トーク&ワークショップ「紙資料を未来へー文学館のシゴト」 @ 中原中也記念館開館25周年記念
[2019年07月17日(Wed)]
詩人・中原中也をはじめ、富永太郎や正岡忠三郎ら関連人物の資料修復を数多く手がけてきた資料修復家の秦博志氏による紙資料の修復保存に関するトーク&ワークショップ「紙資料を未来へー文学館のシゴト」が開催されます
文学ファンのみならず、本や文房具に関心ある方にも楽しめるイベントです。
トーク編
日 時 2019年8月17日(土)13:30〜15:00
場 所 セントコア山口
山口市湯田温泉3-2-7
※中原中也記念館・狐の足あと専用駐車場も利用可(会場まで徒歩3分)
内 容 文学館を裏から支える資料修復という仕事について語る
知っているようで実は知らない紙のこと、本のこと。
酸性紙ってどんな紙? インクで紙に穴があく?
日常の素朴なギモンから、スペシャリストならではの
ディープな話まで、紙と本のあれこれをうかがいます。
聞き手:中原 豊(中原中也記念館館長)
(チラシより引用)
参加費 無料
申 込 不要
トーク後、希望者は中原中也記念館特別企画展見学、要入館料
講師メッセージ
中原中也の生家である中原医院の建物は昭和 47 年に火災で焼失しました。
火災現場から救出された資料は、周囲が焼け焦げ、あるいは消火の際に水をかぶり、非常にもろくなってしまいました。それら被災資料は大切に箱に収められ、記念館の収蔵庫の中で静かに眠っていました。
今回、プラズマ処理、リーフキャスティングといった最新の修復技術によって蘇った中也関連資料の修復の様子を写真とともに報告します。
また、当時の筆記用インクの多くはブルーブラックインクですが、このインクには鉄が配合されていて、経年の酸化によって紙に穴が開いてしまうことがわかってきました。筆跡が錆びてしまうのです。この筆跡の腐食を食い止めるために、ジュースや肉類などの酸化を抑える抗酸化剤が効果があるとわかってきました。
文学館にとって作家の直筆資料は最も重要な資料です。それらを後世に残していくために、いろいろな研究、技術が生かされている様子を感じる機会になればと思います。
(チラシより引用)
ワークショップ編
日 時 2019年8月18日(日) @10:30〜12:00 A14:00〜15:30
場 所 山口情報芸術センター 2F 多目的室
山口市中園町7-7
内 容 中原中也が使っていた大学ノートと同じ糸綴じの自由帳を作る
定 員 各回先着15名 ※小学生以下は保護者同伴
参加費 500円
申 込 中原中也記念館
083-932-6430
083-932-6431
秦 博志
修復家。
1965年、鳥取県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。
2005年より鳥取県南部町に紙資料の修復工房 HATA Studio 開設。
江戸時代の古文書や近現代の資料、掛け軸や文学者の初版本、直筆原稿などを修理を行う。
文化財保存修復学会会員。
ワークショップの申込はお早目に!
もう少しで定員に達しそうだということです。
文学ファンのみならず、本や文房具に関心ある方にも楽しめるイベントです。
トーク編
日 時 2019年8月17日(土)13:30〜15:00
場 所 セントコア山口
山口市湯田温泉3-2-7
※中原中也記念館・狐の足あと専用駐車場も利用可(会場まで徒歩3分)
内 容 文学館を裏から支える資料修復という仕事について語る
知っているようで実は知らない紙のこと、本のこと。
酸性紙ってどんな紙? インクで紙に穴があく?
日常の素朴なギモンから、スペシャリストならではの
ディープな話まで、紙と本のあれこれをうかがいます。
聞き手:中原 豊(中原中也記念館館長)
(チラシより引用)
参加費 無料
申 込 不要
トーク後、希望者は中原中也記念館特別企画展見学、要入館料
講師メッセージ
中原中也の生家である中原医院の建物は昭和 47 年に火災で焼失しました。
火災現場から救出された資料は、周囲が焼け焦げ、あるいは消火の際に水をかぶり、非常にもろくなってしまいました。それら被災資料は大切に箱に収められ、記念館の収蔵庫の中で静かに眠っていました。
今回、プラズマ処理、リーフキャスティングといった最新の修復技術によって蘇った中也関連資料の修復の様子を写真とともに報告します。
また、当時の筆記用インクの多くはブルーブラックインクですが、このインクには鉄が配合されていて、経年の酸化によって紙に穴が開いてしまうことがわかってきました。筆跡が錆びてしまうのです。この筆跡の腐食を食い止めるために、ジュースや肉類などの酸化を抑える抗酸化剤が効果があるとわかってきました。
文学館にとって作家の直筆資料は最も重要な資料です。それらを後世に残していくために、いろいろな研究、技術が生かされている様子を感じる機会になればと思います。
(チラシより引用)
ワークショップ編
日 時 2019年8月18日(日) @10:30〜12:00 A14:00〜15:30
場 所 山口情報芸術センター 2F 多目的室
山口市中園町7-7
内 容 中原中也が使っていた大学ノートと同じ糸綴じの自由帳を作る
定 員 各回先着15名 ※小学生以下は保護者同伴
参加費 500円
申 込 中原中也記念館
083-932-6430
083-932-6431
秦 博志
修復家。
1965年、鳥取県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。
2005年より鳥取県南部町に紙資料の修復工房 HATA Studio 開設。
江戸時代の古文書や近現代の資料、掛け軸や文学者の初版本、直筆原稿などを修理を行う。
文化財保存修復学会会員。
ワークショップの申込はお早目に!
もう少しで定員に達しそうだということです。