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2018年03月18日

働き方改革と言われても・・・

最近は新聞で働き方改革という言葉をよく見かけます。

私が努めている職場では、この働き方改革は、仕事を合理化、効率化して無駄な残業を減らすという文脈の中で職員に対して推進することを推奨されています。
大きな組織、歴史の長い組織であるほど、仕事のための仕事や、意義が不明確だが昔からやっていてなかなかやめられない仕事は多いのだろうと思います。

個人的には、このような「働き方改革」というフレーズが流行する前から、無駄な作業や仕事はできるだけ削除していこうと、自分の権限が及ぶ範囲内でなら従来からやってきたことではあるので、いまさら当然のこと、というように受け止めていますが・・・。ただ、仕事を合理化するために他の部署との調整が必要な案件については、なかなか改善が進まないケースもありましたので、組織全体が旗振り役になってくれたのは、そういった合理化を進めるためにはありがたいことではあります。

一方で、(私自身は経験していませんが)何でもかんでも働き方改革だからと、残業を減らしてくれという上司や部下からのプレッシャーで中間管理職一人の負担が増えているという話も、新聞などでは見聞きします。いままでこの人員でこの仕事量でやってきたものを、いきなり人員だけを減らされて、「無駄な仕事を減らして合理化してくれ」と言われても、いきなりできるものではないと思いますし、無理にそれをやろうとして、事故が起こったり職員のメンタルに不調を起こったりするようなこともありうるのではないかと思います。
現場を知らない人による改善提案や、性急な改善というのは、結局は現場に皺寄せがきて、負担を増してしまうのではないかな、という印象を持ちます。

・・・なんか、最近感じたことを徒然に書いてしまったので、会計とあまり関係ない話になってしまいました。すみません。

年度替わりで忙しい時期だと思います。私はちょっと体調を崩してしまいましたが、皆様もご自愛ください。
posted by JNAN at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき
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