B1-4 「きたい」と「したい」を結びたい! [2007年12月23日(日)]
|
[→プログラム概要]
B1-4 「きたい」と「したい」を結びたい! 「文化施設の期待とボランティアの思い。マッチしてるんかなぁ。」そんなこと考えたことありませんか? 「○○をして欲しい」という博物館等の文化施設が抱く期待と、ボランティアの「△△がしたい」という自主性をマッチさせる時こそ、コーディネーション手腕の見せ所。ここでは、バランスよくボランティアと付き合っている施設の事例を詳細に報告します。 研修制度もこんな工夫ができるんだ!ボランティアの自主企画ってこういうスタイルもあるのね!色々なタイプを知ることで、あなたの施設でも応用できる素敵なヒントが生まれるでしょう。「これ使えるかも!」そんなアイデアをお土産にできるワークショップも行います。 ●対 象:文化施設(博物館・美術館・図書館・動物園・水族館・科学館・学習施設など)のボランティア担当者、ボランティアコーディネーター ●定 員:20人 ●ファシリテーター:川中 大輔(シチズンシップ共育企画 代表) ![]() 兵庫県生まれ。ファシリテーター。関西学院大学社会学部卒。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。 98年より市民活動に取り組み始め、野外教育や不登校児童支援等に取り組むNPO法人ブレーンヒューマニティー副理事長・事務局次長(ボランティアマネジメント担当)、社会事業家支援に取り組むIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]フェロー、国際青年環境NGO・A SEED JAPAN理事(人材育成担当)、(財)大学コンソーシアム京都研究主幹などを歴任。 03年に、「市民としての行動力」の向上を支援するシチズンシップ共育企画を設立。神戸市協働と参画のプラットホーム協働コーディネーター、(財)京都市ユースサービス協会企画委員ほか公職多数。大阪経済大学大学院兼任講師。 01年より全国各地で「人材」と「企画」を中心とするマネジメント研修や、市民教育ワークショップ、ファシリテーター育成を担当している。 ●事例発表者1:藤井 綾子(広島平和記念資料館 啓発担当《平成18年度ボランティア担当》) ![]() 京都で過ごした学生時代、最も面白かった勉強はボランティアコーディネートです。机に向かう勉強に加え、街でその現場に触れられたことは貴重な経験でした。そして、もう一つ興味を持っていたのが「被爆地ヒロシマ」です。「広島に関わる仕事に就きたい」という思いから出会ったこの職場で、偶然にも昨年はボランティア担当者として働くことになりました。大学時代に興味を持っていた「ふたつ」が結び合うことになりました。 200名ほどの当館ボランティアは、活動を始めて10年近くになります。ボランティア室には賑やかな声が響き、朝夕のミーティングでは活発な意見交換がなされます。職員と施設利用者とボランティアの間に立つことによる悩みもありましたが、ボランティア効果を肌身で実感できた充実した一年間でした。 分科会では、グループ体制や会議・研修、そしてボランティア発信の活動など、上手にお伝えできるよう頑張ります! ●事例発表者2:北村 美香(琵琶湖博物館 はしかけグループ「びわたん」 メンバー、琵琶湖博物館 特別研究員) 4年間の社会人経験の後、博物館の持つ可能性を探るため、京都橘大学大学院文化政策学研究科へ進学。現在同大学院博士後期課程に博物館学専攻で在学中。06年より琵琶湖博物館特別研究員の受け入れを承認。あらゆる場面で博物館活動に参加し、自ら楽しみつつ今後の博物館のあり方について体当たりで勉強中です。 はしかけグループ「びわたん」は、琵琶湖博物館の市民参加制度のひとつである「はしかけ制度」を利用して活動するグループです。私達は、自分たちが知った博物館の楽しさを多くの人と共有したいという思いがあります。体験参加を通じて多くの人が、モノや技(資料や情報、知識)との出会いなどを楽しみ、さらにその楽しさをきっかけとして新しい発見や知識が得られる機会とすることが目標です。びわたんの活動をきっかけに博物館や体験プログラムのリピーターが生まれたり、また専門的な博物館活動への参加につながったり、さらに普段の生活や地域において自主的な活動が行われるようになることがなにより嬉しいことなのです。そのためにもびわたんの体験プログラムでは、「勉強」というような硬い雰囲気でなく参加者側の自由な意思と、その場にいる人同士の交流を一番に考えています。 ●事例発表者3:藤本 高史(京エコロジーセンター 事業課 ボランティア主担当) 高校時代に地域のボランティア活動に参加し、キャンプやお楽しみ会などを通して子どもと関わる楽しさを味わいました。その後フィリピンへスタディーツアーに行ったことがきっかけで、大学時代には様々なNGO・NPOでボランティア活動に携わりました。この経験から、社会の様々な問題を知り、自分にもできることをしたいと思うようになりました。 数年間の一般企業、自然学校での勤務を経て現在に至るのですが、大学時代までのボランティア経験が今の自分の人生に大きな影響を与えてくれていると感じています。 ボランティアコーディネートの経験は今の職場が初めてで様々な葛藤はありますが、自分がそうであったように少しでもそれぞれの自己実現につながる手伝いができればと思いながら仕事をしています ■担当者からのメッセージ ![]() 私は、就職してすぐに「あなたは、ボランティアの担当ね」と言われてから、「えっ、どうしよう!」の連続でした。ボランティアの方々の情熱・やる気が、センターの決まり事やミッションとぶつかり、怒りや対立や誤解が生み出されることもしばしば…。 なんとかセンターもボランティアも、お互いがメリットのあるような形で活動できないかと四苦八苦していたときに参考になったのが、他の施設のボランティア活動や、担当の方のお話でした。 様々な活動を参考にしながらセンター職員の中でも話し合いを重ねて、「ボランティアの自主性を生かす」方向を意識し出すと、うまくいくことが多くなりました。 悩みながらも徐々に、「職員だけではできないようなことも、ボランティアがいるからこそできる!」「ボランティアと一緒に活動している時が、とっても楽しい!」そんな風にいつしか思えるようになっていました。お互いにとっていい関係になれるような活動のヒントを、一緒に知恵を出し合って、考えてみませんか? 浅井 薫(京エコロジーセンター) |






