重症児施設で研修 [2007年07月13日(金)]
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重症心身障害者施設での5日間にわたる研修が終わりました。
とても貴重な経験をさせていただきました。 重症心身障害児者とは、知的にも身体的も重度の障害を持たれた方のことをさします。いわば、ほぼ寝たきりで話せないということです。 人として最も過酷な障害を持たれた方々と過ごした5日間、まだまだ表面しか見れていないとは思いますが、非常に多くのことを感じ、そして学ばせてもらいました。 初日、正直抵抗を感じました。 床、ろうかに、転がり、体をねじらせ、うなだれたり、体をたたいたり・・・ 話しかけても反応なし・・・ 表現は悪いですが、まるで「地獄絵図」のよう。 抵抗感をかくして笑顔をつくってみるも、「一体ここで、自分に何ができるのだろう」という不安を消せませんでした。 けれど、一緒に遊び、食事介助し、入浴手伝い、着替え、オムツ替えをしていくにつれ、 段々と言葉がなくても心が通わせられるようになり、一緒にいることがごく自然に感じられるようになりました。 実際の年齢は10代から60代ですが、発達年齢(精神年齢)は数ヵ月から数歳。 まるで、親や祖父母を介護しているような想いと、子どもの世話をしているような感情が湧いてきました。 ガンで亡くなり、最期には子どものようになった母も思い出しました。 そして、純粋でけなげに生きられる園生さん(秋津療育園では重症児の方をそう呼びます)の姿に、とても勇気付けられました。 話せなくても、足でパソコンを使い詩を書いているいつも笑顔のおばあちゃん。 目も見えない、話もできなくても、自らオムツたたみを必死でする「秋津のヘレンケラー」。 いつも他の園生さんの様子をみて回るおばちゃん。 できないことが多くても、できることを必死に行う姿に、大切なことを感じさせられました。 五体満足であることへの感謝、時間をじっくりかけて心を通わせることの大切さ、生きることの意味。 自らが生きる上でも、非営利事業を行っていく上でも、、忘れてはならない原理だと思います。入社2週間目で経験した特別な研修で、とても大切なことを学ばせていただきました。 福祉事業や施設運営に関して感じた考察は、次の機会に書こうと思います。 次回記事は「布オムツの哲学」 |




