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★Seamen のための 「全国 港の宿」海員会館 だより★
全国に7館の海員会館を運営する(財)日本船員厚生協会のブログです。
各海員会館には宿泊施設・レストラン・大浴場等の設備を備え、船員とその家族・海事関係者の福祉サービスを60年以上にわたり運営しております。
もちろん、一般の方にも公共の宿としてご利用頂くこともできます。このブログの中で Seamen ならではの世界観を全国の海員会館よりご紹介できれば幸いです。
「ここには海を愛する者たちの「特別」があります・・・」
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最新記事
「波涛を越えて」写真展が開催中[2010年04月23日(Fri)]
■写真展「波涛を越えて」の作品のダイジェストをエスカル横浜の館内に展示



エスカル横浜に隣接する、横浜山下公園の秋のイベントとしてすっかりお馴染になった、働く海の男の写真展「波涛を越えて」(展示責任者;三上保則)のダイジェスト作品が横浜海員会館の2階ロビーに5月9日(日)まで展示されています。

エスカル横浜は、単なる船員さんの宿泊施設ではなく横浜の港湾施設として日々、海事思想と広報の普及に励んでおり、今回もその一環で毎年この時期に開催。

エスカル横浜には毎日のように乗下船に伴う外国人船員が宿泊しており、自分が乗船した経験のある船の写真が展示されているのをみて、仲間の船員に自慢する光景が時々見受けられるのも海員会館らしいといえます。

展示されている写真の数は、全部で35点でさまざまな国や港や船上で撮影されたものばかり。一般の宿泊客が写真をみて、船や港に魅力を感じられたら幸いと、エスカル横浜の和田館長は来館を歓迎しております。



展示に加えて、「船と海と世界のまめちしき」と題したコーナーも併設しております。
新生 にっぽん丸 就航[2010年04月06日(Tue)]
■商船三井客船所有 豪華客船「にっぽん丸」が装いも新たに就航


横浜港で日本郵船の飛鳥U同様にすっかりとお馴染みになった、にっぽん丸が船体をネイビーに塗り替えて先月就航しました。

実は、にっぽん丸の改装は横浜市本牧にある三菱重工横浜製作所で行われましたが、改装に携わった多くの船員が11月から2月までエスカル横浜に宿泊していました。多い時には一日30人にものぼる、関係者が泊まりました。

エスカル横浜は、船員の厚生施設なので毎日のように多くの海事関係者が宿泊しておりますが、この改装スタッフのほか、このにっぽん丸の船長も航海前の前夜は常宿にしています。そのような、理由から今回の改装はエスカル横浜にとっても非常に喜ばしいことです。

新生にっぽん丸はお披露目式を横浜港大桟橋で既に行い、その後ショートクルーズを繰り返し早速この5月11日から7月1日まで横浜、神戸を経由してハワイやロスを巡る太平洋一周クルーズに出発します。

最も高価なお部屋で一人880万円ですが、リニューアル後初めてのクルーズなので恐らく満室状態で航海にでることでしょう。

5月11日は大桟橋を12:00に出航します。感動的な出航シーンを是非見学しませんか。
ご宿泊はエスカル横浜で承ります。


ご安航をお祈りします。
横浜中華街 まかないカレー[2010年03月17日(Wed)]
■横浜中華街の「まかないカレー」は癖になる味。

横浜中華街のメインストリートとなる中華街大通りの中ほど広東料理「同發」では、半世紀年前から引き継がれている、まかないで出されている特製カレーを一般メニューに加え、ちょっとした話題になっている。



そのまかないカレーをいただけるのは同發の中でも本館のみ。
同發は1880年ころに創業、創業時は食材や雑貨を扱う商店でしたが、戦後に料理店をオープンさせた中華街でも老舗中の老舗。

多くの調理人を舌を満足させた特製カレーのレシピは以下の通り。

 @玉ねぎと豚肉の旨みを「油通し」で閉じ込める。
 A同發本館秘伝(伝統)の中華スープをベースにカレールーを作ります。
   中華スープは味の決め手で、鶏肉や豚肉と各種の香味野菜で作ります。
 B油通しをした玉ねぎと豚肉をカレールーに合わせて中華料理ならではの火加減で仕上げます。
 
カレーは2種類、プレーンが840円(税込でスープ付き)、パイコウカレーは945円(同)
薬味ははじめから付かないので、オーダーしても出てきません。





同發本館はテーブルが少ないので、すぐに満席になります。平日のランチタイムはOLやサラリーマンで賑わいます。

わたしも実際に食べてみましたが、ボリューム満点で本当においしかったです。
2人で注文して取り分けていただくのがちょうどよい量かもしれません。


場所やその他不明瞭なことは、中華街に隣接するエスカル横浜にお立ち寄りいただければ、丁寧にご案内いたしますのでお気軽に。
横濱中華街「媽祖祭」開催[2010年03月11日(Thu)]
■エスカル横浜から徒歩数分。横濱媽祖廟において「第4回媽祖祭」が開催されます。



 媽祖はおよそ千年前の北宋時代に実在した福建省に生まれた女性。
幼少時から才知に長け、長年の修行を経て天に召された後は、紅い衣装をまとい海上の難民を助ける姿が見られたそうです。

 その様子から航海を護る海の神様として、また自然災害や疫病、戦争から護る女神様として、現在でも中国や台湾などの華橋社会で信仰されているそうです。その開廟をお祝いするお祭りが、盛大に開催されます。

 媽祖廟では昨年3月、新たに「文昌帝君(ぶんしょうていくん)」「月下老人(げっかろうじん)」「註生娘娘(ちゅうせいにゃんにゃん)」「臨水婦人(りんすいふじん)」、の四尊神をお迎えしております。

 当日は約2メートルの 千里眼将軍と順風耳将軍とに先導された媽祖様のお神輿が中華街を巡行。航海の安全を祈願し媽祖様の神輿をはじめ、獅子舞などが賑やかにパレードします。

 場所がわからなければ、地下鉄みなとみらい線「元町中華街駅」のすぐうえのエスカル横浜に立ち寄ってください。丁寧にご案内いたします。
 
■日時;2010年3月20日(土)
  拝神儀式 11:00〜 (場所:横濱媽祖廟)
  神輿巡礼 14:00〜 (場所:中華街全域)



≪過去の媽祖祭より≫
2月18日「ナッチャン号」入港[2010年02月25日(Thu)]
■エスカル横浜が青森と横浜の懸け橋に貢献。

青森港‐函館港を結ぶフェリー「ナッチャンWorld号」のクルーがエスカル横浜に宿泊。

エスカル横浜(和田耕造館長)は、横浜港に寄港する船舶関係者の利用率が全体の過半数以上を常に占めており、港湾施設の一部として、すっかり定着してきている。

2月19・20日、横浜大桟橋で行われた「ナッチャンWorld in Yokohama」のために入港した世界最大級の高速フェリー「ナッチャンWorld号」の乗組員(佐藤 幹雄船長ら)15名がイベント期間中の5日間、エスカル横浜に宿泊し、当館から毎日寄港している大桟橋まで通った。


≪大桟橋に着岸したナッチャンWorld号≫

当イベントは「JR東北新幹線青森延伸」を記念しての入港で、青森の物産を伝えるのが目的であった。
船内会場では青森県物産協会などが出品する物産展が行わたほか、東北新幹線青森延伸の企画展やナッチャンWorldエグゼクティブクラスの客室無料見学なども実施された。


≪船内の客席≫

「ナッチャンWorld」は、2008年4月に完成したおよそ10,000トンの双胴型高速船。ウォータージェット推進機4機を備え、満載時の航海速力は約36ノット(時速65km)で航海する。船名の「ナッチャンWorld」は、姉妹船の「ナッチャンRera」の「ナッチャン」と、船体に描かれたイラストの「世界中から集まった仲間たちがパレードする」というイメージから「World」を組み合わせて名付けられたという。


≪船内に飾られた「ねぶた」のオブジェ≫

2月19日(金)には、エスカル横浜の和田館長らが本船を表敬訪問、佐藤キャプテンのエスコートでブリッジに案内され、飛行機のコックピットに入ったような最新鋭の計器類に、長くフェリーに乗船していた和田館長も感心した様子であった。


≪みなとみらい線「元町中華街駅」に隣接する、エスカル横浜≫
横浜港の珍客を見てきました。[2010年02月24日(Wed)]
■海上の宮殿・英国「クイーンメリーU」が横浜大黒ふ頭に寄港。

2月19日(金)、早朝あのタイタニック号を思わせるような、大きな豪華客船が入港しました。
新聞やテレビでも取り上げられましたが、海員会館の営業担当者として、この目で、実物を確かめてきました。
昨年3月に入港した際は、同ふ頭が一般ギャラリーでごった返し、大変な賑わいとなりましたが、今回は陸上での見学は事前告知では一切NO。
そのせいか、当日の見学者もパラパラと寂しいものでした。
デジカメのズーム最大にして、船首を撮影しましたので、ご覧ください。今回のQM2の寄港後、続々と外航客船がこの横浜港に入港してきますので、ご期待ください。



泊まりで見学に来る場合は、大桟橋埠頭から近いエスカル横浜(エスカルとは仏語で寄港という意味)をご利用ください。
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