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海保 新長官に岩並氏 [2018年08月08日(Wed)]

岩並秀一氏.JPG


 政府は7月24日の閣議で、海上保安庁の中島敏長官(62)が退任し、後任の第45代長官に岩並秀一・海上保安監(59)が就任する国土交通省の人事を承認した。
 発令は31日。
 海上保安大学校卒の「生え抜き長官」が3代続くことになる。
 
 岩並氏は1981(昭和56)年海保大卒。二管本部長、本庁警備救難部長を経て2017年4月に海上保安監に就任した。
 
 中島長官は2016年6月、国土交通省のキャリア官僚が歴代務めていた長官に現場出身者として初めてなった佐藤雄二氏の後任として就任。尖閣諸島問題、北朝鮮問題など緊迫する国際情勢に対応した海上保安庁の業務・組織強化に尽力してきた。     (滝川徹記者)
西日本豪雨で海保 救助や捜索、給水 [2018年08月07日(Tue)]

 7月5日夜から西日本を襲った記録的な豪雨は各地で山崩れや河川の氾濫(はんらん)などの災害をもたらし、広島や岡山、愛媛、京都などの15府県で死者220人、行方不明者12人(7月23日現在)にのぼる大惨事となった。
 海上保安庁は翌6日から24日までに延べ数で巡視船艇494隻、航空機86機(固定翼33機、回転翼53機)の勢力を投入し、被災者の救助や行方不明者の捜索、被災者支援として患者や医師などの搬送、給水支援や物資輸送などに全力を注いだ。
 さらに海上漂流物の警戒にも当たり、これまでに小型船舶45隻を撤去したほか、岡山、愛媛両県のガス会社から瀬戸内海に流出したLPガスボンベ147本を回収した。

豪雨の@救助.jpg
           写真は愛媛県宇和島市で透析患者を吊り上げ救助し、病院に搬送する巡視船「やしま」搭載ヘリ乗組員ら=7月8日


 同庁(保安部・署)の主な対応状況は次の通り(合計人数は7月24日正午現在)。

【行方不明者捜索】〈広島〉似島、海田、倉橋島など〈呉〉江田島〈尾道〉佐木島〈松山〉下伊台〈福山〉芦田川〈岩国〉長崎県松浦など計対応34件9遺体収容

【救助・人員輸送】〈徳山〉笠戸島孤立者30人(住民27人、市職員3人)救助〈宇和島〉自衛隊・消防・警察など、被災者・関係機関計244人

【患者・医師等搬送】〈呉〉透析患者21人、医療関係者19人〈宇和島〉吉田町透析患者1人、負傷者4人など計67人

【給水支援】〈尾道〉18日「でじま」給水80d・ポリタンク配布217個、19日「とさ」給水140d・ポリタンク配布283個〈今治〉岩城島給水(9回)など計1028d(給水車479回、住民2153人)

【物資輸送】〈呉〉呉市食料〈広島)坂町支援物資〈徳山〉下松市食料〈尾道〉佐木島・小佐木島支援物資など計21回

【漂流物対応】漂流小型船舶計45隻撤去、LPガスボンベ147本回収

【安全情報】航行警報など158件、海の安全情報93件
                                  
金見埼トンバラ岩照射灯が廃止  [2018年07月20日(Fri)]

◎46年間 奄美の海の安全守り
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(金見埼灯台から光を放つトンバラ岩照射灯)

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(照射灯の本体)

 奄美群島の徳之島の北東端にある金見埼灯台に併設されていた「金見埼トンバラ岩照射灯」が6月11日、ひっそりと46年間の役目を終えた。

 1962(昭和47)年の初点以来、4・1`離れた海上にあるトンバラ岩を照らし続けていたが、GPSや電子海図などの航海計器の発達で、必要性が低下したことから廃止することになった。

 当日は、奄美保安部職員が飛行機で徳之島にわたり、照射灯の機器を確認した後、電源を落とした。
地元新聞社による取材もあり、最後の姿を紙面に飾ることができた。

苦労して保守してきた航路標識が消えていくことに寂しさを感じることは否めないが、廃止される標識のためにも最適配置を推進し、既存標識の利便性をさらに高めていく必要があると改めて感じた。

 同照射灯は、最後の夜も設置当初と変わらない輝きを放っていた。ありがとう、46年間お疲れ様でした。                     (奄美)

海上保安学校 門司分校で修了式  16人が修了 [2018年07月10日(Tue)]

◎海保の理念大事に
◎同期の絆、命綱に


 海上保安学校門司分校は6月22日、岩並秀一・海上保安監や渡邉晃久・七管本部長らが出席して、研修科船艇職員等初任者課程第78期生16人の修了式を行った。
 
 修了生は航海科4人、機関科7人、通信・技術科1人、飛行科3人、整備科1人で、全員が男性。

  同校は海技免許などを持っている経験者が、海上保安庁に入庁後、学ぶ教育機関。
 
 式には、小石佐織・北九州市門司区長や高祖健一郎・西部海難防止協会会長など多数の来賓や、修了生の家族らが出席した。
 まず、山本雅司・分校長が修了生一人ひとりに修了証書を授与した後、「海上保安官が共有している同じ理念が語れ、胸に収めておいてこそ、海上保安庁という組織が結束固く一丸となって国民の負託にこたえることができる。その理念を整理し、大事にし、忘れないでください」と式辞を述べた。
 
 続いて、岩並海保監が「それぞれの持てる力をいかんなく発揮し、法の支配による秩序のもと、人々が平和に安心して暮らせる海を未来に継承していけるよう、大いに活躍することを祈念する」と訓示した。
 
 これに対し、村田秀典・修了生総代が「正義仁愛の理念のもと、いかなる困難にも立ち向かい、同期の絆を命綱として使命を全うすることを誓います」と力強く答辞した。努力賞には、村田秀典、田誠の両修了生が選ばれた。 (門司分校)

六管が創設70周年  海上保安展と「くろせ」一般公開 [2018年07月09日(Mon)]


六管海保展1.jpg

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◎延べ1300人が参観

 六管本部は6月2日、同本部創設70周年企画として広島県呉市の大和ミュージアムで「海上保安展」を、また隣接する大和波止場で巡視船「くろせ」の一般公開と展示訓練を行った。海上保安展には約600人、一般公開には約730人が訪れる盛況ぶりだった。

 このイベントは同本部と呉保安部、広島航空基地が昨年度末から準備を進めた。

 当日は天候に恵まれ、快晴のもとでの開催。海上保安展の会場には、開場時刻の午前10時前から行列ができた。展示はパネルや写真、特殊救難隊の制服のほか、海上保安大学校所蔵の「最初の海上保安庁旗」や、貞明皇后(大正天皇の后)から昔の灯台守に下賜されたラジオと壺など、貴重な資料がそろった。

 中でも人気だったのは、倉敷市在住の中村吉富氏が製作し、海保に寄贈された約50隻の巡視船艇の模型。開催前から各報道機関が告知したこともあり、来場者たちは熱心に模型に見入ったり、写真に撮っていた。

 「くろせ」の一般公開では、職員による「オリジナル缶バッジ作成コーナー」に、多くの家族連れらが詰めかけた。また午前と午後の計2回、「くろせ」を座礁船に見立てたレンジャー救助訓練が行われた。うみまる、うーみんの兄妹も、海上保安展と一般公開の会場を往復しながら、子供たちとの握手や記念撮影に応じていた。 (六管)
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