下関市立美術館 特別展「横山眞佐子と3人のゆかいな仲間たち 安野光雅/角野栄子/あべ弘士」に行きましたA
[2019年09月08日(Sun)]
【前回の続き】
次の部屋は角野栄子さん。
美術館に入ったところには、「小さなおばけ」シリーズ(ポプラ社)の「おばけのアッチのほんだな」がありました
『魔女からの手紙』(ポプラ社 1997,11)
カスレちゃんという魔女にとどいた20人の魔女からの手紙。著名な画家陣が魔女のイメージで描いた絵に角野栄子が手紙文をつけた注目の絵本。(ポプラ社HP)
魔女の絵を描いたのは、荒井良二、ディック・ブルーナ、いとうひろし、大島妙子、鴨沢裕仁、和田誠、市川里美、五味太郎、黒井健、児島なおみ、スズキコージ、橋本淳子、国井節、長新太、高林麻里、宇野亜喜良、西巻茅子、杉浦範茂、スーザン・バーレイ、太田大八の東西の20人の画家。
『魔女に会った』(角野栄子/文・写真 みやこうせい/写真 福音館書店 「たくさんのふしぎ」通巻95号 1993.2 「たくさんのふしぎ傑作集」 1998.4)
歴史上の魔女、今も生きている魔女。魔女っていったいなんでしょう。『魔女の宅急便』の著者が、ドイツやベルギーのお祭りを訪ね、ルーマニアに今もいるという魔女を訪ねて、魔女とは何かを探る、とってもおもしろい魔女見聞記です。(福音館書店HP)
角野さんが集められた魔女の人形も展示されていました。
『魔女の宅急便』(角野栄子/作 林明子/画 福音館書店 1985.1)
13歳の満月の夜、魔女の子キキはひとり立ちの旅に出ました。 使える魔法はほうきで空を飛ぶことだけ。たどり着いたコリコの町で、空飛ぶ「宅急便屋さん」をはじめます。 人々の思いをのせたさまざまな荷物を届けながら、キキは、喜び、悩み、そして成長していきます。(福音館書店HP)
『おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン!』(アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ40)(佐々木洋子/え ポプラ社 2019.1)
外国に行っていたアッチのなかよしのエッちゃんが、スパゲッティを食べにきました。すると、ドララちゃんもやってきて……!?(ポプラ社HP)
ブラジルに移民されていた時の、お父様あてのお手紙も展示してありました。
『サラダでげんき』(角野栄子/さく 長新太/え 福音館書店 「こどものとも年中向き」通巻302号 1989年7月号 「こどものとも絵本」2005.3)
お母さんが病気なので、りっちゃんは元気になるサラダを作ってあげようと野菜を切っていましたが、ネコがやってきてかつおぶしを入れるといいよといいます。次にやってきたイヌはハムサラダが一番といい、スズメはトウモロコシ、アリは砂糖をすすめ、最後にはアフリカゾウが飛行機でやってきて……。サラダを食べたお母さんはたちまち元気に!(福音館書店HP)(福音館書店HP)
最後の部屋はあべ弘士さん。.
段ボールで作ったトラやキリンやサルなどの立体作品が 展示室をいっぱい彩っていました。
アクリル板のフラミンゴ、アフリカのタペストリーも。
(▲チラシより)
ケースの中は「山口県県外広報誌「私の地球 やまぐち」」の表紙絵やイラストが展示してありました。
山口県は県外向けの広報誌「私の地球・やまぐち」を1997年7月に創刊しました。存在感ある県づくりを一層推進するため、従来のフォト誌「フォトやまぐち」を県外者へアピールする県外広報誌として一新させ、誌名は三隅町出身の画家 香月泰男が古里を「私の地球」と呼んだ言葉からとられました。A4判、16ページ。編集のキーワードは「ひとのくに山口」。毎回、山口県にゆかりのある人を取り上げ、山口県の新しい魅力を引き出しました。
その表紙やイラストをあべ弘士さんが担当されました。
あべさんのイベントでこのミミズクの絵葉書をGETして家にあるのですが、今回、『私の地球 やまぐち』の創刊号を飾った絵だということを初めて知りました
『100年たったら』(石井睦美/文 あべ弘士/絵 アリス館 2018.11)
ずっと昔、草原にライオンがひとりっきりで住んでいました。ある日、飛べなくなった一羽の鳥が草原におりたち、一緒に過ごすようになりますが……。ライオンと鳥がたどる、はるかな時と巡る命を描いた、せつなく壮大な物語。(アリス館HPより)
原画が二段掛けで展示してるのには、がっかりしました。あべさんの描く動物の絵は、かつて飼育員さんだけあって、嘘がなくとってもいいのに、せっかくの絵が活きていませんでした
このボリュームなら、あべさんに関しては、もっと広いスペースのところに展示して欲しかったです……。
それと、それぞれの原画が(もちろんあべさんだけではありません)掲載されている本や絵本を自由に閲覧できるよう設置する配慮をしていただきたかったです
『えほんねぶた』(講談社 2005.7)
あべ弘士がねぶた祭りで描いた!跳ねた!
えほんねぶたが組み立てられる数か月を追ったノンフィクション写真絵本(講談社BOOK倶楽部HP)
一番奥に暗幕が掛けてあり、中にはあべさんのねぶた絵が飾ってありました。
すごい迫力です
こどもと本ジョイントネット21・山口は、下関市立美術館 特別展「横山眞佐子と3人のゆかいな仲間たち 安野光雅/角野栄子/あべ弘士」を後援しました。
次の部屋は角野栄子さん。
美術館に入ったところには、「小さなおばけ」シリーズ(ポプラ社)の「おばけのアッチのほんだな」がありました
『魔女からの手紙』(ポプラ社 1997,11)
カスレちゃんという魔女にとどいた20人の魔女からの手紙。著名な画家陣が魔女のイメージで描いた絵に角野栄子が手紙文をつけた注目の絵本。(ポプラ社HP)
魔女の絵を描いたのは、荒井良二、ディック・ブルーナ、いとうひろし、大島妙子、鴨沢裕仁、和田誠、市川里美、五味太郎、黒井健、児島なおみ、スズキコージ、橋本淳子、国井節、長新太、高林麻里、宇野亜喜良、西巻茅子、杉浦範茂、スーザン・バーレイ、太田大八の東西の20人の画家。
『魔女に会った』(角野栄子/文・写真 みやこうせい/写真 福音館書店 「たくさんのふしぎ」通巻95号 1993.2 「たくさんのふしぎ傑作集」 1998.4)
歴史上の魔女、今も生きている魔女。魔女っていったいなんでしょう。『魔女の宅急便』の著者が、ドイツやベルギーのお祭りを訪ね、ルーマニアに今もいるという魔女を訪ねて、魔女とは何かを探る、とってもおもしろい魔女見聞記です。(福音館書店HP)
角野さんが集められた魔女の人形も展示されていました。
『魔女の宅急便』(角野栄子/作 林明子/画 福音館書店 1985.1)
13歳の満月の夜、魔女の子キキはひとり立ちの旅に出ました。 使える魔法はほうきで空を飛ぶことだけ。たどり着いたコリコの町で、空飛ぶ「宅急便屋さん」をはじめます。 人々の思いをのせたさまざまな荷物を届けながら、キキは、喜び、悩み、そして成長していきます。(福音館書店HP)
『おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン!』(アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ40)(佐々木洋子/え ポプラ社 2019.1)
外国に行っていたアッチのなかよしのエッちゃんが、スパゲッティを食べにきました。すると、ドララちゃんもやってきて……!?(ポプラ社HP)
ブラジルに移民されていた時の、お父様あてのお手紙も展示してありました。
『サラダでげんき』(角野栄子/さく 長新太/え 福音館書店 「こどものとも年中向き」通巻302号 1989年7月号 「こどものとも絵本」2005.3)
お母さんが病気なので、りっちゃんは元気になるサラダを作ってあげようと野菜を切っていましたが、ネコがやってきてかつおぶしを入れるといいよといいます。次にやってきたイヌはハムサラダが一番といい、スズメはトウモロコシ、アリは砂糖をすすめ、最後にはアフリカゾウが飛行機でやってきて……。サラダを食べたお母さんはたちまち元気に!(福音館書店HP)(福音館書店HP)
最後の部屋はあべ弘士さん。.
段ボールで作ったトラやキリンやサルなどの立体作品が 展示室をいっぱい彩っていました。
アクリル板のフラミンゴ、アフリカのタペストリーも。
(▲チラシより)
ケースの中は「山口県県外広報誌「私の地球 やまぐち」」の表紙絵やイラストが展示してありました。
山口県は県外向けの広報誌「私の地球・やまぐち」を1997年7月に創刊しました。存在感ある県づくりを一層推進するため、従来のフォト誌「フォトやまぐち」を県外者へアピールする県外広報誌として一新させ、誌名は三隅町出身の画家 香月泰男が古里を「私の地球」と呼んだ言葉からとられました。A4判、16ページ。編集のキーワードは「ひとのくに山口」。毎回、山口県にゆかりのある人を取り上げ、山口県の新しい魅力を引き出しました。
その表紙やイラストをあべ弘士さんが担当されました。
あべさんのイベントでこのミミズクの絵葉書をGETして家にあるのですが、今回、『私の地球 やまぐち』の創刊号を飾った絵だということを初めて知りました
『100年たったら』(石井睦美/文 あべ弘士/絵 アリス館 2018.11)
ずっと昔、草原にライオンがひとりっきりで住んでいました。ある日、飛べなくなった一羽の鳥が草原におりたち、一緒に過ごすようになりますが……。ライオンと鳥がたどる、はるかな時と巡る命を描いた、せつなく壮大な物語。(アリス館HPより)
原画が二段掛けで展示してるのには、がっかりしました。あべさんの描く動物の絵は、かつて飼育員さんだけあって、嘘がなくとってもいいのに、せっかくの絵が活きていませんでした
このボリュームなら、あべさんに関しては、もっと広いスペースのところに展示して欲しかったです……。
それと、それぞれの原画が(もちろんあべさんだけではありません)掲載されている本や絵本を自由に閲覧できるよう設置する配慮をしていただきたかったです
『えほんねぶた』(講談社 2005.7)
あべ弘士がねぶた祭りで描いた!跳ねた!
えほんねぶたが組み立てられる数か月を追ったノンフィクション写真絵本(講談社BOOK倶楽部HP)
一番奥に暗幕が掛けてあり、中にはあべさんのねぶた絵が飾ってありました。
すごい迫力です
こどもと本ジョイントネット21・山口は、下関市立美術館 特別展「横山眞佐子と3人のゆかいな仲間たち 安野光雅/角野栄子/あべ弘士」を後援しました。