2-1.読み合わせで申請書は見違えるほどよくなる! [2007年07月31日(火)]
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助成金道の「2.申請書添削コーナー」として最初にお送りしますのは、誰でも手軽にできる方法、でも実践している人は意外に少ない方法です。
■読み合わせで申請書は見違えるほどよくなる! 「申請書の書き方が分からない」「助成金を獲得しやすい書き方のコツが知りたい」これは、多くの団体にとって共通の悩みではないかと思います。 そんなみなさんにお伝えしたい方法があります。 申請書の書き方のコツを知らなくても、どなたでもすぐに実践できる方法です。 それは・・・ 読み合わせをする ということです。 はぁ?と思われた方、知りたいのは書き方のコツなんだけど!?と思われた方、ぜひ最後までこのブログ読んでください。 読み合わせをするだけで申請書は見違えるほどよくなる! これが今日の記事でお伝えしたいポイントです。 その実例を、さっそくご紹介したいと思います。 ■日本財団助成金セミナーin長崎 2007年7月29日(日)に、長崎県長崎市において、県民ボランティア活動支援センターさんとの共催で、助成金講座を開催しました。 この講座では、「思いを伝える申請書」を書くためのコツを学ぶために、申請書作成ワークを実施しました。 ■申請書作成ワークとは? この申請書作成ワークは、次のような内容です。 1.「個人ワーク」として、参加者各人が一人で申請書を記入。 2.記入した申請書を各人が読み上げる。(記入した内容だけを読み上げる) 3.申請書作成のポイントを日本財団職員が講義。 4.講義を聞いて気づいたことを発表。 5.「グループワーク」として、各グループで一つの申請書を選び、グループみんなでブラッシュアップをする。 6.ブラッシュアップした申請書を全体に発表。 7.日本財団職員が講評。 ■グループワークでブラッシュアップ 私も、このワークに、一つのグループの担当者として参加しました。 私のいたグループでは、障害者の就労支援を行っている団体の記載した、 「新体制移行のための作業スペース拡大」 という事業を選び、みんなでグループワークを行いました。 さぁ、この申請書は、グループワークのブラッシュアップの結果どうなったでしょうか? ■Before→After <Before> 事業名:新体制移行のための作業スペースの拡大 目的:新体制移行のため、定員8名から定員20名することが必要である。そのために、作業スペースを拡大する。また、あわせて作業機械を導入する。 事業内容: ・作業スペースの拡大(定員8名→定員20名) ・作業用機械の導入 <After> 事業名:障害者自立支援法による新体制移行のための作業スペースの拡大および作業用機械の導入 目的:障害者自立支援法による新体制移行のため、作業スペースを定員8名から定員20名へと増やす必要がある。そのため、現在の作業スペースに加えて、新たな作業スペースを確保する。また、定員増に合わせて仕事を増やすため、作業用機械の導入も行う。 事業内容: ・作業スペースの拡大(新たな作業スペースの確保) 定員:10名 場所:長崎県長崎市○○地区 仕様:鉄骨○平米 ・作業用機械の導入 名前:ゼリー注入機 仕様:○○社製○○ 能力:一日○個のゼリーの注入が可能。 期待される成果: ・定員を8名から20名に増員できる。 ・平均賃金○千円→1万円に増加。 ■読み合わせに専門家はいらない たった30分のブラッシュアップ時間ですから、もちろんAfterの申請書も完全とはいえません。まだまだ改善の余地はあります。 ですが、別の見方をすれば、たった30分のブラッシュアップでも、これだけ内容が変わるのです。 そして、このブラッシュアップとは何かといえば、「読み合わせをして気がついたことを直す。」ただそれだけなのです。 しかも、コンサルタントや専門家がアドバイスをしたわけでもなく、その日たまたま居合わせた講座参加者の協働作業です。それでも大きな効果があるのです。 ■読み合わせがもたらすもう一つの効果 この読み合わせですが、申請書が見違えるようによくなる、ということだけでなく、もう一つとても大事な効果があります。 その効果とは、 団体の振り返りができ、メンバーの意識共有もできる ということです。 日ごろはなにかと忙しいので、意識共有をする時間や団体を振り返る時間を取るのは難しいと思います。 ですが、活動を続けているといつの間にか、メンバーによって考え方が微妙に変わってきたり、団体設立時の目的と今やっている活動にギャップが生じることもあります。 そんなとき、わざわざ時間を取るのは難しいですが、申請書を作成する作業を通じて、団体の振り返りができ、かつメンバーの意識の共有もできるのです。 申請書のブラッシュアップができ、かつ団体の振り返りとメンバーの意識共有もできてしまう、まさに一石二鳥ですね! ぜひ、みなさんの団体でも、申請書を書いたらメンバーで読み合わせを行う、ということを実践してください。 以上 |



