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ぱれっと谷口さんからのメッセージ【レポート】【edge2007ファイナル】 [2006年11月27日(月)]
2006年11月23日(木)に開催された、

社会起業家をめざす若者のためのプラン・コンペティション
edge2007ファイナルプレゼンテーション(公開最終審査会)


のレポートをお送りします!

当日の模様については、こちらもご覧下さい!
edge実行委員会メンバーの原点
edge2007最新審査結果の発表!

◆こちらもぜひご覧下さい!◆
edge公式ホームページ
edge公式ブログ

【レポート】
オープニング・セッション
若き社会起業家への叱咤激励メッセージ
ゲスト:谷口奈保子さん(特定非営利活動法人ぱれっと創設者/ぱれっとインターナショナル・ジャパン代表)
聞き手:田村太郎さん(edge実行委員長

■ぱれっとの紹介
・1983年創設。
・知的障害者の生活、就労支援、国際支援活動等に23年間取り組む。
・たまり場ぱれっと:障害者だけでなく、みんなが集まれるたまり場づくりに取り組む。
・寺子屋ぱれっと:リーマンブラザーズの社員の社会貢献活動と協働。
・最初は障害者のためにと思っていたが、社会を構成するみんなで活動しなければと考え方を修正していった。
・おかし屋ぱれっと:1985年創設。遊びだけではなく、就労の問題にもトライ。
・施設に押し込める福祉ではなく、社会に押し出す福祉を。
・やってみなきゃわからないをモットーに、周囲の反対を押し切ってトライ。
・初任給3万円くらい。一般的な作業所は3千円くらい。
・レストラン&バーぱれっと:スリランカカレーのお店。
・ホームシックにかかってるスリランカからの留学生との出会いがあり、スリランカカレーのお店にすることに。
・えびす・ぱれっとホーム:グループホーム。
・「ど真ん中でなければ意味ない!」ということで、家賃131万円を払って人気エリアの恵比寿に。
・創設者が退任し、次世代への引継ぎのとき。
・ぱれっとのミッションは、地域で障害のある人も無い人も、当たり前の生活をすること。
・これからは、福祉に発想の転換を。
・地域で、身体障害者の姿は見かけても、知的障害者の姿が見えない。
・知的障害者の待遇の酷さ、理不尽さを知り、強い憤りを覚えた。これが活動のきっかけ。
・遊び場からはじめ、障害者のニーズに合わせて少しずつ活動を広げていった。
・駅前でなければならないというこだわりの理由は、(1)障害者でも簡単にたどりつける、アクセスが良いこと。(2)障害の無い人に知ってもらうために、人の目に触れること。
・苦しみが喜びに変わる経験をすることが、次への活力となった。
・もし今若者だったら、おそらく障害者問題には取り組んでいないだろう。25年前の社会状況が自分を突き動かした。
・もし今若者だったら、尊敬されるような金儲けに関わっていると思う。



■質疑応答
○なぜ41歳のときに活動をはじめたのか?
(谷口さん)
・母が女性の自立の必要性を強く考えていた。
・舞台の演出家になりたかったが英文科に入り、日本オリベッティに入社。自分の子どもを小児がんでなくしてから、ボランティア活動に関わるようになり、そして目覚めた。
・活動は7割でスタートするのがよい。
理由は、
(1)やり始めると見える。見えることには手伝ってくれる。
(2)軌道修正がしやすい。
ということ。

○ぱれっとを始めてどれくらいでこれならいけると思ったか?
(谷口さん)
・いつでもいけると思っていた。全部を完璧にこなして進めていくことなんてできない。
・夢をもつことが大切。犠牲的精神ではだめ。自分達の夢をかなえるという思考が必要。
・一人ではできない。みんなで活動し、みんなの夢をかなえること。
・仕事をふることができない人、一人で何かをしたい人は起業家にはむいていない。
・金勘定、経営的視点が無い人は起業には向いていない。

○楽しさとは?
(谷口さん)
・想像性と創造性の二つが必要。
・新しいことを考え、生み出すワクワク。
・新しい人に出会うよろこび。
・人間という存在は面白い。
・60歳でニューヨークに留学した。
・ぱれっとは先駆者として評価されてばかり。
・障害者のことばかり、障害者を通して考えることばかり。
・自分の視野を広げる必要性を痛感。

○退任にあたって引き継ぎたいことは?
(谷口さん)
・そうぞう的センス(想像と創造)をもって活動してほしいというのが第一。
・自分の意思をもち、自己表現できることを求める。
・障害者の世話をしようという考えの人は、ぱれっとではかえって障害者からいじめられてしまう。
・仲間として、同じ人間として障害者と付き合いができる姿勢があることが必須。
・無神経な人は難しい。コミュニケーションが重要なので、コミュニケーションにおける配慮が必要。

■若手社会起業家に一言
・起業は事業にならないと社会に発信はできない。
・お金をつくることの重要性はよく理解すること。
・社会に向けて発信するためにビジネスをしているという自負心を失わずに。
・押してだめなら引いてみる。
・一人ではなく仲間を見つけて。

以上
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