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現地見学会およびシンポジウム「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」 [2017年02月18日(Sat)]
日本緑化工学会では、2017年3月18日に現地見学会、3月19日にシンポジウム
「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」を開催(企画:生態・環境緑化研究部会)します。
平成28年熊本地震からもうすぐ1年が経過します。一度現地を見て、今後の対策のあり方について、考えてみようと企画致しました。
現地見学会で見学させて頂く場所が概ね決まりました。

2016年12月に現地下見に行ったときの写真です。阿蘇外輪山を抜ける主要ルートのひとつ、俵山トンネルルート(県道熊本高森線)が2016年12月24日に開通しました。
20161225_tawarayama.jpg

開通の翌日に通ることができ、南阿蘇村へ早く入ることができるようになりました。カルデラの周辺や内部では斜面の崩壊などがたくさん起きました。地震そのものの崩壊等ももちろん多かったのですが、その後の豪雨で崩壊地が広がったり、さらに土砂災害が起きたところも多くありました。
急ピッチで対策工が進んでいるところも多くあります。
IMGP7892 - コピー.jpg


3月18日は、国道57号線の対策工事をしている現場を見学させて頂きます。
現場の様子は熊谷組さんのホームページでご覧頂くことができます。
http://www.kumagaigumi-aso.com/index.html

また、草原の維持管理、生態系保全を目指し、野焼き支援ボランティア活動などの草原保全活動をはじめ、阿蘇をフィールドとした様々な活動を行っている阿蘇グリーンストックにご協力頂き、草原の見学をします。
阿蘇地域では平成24年豪雨災害の被害が大きかったのですが、そのときに崩壊した草原斜面の再生状況と、平成28年熊本地震で被害のあった場所と見比べてみる予定です。

概要
2017年3月18日(土)12:00〜18:00 現地見学会
場 所: 熊本空港〜阿蘇地域 国道等の事業現場,阿蘇カルデラ内の草原
定 員: 20名 
集合:10:00 熊本駅付近(予定)/12:00 熊本空港 解散:18:00 阿蘇駅 〜19:30 熊本駅到着予定(どちらでも可)

現地見学会の時間が充分にはとれず、もっと行きたいところはたくさんあるのですが、また時期を変えるなどして、企画したいと思っています。

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3月19日は水前寺共済会館にて、シンポジウムを開催します。
プログラム・時間割の予定等はホームページをご覧下さい。

2017年3月19日(日)10:00〜14:00 シンポジウム
会 場: 水前寺共済会館 グレーシア 1階 芙蓉
〒862-0950 熊本県熊本市中央区水前寺1丁目33-18
定 員: 100名

こちらは会場に余裕があるので、多くの方にご参加頂きたいと考えています!
2月末にまた、九州担当の内田理事が現地の下見に行ってきて下さる予定です。また現地の様子などを報告させて頂きます。
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