【レポート】第3回協働環境調査報告(山口県) [2008年03月13日(木)]
|
昨日、山口県防府市で、市民プロデュースさん主催により開催されました、
第3回協働環境調査報告 のレポートをお送りします。 P.S.この記事は、やまぐち県民活動支援センターさんのパソコンをお借りして更新しました! ありがとうございました! 【刺さったこと】 今回の報告会でも色々な学びがありましたが、その中から特に刺さったことを一つ。 事例発表された山崎さんの「活動を進めるために、ズルく活動した(地元の市を見切り、県内の他市で活動)。」 ということです。 なるほど、ズルさも必要だなということもありますが、事例で地元市を見切ったということが発表されるのもなかなか無いことですので、とても刺激的でした。 【レポート】第3回協働環境調査報告 ■調査の報告(川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所])) ■協働とは? ・共通の目標の実現のために、責任と役割を分担し、ともに汗をかき、成果を共有すること。 ・「協働という特定の手法」があるわけではない。協働という特定の手法があるわけではない。 ・委託事業でも協働は可能。 ■協働環境とは? ・協働環境の要素は、@条例・指針 A条例・指針の策定プロセス B人材育成 C推進体制 D提案を受ける制度 E情報公開、の6つ。 ・なぜ、協働には条例や指針が必要か? ・協働に「支援」という要素が入る場合、行政の公平・平等性に抵触するおそれがある。 ・そこで、憲法89条に抵触しないことを事前にルール決め(条例・指針)をしておかなければいけない。 ■調査の概要 ・対象は252自治体(都道府県、政令市、県庁所在地市、東京23区、人口10万人以上の市の一部、1町) ・18の設問を7段階で点数化し可視化。ただし、ランキングが目的ではない。 ・地域の中間支援センターに協力いただき、各自治体の調査を実施し、担当部課に確認をしてもらうという調査方法。 ・2004年、2005年に続き、2007年が3回目の調査。 ■調査結果の概要 ○条例や指針の策定 ・条例・指針の策定は進んだが、策定プロセスへの市民参画は不十分。 ○職員研修 ・基本的な知識の習得だけでなく、協働相手のことを知る機会がもっと必要。 ○推進体制 ・協働は協働担当部署がすることという誤解。 ・協働が特例ではなく、協働が前提で協働しないのが特例、というところまでもっていく体制づくりが必要。 ○提案制度 ・提案を実現につなげる適切な時期に、本気で提案したくなる制度を設けることが必要。 ・山口県は、仕組み先進県、実態後進県。 ○選考基準や審査結果の説明責任 ・説明責任をきちんと果たさないと、NPOのやる気を阻害してしまう。どうせ・・・ ○審査・監査への市民参加 ・協働を選ぶプロセスも協働することが必要。 ○事例公開 ・行政向けの公開は進んだが、市民向けの公開はまだ不十分。 ○評価 ・改善につながらない評価では、ただの評論で終わってしまう。 ・評価を改善につなげる仕組みが不十分。 ○指定管理者制度 ・制度の趣旨が忘れられている。民に委託すればいい、コスト削減できればいい、となってしまっている。 ・指定管理者制度の趣旨は・・・市民と行政が施設の目的・運営方法・利用方法を一緒に再検討すること。 ■事例発表 ○防府市市民活動支援センター設置の経緯(センター長 山本森優さん) ○その気やる気本気の楽しい防災から自助・共助を考える(防府/防災ネットワーク推進会議 山崎隆弘さん) ・防災で本当に協働ができるのか? ・どう○○する!(課題は、継続、人集め、特定の人に重荷) ・ずるく活動する。(地元防府市は見切り、県内の他市で活動) ・行政が行政の目線で街を見ても変わらない。 ・民が土日夜に頑張っているのに、官は仕事だからというスタンス。 ■グループワーク ○ワークの内容 ・行政ができること、NPOができること、行政がすべきこと、NPOがすべきことをA3用紙に記入し、グループでディスカッション。 ・グループで一つ質問をつくる。 ○質疑応答 ・行政との人脈をどうつくるか? →直接の知り合いがいない場合は、脈をたどっていけばつながるはず。 →運と度胸も大事だが、伝え方が上手かどうかも重要。伝え方が下手だと人脈が切れてしまう(もう会いたくない、応援したくないと思われる)こともある。 →人脈を開拓するためには、自分たちの売り物はなにかをつくることも必要。 →人脈を育てるために、行政の仕事は受けないという手法もある。仕事を受けることで他者から色眼鏡で見られることもある。 ・協働環境調査報告書の活かし方は? →ライバル自治体との比較検討をし、自分たちのどこを改善していくかを具体的に検討してもらいたい。 ・NPOは協働をする気があるのか? →ある調査結果では、将来的に協働したいか?という設問に、したくないと回答しているNPOが多い。 ・NPO側と行政側の評価のずれは? →「うまくいった」の「うまく」を分解してとらえることが必要。 ■講座のレジュメ (内容を少し更新しました) ■報告会の模様 ○川北さんからのご報告 ![]() ○事例発表 ![]() ○グループワーク ![]() 以上 |











