NPOの広報物を通して学ぼう【レポート】【NPOのための広報スキルアップセミナー】 [2006年11月28日(Tue)]
2006年11月25日(土)に岡山で開催された、
伝えるコツを身につけよう 〜NPOのための広報スキルアップセミナー〜 に参加しました! そのレポートをお送りします! 【レポート】 第3部:NPOの広報物を通して学ぼう 講師:鶴保 正明氏((株)電通 クリエーティブディレクター) ■NPOの広報物から学ぶ(実際のチラシなどから) ・作る人の思いを込めすぎた結果、キャッチフレーズが多すぎる。 →キャッチフレーズが多すぎると焦点がぼけてしまう。 ・団体を説明するフレーズが多すぎる。 →団体を説明するフレーズは一つにし、しっかりとイメージをうけつけることが大切。ターゲットごとに使い分けない。 ・連絡先がただ掲載されているだけ。 →何をしてほしいのか、どんなときに連絡してほしいのか、などもきちんと記載する。 ・募金協力のチラシで、「募金にご協力ください!!」という直接的な表現。 →いいことをしているときこそ、押し付けにならないように気をつけることが重要。 ・コンセプトを説明する文で、「思う」「考える」という文末を多用しすぎている。 →「思う」「考える」は自分たちのことなので、それだけでは相手を動かせない。 ・情報量が多すぎて誌面がビッシリ埋まっている。 →色々盛り込みたい気持ちは分かるが、ある程度の空白も必要。 ・親しみのわくイラストを使っているのに、多すぎる情報量に埋もれている。 →イラストを使う場合は、その周辺に空白を配置すると効果的。 ・カラフルにしすぎて見にくくなっている。 →色の使いすぎには注意。カラフルにすれば良いというわけではない。 ・コンセプトを説明する文章が長くなりすぎている。 →思いが先立ち、つい長くなってしまうが、長い文章は読むほうがつらいということを忘れずに。場合によっては、コンセプトそのものの再検討も必要。 ・表裏のチラシなのに、表と裏の関連性がほとんどない。 →全体構成から考えなおす。表裏にする必要があるのか、伝えたいことは何なのかなどを考え直すと、全体構成も変わるかも。 【プログラム】 伝えるコツを身につけよう 〜NPOのための広報スキルアップセミナー〜 日時:2006年11月25日(土)10:00〜17:30 場所:ルネスホール 主催:NPO広報力向上委員会 協力:岡山NPOセンター、日本NPOセンター 講師:鶴保正明氏(電通クリエーティブディレクター) 内容: 第1部伝えるコツをやってみようPart1 第2部伝えるコツをやってみようPart2・3 第3部NPOの広報物を通して学ぼう |