日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ
«ハンセン病資料館 | Main | 地域活性への小さな一歩〜オラレ»
Google
ブログ内 WWW
プロフィール


カテゴリアーカイブ
最新記事
リンク集
最新コメント
最新トラックバック
2007年07月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
月別アーカイブ
http://blog.canpan.info/k_motoyama/index1_0.rdf
重症児施設で研修 [2007年07月13日(金)]
重症心身障害者施設での5日間にわたる研修が終わりました。
とても貴重な経験をさせていただきました。

重症心身障害児者とは、知的にも身体的も重度の障害を持たれた方のことをさします。いわば、ほぼ寝たきりで話せないということです。

人として最も過酷な障害を持たれた方々と過ごした5日間、まだまだ表面しか見れていないとは思いますが、非常に多くのことを感じ、そして学ばせてもらいました。

初日、正直抵抗を感じました。
床、ろうかに、転がり、体をねじらせ、うなだれたり、体をたたいたり・・・
話しかけても反応なし・・・
表現は悪いですが、まるで「地獄絵図」のよう。
抵抗感をかくして笑顔をつくってみるも、「一体ここで、自分に何ができるのだろう」という不安を消せませんでした。

けれど、一緒に遊び、食事介助し、入浴手伝い、着替え、オムツ替えをしていくにつれ、
段々と言葉がなくても心が通わせられるようになり、一緒にいることがごく自然に感じられるようになりました。
実際の年齢は10代から60代ですが、発達年齢(精神年齢)は数ヵ月から数歳
まるで、親や祖父母を介護しているような想いと、子どもの世話をしているような感情が湧いてきました。
ガンで亡くなり、最期には子どものようになった母も思い出しました。

そして、純粋でけなげに生きられる園生さん(秋津療育園では重症児の方をそう呼びます)の姿に、とても勇気付けられました。
話せなくても、足でパソコンを使い詩を書いているいつも笑顔のおばあちゃん。
目も見えない、話もできなくても、自らオムツたたみを必死でする「秋津のヘレンケラー」
いつも他の園生さんの様子をみて回るおばちゃん。

できないことが多くても、できることを必死に行う姿に、大切なことを感じさせられました。

五体満足であることへの感謝、時間をじっくりかけて心を通わせることの大切さ、生きることの意味

自らが生きる上でも、非営利事業を行っていく上でも、、忘れてはならない原理だと思います。入社2週間目で経験した特別な研修で、とても大切なことを学ばせていただきました。


福祉事業や施設運営に関して感じた考察は、次の機会に書こうと思います。

次回記事は「布オムツの哲学」
 
ブックマークに追加する Posted by 本山勝寛 at 23:12 | 助成先・関係団体 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.canpan.info/k_motoyama/tb_ping/6

コメントする
名前:
Email:
URL:
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにコメントした時点で本規約を承諾したものとみなします。
コメント