御茶の水美術専門学校の産学連携授業 最終展示会に行ってきました
[2019年02月04日(Mon)]
こんにちは。総務・企画の瀧澤です。
御茶の水美術専門学校へ日本科学協会から提示した課題、
「若者が科学に興味をもってもらうにはどうしたらよいか」
2月1日に最終展示会を見学し、
1年生が真剣に向き合っていただき
楽しい企画を提示していただきました。
普段、美術学校とは無縁であったので、
こちらもいろいろな意味で新鮮で、かつ刺激的でありました。
課題の提示、中間発表の展示、プレゼンテーションと
皆様の企画を半年間見守ってきましたが
どれも独特かつ斬新な切り口から、「若者への科学の普及」というテーマに
切り込んでいただきました。
以下に概略と超個人的な感想等を記載いたします。
Fチームの段ボールをかぶった「エモーティブ・コミュニケーション」プロジェクト
全チームの中で一番実用性を感じました。
顔を隠し先入観を排除し、他人をほめる・ゲームをする等で親近感を覚えさせる。
段ボールという身近なアイテムを使っている点も○
脳内物質から科学への興味を引くという点が、今回の課題への回答としては弱かったように思います。
Bチームのおしゃれかつ科学な「beau」プロジェクト
全チームの中で一番分かり易かった。
若者はファッションが好きなので、ファッションに科学を取り入れるという単純ですが、シンプルで非常に明快でした。
タグで詳細情報を載せるアイディアも面白いと思いましたが、科学知識というより、雑学な感じになってしまって少し残念でした…
Cチームの科学を届ける「EARTH LAB」プロジェクト
全チームの中で一番プレゼンテーションがうまかった。
キャンピングカーのようなLABを使って、科学から若者に近づくというアイディアがよかった。
ジオラマやぬいぐるみも雰囲気がでており、某パーク感がよかったです。
害獣対策をする、100%循環を目指す、食事をとって健康になる等、題材が散らかっており、論理展開がちょっとわかりにくかったです。
Eチームの幼少期から科学を刷り込む「あそまな」プロジェクト
全チームの中で一番キャッチコピーがよかった。
「科学を学ばせるなら今のうち」というコンセプト、対象が保育士さんという切り口が独特で素晴らしかった。
小道具も素晴らしい(だまされました)。
アイディア次第でいろいろできそうですが、子どもって、鬼ごっことかかくれんぼとか、単純な遊びでないと夢中にならないような気もしますね…
Dチームのソーシャルゲームで科学を伝える「百鬼夜行-ONLINE-」プロジェクト
全チームの中で一番面白そうでした。
気象(科学)現象を「科学」という言葉を使わないで伝えるというコンセプトが良かった。
ソシャゲを使うのは、ユニークさが若干欠けますが、単純な擬人化ではなく、擬妖怪化(?)させたアイディアが、なかなか素晴らしいと感心しました。
実現できたら楽しそうと思いました(が、お金がかかりすぎる…)。
Aチームの健康を知るためのゲーム「Re.play〜もう一度、逢うために〜」プロジェクト
全チームの中で一番シュールでした。
ゲームを通じて科学を知ってもらうというコンセプトは、まあありがちですが、無理なダイエットで恋人が死ぬという超展開ストーリーは、なかなか(いい意味で)ぶっとんでおり、インパクトもすごいです。
実現したら面白いと思いましたが、もちろんCEROは18歳以上ですね。
皆さん、半年間ありがとうございました!!
御茶の水美術専門学校へ日本科学協会から提示した課題、
「若者が科学に興味をもってもらうにはどうしたらよいか」
2月1日に最終展示会を見学し、
1年生が真剣に向き合っていただき
楽しい企画を提示していただきました。
普段、美術学校とは無縁であったので、
こちらもいろいろな意味で新鮮で、かつ刺激的でありました。
課題の提示、中間発表の展示、プレゼンテーションと
皆様の企画を半年間見守ってきましたが
どれも独特かつ斬新な切り口から、「若者への科学の普及」というテーマに
切り込んでいただきました。
以下に概略と超個人的な感想等を記載いたします。
Fチームの段ボールをかぶった「エモーティブ・コミュニケーション」プロジェクト
全チームの中で一番実用性を感じました。
顔を隠し先入観を排除し、他人をほめる・ゲームをする等で親近感を覚えさせる。
段ボールという身近なアイテムを使っている点も○
脳内物質から科学への興味を引くという点が、今回の課題への回答としては弱かったように思います。
Bチームのおしゃれかつ科学な「beau」プロジェクト
全チームの中で一番分かり易かった。
若者はファッションが好きなので、ファッションに科学を取り入れるという単純ですが、シンプルで非常に明快でした。
タグで詳細情報を載せるアイディアも面白いと思いましたが、科学知識というより、雑学な感じになってしまって少し残念でした…
Cチームの科学を届ける「EARTH LAB」プロジェクト
全チームの中で一番プレゼンテーションがうまかった。
キャンピングカーのようなLABを使って、科学から若者に近づくというアイディアがよかった。
ジオラマやぬいぐるみも雰囲気がでており、某パーク感がよかったです。
害獣対策をする、100%循環を目指す、食事をとって健康になる等、題材が散らかっており、論理展開がちょっとわかりにくかったです。
Eチームの幼少期から科学を刷り込む「あそまな」プロジェクト
全チームの中で一番キャッチコピーがよかった。
「科学を学ばせるなら今のうち」というコンセプト、対象が保育士さんという切り口が独特で素晴らしかった。
小道具も素晴らしい(だまされました)。
アイディア次第でいろいろできそうですが、子どもって、鬼ごっことかかくれんぼとか、単純な遊びでないと夢中にならないような気もしますね…
Dチームのソーシャルゲームで科学を伝える「百鬼夜行-ONLINE-」プロジェクト
全チームの中で一番面白そうでした。
気象(科学)現象を「科学」という言葉を使わないで伝えるというコンセプトが良かった。
ソシャゲを使うのは、ユニークさが若干欠けますが、単純な擬人化ではなく、擬妖怪化(?)させたアイディアが、なかなか素晴らしいと感心しました。
実現できたら楽しそうと思いました(が、お金がかかりすぎる…)。
Aチームの健康を知るためのゲーム「Re.play〜もう一度、逢うために〜」プロジェクト
全チームの中で一番シュールでした。
ゲームを通じて科学を知ってもらうというコンセプトは、まあありがちですが、無理なダイエットで恋人が死ぬという超展開ストーリーは、なかなか(いい意味で)ぶっとんでおり、インパクトもすごいです。
実現したら面白いと思いましたが、もちろんCEROは18歳以上ですね。
皆さん、半年間ありがとうございました!!