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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

子どもと本をむすぶ活動をしています


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日吉神社の狛猿に会いに行きました @ 宇部市川上 [2018年12月11日(Tue)]
狛犬ならぬ狛猿さるが鎮座しているというので、2018年12月9日、宇部市川上の日吉神社を訪れましたぴかぴか(新しい)


鳥居。
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鳥居のそばの灯籠には
文政元戌寅九月九日
とありますので、1818年に奉献されたものです。
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手水舎。
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社殿と参道。
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由緒書。
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狛猿、いましたさる
社殿に向かって右手は「聞かざる」。
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左手は「言わざる」。
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いつ奉献されたのかを調べると
文化十四丁丑正月吉日
とありますので、1817年、約200年前です。
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拝殿。
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神額には、
山王権現宮
とあります。
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こちらには、ちゃんと三猿が揃っていて「見ざる」もいましたさる
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本殿。
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境内にある石碑。
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神輿庫。
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神社の裏手に、国道490号線からの急な階段と鳥居がありました。
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何て書いてあるのでしようか?
「日吉神社」ではない気がします…。
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宇部市の校区文化財マップ『ふるさと川上史跡マップ』
弘仁2年(811年)近江国坂本から勧請され、川上地域の産土神として祀られた。最初は、山王権現と号していたが、明治4年(1871年)比叡神社に変わり、更に明治7年日吉神社に改められた。
とあるので、比叡神社ではないでしょうか?
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境内には末社が三社あります。

若宮神社。
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八王子社。
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貴船社。
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左側にあるのは何でしょうか?手水でしょうか?鉢でしょうか?
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同じく川上地区の下請川南遺跡や上請川遺跡は、
平安時代末から中世にかけて西日本を中心に使用された石鍋の製作地。請川一帯には滑石の鉱床があり、ブロック状の塊を削り取り、ノミで削って成形した。現地では石鍋の未完成品や破損品が多く出土しており、完成直前までの加工をしたと思われる。
『ふるさと川上史跡マップ』より)
ですので、もしかしたら、滑石製石鍋(かっせきせいいしなべ)かもしれない、などと妄想を巡らせました。
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石室の扉に文字があるのですがよく読めませんでした。
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由緒書に
日吉大社では、猿は神の使いとされているが、猿の石像が「狛犬の代わり」にされているのは、全国でもこの日吉神社だけと言われ、大変めずらしがられている。
とありますが、そうでもないと思います。
社殿まえに神社としては珍しい猿の石像(言わざる。聞かざる)の一対がある。
『ふるさと川上史跡マップ』より)
ぐらいの表現の方が誤解を与えないのでは?

というのも、京都の哲学の道にある大豊神社の末社の日吉社狛猿さるですかわいい
この日吉社は、大豊神社の本殿の北側に愛宕社と並んで建っていて、愛宕社の狛鳶に向かいあって狛猿がいましたさる
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(2016年4月6日18:00頃撮影)

写真が見えにくいので申し訳ないのですが、下の方、少しですが灯籠の後ろに写っています。

大豊神社には、他にも、狛子(鼠)(大国社)、狛巳ヘビがいますexclamation
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岡本よしろう個展「サロン・ド・ヨシロー」 @ 自宅ギャラリー「すえひろ」 [2018年12月10日(Mon)]
宇部市東小羽山の自宅ギャラリー「すえひろ」さんで、絵画・イラストからレリーフ、立体(紙粘土やぬいぐるみ)等、過去から現在までの岡本よしろうさんの作品を集めた “よしろう空間”、題して「サロン・ド・ヨシロー」が開催されていますぴかぴか(新しい)

サロン・ド・ヨシロー.jpg

るんるん期間るんるん 2018年12月1日(土)〜20日(木)10:30〜18:00
      ※15日(土)はお休み
るんるん場所るんるん 自宅ギャラリー「すえひろ」
      宇部市東小羽山1-6-11 
      電話0836-33-3162

岡本さんよりお葉書をいただき、山口で初雪がちらついた12月8日に葉書の地図とナビを頼りに行きました揺れるハート
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ナビさんの指示に従わなかったので随分遠回りしましたが、迷うことなく無事着きました。
小羽山団地の住宅街に入ってからの決め手は、この表示わーい(嬉しい顔)
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こちらが、自宅ギャラリー「すえひろ」。
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玄関を開けると、そこは、個性的で不思議な雰囲気を醸し出していて “よしろう空間” が広がっていますかわいい
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「新世界」2016 アクリル
ブリューゲル「イカロスの墜落のある風景」オマージュ作品です。
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「走る音」2015 クレヨン
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「オーギュスト」2016 クレヨン
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リビング入口の展示かわいい
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「ランプール」2018 アクリル
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それから、怒涛の作品群が続きます。
アクリル画・シルクスクリーン84点、立体作品10数点が展示されていて、
1点ずつ紹介したいところですが、今日は雰囲気のみ……。


和室の展示かわいい
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リビングの展示かわいい
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「春風」
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「ドリーマーズ」2018 アクリル・ペン
最新作だそうです。
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タロットカードにヒントを得て、熊本の額縁作家さんから額を仕入れそれにあった題材をリリーフで造られているそうです。
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(12月4日付宇部日報)


欲しい作品もあったのですが、松田淳さんの「ももくり」を買ったばかりなので、ぐっと我慢し、カレンダーのみ購入しました。
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自宅ギャラリー「すえひろ」さんでは、岡本さんと(版画家時代の)奥様が何度か展覧会を開かれたそうです。
12月1日(土)〜3日(月)の3日間、奥様が在廊されていたことで、残念でした。

美味しいコーヒーもいただきましたるんるん
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すてきなギャラリーで、また、ぜひ来たいです揺れるハート


やっぱり、宇部市です。マンホールの蓋が白鳥でするんるんるんるんるんるん
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12月、山口市はクリスマス市になる。 [2018年12月09日(Sun)]
日本で最初のクリスマスが行われた山口市全体で、「12月、山口市はクリスマス市になる。」が開催されていますぴかぴか(新しい)

一の坂川交通交流広場では、旧サビエル記念聖堂イルミネーションが、
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一の坂川では、一の坂川桜イルミネーションが点灯しています。
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12月1日はちょうちんツリーも点灯していました。
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(▲2018年12月1日の昼間撮影)

今年の「12月、山口市はクリスマス市になる。」のパンフレットにも、もちろん、こどもと本ジョイントネット21・山口の「長谷川義史クリスマス絵本ライブ」が載っています揺れるハート
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長谷川義史クリスマス絵本ライブ
12.16(日)
カリエンテ山口 大ホール
クリスマス13:30〜(13:00開場)
クリスマスチケット(1歳以上有料)
  前売券 おとな¥1000 中学生以下¥500
  当日券 おとな¥1500 中学生以下¥700

クリスマス対象 お話を聞くことができれば誰でもOK
クリスマス定員 300名
クリスマスチケット取扱 C・S赤れんが、ギャラリーナカノ
クリスマス問合 090-3636-2617(山口)

今最も注目されている絵本作家の長谷川義史さん!自作の絵本の読み聞かせや、その場で絵を描きながら展開するライブ紙芝居など、親子で楽しめるイベントです。抱腹絶倒!!関西弁のクリスマス絵本ライブで、山口のクリスマスをお楽しみください!
村中李衣 児童文学わいわい講座 @ 山陽小野田市立中央図書館 [2018年12月08日(Sat)]
山陽小野田市立中央図書館では毎月1回(原則土曜日)に、「児童文学作家 村中李衣先生による児童文学わいわい講座」を開催していますぴかぴか(新しい)
絵本や児童文学について、わいわい楽しく語りあう講座です。
12月は8日(土)に開かれます揺れるハート

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るんるん日 時るんるん 2018年12月8日(土)10:00〜12:00
るんるん場 所るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2F 第1会議室
るんるん講 師るんるん 村中李衣 (児童文学作家)
るんるん対 象るんるん 大人
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん申 込るんるん 不要
るんるん問 合るんるん 山陽小野田市立中央図書館
         電話 0836-83-2870
         fax to 0836-83-3564
         メール cyuo-library@city.sanyo-onoda.lg.jp
るんるん主 催るんるん 中央図書館創発会議(山陽小野田市立中央図書館内)



かわいい村中李衣さんプロフィールかわいい
児童文学作家。ノートルダム清心女子大学教授。
山陽小野田市出身。筑波大学人間学類卒業後、日本女子大学大学院で安藤美紀夫に師事し、児童文学を学ぶ。修了後、創作活動に専念。日本児童文学者協会会員・日本児童文学会会員・絵本学会会員。
1984年 『かむさはむにだ』(高田三郎/絵 偕成社 1983.7)で第17回日本児童文学者協会新人賞、
1985年 『小さいベッド』(かみやしん/絵 偕成社 1984.7)で第32回サンケイ児童文化賞、
1990年 『おねいちゃん』(中村悦子/絵 理論社 1989.10)で第28回野間児童文芸賞、
2013年 『チャーシューの月』(佐藤真紀子/絵 小峰書店 2012.12)で第53回日本児童文学者協会賞、
2017年 「長期入院児のための絵本の読みあい」で第1回日本絵本研究賞受賞。
山陽小野田市立中央図書館で行われている「ぬいぐるみの図書館おとまり会」にヒントを得た物語、『よるのとしょかん だいぼうけん』(北村裕花/絵 BL出版 2015.12)、『マレットファン ― 夢のたねまき』(新日本出版社 2016.3) など著作多数。
花の詩 @ 中原中也記念館 [2018年12月07日(Fri)]
中原中也記念館
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屋外展示 「花の詩」が展示替えになっていますぴかぴか(新しい)
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 盲目の秋

風が立ち、浪が騒ぎ、
  無限の前に腕を振る。


その間かん)、小さな紅くれなゐの花が見えはするが、
  それもやがては潰れてしまふ。


風が立ち、浪が騒ぎ、
  無限のまへに腕を振る。


もう永遠に帰らないことを思つて
  酷白
こくはくな嘆息するのも幾たびであらう……

私の青春はもはや堅い血管となり、
  その中を曼珠沙華
ひがんばなと夕陽とがゆきすぎる。

それはしづかで、きらびやかで、なみなみと湛たたへ、
  去りゆく女が最後にくれる笑ゑまひのやうに、

おごそかで、ゆたかで、それでゐて佗わびしく  
  異様で、温かで、きらめいて胸に残る……


      あゝ、胸に残る……

風が立ち、浪が騒ぎ、
  無限のまへに腕を振る。



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 疲れやつれた美しい顔

疲れやつれた美しい顔よ、
私はおまへを愛す。
さうあるべきがよかつたかも知れない多くの元気な顔たちの中に、
私は容易におまへを見付ける。


それはもう、疲れしぼみ、
悔とさびしい微笑としか持つてはをらぬけれど、
それは此の世の親しみのかずかずが、
(もつ)れ合ひ、香となつて籠る壺なんだ。

そこに此の世の喜びの話や悲しみの話は、
彼のためには大きすぎる声で語られ、
彼の瞳はうるみ、
語り手は去つてゆく。


彼が残るのは、十分諦めてだ。
だが諦めとは思はないでだ。
その時だ、その壺が花を開く、
その花は、夜の部屋にみる、三色菫
(さんしきすみれ)だ。


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 (なんにも書かなかったら)

開いて、ゐるのは、
あれは、花かよ?
何の、花か、よ?
薔薇
(ばら)の、花ぢやろ。

しんなり、開いて、
こちらを、むいてる。
蜂だとて、ゐぬ、
小暗い、小庭に。


あゝ、さば、薔薇(さうび)よ、
物を、云つてよ、
物をし、云へば、
答へよう、もの。


答へたらさて、
もつと、開
(き)かうか?
答へても、なほ、
ジツト、そのまゝ?



第174回中原中也を読む会は、「屋外展示 花の詩(後期)―「盲目の秋」「疲れやつれた美しい顔」」というテーマで11月23日(金)に中原中也記念館で開催されました。
 

今、中原中也記念館の展示は、
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中也館の前の狐のあしあとには、こんな展示がありました揺れるハート

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 含羞(はぢらひ)
  ――在りし日の歌――

なにゆゑに こゝろかくは羞ぢらふ
秋 風白き日の山かげなりき
椎の枯葉の落窪に
幹々は いやにおとなび彳
(た)ちゐたり

枝々の 拱(く)みあはすあたりかなしげの
空は死児等の亡霊にみち まばたきぬ
をりしもかなた野のうへは
あすとらかん
(、、、、、、)のあはひ縫ふ 古代の象の夢なりき

椎の枯葉の落窪に
幹々は いやにおとなび彳
(た)ちゐたり
その日 その幹の隙
(ひま) 睦みし瞳
姉らしき色 きみはありにし


その日 その幹の隙(ひま) 睦みし瞳
姉らしき色 きみはありにし
あゝ! 過ぎし日の 仄
(ほの)燃えあざやぐをりをりは
わが心 なにゆゑに なにゆゑにかくは羞ぢらふ・・・・・・



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二十六。
中原中也トリビアです。
さて、この数字は何を表しているのでしょうか?

答え
山口を離れてからの引っ越しの回数。
二年間暮らした京都時代に七回。
その後、東京に移って昭和十二年に亡くなるまで、
最初に住んだ新宿を皮切りに
中野、杉並、渋谷など十七回も
引越を繰り返し、
最後は小林秀雄など友人のいた鎌倉へ。
その数、
十四年間で二十六回!
すごい引っ越し魔だったんだ……。



(写真は2018年10月21日に撮影)
豆本『留魂録』づくり教室 @ 第20回図書館振興県民のつどい [2018年12月06日(Thu)]
2018年11月3日、豆本『留魂録』づくり教室に参加しましたぴかぴか(新しい)
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参考資料です。
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四目綴で作りました。
題材は『留魂録』(吉田松陰/書 田中屋治兵衛/写 1869(明治2) 松下村塾蔵版)の縮小コピー。

(1)まず2つ折りにする。
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(2)表紙に本体を挟んで、上下の角を揃え、
“わ”の方をクリップでとめ、
裏表紙に穴の位置の印をつける。
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(3)目打ちで穴を4つ開ける。
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(4)針に糸を通す。糸の長さは本の縦の長さの3倍半くらい。
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(5)裏表紙を上にする。
糸を玉留めをし、数枚すくい取り、@より少し左側に針を出す。
(この写真では、最後の(21)の糸の始末のところで玉留めをしています)
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(6)A→@
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(7)@から糸を出す。
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(8)B→C
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(9)再び、B→C
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(10)D→E
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(11)再び、D→E
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(12)糸を左へ回し、D→E
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(13)B→C
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(14)A→@
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(15)F→G
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(16)再び、F→G
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(17)糸を右に回して、再び、F→G
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(18)A→@
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(19)針を斜めに入れ、糸を2か所くぐらせて、上で留める。
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(20)@→A
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(21)糸の始末をする。
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(22)題箋を貼る。
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かわいい『留魂録』かわいい
処刑直前の安政6年10月26日に江戸・小伝馬町の牢内で書き上げられた吉田松陰の遺著。知人や松下村塾の門下生に向けて書き残されたもので、江戸での取調べの経過や、松陰の心境などを窺い知ることができる。自筆遺著は2部作られ、1部は刑死後に萩へもたらされたが不明となり、小伝馬町の牢に同じく囚われていた沼崎吉五郎に託されたもう1部は、時を経て松陰の友人であり妹婿の楫取素彦に伝えられた。『吉田松陰全集 第6巻』(山口県教育会編 大和書房発行 1974)の解題では、「松下村塾発行として発売した石版刷は真蹟の模写」としている。
(WEB版明治維新資料室『留魂録』解説より)
版画家 戸嶋 由香による 版画体験教室 〜クリスマスカード・年賀状を作ろう!〜 @ 山陽小野田市立中央図書館 [2018年12月05日(Wed)]
版画家 戸嶋 由香(とじまよしか)さんによる「版画体験教室 〜クリスマスカード・年賀状を作ろう!〜」が山陽小野田市立中央図書館で12月8日に開かれますぴかぴか(新しい)

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るんるん日 時るんるん 2018年12月8日(土)13:30〜15:30
るんるん会 場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2F 第一会議室
るんるん講 師るんるん 版画家 戸嶋 由香(とじまよしか)さん
るんるん対 象るんるん 小学生以上(※小学3年生以下は保護者同伴)
るんるん定 員るんるん 20名程度
るんるん材料費るんるん 500円
るんるん持参物るんるん 筆記用具(鉛筆・消しゴム)、年賀ハガキ(あれば5枚持参)
るんるん留意点るんるん 汚れても良い服装
るんるん申込方法るんるん カウンター・電話・Fax ・ Eメール
るんるん問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
   電話0836-83-2870
   fax to0836-83-3564
   mail tocyuo-library@city.sanyo-onoda.lg.jp
るんるん主 催るんるん 山陽小野田市立中央図書館


かわいい戸嶋 由香(とじまよしか)さんプロフィールかわいい 
【略歴】
1965 山口県萩市に生まれる
1985 山口芸術短期大学 生活芸術科デザインコース卒業
1986 同校研究コース 修了
1990 創形美術学校 版画科 卒業
2017 アトリエ「版画処 Show―in」(萩市)を開処  
【受賞歴】
1989 山口県美術展覧会(優秀賞)      
1992 日本具象版画展(優秀賞)      
1994 JACA 日本ビジュアル・アート展(銅賞)   
【展覧会】
1994 三木ギャラリー(東京)をかわきりに 山口、島根、広島、新潟、埼玉など全国で開催するほか、グループ展を国内外で多数開催
【作品】
三戸町立現代版画研究所(青森)、STICHTING INTERNATIONAL MUSEUM(オランダ)などに収蔵
一坂太郎さんの歴史講演会「「志士」が動かした幕末長州〜久坂玄瑞とその同志〜」 @ 図書館振興の県民のつどい [2018年12月04日(Tue)]
2018年11月3日山口県立山口図書館レクチャールームで開催された一坂太郎さんの歴史講演会「「志士」が動かした幕末長州〜久坂玄瑞とその同志〜」を聴講しましたぴかぴか(新しい)
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主に久坂玄瑞が送った書状を紐解きながらのお話はわかりやすく面白かったでするんるん
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講演会終了後、ホールに展示してある書籍類の説明をしていただきました。
それが更に面白かったでするんるんるんるん

右端が『長防臣民合議書』です。
印刷物で戦争の理由を庶民にまで説明し戦った大名は、幕末の毛利家だけだと言われています。
さすが、理屈好きの長州人です。
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有名な松陰の画です。
久坂玄瑞は松陰をプロデュースしました。
松陰の遺品(遺墨)を同志に配布し、他藩士にも松陰の偉大さを宣伝しました。
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久坂玄瑞の自筆書状ですかわいい
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かわいい『長防臣民合議書』かわいい
第二次長州征討(四境戦争)に備えて宍戸備後助璣(たまき、山縣半蔵)が起草し、36万部を印刷して藩内全戸に配布されたもので、『長防士民合議書』とも呼ばれています。
長州藩の正義がどこにあるのかを、赤穂四十七士などを例に挙げて、長州藩の朝廷への忠節を説き、今は朝敵の汚名を受けているが、領民が一致協力してこの冤罪を晴らそうと、領民たちにこの戦いの意義を訴えるもので、かな交じりの文章で分かりやすく書かれています。
ひびきの森で「ほんだてつや えほん原画展」が行われました @ おはなしの会「おひさまにこにこ」 [2018年12月03日(Mon)]
2018年11月24日(土)、おはなしの会「おひさまにこにこ」の主催により、絵本作家 本田哲也さんの原画展が宇部市善和のひびきの森で行われましたぴかぴか(新しい)

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今回本田哲也さんは、新作『なきうさぎのピッチ すごいんだ』の原画を持って、ひびきの森にやって来てくださいました揺れるハート
(前日は西宮です。)

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(▲ひびきの森)

午前のワークショップでは、
本田さん自ら『どさんこうまのはる』(福武書店 1991.2)
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『どさんこうまのふゆ』(福武書店→芸文社)
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を子どもたちに読み聞かせてくださいました揺れるハート
少人数だったので、みんな本田さんとのびのびとお絵描きを楽しみました。

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(▲昨年度の様子)

午後のおはなし会では、おはなしの会「おひさまにこにこ」
『なきうさぎのピッチ だいじょうぶ』(本田ちえこ/文 芸文社 2018.9)
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『なきうさぎのピッチ すごいんだ』(本田ちえこ/文 芸文社 2016.9)
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の読み聞かせを行い、ひびきの森の三浦さんに歌とピアノの演奏をしていただきました。
その後、本田さんがナキウサギをはじめ、北海道の動物たちのお話をしてくださいました。

午後は大人の方がほとんどで、おはなし会の後は、ひびきの森カフェでコーヒーを飲まれたり、本田さんとお話しされたりして、参加者の皆さんもゆったりとした時間を過ごされました。

来年はお休みしますが、2年後はまた開催したいな、と思っています。

【W・Y(おはなしの会「おひさまにこにこ」)記す】
鈴木啓二朗さん展覧会「新月はあなたの上にだけ輝く...」 @ 第10回やまぐち新進アーティスト大賞受賞者展覧会 [2018年12月02日(Sun)]
12月1日、山口市芸術家育成支援事業である「第10回やまぐち新進アーティスト大賞」を今年2月に受賞された現代美術作家 鈴木啓二朗氏の展覧会「新月はあなたの上にだけ輝く…」を山口井筒屋に観に行きましたぴかぴか(新しい)
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るんるん会期るんるん 2018年11月29日(木)〜12月4日(火)
るんるん場所るんるん 山口井筒屋 5F 美術ギャラリー
るんるん主催るんるん 山口市

地域性と国際性を自由に行き来する豊かな視野とさまざまな表現方法で、受け手の想像力が無限に広がるユニークな世界を生み出す作品が並んでいます。


「虹をあるく」(2017 写真)
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「雪の舟の影の後ろ」(2018 彫刻)
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「石塚、または惑星直列」(2017 写真(山口、フランス、ストックランド、アイスランドで出合った石)
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「ア・ダイス・イントゥー・ユニヴリーズ…」(2015 コラージュ水彩画)
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「風に吹かれて見える風景…」(2017 旗に写真印刷) 
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「新月はあなたの上にだけ輝く...」(2018 彫刻)
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「隕石の庭」(2018 彫刻)
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盆栽…(#000)」(2018 コラージュ)
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「意識のバランス」(2018 モビール)
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「身体星座 #0003 #0004 #0007」(2018 写真)
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「声、声、声…(#2)」(2017 コラージュ)
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「難破したアルゴ船座の欠片…」(2015 彫刻)
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「宇宙スーツパターン(黄金のフリース)」(2017 ミクスト・メディア)
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13:30から山口大学の藤川哲教授と鈴木さんのアーティスト・トークを聴きましたぴかぴか(新しい)

「隕石の庭」
美祢市のカルスト台地で産出された石灰石を砂状にし、9種類の隕石を並べた作品です。
隕石は宇宙から降り注いだもので本来国籍はない筈なのに、落ちたところで「○○隕石(メキシコ)」「○○隕石(オーストオラリア)」などと呼ばれます。
小さな箱庭の中に広大な宇宙の広がりや時間の流れを凝縮させています。
将来的には、大きな隕石を使い、石庭のようなものが造りたいそうです。

「身体星座 #0003, #0004, #0007」
自分自身の身体のほくろを星座に見立てた写真作品です。
この写真を撮るために身体を鍛えたそうです。

「声、声、声…(#2)」
実は、#1もあったそうで、4倍位大きい作品で、今はもう存在しないそうです。

「新月はあなたの上にだけ輝く...」
木材で造られた月の円が真円でないことなど、細部にはこだわらず、不完全さを敢えて表現しています。
本来は、ブラックライトを後ろからあて、ブラックライトの光が漏れ出たり、後光のように光をはなったりする作品だそうです。
「新月」は、「新しい月」と光を反射せずうっすらと存在する「朔」のことを意味しています。

「宇宙スーツパターン(黄金のフリース)」
パターンとは、「型紙」のこと。
では、その型紙で縫製された「宇宙スーツ」は存在するのか?
存在するか、しないか、それは鑑賞者の想いに委ねられています。

「難破したアルゴ船座の欠片…」
アルゴ船座は、現在は用いられなくなった南天の星座の1つで、その名称はギリシア神話に登場する船、アルゴーに因みます。現在は、りゅうこつ座、ほ座、とも座の3つに分割されています。
アルゴ船座が地球に難破して、散らばった星の一つという設定です。
素材に石鹸を使うことで、消えてなくなる儚さが表現されています。

鈴木さんは、愛知県の織物工場で育ち、ヒューストンの大学院で学び、宇宙が身近だったそうです。
長谷川義史さんとの絵本 @ 室井滋さん講演会「キトキト人生10番勝負」 [2018年12月01日(Sat)]
2018年11月23日(金・祝)に山口市民会館小ホールで行われた山口市男女共同参画センター主催の女優の室井滋さんの講演会「キトキト人生10番勝負」に参加しましたぴかぴか(新しい)
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「きときと」は、室井滋さんの出身地 富山の言葉で「ぴちぴちしている」「新鮮。精力的なこと」という意味です。
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登場からして衝撃的で、映画『のど自慢』で赤城麗子という演歌歌手の役をされていたことから、富山づくしの着物を着て、演歌「おしどり涙」を唄いながらの登場でした。
さすが女優さん、花がありますかわいい
話も面白く魅力的でした。
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室井さんは、著作が50数作あるとのことで、それは、作家志望だった父親の影響があるのだろうとのことです。

『東京バカッ花』(マガジンハウス 1994)からアルバイト体験を綴った「清涼飲料水」と『むかつくぜ!』(マガジンハウス 1991年)から亡き祖母の想い出を綴った「ごはん物語」の自作2作品を朗読をされたのですが、さすがでしたるんるん
特に講演の最後に朗読された「ごはん物語」は涙を誘いました。

室井さんは長谷川義史さんとの絵本もたくさん出されています。

室井さんは、「週刊文春」で『すっぴん魂』というエッセイの連載を始めるとき、何冊かのイラストレーター年鑑から、経歴も何も知らずに絵の魅力だけで選んで、挿絵を描いてもらったのが長谷川さんだったそうです。
その『すっぴん魂』の連載は12年間続きました。
連載が終わる日が来て、たまたま長谷川さんが東京で個展を開かれているので挨拶に行ったところ、金の星社の編集者さんが寄ってきて「興味があるなら書いてみませんか?」と言われ、長谷川さんとタッグを組んで出されたのが、『しげちゃん』(2011.5)です。
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「ねぇ、お母さん、わたし、じぶんの 名前、キライ! もっと かわいい 名前に かえてよ」 しげちゃんは、男の子の名前みたいな自分の名前が嫌いで、違う名前を考えてみたり、でもお母さんに言ってみてから泣いてしまったり・・・。
そんな時、お母さんに“滋”という名前に込められた願いや思いを教えてもらいます。
しげちゃんが生まれる前に、お兄ちゃんが生まれたけれど、赤ちゃんのうちに亡くなってしまいます。
お父さんとお母さんは次の子が生まれた時一生懸命に考え、お兄ちゃんの分まで元気に生きて欲しい、という願いを込め、「滋養」の「滋(しげる)」という名前を付けたのです。
そして、しげちゃんは、自分の名前が大好きになります。

室井さんが「滋」という名前にまつわるエピソードをユーモラスに綴り、長谷川さんが人情味豊かにおおらかな絵を描いた作品です。

それから次々と二人で出版されています。

『ウリオ』(世界文化社 2013.7)
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『きらきら は・は・歯』(世界文化社 2014.9)
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『チンチンボンボさん』(絵本館 2015.7)
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『しげちゃんと じりつさん』(金の星社 2016.7)
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『いとしの毛玉ちゃん』(金の星社 2016.11)
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『すきま地蔵』(白泉社 2018.9)
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