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2018年1月・阿蘇のススキ種子の精選作業/阿蘇小規模崩壊地復元プロジェクト [2019年02月01日(Fri)]
生態・環境緑化研究部会が中心となって取り組んでいる「阿蘇小規模崩壊地復元プロジェクト」では2017年11月に引きつづき、2018年にも10月に阿蘇市波野地区、荻岳周辺を中心とした地域でススキ等の種子を採取しました。
プロジェクトメンバーである雪印種苗にて、乾燥〜精選作業を行っていました。
研究部会幹事の入山さん(雪印種苗)から、精選作業中の様子を撮った写真が届きました。

今年採取した種子を乾燥前にまとめたところ、172 kgあったそうです。
採取に参加したみなさん、おつかれさまでした!
このほかに、現地の有償ボランティアの方に採取していただいた分もあるようなので(種苗会社の会員が採取して引き取りしたもの)、全部あわせると結構採集できたのではないかと思います。これらが熊本周辺で活用されると思うと、喜ばしいです。

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届いた種子をすぐに、乾燥機へいれて、まずは乾燥させています。
種子の入った土のう袋を開封すると、こんな感じです。
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昨年試してみたところ、機械で精選するのがあまりうまくいかないようで、ここから茎を取り除くなどの作業を行います。現地では、種子のついた穂の部分だけを刈り取りました。
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手揉みをして、外していきます。粗く篩にかけて、夾雑物を取り除きます。

作業の終わった種子はこんな感じです。完成種子がどの程度できるか楽しみです。
途中経過では、精選歩留まりは25%くらいになりそうだとの連絡を頂いていますが。
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全体の作業をしながら、整理して重量の計測、発芽率等の試験を行っていきます。

阿蘇小規模放火位置復元プロジェクトは、日本緑化工学会 生態・環境緑化研究部会が取り組んで進めています。
プロジェクトの詳細・お問い合わせ先についてはホームページをご参照下さい。
「阿蘇小規模崩壊地復元プロジェクト」

日本緑化工学会平成30年現地見学会「東北中央自動車道の現場見学会」 [2019年01月06日(Sun)]
2018年12月7日(金)に日本緑化工学会現地見学会を実施しました。
現地をご案内くださいました東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)東北支社山形工事事務所 の阿部重雄所長、企画を調整実施してくださった簗瀬理事、本当にお世話になりました。そしてお集まり下さった会員のみなさん、関係各位にも御礼申しあげます。
開通前の貴重な機会に現地を見学でき、たいへん有意義な一日を過ごすことができたと思います。参加者からは、開通後(緑が生き生きとしてくる季節に)にぜひまた見学したいとの声もありました。できればまた半年後か、その次年度に会員の皆さんと見学をできたらよいのではないかと考えています。

実施概要
★日程: 2018年12月7日(金)
★見学地:
「東北中央自動車道平成30年度中の開通予定区間」(南陽高畠IC−山形上山ICの24.4 km)およびその前後・周辺
★案内: 東日本高速道路株式会社 山形工事事務所 阿部重雄所長

 現在整備中の区間は多雪地域に位置しているため、全線にわたって、多雪地ならではの工夫、メンテナンスへの考慮がなされているそうです。舗装はメンテナンスが容易なアスファルト舗装としていること、トンネル出入り口付近には凍結防止のため排水溝切りを施していること、ランブルストリップスを深く、さらに樹脂で埋めていること、防雪柵の高さへの配慮、除雪作業区間・箇所を減らすためスノーシェッドを多く設置したことなどを現場で説明していただきました。

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栗子峠は板谷峠を越える米沢街道の代わりとして、明治時代に栗子山隧道を掘削し通された「萬世(万世)大路」と名付けられた道です。道の駅米沢に碑が移されていました。道の駅は、木材をふんだんに使用した印象的な建物に、置賜地方の物産や情報がたいへんわかりやすく配置されており、観光振興等に大いに役立っているようです。参加者の皆さんもほぼ全員がおみやげを入手していたようで、特に農産物やお酒などの地産品の売り場に長くとどまっている方が多かったように見受けました(笑)。

高畠深沼橋は、南陽高畠ICに近接しているため4車線の高架橋を施工していて、国道13号と113号の上を橋梁で超すようになっています。年度内の完成を目指して現在、最終舗装工事が進められているところです。工事中の橋梁に入らせて頂きました。橋の上まで来ると、風当たりの強い環境がよくわかりました。
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この橋は2018年7月に、長さ約100 m、重さ約670 tの桁を特殊台車に載せ、橋脚に設置したものです。軽量化を図るため、廃ガラスを主原料とした軽量資材スーパーソルが使われているそうです。
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建設中の南陽PA付近に「びっき(蛙)石」という巨石を置くために整備された「びっき石公園」があります。この岩は「びっき石まつり」が開催されるなど付近の中川地区の地域文化財として大切にされてきたそうですが、今回、自動車道計画に位置していたことから、工事に伴って移したものだそうです。近隣にある中川小学校のみなさんが付近の見所をまとめた地図で作った看板も設置されていました。
1207報告_07_びっき石公園_s.jpg 1207報告_08_中川小作成の看板_s.jpg

堂満山の中腹に作られた切土長大のり面を歩きます。かみのやま温泉ICの造成に必要な土砂を確保するために切土斜面としたそうで、上り線12段、下り線8段、高低差最大80 mの長大のり面が完成しています。新第三紀中新世の凝灰岩を主体とした地質で風化しやすいことから水対策を重点的に行っていると説明がありました。
1207報告_09_堂満山のり面_見下ろす_s.jpg 1207報告_10_堂満山のり面_排水と柵_s.jpg

山形PAは、南陽高畠IC - 山形上山IC間開通時に供用を開始する予定で建設中のパーキングエリアで、スマートインターチェンジが設置されるそうです。植栽には山形市の木であるナナカマドを中心とした「山形盆地の森」をコンセプトに選んだ樹種を中心にしているそうです。山形市では、PAが須川沿いにある西公園に近接することから、PAと一体化した公園整備事業を行っているそうです。スマートインターが有効に活用されるとよいと思いました。
1207報告_11_山形PA_説明_s.jpg 1207報告_12_山形PA_客土_s.jpg

山形PAまでで今回の見学日程は終了。
阿部所長からはたいへんきめ細やかに、かつ、随時、設計、施工に関する説明に加えて、地元自治体や地域の関係者等との調整に関する苦労話などを含めて聞かせていただきました。
ありがとうございます。
置賜地方、本当にいいところですね...
阿蘇小規模崩壊地復元プロジェクト現地活動 【2018年10月・ススキ種子採取など】 [2018年11月15日(Thu)]
生態・環境緑化研究部会が中心となって取り組んでいる
「阿蘇小規模崩壊地復元プロジェクト」
では2018年10月26日〜29日に阿蘇市波野地区、荻岳周辺を中心とした地域でススキ種子などの採取活動を行いました。

こちらの活動箇所は阿蘇市・旧波野村の荻岳周辺です。中江牧野組合様に、管理地での採取を許可して頂けました。ありがとうございます。

お天気にも恵まれ、活動日和となりました。
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まずはススキの穂の採取です。最初に、プロジェクトメンバー/部会幹事の吉原さん(種苗会社・紅代貿易)より、採取方法の説明を行います。

今回の活動目的は、社会実験の一環として種子を採取して現地で活用してもらうことも重要ですが、実際のフィールドで行う採取試験、効率の調査などを行うこと、大切な活動目的です。
時間単位の採取効率を実際に採取を行いながら計測してみました。
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結果は部会幹事がまとめて報告する予定です。
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