【レポート】NPOマネジメント講座【NPOの資金調達】「助成金ってなに?」「どんな団体が活用してるの?」in葛飾(2012年11月17日開催) [2012年11月18日(Sun)]
2012年11月17日(土)に東京都葛飾区で、葛飾区市民活動支援センターさん主催により開催された、
NPOマネジメント講座【NPOの資金調達】「助成金ってなに?」「どんな団体が活用してるの?」 で講師をつとめました。 この講座には、10名(男性8名、女性2名)の方にご参加いただきました。 みなさまありがとうございました。 それでは、この講座のレポートをお送りします。 <レポート> ■講座の配布資料 ○講義のレジュメ NPOマネジメント講座_葛飾_20121117.ppt ○団体紹介ワークのシート 団体紹介ワークシート_葛飾_20121117.doc ○模擬審査ワークの申請書式 助成金申請書_日本財団_葛飾_20121117.doc ○助成金活用マニュアル 助成金の活用マニュアル_葛飾_20121117.pdf ■講座の模様 ○主催者からのご挨拶 ○午後の模擬審査の模様 ■質疑応答から Q.日本財団の助成金はNPO法人だけが対象か? A.いいえ。 ・NPO法人だけでなく、任意団体(ボランティア団体)も対象となる。 ・法人格のある団体としては、NPO法人、(一般、公益)社団法人、(一般、公益)財団法人、社会福祉法人などが対象となる。 Q.助成金は返金が必要か? A.基本的にはない。 Q.助成金のルールを守ることが必要とあるが、ルールを違反すると返金しないといけない場合もあるのか? Q.ある。 ・ルール違反の内容によっては、助成金の返還を求められる場合もある。 ・日本財団の場合、何年間に数件程度の割合で、ルール違反による助成金の返還というケースがある。 Q.医療機器の購入は日本財団の対象になるか? A.基本的にはならない。 ・いわゆる医療機器の購入は日本財団では対象としていない。 ・医療機器を希望であれば、厚生労働省の補助制度や厚生労働省系の財団等の制度を探すことを進める。 Q.日本財団の助成金の競争率は? A.約3倍。 ・助成制度によって異なるが、平均すると3倍くらいとなる。 Q.助成金を探す際にはまず身近なところからということだが、身近とはどのようなところか? A.まずは地元自治体関連の制度から。 ・多くの場合、地元自治体(市区町村)でもなんらかの助成制度や補助制度をもっていることが多い。 Q.いきなり日本財団への申請は無理なのか? A.無理ではない。 ・ただし、福祉系の一部の助成制度をのぞき、活動実績のない団体がいきなり助成金を獲得できる可能性は低いと思ってほしい。 Q.日本財団の場合、複数年にわたる継続的な助成はあるのか? A.ある。 ・日本財団の制度も基本は単年度。 ・ただし、事業によっては最初から3年間などの複数年を前提に支援するケースも多い。 Q.立ち上げ支援の助成金へ申請する場合、団体の全体像を説明するのが良いのか?それとも事業について説明するのが良いのか? A.団体の立ち上げ助成であれば団体の全体像を。事業の立ち上げ助成であれば事業を。 ・同じ立ち上げ支援助成でも、団体の立ち上げを応援する制度と事業の立ち上げを応援する制度と2種類ある。 ・どちらの制度であるかを確認し、内容にあわせて申請の仕方、説明の仕方を変えるとよい。 以上 |