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日本科学協会が"今"やっていること

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御茶の水美術専門学校の産学連携授業 最終展示会に行ってきました  [2019年02月04日(Mon)]
こんにちは。総務・企画の瀧澤です。


御茶の水美術専門学校へ日本科学協会から提示した課題、

「若者が科学に興味をもってもらうにはどうしたらよいか」

2月1日に最終展示会を見学し、
1年生が真剣に向き合っていただき
楽しい企画を提示していただきました。

普段、美術学校とは無縁であったので、
こちらもいろいろな意味で新鮮で、かつ刺激的でありました。

課題の提示、中間発表の展示、プレゼンテーションと
皆様の企画を半年間見守ってきましたが
どれも独特かつ斬新な切り口から、「若者への科学の普及」というテーマに
切り込んでいただきました。

以下に概略と超個人的な感想等を記載いたします。


IMG_1798.jpg
Fチームの段ボールをかぶった「エモーティブ・コミュニケーション」プロジェクト

全チームの中で一番実用性を感じました。

顔を隠し先入観を排除し、他人をほめる・ゲームをする等で親近感を覚えさせる。
段ボールという身近なアイテムを使っている点も○
脳内物質から科学への興味を引くという点が、今回の課題への回答としては弱かったように思います。


IMG_1781.JPG
Bチームのおしゃれかつ科学な「beau」プロジェクト

全チームの中で一番分かり易かった。

若者はファッションが好きなので、ファッションに科学を取り入れるという単純ですが、シンプルで非常に明快でした。
タグで詳細情報を載せるアイディアも面白いと思いましたが、科学知識というより、雑学な感じになってしまって少し残念でした…


IMG_1817.JPG
Cチームの科学を届ける「EARTH LAB」プロジェクト

全チームの中で一番プレゼンテーションがうまかった。

キャンピングカーのようなLABを使って、科学から若者に近づくというアイディアがよかった。
ジオラマやぬいぐるみも雰囲気がでており、某パーク感がよかったです。
害獣対策をする、100%循環を目指す、食事をとって健康になる等、題材が散らかっており、論理展開がちょっとわかりにくかったです。


IMG_1806.JPG
Eチームの幼少期から科学を刷り込む「あそまな」プロジェクト

全チームの中で一番キャッチコピーがよかった。

「科学を学ばせるなら今のうち」というコンセプト、対象が保育士さんという切り口が独特で素晴らしかった。
小道具も素晴らしい(だまされました)。
アイディア次第でいろいろできそうですが、子どもって、鬼ごっことかかくれんぼとか、単純な遊びでないと夢中にならないような気もしますね…


IMG_1778.jpg
Dチームのソーシャルゲームで科学を伝える「百鬼夜行-ONLINE-」プロジェクト

全チームの中で一番面白そうでした。

気象(科学)現象を「科学」という言葉を使わないで伝えるというコンセプトが良かった。
ソシャゲを使うのは、ユニークさが若干欠けますが、単純な擬人化ではなく、擬妖怪化(?)させたアイディアが、なかなか素晴らしいと感心しました。
実現できたら楽しそうと思いました(が、お金がかかりすぎる…)。


IMG_1771.JPG
Aチームの健康を知るためのゲーム「Re.play〜もう一度、逢うために〜」プロジェクト

全チームの中で一番シュールでした。

ゲームを通じて科学を知ってもらうというコンセプトは、まあありがちですが、無理なダイエットで恋人が死ぬという超展開ストーリーは、なかなか(いい意味で)ぶっとんでおり、インパクトもすごいです。
実現したら面白いと思いましたが、もちろんCEROは18歳以上ですね。




皆さん、半年間ありがとうございました!!
Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 14:48 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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