CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

日本科学協会が"今"やっていること

お役立ち情報、楽しいイベントやおもしろい出来事などを紹介しています。是非、ご覧ください。


<< 2019年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
プロフィール

日本科学協会さんの画像
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
talking to (04/17)
shapex2.net (04/15)
KetoGenic BHB (04/15)
リンク集
http://blog.canpan.info/kagakukyokai/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/kagakukyokai/index2_0.xml
先輩研究者のご紹介(久島 桃代さん) [2019年04月15日(Mon)]
 こんにちは。科学振興チームの豊田です。
 本日は、2018年度に「土・草・モノ・人―それぞれの〈いのち〉の環からのライフストーリー」という研究課題で笹川科学研究助成を受けられた、お茶の水女子大学所属の、久島桃代さんから助成時の研究について、コメントを頂きました。

<久島さんより>
 私が長年通っている福島県昭和村では、織姫と呼ばれる女性移住者の方たちの多くが、「からむし」という繊維植物との身体的、物質的な関わりを大切にしながら生活をおくっています。この研究では、日本の農山村に移住した女性たちがそこでの生活をなぜ続けていこうとするのかという疑問を、彼女たちと、彼女たちを取り巻く環境との関わりから解き明かそうとしました。

図1.jpg

福島県昭和村 久島撮影


 個人に自分の経験してきたことを語ってもらい、その語りから社会を考える調査としては、社会学を中心に行われてきたライフヒストリー(生活史)研究法やライフストーリー研究法といった手法があります。それぞれの手法は、語られた人生を社会―個人関係の産物とみるか、語り手と聞き手の言語コミュニケーションの産物ととらえるかで大きな違いがありますが、人生(=ライフ)をきわめて人間的な概念としてとらえている点で共通しています。これに対し私の研究では、地理学の視点から、人間と自然とが深くかかわりながら互いのありようを深く規定し合っている「場」の力に着目しています。自然との関係性について近年根本的な問い直しが要請されていますが、そうした議論の一助になればと考えております。


 久島さんは博士課程の時と、研究員として2回助成を受けられました。現在は任期付きの研究員として研究活動をされています。院生の頃と研究環境が大きく変わり、ポスドク研究者として研究を続けることの厳しさを痛感されたそうです。

 日本科学協会では過去助成者の方より、近況や研究成果についてのご報告をお待ちしております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 11:01 | 笹川科学研究助成 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント