2006年8月3日(木)に
株式会社マイルストーンの水野さんが主催される「高品質セミナー作成講座」に参加しました!
このセミナー、受講料が5万円と高額なんですが、その分、とっても中身の濃い、役に立つ内容でした!
さて、このセミナーのポイントを、私なりにまとめてみました。
◆高品質セミナー作成の基軸
1)参加者の立場に立って考える。
2)セミナーは一方的な伝達ではなくコミュニケーションである。
水野さんが唱える高品質セミナー作成の基軸はこの2点!
セミナーとはコミュニケーションである。しからば、コミュニケーションの相方である、参加者の立場に立って考えることがなによりも大切であるということです。
言われてみれば当たり前!なことなんですが、おそらく多くのセミナーではこれが実践されていませんよね。
・偉い先生が高尚なことを説明するだけ、
・参加者のことはそっちのけでしゃべりまくる、
なんてことはしょっちゅうですよね。
そんなセミナーにしてしまわないように、水野さんから教わったポイントを列記してみました!
◆セミナーの企画
1)セミナーの5W1Hという全体像をとらえる。
2)セミナーの形態は無限。ひとつの形にとらわれない。
3)商品(コンテンツ)の幅を広げると新しい顧客が見えてくる。
◆セミナーの準備
1)何を話そうかから考えるのは×。対象者は誰かから考える。
2)ゴールイメージは高く設定する。
3)資料は、お持ち帰りした後も活かしてもらえるように作成する。
4)時間コスト(参加するための時間をちょうだいする)を意識すること。
5)参加者のメリットだけでなく、自分自身のメリットも考える。
◆事前フォロー
1)セミナー申込者に連絡を取ることで、参加意識(モチベーション)を高める。
2)参加者の関心や特性を知ることで、コンテンツの充実につなげる。
3)連絡を取ることでキャンセル防止にもなる。
◆当日の準備
1)受付対応は第一印象を大きく左右する。
2)価格満足度はセミナーの内容だけで決まるわけではない。(茶菓の用意なども効果大)
◆オープニングの心得
1)参加者は聞く気があると思ったら大間違い。
2)参加者に聞く心の準備(話を受け入れるスペース)をさせることが必要。
3)あいさつ=セミナーのコミュニケーションのスタート!
4)短く元気にあいさつしたら、参加者の反応を待つこと。反応がコミュニケーション。
◆講師の心得
1)参加者を見てセミナーをする習慣を身に着ける。
2)大事なのは方法論ではなく結果。参加者からのフィードバックを大切にする。
3)理解させるのではなく、得を納めてもらう。つまり納得してもらう。
◆お呼ばれ講師の心得
1)事前にできるだけ情報を収集する。
2)参加者の反応を常に確認しながら進行する。
3)最後は、結果を出す!伝えるぞ!という気合と覚悟で勝負。
4)どんな苦境でも、講師が逃げたら×。一番がっかりさせてしまう。
◆質疑応答の心得
1)質問を投げたときの空白の時間は気にしない。
2)質問の空白は、参加者が考えるための時間。空白が怖いのはむしろ参加者である。
3)ゆっくり10秒かぞえて、なにも質問がなければ終了する。
4)質問、コメントをもらったら、必ず「ありがとうございます!」を忘れない。
◆アンケート作成のポイント
1)アンケートはいいかげんに作らない。
2)アンケートにはマイナス表現を絶対に入れない。
悪い点を聞くと、マイナスイメージが沸いてしまい、せっかく学んだことが消えてしまう。
3)アンケートにより、参加者にこれからの行動をコミットさせる。
以上が、高品質セミナーを作成するためのポイントです。
本当は、もっともっとたくさんのことを学びましたが、私の力不足でこれくらいしかまとめられませんでした。
それに、これ以上学びたい方は、ぜひ水野さんのセミナーを受講してください!
→
株式会社マイルストーン<セミナー会場は両国、夕日に染まった両国国技館がきれいでした!>
最後に、とっても心に残った、水野さんのメッセージをお伝えしたいと思います。
〜〜〜〜〜☆★☆水野さんからのメッセージ☆★☆〜〜〜〜〜
私は、セミナーを開催するにあたって、いつも自分に二つのことを問いかけています。
1)自分が話すメッセージがこれから千年先も残り続けるか?
2)参加者の人生のかけら(時間)をいただくのだから、たとえ人生の最期を迎えようとしている方でも、自分のセミナーを受けてよかったと思われるか?
とっても素敵な、そして、とっても重い、そして、とっても感動するメッセージでした!
水野さん、ほんとうにありがとうございました!