続的な調査による状況やニーズの把握。
Aトイレ(衛生と使いやすさ配慮型)の配備支援(1000個を配備(450個は既に配送手配済み))。
B医療・福祉の専門家による活動の支援。
C血栓予防靴下等の支給支援。

3.ボランティアの力を集結
@災害支援の専門性を有する団体への活動支援(活動内容な規模に応じ、50〜300万円の活動資金を支援(公募は行わない))。
A社会福祉協議会等によるボランティアセンターの立ち上げと運営の支援。
B重機や医療等の専門的な活動へのサポート(重機関連企業との連携により必要機材を調達)。
C学生ボランティアの活動支援。

◆政府への要請
1.自治体へのサポート
@被災経験が乏しい今回の被災自治体に対し、これまでの被災経験自治体からの職員派遣等のサポートを促進する環境整備。

2.ボランティアへのサポート
@支援活動のために被災地に向かうボランティアに対し、高速道路の通行料免除等による活動環境の整備。

◆質疑応答
Q.ボランティア50万人は日本財団として動員するのか?
A.いいえ。日本財団に限らず、出動するボランティアの総量として。

Q.物的な支援については、説明のあったトイレとダンボールベッドのみか?
A.第一弾としてはこの2つ。災害関連死の予防に関連するもの。

Q.トイレは被災13県すべてに配布するのか?
A.その予定。ただし、避難所毎に状況は異なるので、一律で配布するということではない。

Q.ダンボールベッドも配布するのか?
A.いいえ。自治体で備蓄しているものがあるので、まずは備蓄品の活用サポートから。

Q.配備するトイレは1000個で足りるのか?
A.各地の避難所の状況やニーズを見ながら配備し、もし足りなければ追加を検討する。

Q.トイレは車椅子にも対応しているのか?
A.はい。介助は必要だが、車椅子での使用も対応。

Q.政府への要請はもう行ったのか?
A.まだ。これから文書にて行う。

◆第一弾支援策の詳細はこちら
https://www.nippon-foundation.or.jp/news/pr/2018/31.html

以上