UNADUKIcolony企画 朗読劇
[2019年01月31日(Thu)]
山口市のクリエイティブ・スペース赤れんがで「UNADUKIcolony企画 朗読劇」が行われます
文芸山口大賞準大賞受賞作品「牛乳の海に咲く花は落ちない」、「仮題」、太宰治の「駆け込み訴え」が一人芝居として上演されます。
文学は孤独だ。
舞台は生きる孤独だ。
文学から始まる 三人の独り芝居。
文学と演劇は隣り合う芸術。
文学作品において、作家としての創作活動、読書という行為も一人きり。「独り」をポジティブな意味としてとらえ、ひとり舞台「朗読劇」を行う。
UNADUKIcolony主宰の宮崎が文芸山口大賞準大賞受賞作品をひとり芝居として舞台化するのにあわせ、計3つの演劇を上演。演者は宮崎を含め山口で活動する3人の演劇人。
文学作品を読む受け手から立場を変え、表現者として演劇という形で発信すること。また、読み返したり再現するために作品を「書きとめる」行為と、刹那的に消えていく「演じる」という相対する行為を見つめなおすことなど、創作・上演のプロセスにおいて探っていきます。
日時 2019年3月2日(土)〜3日(日)
A @2日16:00〜 A3日10:00〜 B3日16:00〜
B @2日17:30〜 A3日11:30〜 B3日17:30〜
C @2日19:00〜 A3日13:00〜 B3日19:00〜
場所 クリエイティブ・スペース赤れんが ホールT
山口市中河原町6-12
内容 全9公演
A 「牛乳の海に咲く花は落ちない」
作 雲川あさ
出演 宮ア萌美
あらすじ
海沿いにタンクが並ぶ街。小学生の僕は雨が束になって降る夜、大きな揺れに襲われる。仕事に出たまま連絡のつかない母、街を塗りつぶしていく波。「牛乳」工場の爆発。
これはあの3月でもなく、未来の予知夢かもしれない。
十歳の少年というフィルターを通して描かれるこの物語は、あなたの想像力で完成する。
B 「仮題」
作 中野志保
出演 中野志保
あらすじ
ひとりきの部屋で、音が鳴り響く。真白いキャンパスは塗りたくられる。動き回り、組み立てては壊し、やがて「それ」は、声を吐き出した。
五感で、世界を伝える舞台上から、言葉を抜き出し、文字と言う小さな世界に凝縮したとき、現実の妄想は何に成っていくのか。
文字から演劇へ変容させる二人とは少し視点をずらし、「舞台上から文学へ」のアプローチに挑む。
C 「駆け込み訴え」
作 太宰治
出演 細田昌宏
あらすじ
裏切り者の商人が「あの人」を売る、その時の独白。
堰を切ったように吐き出される訴えは、彼の切実な想いとともに紡がれ、烈しく、狂おしく「あの人」への感情を描き出す。
尊敬、劣等感、羨望、嫉妬、畏怖、恐怖、依存、嫌悪、そして、愛情、憎悪。ないまぜになった感情が勢いのある文章で綴られる。
太宰が「蚕が糸を吐くように口述し」、妻、美知子が筆記する形でできた作品。
チケット シングル(1枚)で1公演、トリプル(3枚)で3公演見ることができます
一般 シングル1,500円 ダブル2,500円 トリプル3,000円
高校生以下 シングル800円 ダブル1,200円 トリプル1,500円
チケット取扱い クリエイティブ・スペース赤れんが、山口情報芸術センター
問合 unadukicolony@gmail.com
主催 UNADUKIcolony
後援 山口市、公益財団法人山口市文化振興財団、文芸山口
文芸山口大賞準大賞受賞作品「牛乳の海に咲く花は落ちない」、「仮題」、太宰治の「駆け込み訴え」が一人芝居として上演されます。
文学は孤独だ。
舞台は生きる孤独だ。
文学から始まる 三人の独り芝居。
文学と演劇は隣り合う芸術。
文学作品において、作家としての創作活動、読書という行為も一人きり。「独り」をポジティブな意味としてとらえ、ひとり舞台「朗読劇」を行う。
UNADUKIcolony主宰の宮崎が文芸山口大賞準大賞受賞作品をひとり芝居として舞台化するのにあわせ、計3つの演劇を上演。演者は宮崎を含め山口で活動する3人の演劇人。
文学作品を読む受け手から立場を変え、表現者として演劇という形で発信すること。また、読み返したり再現するために作品を「書きとめる」行為と、刹那的に消えていく「演じる」という相対する行為を見つめなおすことなど、創作・上演のプロセスにおいて探っていきます。
日時 2019年3月2日(土)〜3日(日)
A @2日16:00〜 A3日10:00〜 B3日16:00〜
B @2日17:30〜 A3日11:30〜 B3日17:30〜
C @2日19:00〜 A3日13:00〜 B3日19:00〜
場所 クリエイティブ・スペース赤れんが ホールT
山口市中河原町6-12
内容 全9公演
A 「牛乳の海に咲く花は落ちない」
作 雲川あさ
出演 宮ア萌美
あらすじ
海沿いにタンクが並ぶ街。小学生の僕は雨が束になって降る夜、大きな揺れに襲われる。仕事に出たまま連絡のつかない母、街を塗りつぶしていく波。「牛乳」工場の爆発。
これはあの3月でもなく、未来の予知夢かもしれない。
十歳の少年というフィルターを通して描かれるこの物語は、あなたの想像力で完成する。
B 「仮題」
作 中野志保
出演 中野志保
あらすじ
ひとりきの部屋で、音が鳴り響く。真白いキャンパスは塗りたくられる。動き回り、組み立てては壊し、やがて「それ」は、声を吐き出した。
五感で、世界を伝える舞台上から、言葉を抜き出し、文字と言う小さな世界に凝縮したとき、現実の妄想は何に成っていくのか。
文字から演劇へ変容させる二人とは少し視点をずらし、「舞台上から文学へ」のアプローチに挑む。
C 「駆け込み訴え」
作 太宰治
出演 細田昌宏
あらすじ
裏切り者の商人が「あの人」を売る、その時の独白。
堰を切ったように吐き出される訴えは、彼の切実な想いとともに紡がれ、烈しく、狂おしく「あの人」への感情を描き出す。
尊敬、劣等感、羨望、嫉妬、畏怖、恐怖、依存、嫌悪、そして、愛情、憎悪。ないまぜになった感情が勢いのある文章で綴られる。
太宰が「蚕が糸を吐くように口述し」、妻、美知子が筆記する形でできた作品。
チケット シングル(1枚)で1公演、トリプル(3枚)で3公演見ることができます
一般 シングル1,500円 ダブル2,500円 トリプル3,000円
高校生以下 シングル800円 ダブル1,200円 トリプル1,500円
チケット取扱い クリエイティブ・スペース赤れんが、山口情報芸術センター
問合 unadukicolony@gmail.com
主催 UNADUKIcolony
後援 山口市、公益財団法人山口市文化振興財団、文芸山口