中国病院薬剤部訪日団が大阪済生会病院を参観[2017年06月06日(Tue)]
中国の四川省、厦門、広東省の病院薬剤部主任ら5名が、5月25日、26日、大阪府済生会野江病院と富田林病院を訪問した。
薬剤部の業務について説明を受けた後、調剤室、無菌調整室、外来化学療法室及び病棟薬剤師の現場を見学した。
野江病院調剤室では、ロボットシステムを利用して、正確、迅速に薬を取りそろえ、患者にとって安全安心な薬剤業務を目指していることに感心され、病棟への薬剤師派遣についても興味を持たれ、中国でも実践したいとのことである。
富田林病院では、隣接する特別養護老人ホームもあわせて見学し、入居者に優しい環境、行き届いたサービスと医療の提供など、高齢者の医療とケアについての理解を深められた。
訪日団メンバーは、多くの質問を通して日本の薬剤師の役割について学ばれ、満足して帰国されました。病院の先生方、スタッフのみなさま、ありがとうございました。