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第49回日本緑化工学会大会の開催報告 [2018年10月09日(Tue)]
2018年9月15日〜17日は 東京都市大学 横浜キャンパスにて第49回日本緑化工学会大会を開催しました。
吉崎委員長を中心にした大会運営委員会のみなさま、会場を担って下さった東京都市大学のみなさま、本当にお世話になりました。そしてお集まり下さった会員のみなさん、関係各位にも御礼申しあげます。250名を超える方がご参加下さる盛況となりまして、少しコンパクトな会場は熱気に包まれた印象を持ちました。

発表・展示をしたみなさんも おつかれさまでした。
優秀ポスター賞は今回3件選考されました。発表者から原稿が届きましたら、また本ブログにご紹介をさせて頂きます。

今年は、日本緑化工学会設立30周年に当り、それを記念致しましてテーマ
「持続可能な都市創造に果たすみどりの役割」
を基調に掲げ、シンポジウムと見学会を各研究部会と連携して進めることと致しました。

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大会初日の9月15日にはシンポジウム「持続可能な都市創造に果たすみどりの役割」を開催しました。シンポジウムではまず、テーマ「持続可能な都市創造に果たすみどりの役割」に基づいて、東京都市大学涌井教授に基調講演を頂きました。そして、緑化工における4つの研究分野からの視点に仕分けをして、以下4つの研究部会/視点に応じた発表を行ないました。

テーマ(1)都市防災:特に樹木の防災能力と維持・管理について
  発表者:日本緑化工学会 副会長 木田幸男氏
テーマ(2)屋上緑化の多様な評価手法について/米国農務省が進めるi-Tree Eco生態系サービス評価の試み
  発表者:都市緑化研究部会長 梶川昭則氏
テーマ(3)市民科学とボランティア
  発表者:生物多様性緑化研究部会長 倉本 宣氏
テーマ(4)住民の健康と緑化
  発表者:緑・健康研究部会長 岩崎 寛氏

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そして、9月17日には現地見学会を行いました。見学会の会場は二子玉川ライズです。
二子玉川ライズは駅の東地区、総開発面積約11.2haの再開発プロジェクトです。駅を起点に、二子玉川公園へ至る街のなかに商業施設やオフィス、住宅等をレイアウトしています。

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参加者はライズオフィス内にある 東京都市大学・夢キャンパスに集合して、まずはライズの再開発に至る経緯や街づくりのコンセプトについての説明を受けました。

「二子玉川ライズのまちづくりについて」東急電鉄株式会社都市創造本部 都甲義教氏
 再開発の経緯と行政や地権者との話し合い、合意形成の経緯などについて主に伺いました。
「二子玉川ライズのランドスケープ」 株式会社ランドスケープ・プラス 平賀 達也氏
 国分寺崖線と多摩川に挟まれた立地と歴史を活かした街づくりとして、景観のコンセプトとして「エコ・ミュージアム」を掲げることを提案し、それを実現に写すための企画、デザイン、プランニングについて話を伺いました。

説明を伺ったあとは施設の見学です。開発地の約1kmにも及ぶ形、距離を活用して、駅から公園へ、都市から自然へと至るランドスケープを繋ぎあわせていくように 設計をされています。この日は、一番の特徴である複層的な施設設計を実感できるいくつかの観察ポイントを順番に案内してもらいました。

・国分寺崖線と多摩川に挟まれた立地を存分に感じられる、人工地盤を活用した歩道の設置、屋上の植栽
・めだかの池、屋上庭園、屋上菜園などに使用する水を、雨水の循環システムを利用して供給している仕組み
 地下駐車場の下部に設けた貯水槽にためた雨水を濾過し、pH 調整して屋上へポンプアップして活用する循環システム
・高層建築を安全に保全している免震装置、その空間を利用した熱循環、自然換気システムによる省エネ設計
・屋上菜園などを活用して参加型のイベントを多数行って賑わいを創出することによる街地の活性化

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午後はシンポジウムの時に区分した、4つのテーマに沿った各班に分かれての見学となりました。講演担当者が見学会でも各班のとりまとめ役となって、それぞれの視点を取り上げ、テーマに応じた見学内容と意見交換を行いました。
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最後に、テーマ班ごとに見学会の成果を発表して、とりまとめとしました。
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緑には多様な役割があり、その再生や造成にも多様なアプローチがあります。そのことを携わっている会員各位が実感し、そして楽しめる一日であったと思います。みなさんが有意義な体験をお持ち帰りになったのではないでしょうか。
企画・運営して下さったみなさん、ご協力頂いた各位にも深く感謝申しあげます。
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公式ホームページ内の大会開催案内、シンポジウムの実施内容などはこちらをご覧下さい。
日本緑化工学会ホームページ 「第49回日本緑化工学会大会シンポジウム・現地見学会について」
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