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続 むくな豆ってなぁ〜に [2015年03月15日(Sun)]
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ムクナ豆  会報「なかま」に書いたものを転載します
会員さんから《ムクナ豆ってご存知ですか?」という電話がかかってきました。
さて、ムクナ豆、むくな豆???私もやめたとはいえ管理栄養士食品のプロです。豆・まめ・マメ
《申し訳ないけど存じません、どういうまめですか?」とお尋ねの会員さんに逆に尋ねると、ブラジルで栽培されている豆で、成分にドーパミンノもとであるL-ドーパを含むとのこと。
 電話を切り、インターネットで調べる。
  (ムクナ豆を販売している会社の資料から)
 マメ科の植物で、熱帯地方で栽培される。大きさは、3〜8メートルの大きさになる。
《ジャックと豆の木》ノアの豆の木を想像するといい。収穫も多く、別名八升豆ともいう。
日本でも江戸時代ころまで栽培差rていたそうですが、栽培に場所をとることや、豆自体がとても固いため、調理にj手がかかるので、栽培されなくなったようです。
まめに多くの成分を含んでいます。必須アミノ酸を九種含み確かに健康にいいようです。
天然L-ドーパを含み、食べれば少しは薬が減らせるかも?と考える。
ここはひとつ使用してみて感想を書いてみようと注文をしてみました。
ちょっぴと値段が高い気がした。毎日続けるのはきついかも・・・・
食べ方 1日3回 小さじ(3g) オブラートに包んで飲むと飲みやすい。
食べればなんとなく調子が良い、決めた時間でなくともオフになりそうな時に食べても効くような気がする。ただしいくら食品といってもL-ドーパを含むからには食べすぎに注意が必要だろう。
多くの薬を飲む方は、先生に相談するとよいでしょう。
あくまでも食品として考えましょう。
ブラジルで栽培するといいましたが近頃は国内でも栽培しています。金額も半額以下です。
こちらも注文してみました。注文してから、火をとうすからか、風味もよく、色も黄なこのようでした。私は、10時と3時の2回3gづつ食べています。
今のところ調子がいいです。 でも嫁曰く、(薬剤師)「食品であろうが、薬であろうが、L-ドーパに変わりはないのですから食べ過ぎないでくださいね」と申します。
自分の意志で少しの量を続けてみようと思っています。
どんなに調子よくても、パーキンソンは根治するものではないし、く知りとリハビリこれが主です、あくまでもムクナ豆は従なんです。効くきかないはは個人差があります。
ムクナの栽培は国内は鹿児島の富田農園で行ってます。
Posted by 樋口 at 21:22
会報なかま 「ヤマアラシのジレンマ」 [2013年06月20日(Thu)]
 寒さの中、2匹のヤマアラシが温めあおうと近づきます。しかし近づきすぎるとお互いの身体の針が相手に刺さってしまう、近づきたいのに近づけないというジレンマを、哲学者ショーペンハウアーが寓話にしたものです。
 お互いに踏み込みすぎて傷つけたり居心地が悪くなることは、人間関係でもしばしばあることではないでしょうか。だからと言って離れすぎると、疎遠になってしまい関係が保てません。
相手の針の長さをよく考えて近づきつつ、時には傷つきながら、時には寒い思いをしながら、適度な距離感がつかめるようになることがコミュニケーションのコツであり、最も難しいところでしょう。まずは自分がどこまでなら他人に踏み込まれてもかまわないのか、相手を傷つけずにすむのか自分の針の長さを知らなければ。
         みのり
Posted by 樋口 at 22:11
会報「なかま78」 四葉のクローバー [2013年06月17日(Mon)]
 今我が家では四葉のクローバー探しがブーム。とは言え、昔から四葉探しが大得意の私。必死に探す娘たちをしり目に、座った途端目の前には四葉のクローバー。「ずるい〜!」と文句を言いながらその近くを探す娘たちも、付近からたくさんの四葉を発見。中には五つ葉のクローバーまで!
 四つの葉は、愛情、健康、財産、名声を象徴するそうで、5つ目の葉は莫大な富をもたらすとか、四葉は、10万本の1の確率と言われますが、今机の上のコップの中には、10本近くの四つばや五つ葉のクローバーが。同一株から数本見つかるとはいえ、子供たちの根性のたまものか、すごい幸運か?
最近親戚の不幸が続き、なんとなくさみしい気持ちになることの多かった日々。莫大な富とまではいかなくても、家族でクローバーを探した時間は思いがけず幸せな気分をもたらしてくれました。
                みのり
Posted by 樋口 at 19:10
会報 なかま76 「ぶどう酒が水になった話」 [2013年05月28日(Tue)]
 ある村で、お世話になった教師に贈るため、ぶどう酒を村人ひとりコップ一杯ずつ持ち寄り、
広場におかれた「たる」に注いでいくことになりました。みんなが注ぎ終わり、「たる」を
贈られた教師が後日この「たる」のぶどう酒を飲んだら、水になっていた・・・というお話です。
 「自分一人くらい水でも多分大勢に影響は無いだろう」と村人全員が考えたのでしょう。
 「自分一人くらい・・・」わたしたちもつい考えてしまいがちです。自分一人くらいちょっと
ずるしても大丈夫だろう。もしくは自分一人くらいが協力しても何も変わらないだろう、という
風に。
 節電への協力も、選挙への参加も一人一人の力が大切。「自分一人の票では何も変わらない」と
政治に無関心でいると、「水」のような中身のない政治になってしまっていても文句は言えませんね。
                                 みのり
Posted by 樋口 at 05:52
会報なかま75 『世界がもし100人の村だったら』 [2013年05月26日(Sun)]
 たくさんの本が出され、テレビでも放映されているのでご存知の方も多いでしょう。全世界を
100人の村に縮小して、わかりやすい数字で世界の状況を説明されたものです。
 『百人のうち十人が栄養不足で一人は死にそうだが、十五人は太りすぎ。富を六人が 五十九
パーセントを占め、二パーセントを二十人がわけあっている。コンピューターを持っているのは
二人。しかし十四人は文字が読めない…』と
さまざまな数字が示されています。
ただ、これを読んで「自分は恵まれているからよかった」「自分より不幸な人がたくさんいることに安心した」。といった感想がとても多いことに驚きました。
 もちろん、一朝一夕に解決できる問題ではなく、一人の行動で変わるような現実ではありません。でもまず「なぜそんな不公平な世界になったのか?」その原因を一人一人が真剣に考えることなくして、この問題が解決することはないのではないでしょうか。
                                     みのり
Posted by 樋口 at 20:46
会報なかま74 『星の王子様の心」 [2013年05月25日(Sat)]
 子供のころに大好きだった童話、大人になってから読み返してみるとまた新しい発見があったりするものです。
 小さい頃は、なぜ気難しくわがままばかり言う1本のバラの花のために王子様は星へ帰る決心をしたのだろうかと不思議でした。
 地球に咲く5千本ものバラを見たときに流す王子様の涙。それはこんなにもたくさんのバラがいても自分が星に残してきたバラはたった1本しかない。かけがえのない大切な存在なのだときずいた涙でしょう。
 失敗しても何度でもリセットできるゲームの世界で育った今の子供たちに、命の大切さや、代わりのきかない存在の大切さが伝わるだろうか、と心配になります。だからこそ王子様は、「大切なものは目には見えないんだよ」と時代を超えて語りかけてくるのでしょう。この童話が読み継がれていく限り。
                            みのり
Posted by 樋口 at 05:08
会報「なかま73」 井の中の蛙 [2013年05月23日(Thu)]
 一般的に「井の中の蛙」というと「狭い世界に閉じこもって広い世界のあることを知らない」という意味で、狭い知識にとらわれて大局的な判断のできないたとえとして使われています。以前
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の高さを知る」という言葉を耳にし、このことわざには続きがあったのかと驚きました。
 実際は「されど〜」からの部分は荘子からの出典ではなく、後から日本で付けたされたもののようでした。後付けされてことわざの意味が変わることをあまりよく思わない人も多いようですが、わたしはこの言葉をなかなかいいと感じました。
 確かに自分のいる世界がすべてと思ってしまうのは傲慢かもしれませんが、蛙も好き好んで井の中に閉じこめられているわけではないでしょう。自分の置かれた状況を嘆くよりも、与えられた状況の中で極められることもあると前向きに捉えてみるとどうでしょう。健気な蛙に励まされる気がしませんか?
Posted by 樋口 at 22:13
会報なかま 72「夢は大きく、目標は小刻みに」 [2013年05月16日(Thu)]
 中学生のころに、先生が目標の立て方について、マラソンに例えて離されたお話を
今でも覚えています。
 最終的な目標はあくまでゴールですが、とりあえずは次の電信柱まで、
またその次の電信柱までと目標は小刻みにおくのがいいというお話でした。
 確かに初めから42.195qのゴール地点を目指すと、あまりに遠く、ゴールを見失って
しまいそうです。身近な目標までならがんばれそうな気がします。小さな達成感を
積み重ねていくうちに、ゴールは近づいてくるものかもしれません。
 クラシックバレーを始めて二年半になる七歳の娘の夢は「バレリーナ」になること。
 大きな夢に向かって、まずは少しづつ難しいパ(ステップ)が踊れるよう、
がんばってほしいものだと思います。
                         みのり
Posted by 樋口 at 21:25
会報なかま71 「綿花の思い出」 [2013年05月15日(Wed)]
 夏の猛暑が一段落した秋の日、実がはじけて綿がこぼれそうになっている
綿花を見ました。綿花は亡くなった祖母との思い出の花でもあります。
 「綿はどうやってできているの?」という幼い日のわたしの疑問に、
祖母は綿花を種から植えて育て、その花を見せてくれました。動物の毛や
化学繊維の類かと思っていたわたしは、とても驚いたのをよく覚えています。
 祖父もわたしの疑問に、きちんと辞書を引いてから丁寧に答えてくれる
人でした。二人とも教育者であったことが大きいかもしれませんが、子供の
たわいのない疑問にも、いつも真剣に向き合ってくれました。
それが小さかったわたしには、とてもうれしいことだったのです。
 忙しさにかまけて子供の「なぜ」「なに」をおろそかにしている最近のわたし、
「ちゃんと耳を傾けてあげなさいよ」と綿毛に言われている気がしました。
                            みのり
Posted by 樋口 at 21:36
会報なかま70 『道草』 [2013年05月15日(Wed)]
 夏目漱石の作品に『道草』という自伝的要素の強い小説があります。
「自分という存在の在り方」を問いながら、回り道ばかりしている主人公の
生き方が「道草」という題名と重なります。
 生きるということは、目的地へまっすぐに向かっていくよりも、回り道をして
道草をくっていることのほうが多いのかもしれません。
 それは時に遠回りに見えても、人生を豊かにし、目的地へたどり着くのに
必要なものなのだと思います。
 子供を見ているとついつい先回りして失敗しないように手を貸してしまいそうに
なりますが、失敗も子供にとっては必要な経験。ハラハラしながら
黙って見守ることも親の務めなのでしょう。
 困難な道も、自分にとっては必要な道。きっと目的の地につながっていると信じて
道草を楽しんでみるのもいいかもしれません。
                          みのり
Posted by 樋口 at 21:10
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