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JVCC2008(京都大会)開催概要


 日 程 基礎・入門編:2/29(金)〜3/1(土) →詳細
    研究・実践編:3/1(土) 〜 3/2日(日) →詳細


 会 場 龍谷大学 深草キャンパス(京都市伏見区)
 テーマ 「めざせ!ほんまもん 社会を変えるボランティアコーディネーション力」
 主 催 全国ボランティアコーディネーター研究集会2008実行委員会
     日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)

全国ボランティアコーディネーター研究集会2008公式サイトhttp://jvcc2008.info/
(募集要項のダウンロード参加申込みもできます)
【基礎・入門編】クロージング全体会 [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

クロージング全体会
3月1日(土)10:00〜12:20


<テーマ>
めざせ!ほんまもん 社会を変えるボランティアコーディネーション力

「えっ!それってボランティア!?」と口走ってしまいそうになること。
「これもボランティアと言っていいのかなぁ」と首をかしげること。
近頃、そんなことありませんか?

今回の全体会では、あなたが感じているその「もやもや」をズバリ!テーマに掲げます。

“安価”という意味だけで「有償」と「ボランティア」が無理やり合体して使われていたり、きっかけづくりのはずだった“体験”が目的化していたり、“協働”という美名のもとに隠されたコスト削減だったり。こういった“うそもんボランティア”について、パネリスト等から現場の報告をいただき、「うそもん」を「ほんまもん」にするためにどうすればいいのかを探ります。
「うそもんのコーディネーター」ではなく「ほんまもんのコーディネーター」として実践していくために、「うそもん」と「ほんまもん」について、この全体会で徹底的にみなさんと一緒に考えてみたいと思います。


●パネリスト
勝部 麗子さん 
 社会福祉法人豊中市社会福祉協議会 副主幹兼地域福祉係係長

<プロフィール>
 1987年4月、市社会福祉協議会に入職。ボランティアセンター、老人介護者(家族)の会の組織化、小地域福祉ネットワークの全市的展開、企業、団体ボランティアネットワーク等、組織化活動や地域福祉計画、活動計画にも携わる。現在はコミュニティソーシャルワーカーとして活動。社会福祉士。また大阪府立大学非常勤講師、大阪府地域福祉審議会専門委員として府地域福祉支援計画にも関わる。プライベートでは3児の母、少年野球、PTA等公私とも大忙しの日々です。

栗木 梨衣さん 
 財団法人愛知県国際交流協会 交流担当主査

<プロフィール>
 国際交流協会のプロパー職員として仕事を始めて早○○年。最初は「単なるボランティア担当者」だったのに、ボランティアの重要性が高まるにつれて「単なる」ではすまなくなり、ボランティアを取り巻く行政の方や依頼者との認識のギャップに苦しんだ末、市町村の方たちと一緒に「国際交流ボランティアをマネジメントする77のポイント」「国際交流ボランティアをエンパワーメントする55のプログラム」を作成したのが6年前のことです。その後、2003〜2005年には愛・地球博ボランティアセンターに出向。3万人のボランティアの研修企画・マネジメントという忘れられない経験をさせてもらいました。「ボランティア」一筋の3年間を過ごして「もう当分ボランティアはいいか」と思ったのもつかの間、やっぱりボランティアと一緒に国際交流の仕事にどっぷりつかっている毎日です。ここ数年、「国際交流・国際協力」の内容、対象、担い手はどんどん変化してきています。状況やニーズにあわせ、まさに「ほんまもん」になるにはどうすればいいのか模索する今日この頃です。

水野 篤夫さん 
 財団法人京都市ユースサービス協会 事業コーディネーター


<プロフィール>
 1955年名古屋生まれ。大学入学のため京都に来て、そのまま京都に居着く。学生時代は歴史学を学ぶが、子どもキャンプのボランティアリーダー(キャンプカウンセラー)の活動にのめり込み、学校外で教育に関わる「社会教育」の仕事を選ぶ。その後、京都市が建てた勤労青少年ホームや青少年活動センターの職員として、若者の相談に乗ったり事業を企画したり、館の運営をしたりという仕事をしてきたが、最近は事業のコーディネートが役割になって、若者との距離が遠くなりつつある・・・。
 現在もっとも関心を持って取り組んでいるのは、若者を支援する専門職としてのユースワーカー養成で、立命館大学にせっせと通って(教えて)いる。
 ボランティアをしようとする若者について、意欲や志を持ってやってくる若者もいるが、居場所を求めて来る者もいる。だんだん増えているように感じるのが、「学校で言われて」「単位になるし」といった参加動機の人。“ほんま”のボランティアかどうかは別にして、なかなか手が掛かる時もある・・・。ただし、基本的に「動機は問わない」のがユースサービス流でもある!?

●コーディネーター
深尾 昌峰さん 
 特定非営利活動法人きょうとNPOセンター 常務理事・事務局長


<プロフィール>
 1974年生まれ。滋賀大学大学院修了。1998年きょうとNPOセンター設立と同時に事務局長に就任。以来、京都を中心とする市民活動基盤整備に奔走。2001年からは日本で初めてのNPO法人放送局「京都コミュニティ放送」事務局長も兼務。また2003年から2007年までは京都市市民活動総合センターの初代センター長をつとめた。その他にも京都府参与(NPO協働推進担当)、京都府NPO協働推進会議委員、宇治市男女共同参画審議会委員、(財)京都市ユースサービス協会理事などをつとめている。共著に『京都発NPO最前線』(京都新聞社)、『よくわかるNPO・ボランティア』(ミネルヴァ書房)、『NPO非営利セクターの時代』(ミネルヴァ書房)など。立命館大学大学院非常勤講師、京都大学大学院公共政策研究科非常勤講師、滋賀大学特任講師。

(※このプログラムは、【研究・実践編】と合同で実施します)
【研究・実践編】オープニング全体会 [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

オープニング全体会
3月1日(土)10:00〜12:20


<テーマ>
めざせ!ほんまもん 社会を変えるボランティアコーディネーション力

「えっ!それってボランティア!?」と口走ってしまいそうになること。
「これもボランティアと言っていいのかなぁ」と首をかしげること。
近頃、そんなことありませんか?

今回の全体会では、あなたが感じているその「もやもや」をズバリ!テーマに掲げます。

“安価”という意味だけで「有償」と「ボランティア」が無理やり合体して使われていたり、きっかけづくりのはずだった“体験”が目的化していたり、“協働”という美名のもとに隠されたコスト削減だったり。こういった“うそもんボランティア”について、パネリスト等から現場の報告をいただき、「うそもん」を「ほんまもん」にするためにどうすればいいのかを探ります。
「うそもんのコーディネーター」ではなく「ほんまもんのコーディネーター」として実践していくために、「うそもん」と「ほんまもん」について、この全体会で徹底的にみなさんと一緒に考えてみたいと思います。


●パネリスト
勝部 麗子さん 
 社会福祉法人豊中市社会福祉協議会 副主幹兼地域福祉係係長

<プロフィール>
 1987年4月、市社会福祉協議会に入職。ボランティアセンター、老人介護者(家族)の会の組織化、小地域福祉ネットワークの全市的展開、企業、団体ボランティアネットワーク等、組織化活動や地域福祉計画、活動計画にも携わる。現在はコミュニティソーシャルワーカーとして活動。社会福祉士。また大阪府立大学非常勤講師、大阪府地域福祉審議会専門委員として府地域福祉支援計画にも関わる。プライベートでは3児の母、少年野球、PTA等公私とも大忙しの日々です。

栗木 梨衣さん 
 財団法人愛知県国際交流協会 交流担当主査

<プロフィール>
 国際交流協会のプロパー職員として仕事を始めて早○○年。最初は「単なるボランティア担当者」だったのに、ボランティアの重要性が高まるにつれて「単なる」ではすまなくなり、ボランティアを取り巻く行政の方や依頼者との認識のギャップに苦しんだ末、市町村の方たちと一緒に「国際交流ボランティアをマネジメントする77のポイント」「国際交流ボランティアをエンパワーメントする55のプログラム」を作成したのが6年前のことです。その後、2003〜2005年には愛・地球博ボランティアセンターに出向。3万人のボランティアの研修企画・マネジメントという忘れられない経験をさせてもらいました。「ボランティア」一筋の3年間を過ごして「もう当分ボランティアはいいか」と思ったのもつかの間、やっぱりボランティアと一緒に国際交流の仕事にどっぷりつかっている毎日です。ここ数年、「国際交流・国際協力」の内容、対象、担い手はどんどん変化してきています。状況やニーズにあわせ、まさに「ほんまもん」になるにはどうすればいいのか模索する今日この頃です。

水野 篤夫さん 
 財団法人京都市ユースサービス協会 事業コーディネーター


<プロフィール>
 1955年名古屋生まれ。大学入学のため京都に来て、そのまま京都に居着く。学生時代は歴史学を学ぶが、子どもキャンプのボランティアリーダー(キャンプカウンセラー)の活動にのめり込み、学校外で教育に関わる「社会教育」の仕事を選ぶ。その後、京都市が建てた勤労青少年ホームや青少年活動センターの職員として、若者の相談に乗ったり事業を企画したり、館の運営をしたりという仕事をしてきたが、最近は事業のコーディネートが役割になって、若者との距離が遠くなりつつある・・・。
 現在もっとも関心を持って取り組んでいるのは、若者を支援する専門職としてのユースワーカー養成で、立命館大学にせっせと通って(教えて)いる。
 ボランティアをしようとする若者について、意欲や志を持ってやってくる若者もいるが、居場所を求めて来る者もいる。だんだん増えているように感じるのが、「学校で言われて」「単位になるし」といった参加動機の人。“ほんま”のボランティアかどうかは別にして、なかなか手が掛かる時もある・・・。ただし、基本的に「動機は問わない」のがユースサービス流でもある!?

●コーディネーター
深尾 昌峰さん 
 特定非営利活動法人きょうとNPOセンター 常務理事・事務局長


<プロフィール>
 1974年生まれ。滋賀大学大学院修了。1998年きょうとNPOセンター設立と同時に事務局長に就任。以来、京都を中心とする市民活動基盤整備に奔走。2001年からは日本で初めてのNPO法人放送局「京都コミュニティ放送」事務局長も兼務。また2003年から2007年までは京都市市民活動総合センターの初代センター長をつとめた。その他にも京都府参与(NPO協働推進担当)、京都府NPO協働推進会議委員、宇治市男女共同参画審議会委員、(財)京都市ユースサービス協会理事などをつとめている。共著に『京都発NPO最前線』(京都新聞社)、『よくわかるNPO・ボランティア』(ミネルヴァ書房)、『NPO非営利セクターの時代』(ミネルヴァ書房)など。立命館大学大学院非常勤講師、京都大学大学院公共政策研究科非常勤講師、滋賀大学特任講師。

(※このプログラムは、【基礎・入門編】と合同で実施します)
B1-1 若者の“心”を動かすには? [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-1
若者の“心”を動かすには?
いちげんさんで終わらせないために・・・


 例えば…「人の心をどうつかむか」、「どうやってうまく巻き込むか」、「初めての人が“また次も!”の意欲となるために」などなど、コーディネーターにとって中高生、大学生や若い世代のボランティアと関わる時にこのような戸惑いや悩みは尽きないものです。
 この分科会では、活動を始めたばかり、また、ある程度慣れてきたはずなのに、まだ自分から動けないといった状況の若い世代の人を、どう主体的に活動するボランティアへと成長させるかについて、意見交換(ワークショップ)を通して考えます。

●対 象:日頃、特に中高生、大学生や若い世代のボランティアと関わる方、これから関わることになる方

●定 員:30人

●ファシリテーター:中村 彰利(京都YMCA 発達障害児サポートプログラムディレクター)

 振り返れば、ボランティア活動を始めたばかりの当時、単なる活動の場だったYMCAが、いつの間にやら学校よりも面白い居場所となり、気が付けば職場となっていました。そして、気が付けば私は、ボランティアコーディネーターでした。中でも特に若い世代の人を意識したのは3年前、京都市ユースサービス協会でのコーディネーター業務に就いた頃からです。
 自分もまだ若い!と思っていた私が、(本当に)若い世代を支援するワーカーとなりました。若い頃しかできないこと、若いからこそ未熟な部分、若さが故に思い悩むことなど、たくさんの“若さ”と出会い、たくさんの若きボランティアをコーディネーションすることになった訳です。 そこでは、若者の社会参画といった、難しい課題に思えることを、若者自身がその気になって活動できるようになるにはどんなアプローチが必要なのか、いろんな方法で取り組んできました。
 そして、YMCAに戻った今でも、毎日のようにやってくる大学生ボランティアと接する日々です。

●話題提供者:村井 琢哉(山科醍醐こどものひろば ボランティアコーディネーター)

 幼少時より自身が現在所属する前身団体で若者たちと遊んで過ごした結果、高校生のときから、キャンプリーダーなどのボランティアを始め、その後、こども・障害者・国際NGOなど多くのボランティア活動を経験しました。ただ参加するだけでなく同世代のスタッフたちと企画を持ち寄り活動する中で活動作りのおもしろさを感じてきました。現在は受け入れとしてボランティアコーディネートにも取 り組み始め、地域の多くの学生ボランティアの活動を応援しています。はじめはボランティアの定着も悪く、定着して貰うためのいろんな実験を行いました。しかし結果として効果があったのは、ボランティアと接しているときに、「いかに人と人としてつながれるかということを意識してコーディネートするか」でした。そんなつながることのおもしろみを多くの方と共有したと考えています。今後は、人から人、人から地域へと活動目標をもちながら活動を続けていきます。

■担当者からのメッセージ

 この分科会の企画スタッフは、比較的、若い世代と関わることが多い人たちです。若い世代の人たちのコーディネートに関わるなかで、いくつか共通する悩みを持っていました。
・“何かしたい!”と活動に関わってくれるのは嬉しいが、その活動のコアメンバーとまでには至らない。
・活動にすこし参加して、それだけで満足してしまう学生も多い
・継続して活動に来ていたのに、いつの間にかすっかり来なくなってしまった などなど。
率直に言ってしまえば、「若い世代の人たちって、どんなことを考えているの?それが知りたい!」という思いから生まれた企画です。若い世代の人たちに対して、どのような働きかけを行えば主体的な活動者になるのでしょうか。それをみなさんで追求していきたいと思いました。
 若い世代のボランティアコーディネーションに関わるみなさんが普段感じているような悩みなども持ち寄って、さまざまな視点から意見交換(ワークショップ)を行います。私たちの思いに共感した方、“若い世代って・・・”と悩み、迷宮入りしそうな方、私たちと一緒に“若い世代の心”をキャッチするポイントを見つけていきましょう!

石川 貴子(京都市福祉ボランティアセンター)
野口 智子(うずらの里児童館)
米田 光晴(京都市ユースサービス協会)
B1-2 発見!!兼任だからこそのステキなアイデア [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-2
発見!!兼任だからこそのステキなアイデア
社会福祉施設・病院における兼任コーディネーターの抱える問題点とその工夫


 ボランティアコーディネーションの「理想」と「現実」−兼任であるがゆえに思い通りにはいかない現実、その狭間で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。でも、兼任だからこその良さや強みもきっとあるはずです。
この分科会では、事例をもとに、社会福祉施設・病院で頑張っている兼任コーディネーター同士が意見交換し、困難を乗り越えてうまくコーディネーションしていく工夫を持ち寄りたいと思います。デメリットをメリットに変える成功の秘訣とは?明日からの実践に役立つアイデアを発見することを目指します。

●対 象:社会福祉施設・病院のボランティア担当職員

●定 員:20人

●講 師:平野 幸子(明治学院大学 社会学部付属研究所 ソーシャルワーカー)


 大学卒業後、病院・高齢者デイサービスセンター・特別養護老人ホーム・社会福祉協議会運営のボランティアセンターなどで、ソーシャルワーカーとして働いてきました。ボランティアコーディネーターと自覚したのは、なんともボランティアセンター所属になったとき。でも、実は福祉施設でもずっとボランティア担当でした、、、。そう気づいてみたら、どの職場でも、利用者やその家族を含む市民に関わり、地域社会の課題にボランタリーに取り組む人たちに、たくさんたくさん出会ってきたのでした。今の私を育ててくださったのは、その皆さま方にちがいありません。現在、大学付設の相談機関に所属し、子育て支援に関わるコミュニティワーク&ボランティアコーディネーションに携わっています。JVCA運営委員以外に、特定非営利活動法人よこはまチャイルドライン理事をしています。
 愛読書は漫画ピーナツ、神奈川県三浦半島在住、2008年もジムのヨガプログラムに参加し続けることが目標。


■担当者からのメッセージ

 社会福祉施設や病院では、主な業務をする傍らで、ボランティア受け入れ担当として頑張っておられる方が多いのではないでしょうか。ボランティアのコーディネートをする上で、専任であるに越したことはないかもしれません。でも、社会福祉施設や病院の現状を振り返った時、専任のボランティアコーディネーターを配置できる環境を整えることは、なかなか難しいと言わざるを得ません。「専任コーディネーターなら、もっと色々なことができるのに・・」「こんな事例、ほかの施設や病院のボランティア担当さんは、どうしているのかなぁ。」等々、同じ立場の職員同士集まり、意見交換をしながら、兼任であることを強みに変えるポイントを探っていきたいと思います。
 また、施設や病院のボランティア担当さん達のネットワーク形成のきっかけ作りになるといいな、と思っています。兼任で頑張っている皆さん、ご参加お待ちしています!

西村 こころ(高齢者福祉施設 紫野)、岡下 晶子(薬師山病院)
B1-3 「学校ボランティア」って誰のこと? [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-3
「学校ボランティア」って誰のこと?
地域と学校を繋ぐボランティアコーディネーターの役割


 地域の子どもたちが安全で豊かな学校生活を営むために、小・中学校にどのような仕組みで、どのような人たちが支援を行っているのかを体系的に考察します。それを踏まえた上で、通学見守りや、障害児支援などの「学校ボランティア」と呼ばれる活動を、地域住民に繋いでいる事例をもとに、その役割と今後の展開を話し合ってみませんか。NPO、ボランティア団体、人材バンク等々との結び付きの可能性も見えてくるのではないでしょうか。地域の社会資源である学校を市民参加のフィールドとしての視点で、考えてみましょう。

●対 象:小・中学校で活動する地域ボランティアのコーディネーターをしている、
     あるいはこれから考えている中間支援センターのボランティアコーディネーター、
     受け入れている学校関係者

●定 員:30人

●講 師:野尻 紀恵(神戸常盤短期大学 非常勤講師/茨木市教育委員会嘱託 スクールソーシャルワーカー)

 神戸市長田区内の高等学校での教員生活では、長年福祉教育・ボランティア学習の担当をしていました。阪神淡路大震災の折は、勤務校の在校生が亡くなったり、体育館が避難所になったり、と様々な体験をしました。それをきっかけに、ボランティア部が結成され、顧問になりました。その後、長田区の復興の足取りとともに、ボランティア部の活動を地域の方々とともに支えてきました。人と人が出会い、結びつき、共に活動する・・・この世界の楽しさ、難しさ、言葉でなかなか表現できない魅力にとりつかれ、とうとう高等学校を退職し、研究生活に入りました。長田区ボランティアセンターでのインターンもしながら、理論と実際を結び付けたいと、考えています。また、学校での生徒・親支援のためにも、スクールソーシャルワーカーや学校支援ボランティア等々、外部人材を結びつけるコーディネーターの必要性を痛感し、そのための支援を考えながら活動しています。

●事例発表者:福井 真知子(神戸市須磨区社会福祉協議会・須磨区ボランティアセンター ボランティアコーディネーター)

 コーディネーターとしての経歴は、初心者マークがとれて、やっとまわりを見回しながら走れるようになったばかり。でも、人生経験年数はベテランの域?に接近中。その経験を生かしつつ、コーディネイト業務に追われる毎日。そんな中、要望も多く、内容も多岐にわたるボランティア活動依頼に「スクールボランティア」があります。講座・交流会開催後に、その内容をまとめた冊子「スクールボランティア活動マニュアル」をもとに、年々増加する依頼にいかにして応えていくかを模索しています。ボラティアの方々には、「楽しく細く長く続けていただける活動をしていただきたい」と考えています。人と人とのつながりを大切にして、それを土台により良いコーディネート業務ができるようにと切磋琢磨の日々をおくっています。


■担 当:海士 美雪(あしやNPOセンター)
B1-4 「きたい」と「したい」を結びたい! [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-4
「きたい」と「したい」を結びたい!
「文化施設の期待とボランティアの思い。マッチしてるんかなぁ。」そんなこと考えたことありませんか?


 「○○をして欲しい」という博物館等の文化施設が抱く期待と、ボランティアの「△△がしたい」という自主性をマッチさせる時こそ、コーディネーション手腕の見せ所。ここでは、バランスよくボランティアと付き合っている施設の事例を詳細に報告します。 研修制度もこんな工夫ができるんだ!ボランティアの自主企画ってこういうスタイルもあるのね!色々なタイプを知ることで、あなたの施設でも応用できる素敵なヒントが生まれるでしょう。「これ使えるかも!」そんなアイデアをお土産にできるワークショップも行います。

●対 象:文化施設(博物館・美術館・図書館・動物園・水族館・科学館・学習施設など)のボランティア担当者、ボランティアコーディネーター

●定 員:20人

●ファシリテーター:川中 大輔(シチズンシップ共育企画 代表)


 兵庫県生まれ。ファシリテーター。関西学院大学社会学部卒。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。
 98年より市民活動に取り組み始め、野外教育や不登校児童支援等に取り組むNPO法人ブレーンヒューマニティー副理事長・事務局次長(ボランティアマネジメント担当)、社会事業家支援に取り組むIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]フェロー、国際青年環境NGO・A SEED JAPAN理事(人材育成担当)、(財)大学コンソーシアム京都研究主幹などを歴任。
 03年に、「市民としての行動力」の向上を支援するシチズンシップ共育企画を設立。神戸市協働と参画のプラットホーム協働コーディネーター、(財)京都市ユースサービス協会企画委員ほか公職多数。大阪経済大学大学院兼任講師。
 01年より全国各地で「人材」と「企画」を中心とするマネジメント研修や、市民教育ワークショップ、ファシリテーター育成を担当している。

●事例発表者1:藤井 綾子(広島平和記念資料館 啓発担当《平成18年度ボランティア担当》)


 京都で過ごした学生時代、最も面白かった勉強はボランティアコーディネートです。机に向かう勉強に加え、街でその現場に触れられたことは貴重な経験でした。そして、もう一つ興味を持っていたのが「被爆地ヒロシマ」です。「広島に関わる仕事に就きたい」という思いから出会ったこの職場で、偶然にも昨年はボランティア担当者として働くことになりました。大学時代に興味を持っていた「ふたつ」が結び合うことになりました。
 200名ほどの当館ボランティアは、活動を始めて10年近くになります。ボランティア室には賑やかな声が響き、朝夕のミーティングでは活発な意見交換がなされます。職員と施設利用者とボランティアの間に立つことによる悩みもありましたが、ボランティア効果を肌身で実感できた充実した一年間でした。 分科会では、グループ体制や会議・研修、そしてボランティア発信の活動など、上手にお伝えできるよう頑張ります!

●事例発表者2:北村 美香(琵琶湖博物館 はしかけグループ「びわたん」 メンバー、琵琶湖博物館 特別研究員)

 4年間の社会人経験の後、博物館の持つ可能性を探るため、京都橘大学大学院文化政策学研究科へ進学。現在同大学院博士後期課程に博物館学専攻で在学中。06年より琵琶湖博物館特別研究員の受け入れを承認。あらゆる場面で博物館活動に参加し、自ら楽しみつつ今後の博物館のあり方について体当たりで勉強中です。
 はしかけグループ「びわたん」は、琵琶湖博物館の市民参加制度のひとつである「はしかけ制度」を利用して活動するグループです。私達は、自分たちが知った博物館の楽しさを多くの人と共有したいという思いがあります。体験参加を通じて多くの人が、モノや技(資料や情報、知識)との出会いなどを楽しみ、さらにその楽しさをきっかけとして新しい発見や知識が得られる機会とすることが目標です。びわたんの活動をきっかけに博物館や体験プログラムのリピーターが生まれたり、また専門的な博物館活動への参加につながったり、さらに普段の生活や地域において自主的な活動が行われるようになることがなにより嬉しいことなのです。そのためにもびわたんの体験プログラムでは、「勉強」というような硬い雰囲気でなく参加者側の自由な意思と、その場にいる人同士の交流を一番に考えています。

●事例発表者3:藤本 高史(京エコロジーセンター 事業課 ボランティア主担当)

 高校時代に地域のボランティア活動に参加し、キャンプやお楽しみ会などを通して子どもと関わる楽しさを味わいました。その後フィリピンへスタディーツアーに行ったことがきっかけで、大学時代には様々なNGO・NPOでボランティア活動に携わりました。この経験から、社会の様々な問題を知り、自分にもできることをしたいと思うようになりました。
 数年間の一般企業、自然学校での勤務を経て現在に至るのですが、大学時代までのボランティア経験が今の自分の人生に大きな影響を与えてくれていると感じています。
 ボランティアコーディネートの経験は今の職場が初めてで様々な葛藤はありますが、自分がそうであったように少しでもそれぞれの自己実現につながる手伝いができればと思いながら仕事をしています

■担当者からのメッセージ


 私は、就職してすぐに「あなたは、ボランティアの担当ね」と言われてから、「えっ、どうしよう!」の連続でした。ボランティアの方々の情熱・やる気が、センターの決まり事やミッションとぶつかり、怒りや対立や誤解が生み出されることもしばしば…。
 なんとかセンターもボランティアも、お互いがメリットのあるような形で活動できないかと四苦八苦していたときに参考になったのが、他の施設のボランティア活動や、担当の方のお話でした。
 様々な活動を参考にしながらセンター職員の中でも話し合いを重ねて、「ボランティアの自主性を生かす」方向を意識し出すと、うまくいくことが多くなりました。
 悩みながらも徐々に、「職員だけではできないようなことも、ボランティアがいるからこそできる!」「ボランティアと一緒に活動している時が、とっても楽しい!」そんな風にいつしか思えるようになっていました。お互いにとっていい関係になれるような活動のヒントを、一緒に知恵を出し合って、考えてみませんか?

浅井 薫(京エコロジーセンター)


B1-5 大学ボランティアセンター自己評価ツールを作成しよう! [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-5
大学ボランティアセンター自己評価ツールを作成しよう!


 自分が所属する大学ボランティアセンターは「地域や学生のニーズに応えられているのか?」「効果的な運営ができているか?」
「長期的な展望の中で、どのステージにあるのか?」立ち止まって考えてみませんか?
 この分科会では、「ボランティアセンター自己評価ツール」※)を日本語訳した「ボランティアセンター自己評価のすすめ」(日本ボランティアコーディネーター協会発行)を参考に、大学ボランティアセンターの自己評価ツールの作成を目指します。評価することの意味や大学ボランティアセンターの意義、価値など、原点に戻って改めて考え、参加者が持ち寄った事例などから評価の指標を検討します。
※米国の全国ボランティアセンターであるポインツオブライツ財団発行

●対 象:大学ボランティアセンター(大学のボランティア活動支援部署)の運営・実践に
     関わる方、大学ボランティアセンター設立を検討している方、
     大学ボランティアセンターの設立や運営を支援している中間支援組織の方

●定 員:20人

●講 師:小原 宗一
     (自由が丘産能短大兼任教員/日本ボランティアコーディネーター協会 理事)

 バブル絶頂期に東京で大学生活を送り、専ら社会福祉学の修得よりも軽音楽部でのバンド活動にエネルギーを注いでいました。大学卒業後は社会福祉協議会に就職し、95年よりボランティアセンター部門での勤務を契機に東京で初めて開催されたJVCCに関わり、全国のコーディネーターから沢山の刺激と目から鱗の落ちる体験を繰り返し、ボランティアコーディネーターの仕事の面白さにはまってしまいました。今回もまた現場のコーディネーター同士の新たな出会いや学びがあると楽しみにしています。
 京都はとても魅力的な街ですね、おいしいご当地麺の情報がありましたら、情報交換会でぜひお教え下さい。


●アドバイザー:市川 享子
 (明治学院大学ボランティアセンター コーディネーター/同法学部政治学科 非常勤講師)

 東京都内の中学・高等学校の社会科教員&ユネスコ部顧問を経て現職に。学生からは「優しそうに見えるけど、ストイックなまでに本気に取り組むコーディネーター」と評されています。
 大学生のボランティア支援は、やりがいがあり楽しい仕事である一方、一人職場であったり、新しい部署のために周囲から理解を得られにくいなど、悩みを抱えている人もいるのではないかと思います。当日は大学ボランティア評価ツール作成を通して、たくさんディスカッションできることを楽しみにしています。
 今年の目標は、自分なりの「ワークライフバランス」を見つけることでしょうか?あとは、細々と続けている料理教室を再開したいです。


■担 当:白井 恭子(大阪ボランティア協会)
     西   誠(ユースビジョン)
     足立 陽子(ユースビジョン)



B1-6 小地域福祉活動とボランティアコーディネーションの強力タッグを目指せ! [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-7
小地域福祉活動とボランティアコーディネーションの強力タッグを目指せ!


 地域福祉の推進方法として、今、小地域における福祉活動の活性化が注目されています。小学校区程度の範囲を基盤として、生活課題をかかえている住民への支援を同じ地域で生活している住民が取り組むものです。最近では、従来の地域団体や地域役員等が住民をボランティアとして受け入れることによって、小地域福祉活動の更なる発展に期待が寄せられています。
 この分科会では、そうした小地域福祉活動の防災、防犯、教育など福祉活動に限らない幅広いテーマに基づいた先駆的な実践事例を聞きながら、小地域福祉活動においてボランティアが活き活きと活動できるためのコーディネーションのあり方や、小地域福祉活動を展開している社会福祉協議会等の地域福祉推進団体と、ボランティアや市民活動を推進する中間支援組織等との強力な協働関係について、参加者とともに検討していきます。

●対 象:小地域福祉活動でのボランティアコーディネーションに関心のある方

●事例発表者:勝部 麗子(豊中市社会福祉協議会 副主幹兼地域福祉係係長)
       もう1団体 調整中

●定 員:20人

■担 当:石井 祐理子(京都光華女子大学)


B1-7 地域で育む子どもたち [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-7
地域で育む子どもたち

外国にルーツを持つ子どもの支援とボランティアコーディネーション


 この分科会では「外国にルーツを持つ子どもの支援」という課題を地域で受けとめ、分野を超えた連携により課題の解決に向けた取り組みを行っている団体の事例報告を中心に進めます。
 外国人の定住化が進む中で、特に子ども達の課題は母語支援、学習支援、不就学支援、社会参加支援など非常に多様なものとなっています。地域の既存団体・組織が更に有機的に連携し、課題の解決に向けてつながっていくためのボランティアコーディネーションを一緒に考えてみませんか?

●対 象:「在住外国人の課題を地域で受けとめる」ことに興味関心をお持ちの方           子どもに関するボランティアグループのコーディネーションに関わっている方

●定 員:30人

●事例発表者1:吉積 尚子(ワールド・アミーゴ・クラブ実行委員会 副委員長)

 18年ほど前、幼い子ども二人を連れてのアメリカ生活を体験。そのとき感じたのは外国人を地域の仲間として受け入れる人々の優しさでした。いま私の住んでいる近江八幡にも外国籍住民の方がたくさんいます。私が感じたようにその人たちが心豊かに生活していけるお手伝いができないか、と始めた日本語教室のボランティアが私のボランティア活動のスタートでした。仲間たちと教室を組織として運営する土台を作りブラジル、中国など多様なルーツを持つ参加者と交流を重ね、その活動の中から外国籍のこどもたちが抱える様々な問題を目にするようになりました。学校に行っていても自分の居場所がない。家庭の中では忙しい両親と話す時間もない。13、4才で仕事する子ども。学校にも行けない子ども。そんなこどもたちが日本社会のなかで生きていく力をつけ、将来の夢が描けて、その夢が実現できるようにたくさんのボランティアとともに活動しています。

●事例発表者2:山口 祐子(浜松NPOネットワークセンター《N-pocket》 顧問)

■協力者:光田 展子(滋賀県国際協会)

■担当者からのメッセージ

 2006年、日本で暮らす外国人は約208万人、総人口の1.63%に達しています。私達が想像する以上に、様々な言語・文化背景を持った人達がともに地域に暮らしているという現状があり、今後その数は益々増加するだろうとも言われています。
 そうした中、「外国にルーツを持つ子ども達の課題」は、日本語指導や通訳だけではなく、母語支援、学習支援、不就学支援、社会参加支援等広範かつ多様なものとなっています。こうした課題を「在住外国人の課題」としてだけでなく、「子どもの未来に関わる課題」という視点で捉え、地域の様々な組織が連携する中で解決をめざすことが益々重要になっているのではないでしょうか。
 様々な分野のボランティアコーディネーターが集まるこのJVCCで、参加者の皆さんと一緒に、外国にルーツを持つ子ども達の教育サポートとボランティアコーディネーションを考え、「地域がつくる多文化共生社会」の視点を共有する場を作りたいと思ってこの分科会を企画しました。ぜひご参加ください!

濱屋 伸子(京都市国際交流協会)
B1-8 コーディネーターの「聞く」「聴く」「訊く」がニーズの本質に迫る [2007年12月23日(日)]

[→プログラム概要]

B1-8
コーディネーターの「聞く」「聴く」「訊く」がニーズの本質に迫る

見えないニーズを顕在化する相談力を身につけよう!


 近年、コーディネーターに寄せられる相談の内容は、多岐にわたるとともに、非常に個別性の高いものとなってきています。コーディネーターは、相談者の声にしっかり耳を傾けるのはもちろんのこと、時には相談者が全面的に押し出す主訴とは別に隠れている本音をくみ取ることも必要です。また、短時間、短期間で、相談者との信頼関係を築く力も求められています。
 この分科会では、こうした力を養うために、講義と演習を交えて「聴く」スキルのレベルアップを図ります。日々の相談業務を振り返るとともに、今後の業務に役立つ技を磨きましょう。

●対 象:コーディネーターとして相談業務や対人援助業務に携わっている方
     「聴く」スキルのレベルアップを図りたい方

●定 員:20人

●講 師:桑原 英文(JPCom(Japan Philippines Community and Communication) 代表

 子どもたちの笑顔が広がるちいきとくらしを創るNGO JPCom代表。(Japan Philippines Community & Communication)1964年福岡県生まれ。東京農業大学卒業後、NGO職員としてアジアの農村開発に従事。阪神・淡路大震災では朝日新聞大阪厚生文化事業団「朝日ボランティア基地」のチーフコーディネーターを努め、95年8月から5年間兵庫県社会福祉協議会ボランティア・市民活動センターに勤務。現在、フィリピンの農村で地区社会福祉協議会的活動や市民起業支援、山岳部ではフィリピン障害者連合と共同してしょうがい児リハビリテーションセンターを経営している。阪神・淡路大震災以降の自然災害の被災各地で被災地社協災害ボランティアセンターを中心に支援活動を行っている。アジアでの民衆主体の持続可能な社会開発を進める一方で、その手法を活かして、日本各地で防災と福祉のまちづくり事業、福祉学習の推進、ボランティア・市民活動センター等のアドバイザー、スーパーバイザーなどを務めている。


■担当者からのメッセージ

 コーディネーター業務に関わらず、「聞く」ということをたいてい日常的に行っていると思います。
 その中で、表現される言葉や現象だけをとらえて、ニーズだと思い込んだり、「こたえてあげたい!」という気持ちからコーディネーターが何でも解決しようとしてしまったということなど、思い当たる経験はありませんか?
 それは、相談者自身が問題に向き合うこと、解決していく力をうばってしまっているかもしれません。
 とはいえ、潜在化しているものはなかなか見えにくいもの。相談者自身も気づいていないことが多くあります。
 そこで今回、表現される言葉の奥にある思いや問題点などにコーディネーター自身も気づき、ニーズの本質をつかむ力をつける機会をつくりたいと考えました。
 コーディネーターとして何が必要か、相談業務に携わるみなさんと日常の相談業務を振り返りながら、今後の業務に役立つスキルを磨きましょう。

廣瀬 智美(きょうとNPOセンター)