福島県上海事務所主催「ふるさと復興応援のつどい」に参加 [2013年04月16日(Tue)]
東日本大震災から2年を迎える前日の3月10日、上海福島県人会と福島県上海事務所主催のふるさと復興応援のつどいに参加してきました。
第一部式典では、被災地に向けたメッセージを書いた紙をロウソクに巻き、311の形に並べて参加者一同黙祷しました。第二部シンポジウムでは、福島県の「浜通り」「中通り」「会津」の3つのエリアからお一人ずつ被災者の方がご登壇され被災された際のお話や現在の活動についてお話いただきました。 参加者は約170名、日本人だけではなく、シンポジウムで登壇した高校生と交流予定の上海の高校生など中国人の参加も多くみられました。 当日の様子はこちらでご覧いただけます。 JWNはパネル展示をはじめ、最後にお時間をいただき代表から活動紹介をさせてきただきました。 また、JWNのほとんどの運営メンバーが参加し、復興に向けて上海でも心を一つに活動しようと決意を新たにしました。参加したメンバーから下記のような感想があがりましたので、その一部をご紹介させていただきます。 「震災から2年の節目となる前日に皆さんとろうそくの火を囲んでの黙祷の時を持つことができ幸いでした。」 「被災地を「忘れないこと、忘れられないこと」が本当に大切なことだと感じました。」 「実際に現地の方からの声を聞けてよかったです。各地区によって被災や現在の状況に違いがあることをはじめて知りました。」 「小学低学年の娘も参加しました。子供なりに感じることがあったようで、被災者の方のお話や展示資料を熱心に見ていました。日本人学校でも震災について話を聞いたり学んでいることが影響しているようです。」 「長期的な支援や活動が必要となると感じました。次世代を担う子供たちにも直接現地と接する機会を持たせたいです。」 「過酷な現実と向き合いながら、前を向いて歩を進める被災者の方々が福島から遠い上海までその思いを伝えようとお越しくださったことを忘れず、上海の地からできる支援のあり方を考え続け、行動していきたいと思います。」 「多くを失い、深く傷つき、うちひしがれた日々の中から、未来に向けて新たな一歩を踏み出し、周囲の人に広げていこうという姿。被災された方々の中から多くの方が立ち上がってきていることを感じました。」 「昨今の日中関係にも関わらず多くの中国人の方々が参加され、日本語で暖かいお言葉をいただき胸が熱くなりました。」 「何かをしたいという思いを現実のものにつなげていくヒントをたくさんいただいたように思います。」 「いろいろな方々のアイデアやご協力で少しずつ、確実に復興へと繋がることを祈りたいと思います。」 上海に住む私たちが被災地に直接足を運ぶ機会はどうしても少なくなってしまいがちですが、こういったシンポジウムを通じて現地の方の話をお聞きし得られるものは大きいと感じます。これからも被災地と心一つに、上海で活動していきます! |