【報告】(5/13)仙台市の障害企画課長と「障害者差別禁止条例制定に向けての要望」について話し合いを行いました [2014年05月14日(Wed)]
【報告】仙台市との話合い
(5/13.火) 仙台市の障害企画課長と 「障害者差別禁止条例制定に向けての要望」を話合を行いました ▼要請書はこちら 仙台市条例要望仙台市宛修正.pdf 幅広い議論で、仙台市障害者差別禁止条例づくりを! 条例の会仙台 仙台市障害企画課との懇談を行いました 2014年5月13日(火)、条例の会仙台では、仙台市障害企画課との要請懇談を行いました。条例の会仙台からは、6名の事務局メンバーが参加し市側3名が対応しました。 要請では、条例制定にあたり、条例づくりを進める組織について、時間をかけ幅広い議論ができるような進め方を求めつつ、ルールを守るように、広く市民の参加を求めました。 ■要請書「仙台市障害者差別禁止条例の策定にあたってのお願い」 ============================================== 2014年5月吉日 仙台市長 奥山 恵美子殿誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会 (愛称:条例の会 仙台) 代表 杉山裕信 仙台市障害者差別禁止条例の策定にあたってのお願い 日頃より、仙台市におかれては障害のある市民の権利保障のための様々な施策を協議いただいておりますことに対し、心より感謝申し上げます。 私たち「条例の会仙台」は、仙台市での障害者差別禁止条例(以下、条例)の制定をめざし、 2009年10月21日に障害種別を越えて様々な障害当事者の団体や個人で組織された団体です。4年間の活動の中で、「障害者差別事例集」作成をはじめとした市民の皆様への啓蒙啓発活動、当会独自の条例骨子案の策定、そして何より、仙台市に対して早期の条例策定の要望を進めて参りました。 そして、仙台市は、昨年7月に条例制定の方針を打ち出し、本年3月の障害者施策推進協議会において条例制定についての計画概案を示しました。概案によれば、平成26,27年度の2か年をかけて同会における年4回、計8回程度の議論を経て条例を立案し、制定すると計画されています。 しかしながら、障害者差別の議論は全市民に関わることであり、より全市民的議論の過程で制定されるべきと考えます。3月に開催された推進協議会においても、より深く、時間をかけた幅広い議論の必要性が指摘されておりました。障害者差別を仙台市民全体の課題と捉え、官民一体となった条例策定が進みますよう、下記の通り要望申し上げます。 記 (1)障害当事者、支援者、行政、学識経験者、一般市民、教育分野、医療分野、(一般)事業者を含めた幅広い協議のために、決定権がある審議会や委員会(「(例)仙台市障害者差別禁止条例制定のための委員会」)の早期設置をして下さい。 (2)(1)の委員会の設置が難しい場合は、障害者施策推進協議会の中に、条例制定のためのワーキンググループを作り、(1)同様の幅広い委員の元、条例の制定に向けた議論を行えるようして下さい。 (3)2年の期間で制定されることが望ましいですが、場合によっては検討の期間の延長も視野に入れ、内容の検討が不十分にならないようにして下さい。 (4)仙台市付属機関等の会議の公開に関する取扱要領第3条(※)を厳守して下さい。市民が十分な情報を得るため、協議会の傍聴ができる環境作りを進めて下さい。 ※市付属機関等の会議の公開に関する取扱要領第3条(平成11年3月12日総務局長決裁) 第3条/付属機関等は、会議を公開する場合には、会議を開催する日の1ヶ月前までに別記様式第1号をセンターにおいて市民等の閲覧に供するとともに、その写しを行財政改革課長に送付しなければならない。 2 前項の規定にかかわらず、緊急に会議を開催する必要がある場合等には、会議の開催決定後、直ちにセンターにおいて別記様式第1号を市民等の閲覧に供するとともに、その写しを行財政改革課長に送付しなければならない。 3 付属機関等は、公開する会議の開催について、市政だより等の方法により市民等に周知するよう努めなければならない。 以上 ============================================== |