2010年10月2日(土)に、神奈川県川崎市で、
かわさき市民活動センターさんと
川崎市社会福祉協議会さん共催により、
2010市民活動団体のためのパワーアップセミナーが開催されました。
この講座のレポートをお送りします。
<【レポート】2010市民活動団体のためのパワーアップセミナー>■参加人数17名(男性11名、女性6名)
※荻上カウントです。
■講座のレジュメ○講義資料「資金調達のコツ」
○助成金活用マニュアル
■講座の模様○主催者のごあいさつ
○ワークの模様
■質疑応答からQ.申請時点では収入見込みがまだはっきりしないがどうしたらよいか?
A.申請時点ではあくまでも予算として見込みをしっかりと立ててほしい。
予算はあくまでも予算なので、決算とは異なってもある程度は許される。ただし、予算だからと言って適当にならないように。
Q.目的と目標の違いは?
A.目的はゴール、目標はゴールにたどり着くための通過点(指標)としてとらえてほしい。
例えば、健康維持のために山に登ろう、せっかく登るなら日本一の富士山に登ろうという場合、健康維持が目的、富士山に登るというのが目標。
Q.助成する側にもトレンドがあるのか?
A.ある。
例えば、全国区の助成であれば、トヨタ財団の助成制度のように、連携による取り組みや仕組みづくりを応援するという思考が高まってきている。あるいは、情報発信を重視する傾向も強まっている。
Q.助成する側とのコミュニケーションの取り方は?
A.まずは電話から。
Q.報告書にも書式があるのか?
A.ある場合が多い。
日本財団の場合も書式がある。
Q.成果の評価は行っているのか?
A.日本財団の場合は行っている。
一方で、助成財団も数人規模というところも多く、成果の評価にまでは手が回っていないというところもある。
Q.助成金がなくてもどこまでできるかが大事ということか?
A.そのとおり。
助成金はあくまでも一時的なお金である。
助成金を活用してどうやって助成金がなくても大丈夫な状態を作り上げるかを考えてほしい。
Q.一度や二度であきらめるなというが、同じ内容で申請してもよいのか?
A.申請はできる。
ただし、前回ダメだった理由をしり改善しないと、同じことの繰り返しになる可能性が高い。
以上