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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

子どもと本をむすぶ活動をしています


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未来に託すものがたり〜いぬいとみこさんからのことづて〜 @ 柳井市ゆかりの児童文学作家「いぬいとみこ生誕100年記念イベント」  [2024年02月13日(Tue)]
2月24日(土)、アクティブやないで、柳井市ゆかりの児童文学作家 いぬいとみこ生誕100年記念イベント「未来に託すものがたり〜いぬいとみこさんからのことづて〜」が開催されますぴかぴか(新しい)
旧柳井商高跡地に建つ開館前のみどりが丘図書館が開放されますぴかぴか(新しい)


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るんるん日 時るんるん 2024年2月24日(土)13:30〜16:00 開場:13:00
るんるん場 所るんるん アクティブやない
  〒742-0021 柳井市柳井3718-16
   電話 0820-24-0081 
  JR柳井駅より徒歩10分
  駐車場 バタフライアリーナ(柳井市体育館)改修工事のため「アクティブやない正面の駐車場」は利用不可
   「アクティブやないの北側の駐車場」or柳井市文化福祉会館北側の「翠が丘防災公園駐車場」を利用
るんるん講 師るんるん 村中李衣(児童文学作家)
るんるん内 容るんるん 
  記念式典 13:30〜 
  記念講演 14:20〜16:00
   「未来に託すものがたり」
      〜いぬいとみこさんからのことづて〜 
るんるん入場料るんるん 無料
るんるん申 込るんるん 不要
るんるん問 合るんるん 0820-22-3583(桑原)
るんるん主 催るんるん いぬいとみこの会
るんるん後 援るんるん 柳井市・柳井市教育委員会
         


かわいい村中李衣かわいい
山陽小野田市出身。児童文学作家。ノートルダム清心女子大学児童学科教授。0歳から100歳までのあらゆる人とあらゆる場所で、絵本の読みあいを続けている。
1984年 『かむさはむにだ』(高田三郎/絵 偕成社 1983)で第17回日本児童文学者協会新人賞、 1985年 『小さいベッド』(かみやしん/絵 偕成社 1984)で第32回サンケイ児童出版文化賞、1990年 『おねいちゃん』(中村悦子/絵 理論社 1989)で第28回野間児童文芸賞、 2013年 『チャーシューの月』(佐藤真紀子/絵 小峰書店 2012.12)で第53回日本児童文学者協会賞、 2017年 「長期入院児のための絵本の読みあい」で第1回日本絵本研究賞、 2020年 『あららのはたけ』(石川えりこ/絵 偕成社 2019)で第35回坪田譲治文学賞受賞。
山陽小野田市立中央図書館で行われている「ぬいぐるみの図書館おとまり会」にヒントを得た物語『よるのとしょかん だいぼうけん』(北村裕花/絵 BL出版 2015)、『こくん』(石川えりこ/絵 童心社 2019)、『はじめよう! ブックコミュニケーション』(村中李衣・伊木洋/著 金子書房 2019.11)、『女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい』 (村中李衣/編著 中島学/著 かもがわ出版 2021.6)など著作多数。


かわいい児童文学の巨星 いぬいとみこかわいい 
1924年(大正13)年3月〜2002(平成14)年。本名は乾 富子、児童文学作家。
子ども時代からグリム童話などを愛読する。
1941(昭和16)年 日本女子大学校国文学部の42回生として入学し、一年次のみ在籍。この頃、宮沢賢治の諸作品にふれ、児童文学を志す。中退し、平安女学院専攻部保育科に転学。保母資格を取得して 1944(昭和19)年 卒業。自らの母園である東京大森のめぐみ幼稚園と京都の同心幼稚園に勤務。
父親が富士紡・柳井化学工場長となったため、1944(昭和19)年から1947(昭和22)年まで3年間柳井に居住し、柳井高等女学校併設の戦時保育所「ほまれ園」、柳井幼稚園柳美幼稚園の保母となる。
柳井に居住の1946、7(昭和21、2)年頃から創作を本格的に始め、児童文学雑誌『子どもの村』(新世界社)『童話』(日本童話会/編 雁書房)などに投稿。
1950(昭和25)年 日本児童文学者協会新人会員になり、同時に佐藤さとる、長崎源之助、神戸淳吉らと同人誌『豆の木』を創刊する。
1950年 岩波書店に入社し石井桃子の助手として岩波少年文庫の編集に携り、「岩波子どもの本」「岩波おはなしの本」などの外国児童文学のシリーズの編集を担当し、以来20年間岩波書店の編集者として勤務しながら創作を続け、1970(昭和45)年 岩波書店を退社し、執筆に専念する。
1965(昭和40)年4月 練馬区内の清和幼稚園に家庭文庫“ムーシカ文庫”を開く。その後、1969年4月〜1976年12月東京相互銀行、1977年1月〜1988年3月オオカミ原っぱのおうちと移転し、約23年間にわたり子どもたちとの交流を重ねた。没後の2004年 文庫卒業生らによって『ムーシカ文庫の伝言板〜いぬいとみこ文庫活動の記録〜』(ムーシカ文庫の仲間たち/編 てらいんく 2004.3)がまとめられた。
1954年『ツグミ』(同人誌『麦』3号に発表)で児童文学者協会新人賞、1957年 『ながいながいペンギンの話』(横田昭次/絵 宝文館 1957.3)(初出は同人誌『麦』)で第11回毎日出版文化賞、1961年 『木かげの家の小人たち』(吉井忠/絵 中央公論社 1959)で第1回国際アンデルセン賞国内賞、1964年 『北極のムーシカミーシカ』(日本の創作童話)(久米宏一/絵 理論社 1961)で第5回国際アンデルセン賞佳作賞、1965年 『うみねこの空』(Junior Library)(はまなすの会/版画 理論社 1965)で第3回野間児童文芸賞、1982年 『雪の夜の幻想』(つかさおさむ/画 童心社 1981.11)で第29回産経児童出版文化賞、1983年 『山んば見習いのむすめ』(ひらやまえいぞう/絵 福音館書店 1982.6)で第13回赤い鳥文学賞、第30回産経児童出版文化賞、1987年 『光の消えた日』(長新太/絵 岩波書店 1978)『白鳥のふたごものがたり』(いせひでこ/絵 理論社 1986)の業績で山本有三記念路傍の石文学賞、第34回産経児童出版文化賞受賞。
小中学校の教科書にも登場した「川とノリオ」では、柳井川や宝来橋などを描き、「光の消えた日」には、「ほまれ保育園」「光台寺」などがでてき、1945年8月6日の「閃光」、14日の光海軍工廠の空襲で多くの尊い命が失われたことを書いている。こうした縁もあって、1996年3月、いぬいとみこ文庫発起人会(堀江晋代表)よりいぬいの本50冊と岩波世界児童文学集全30冊の合計80冊が柳井図書館に寄贈され、「いぬいとみこ記念文庫」が開設された。
2001(平成13)年「光の消えた日」の舞台となった戦時保育園・ほまれ園のあった柳井市尾ノ上に記念碑が建てられた。また、勤務していた幼稚園跡地3箇所に「光の消えた日」文学碑が建ち、小説の中の一節が刻まれている。



みどりが丘図書館の開放ぴかぴか(新しい)
 るんるん日時 イベント当日、講演会開始前の11:00〜13:00  
 るんるん旧柳井商業高等学校跡地に建ち、2024年7月(夏休み前)の開館を予定
  「本のない図書館」を見ることができる貴重な機会
  みどりが丘図書館の開館に伴い、柳井図書館は3月24日(日)で閉館
 るんるん注意事項 
  図書館周辺は工事中のため、車両乗り入れは不可
  文化福祉会館北側の翠が丘防災運動公園駐車場を利用
  館内は開館準備の都合上、土足厳禁としているため上履き(スリッパ)を持参のこと
嘉村礒多91回忌 @ 嘉村礒多を読む会 [2023年11月21日(Tue)]
11月25日(土)、嘉村礒多生家 帰郷庵で、「嘉村礒多91回忌」が開催されますぴかぴか(新しい)

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山口市仁保上郷出身の私小説家・嘉村礒多91回忌を行ないます。
「礒多を読む会」による随想・小説・書簡の朗読があります。
篠笛演奏や明日を紡ぐ大地の会による朗読劇『「神前結婚」―嘉村礒多の世界』のラストシーンを上演します。
帰郷庵でのプログラム終了後、行ける方はお墓参りに行きましょう。徒歩 約15分。


るんるん日時るんるん 2023年11月25日(土)13:30〜15:00
るんるん場所るんるん 嘉村礒多生家 帰郷庵
    山口市仁保上郷2397番地

るんるんプログラムるんるん
@「写真」(1930年10月)※小説
A「一日」(1930年1月)※随筆
B「晩秋雑感」(1931年11月)※随筆
C「「上ヶ山」の星(山口県)―我が郷土を語る―」(1931年)※随筆
D「クリスマスの晩」(1931年11月)※随筆
E篠笛演奏
F「小感」(1932年2月)※随筆
G「玉川の春」(1932年3月)※随筆
H「神楽坂の散歩―ある古本屋のこと―」(1932年12月)※随筆
I「町裏の秋」(1932年10月)※随筆
J「阿倍能成宛の書簡」
K明日を紡ぐ大地の会 朗読劇『「神前結婚」―嘉村礒多の世界』より

るんるん参加費るんるん 無料
るんるん問合るんるん 携帯電話090-1187-2586(礒多を読む会 中西)
るんるん主催るんるん 礒多を読む会
るんるん後援るんるん 山口市

かわいい嘉村礒多(1897〜1933)かわいい
山口市仁保上郷生まれ。妻子がありながら勤め先の小川チトセと出奔上京。己の罪を描写し告白する作品は「私小説の極北」と称される。代表作に「業苦」「神前結婚」「途上」など。
工藤直子さんスペシャルトークイベント 〜「ことば」は、ともだち〜 @ 『工藤直子全詩集』刊行記念 [2023年09月16日(Sat)]
9月29日、『工藤直子全詩集』刊行記念 工藤直子さんスペシャルトークイベント 〜「ことば」は、ともだち〜がハイブリット開催されますぴかぴか(新しい)

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『工藤直子全詩集』(工藤直子/詩 理論社)

理論社創立75周年記念出版『工藤直子全詩集』の刊行を記念し、工藤直子さんのスペシャルトークイベントを開催いたします。
本書は『てつがくのライオン』『あいたくて』『のはらうた』などの詩集でさまざまな<いのち>を描きつづけている詩人・工藤直子さんの詩をすべて収録した詩集。15歳当時の未発表作品を初掲載し、70代から本格的に詠みはじめた俳句まで、全1100編余を網羅した1冊です。
70年にわたる「ことば」との付き合いを振り返りながらお話していただきます。


るんるん日時るんるん 2023年9月29日(金)19:00〜20:30
るんるん会場るんるん ジュンク堂書店池袋本店4階MJカフェ(※30分前開場)
   〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目15−5
るんるん登壇者るんるん 工藤直子さん

るんるんチケット販売期間
販売開始:2023年7月31日 12:00
販売終了:2023年10月6日 12:00
※「会場参加チケット」は2023年9月29日18:30までの販売

るんるんチケット
オンライン視聴チケット \1,100
ジュンク堂書店池袋本店会場参加チケット \2,000
サイン入り書籍付きオンライン視聴チケット  \10,450 書籍付き 送料:520円

るんるんチケット販売サイト
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-230929?variant=42539939692730



かわいい工藤直子かわいい
1935年台湾生まれ。詩人・童話作家。私家版詩集『工藤直子詩集1962年』刊行。更に五冊の私家版詩集を上梓。1981年「飛ぶ教室 創刊0号」に詩「てつがくのライオン」(絵・長新太)が掲載され、1982年、理論社から詩集『てつがくのライオン』(絵・佐野洋子/日本児童文学者協会新人賞)刊行。その後、詩と言葉の作品集『ともだちは海のにおい』(絵・長新太/サンケイ児童出版文化賞)『ともだちは緑のにおい』(同前/芸術選奨新人賞)などを刊行。1984年刊行の『のはらうた』のほか、『あいたくて』『ゴリラはごりら』『こどものころにみた空は』『おいで、もんしろ蝶』『「いる」じゃん』など詩集、童話集、絵本多数。
読書の秘密 @ 日本ペンクラブ 「子どもの本」委員会 企画シンポジウム [2023年09月05日(Tue)]
10月21日(土)、岡山市の西川アイプラザで、日本ペンクラブ 「子どもの本」委員会 企画シンポジウム「読書の秘密」が開催されますぴかぴか(新しい)

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いつの時代の大人も、「近ごろの子どもは本を読まない」と嘆きます。
でも読書をする子どもはずっといたし、今もいます。
読書は消えていません。
読書って意外としぶといのです。

しぶとい読者代表でもある4人の書き手と、 岡山の高校生代表5人のシンポジウム
本の世界と現実は、 どう結びついているのでしょう?


るんるん日時るんるん 2023年10月21日(土)14:00〜16:30(開場13:30)
るんるん会場るんるん 西川アイプラザ
    岡山県岡山市北区幸町10-16
るんるん登壇者るんるん ひこ・田中、片川優子、那須田淳、森絵都
るんるん総合司会るんるん 河野万里子

るんるんプログラムるんるん
第一部 みんなで語ろう、読書の秘密。本を読むって楽しいの?

長年読書を続けてきた作家たちが、「何故、読み続けているのか」、「子ども時代、どんな本を読んできたのか」、「読書をするのにコツはあるのか」、「読むことと書くことはどう関係しているのか」等々。
ひこ・田中さんの進行で、自由に話し合い、しぶとさの秘密に迫ります。


第二部 教えて、読書の楽しさ ─4人の作家が高校生に聞く─

るんるん定員るんるん 200人(先着順) 
るんるん対象るんるん 中学生以上(小学生は保護者と一緒に参加)
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん申込方法るんるん 下記いずれかの方法で、名前、人数、連絡先を明記の上、申込
  1.メール kodomo2023@japanpen.or.jp
  2.電話 03-5614-5391
  3.Googleフォーム  https://00m.in/kodomo1021
るんるん問合るんるん 日本ペンクラブ事務局  TEL 03-5614-5391
るんるん主催るんるん 一般社団法人日本ペンクラブ
るんるん企画るんるん 「子どもの本」委員会
るんるん協力るんるん 岡山市・岡山市文学賞運営委員会


かわいいひこ・田中(ひこたなか)かわいい
1953年生まれ。京都市在住。長編に『お引越し』(第1回椋鳩十賞)『ごめん』(第44回産経児童出版文化賞JR賞/偕成社)『なりたて中学生』(第57回児童文学者協会賞/講談社)など。幼年童話に「レッツ」シリーズ(そうえん社)『ハルとカナ』など。評論に『大人のための児童文学講座』『ふしぎなふしぎな子どもの物語〜なぜ成長を描かなくなったのか?〜』(光文社新書)など。最新刊は『あした、弁当を作る。』。1998年に無料のメールマガジン「児童文学評論」を創刊。

かわいい片川優子(かたかわゆうこ)かわいい
1987年生まれ。作家、獣医師。15歳の時に書いた『佐藤さん』(講談社)で、第44回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、作家デビュー。その後麻布大学大学院獣医学研究科に進み、博士号を取得、現在愛知県一宮市おおい動物病院にて副院長として勤務。著書に『ただいまラボ』『明日の朝、観覧車で』『わたしがここにいる理由』(岩崎書店)『ぼくとニケ』『おいしいごはんとあまいコーヒー』など。最新刊は『これからも、リッキーといっしよ』(いずれも講談社)。

かわいい那須田淳(なすだじゅん)かわいい
1959年生まれ。大学卒業後、イギリスに語学留学し、1988年『三毛猫のしっぽに黄色いパジャマ』(ポプラ社)でデビュー。1995年からドイツのベルリン市に在住。『ペーターという名のオオカミ』で、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞。『星空ロック』(あすなろ書房・ポプラ文庫ピュアフル)など多数。翻訳も『ちいさなちいさな王様』など数多く手がける。和光大学、共立女子短期大学非常勤講師。鬼ヶ島通信編集長。

かわいい森絵都(もりえと)かわいい
1968年生まれ。1990年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。1998年『つきのふね』で野間児童文芸賞、2003年『DIVE!!』(ともにKADOKAWA)で小学館児童出版文化賞、2006年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、2017年『みかづき』(集英社)で中央公論文芸賞を受賞。他の作品に『宇宙のみなしご』『カラフル』(ともに講談社)『永遠の出口』(集英社)『クラスメイツ』(偕成社)『カザアナ』『あしたのことば』(小峰書店)『生まれかわりのポオ』(金の星者)など多数。

かわいい河野万里子(こうのまりこ)かわいい
「子どもの本」委員会委員長。
上智大学外国語学部卒業。上智大学非常勤講師。1989年「翻訳の世界」翻訳奨励賞最優秀賞を受賞して英語・仏語で翻訳の仕事を始める。主な訳書に『悲しみよこんにちは』『星の王子さま』(ともに新潮社)『カモメに飛ぶことを教えた猫』(白水社)『いのちは贈りもの』(岩崎書店)。『神さまの貨物』(ポプラ社)で2021年読者による文学賞、本屋大賞翻訳小説部門2位。最新刊に『打ちのめされた心は』(河出書房新社)。
柴田元幸トーク&朗読会 @ 創刊10周年・文芸誌『MONKEY』30号刊行記念 [2023年06月21日(Wed)]
7月1日(土)、丸善ジュンク堂書店 オンラインイベントで、創刊10周年・文芸誌『MONKEY』30号刊行記念「柴田元幸トーク&朗読会」がハイブリッド開催されますぴかぴか(新しい)

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文芸誌『MONKEY』創刊から10周年と、最新30号の刊行を記念して、責任編集を務める柴田元幸によるトーク&朗読イベントを行います。
これまでのMONKEYの10年の歩みを振り返るとともに、最新号の制作秘話を語ります。
また、本誌掲載の作品と未発表作品の朗読も行います。

イベント内で、事前にいただいた質問に柴田元幸先生がお答えします。


るんるん日時るんるん 2023年7月1日(土)19:00〜20:30
  ※配信終了から1週間、アーカイブ配信
るんるん会場るんるん ジュンク堂書店池袋本店 4F 喫茶(本番開始30分前より受付開始)
  〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目15-5
るんるんチケットるんるん
 オンライン視聴チケット \1,100
 書籍付きオンライン視聴チケット \2,310(要配送料)
 ジュンク堂書店池袋本店会場参加チケット Sold Out
るんるんチケットの販売期間るんるん 2023年6月30日 18:30まで


かわいい柴田元幸かわいい
1954年生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。文芸誌『MONKEY』編集人。
著書に『生半可な学者』(講談社エッセイ賞受賞)、『アメリカン・ナルシス』(サントリー学芸賞受賞)、訳書トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞。2017年、第6回早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。
翻訳に、レアード・ハント『ネバーホーム』(朝日新聞出版)、『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)、エリック・マコーマック『雲』(東京創元社)など多数。著者に『翻訳教室』(朝日文庫)など。現代アメリカ文学を数多く翻訳し、日本の文学シーンにも多大な影響を与える。


『MONKEY vol. 30 特集 渾身の訳業』
(スイッチ・パブリッシング 2023)
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岩瀬成子さん × いとうみくさん スペシャルトークイベント @ 理論社創立75周年記念イベント [2023年05月10日(Wed)]
5月12日(金)、理論社創立75周年記念イベント 岩瀬成子さん × いとうみくさん スペシャルトークイベントがハイブリッド開催されますぴかぴか(新しい)

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理論社創立75周年を記念し、今を生きるこどもたちに向けて作品を生み出して続けている、岩瀬成子さんといとうみくさんをお迎えし、スペシャルトークイベントを開催いたします。
『朝はだんだん見えてくる』(日本児童文学者協会新人賞)で理論社にてデビューして以来、昨年45周年を迎えた岩瀬成子さん、昨年デビュー10周年を迎え、『あしたの幸福』(河合隼雄物語賞)など理論社でも著作のあるいとうみくさん 、お互いの作品をリスペクトし合う、お二人が考える児童文学の魅力や創作の裏側に迫ります。また理論社75周年を記念し、理論社作品のなかからお気に入りやその魅力などもお聞きしたいと思います。お二人の魅力、児童文学の奥深さを感じに是非ご参加ください。
トークイベント終了後、店舗でご参加され、当店にて岩瀬成子さん・いとうみくさんの著書をお買い上げのお客様に限り、サイン会を行います。


るんるん日時るんるん 2023年5月12日(金)19:00〜20:30
るんるん会場るんるん ジュンク堂書店池袋本店4Fカフェ(※30分前開場)
     〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目15-5

るんるん会場イベントるんるん
 るんるん会場定員 15名

るんるんオンラインイベントるんるん
 るんるんアーカイブ視聴期間 配信終了から3日間 5月15日 23:59まで

るんるんチケットるんるん
 るんるん会場参加チケット 2,000円(税込) Sold Out
 るんるんオンライン視聴チケット  1,100円(税込)
 るんるん書籍付チケット 
  『くもり ときどき 晴レル』+オンライン視聴チケット 2,310円(税込)
  『あしたの幸福』+オンライン視聴チケット 2,310円(税込)

るんるんチケット申込るんるん 丸善ジュンク堂書店オンラインイベント
   https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-230512?variant=42366238195898
るんるんチケット販売期間るんるん 2023年4月13日(木)12:00〜5月12日(金)18:30


かわいい岩瀬 成子(いわせ・じょうこ)かわいい
山口県生まれ。
作家・今江祥智氏に師事し、1977年『朝はだんだん見えてくる』(理論社)でデビューし、第11回日本児童文学者協会新人賞受賞を受賞。その後『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』(PHP研究所)で第41回小学館文学賞、第39回産経児童出版文化賞受賞、『ステゴザウルス』(マガジンハウス)『迷い鳥とぶ』(理論社)の2作により第17回路傍の石文学賞受賞、『そのぬくもりはきえない』(偕成社)で第48回日本児童文学者協会賞、『あたらしい子がきて』(岩崎書店)で第52回野間児童文芸賞、第5回JBBY賞、IBBYオナーリスト賞、『きみは知らないほうがいい』(文研出版)で第62回産経児童出版文化賞大賞、『もうひとつの曲がり角』(講談社)で第36回坪田譲治文学賞を受賞。
その他の作品に、『二十歳だった頃』(晶文社)『小さな小さな海』『まつりちゃん』(理論社)『ピース・ヴィレッジ』(偕成社)『くもりときどき晴レル』『ぼくが弟にしたこと』(理論社)『地図を広げて』(偕成社)『おとうさんのかお』(佼正出版)『ネムノキをきらないで』(文研出版)『わたしのあのこ あのこのわたし』(PHP研究所)などがある。


かわいいいとうみくかわいい
神奈川県生まれ。
『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞、『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞、『きみひろくん』(くもん出版)で第31回ひろすけ童話賞、『つくしちゃんとおねえちゃん』(福音館書店)で第69回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『あしたの幸福』(理論社)で第10回河合隼雄物語賞、『ぼくんちのねこのはなし』(くもん出版)で第38回坪田譲治文学賞を受賞。
『二日月』(そうえん社)が第62回、『チキン!』(文研出版)が第63回、『天使のにもつ』(童心社)が第66回、『つくしちゃんとおねえちゃん』(福音館書店)が第68回と、それぞれ青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれた。
他の著書に、『かあちゃん取扱説明書』(童心社)、『まいごのしにがみ』(理論社)「車夫」シリーズ(小峰書店)などがある。
全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。


『くもり ときどき 晴レル』
(岩瀬成子/作 理論社 2014.2.1)
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『あしたの幸福』
(いとうみく/文 松倉香子/絵 理論社 2021.2.19)
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読書とは何か? @ 2022年度第2回哲学カフェ [2022年11月13日(Sun)]
11月29日(火)、KDDI維新ホールで、2022年度第2回哲学カフェ「読書とは何か?」が開催されますぴかぴか(新しい)

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哲学カフェとは「一つのテーマについてみんなで考えるための公共的対話」のことです。
哲学とは決して難しいものではなく、あくまで自分の考えを吟味すること!!
哲学カフェで楽しみながら自分の考えを深めてみませんか?
この哲学カフェは、次世代リーダーが集う、キャリア開発型シェアハウス『アカデミーハウス』が主催します。


るんるん日 時るんるん 2022年11月29日(火)19:00〜20:30 (開場 18:30)
るんるん場 所るんるん KDDI維新ホール(新山口駅北) 2F 会議室201BC
るんるんファシリテーターるんるん 小川仁志
  (哲学者/アカデミーハウス・シニアディレクター/山口大学国際総合科学部教授)
るんるん定 員るんるん 20人(事前申込制、定員になり次第締切)
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん申込先るんるん 申込みフォーム https://forms.gle/kUtoVgeUgQcu1g8k9
るんるん申込締切るんるん 11月22日(火)
るんるん問 合るんるん アカデミーハウス哲学カフェ運営事務局
       mail to ah.2021ymgt@gmail.com
るんるん主 催るんるん アカデミーハウス(アカデミーハウス運営事業者:学校法人YIC学院)
トークセッション「この場所で生きる。」 [2022年10月25日(Tue)]
11月3日(木・祝)、 みんなの森 ぎふメディアコスモス ドキドキテラスで、トークセッション「この場所で生きる。」が開催されますぴかぴか(新しい)

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ダムに沈んだ徳山村や東日本大震災の被災地で濃密な現地取材を行ってきた写真家 大西暢夫さんをゲストに迎え、「居場所」「場所の記憶」「ひとともののつながり」といったキーワードから、暮らしを創ることを見つめなおすトークイベントを開催します。

るんるん日時るんるん 2022年11月3日(木・祝)14:00〜16:00
るんるん場所るんるん みんなの森 ぎふメディアコスモス ドキドキテラス
       岐阜市司町40-5
るんるん出演者るんるん 大西暢夫(写真家、映画監督)
       吉成信夫(ぎふメディアコスモス総合プロデューサー)

るんるん内容るんるん 
 第1部 大西暢夫講演
 第2部 対談『この場所で生きる。』大西暢夫×吉成信夫

るんるん定員るんるん 50名
るんるん申込フォームるんるん https://logoform.jp/form/BcLm/153775
るんるん問合るんるん 電話 058-265-4104 mail to g-mediacosmos@city.gifu.gifu.jp
るんるん主催るんるん 岐阜市、みんなの森 ぎふメディアコスモスドキドキテラス自主事業実行委員会


かわいい大西暢夫かわいい
写真家、映画監督。1968年東京生まれ。岐阜県揖斐郡池田町を拠点に活動。ダム建設で水没した岐阜県徳山村にぎりぎりまで暮らし続けた村民を記録したドキュメンタリー映画「水になった村」で第16回EARTHVISION地球環境映像祭最優秀賞を受賞。震災被災地や精神病院の閉鎖病棟、アウトサイダーアートなど、独自のテーマで取材活動をしている。著書に「おばあちゃんは木になった」「ホハレ峠」「津波の夜に 3.11の記憶」など。

かわいい吉成信夫かわいい
1956年東京生まれ。コンサルタント会社役員などを経て1996年岩手県東山町に移住。1997年〜2000年「石と賢治のミュージアム」研究専門員。2001年、廃校を利用したエコスクール「森と風のがっこう」を開校、2001年から県立児童館「いわて子どもの森」初代館長。2015年から岐阜市の複合文化施設の中核となる岐阜市立図書館の館長を務め、現在は、みんなの森ぎふメディアコスモス総合プロデューサー。
ホスピタルアートから生まれた本 詩と絵の本『うたをうたうとき』が生まれるまで 渡邉良重さん×松田素子さんトークイベント @ 山口大学ホームカミングデー プレイベント [2022年04月23日(Sat)]
6月4日(土)、山口大学吉田キャンパス福利厚生施設FAVOで、山口大学ホームカミングデー プレイベント「ホスピタルアートから生まれた本 詩と絵の本『うたをうたうとき』(詩:まど・みちお 絵:渡邉良重)が生まれるまで 渡邉良重さん×松田素子さん(編集者)トークイベント」が開催されますぴかぴか(新しい)

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今回の本の原点はホスピタルアート。病院から依頼を受けたデザイナーの渡邉良重さんの母校である山口大学で、編集者の松田素子さんとの対談が実現します。参加費無料ですので、ぜひこの機会をお見逃しなく!

デザイナーの渡邉良重さんが国民的詩人であるまど・みちおさんの詩を選び、コラボレーションした詩と絵の本『うたをうたうとき』が2022年3月にアノニマ ・ スタジオより刊行されました。 この本は、 2019年に山口大学医学部付属病院の小児病棟に設置された「ホスピタルアート」をもとに書籍化したもの。 まど ・ みちおさんと渡邉良重さん、 今回の書籍化への縁を繋いだ編集者の松田素子さんは、 同じ山口県ご出身という共通点もあります。
ホスピタルアートについて渡邉良重さんが大切にされたこと、『うたをうたうとき』の本作りの背景、まど・みちおさんの詩に込められた想い、渡邉良童さんのデザインのお仕事について…本を扉にして、さまざまなクリエイションのお話をお届けいたします。

https://www.anonima-studio.com/news/news-event-20220420/

トークイベント終了後、2階 FAVO booksにてサイン会サイン会を実施

るんるん日 時るんるん 2022年6月4日(土)14:00〜15:30
るんるん場 所るんるん 山口大学吉田キャンパス福利厚生施設FAVO 
       山口市吉田1677−1  
るんるん定 員るんるん 限定60名(先着順、定員になり次第終了)
るんるん申 込るんるん 4月20日(水)から、申込フォーム https://yamaguchi.marucoop.com/f/1326 にて
るんるん参加費るんるん 無料(ワンドリンクサービス付)
るんるん共 催 山口大学、山口大学生活協同組合、アノニマ・スタジオ
るんるん後 援るんるん 山口大学同窓会、教育学部同窓会


かわいい渡邉良重(わたなべ よしえ)プロフィールかわいい
アートディレクター、デザイナー。1961年、山口県生まれ。山口大学教育学部卒業。グラフィックデザインを主とするデザイン制作会社・ドラフトを経て、アートディレクターの植原亮輔氏と共に2012年にキギ(KIGI)を設立。グラフィック、テキスタイル、「D−BROS」をはじめとするプロダクトのデザインを手がける。洋服やファッションのブランド「CACUMA」、琵琶湖の職人達と共に陶器を中心とした「KIKOF」などのブランドを立ち上げ、2015年には東京・白金にギャラリー&ショップ「OUR FAVOURITE SHOP」をオープンする。著書に『ブローチ』(内田也哉子/文)や『ジャーニー』(長田弘/詩 ジュエリー・薗部悦子)、『UN DEUX』(高山なおみ/文)、『しんじゅのこ』(福永信/文)、作品集『キギ/KIGI』、マガジン形式の作品集『KIGI_M』シリーズを刊行。2017年、宇都宮美術館にて大規模個展「KIGI WORK & FREE」を開催。東京ADCグランプリ、東京ADC会員賞、第19回亀倉雄策賞など受賞。

かわいい松田素子プロフィールかわいい
1955年山口県生まれ。偕成社にて「月刊MOE」の創刊・編集長を務め、退社後はフリーランスとして絵本を中心に300冊以上の本の誕生に関わってきた。長谷川義史、はたこうしろうなど、多くの作家のデビューに編集者として立ち会い、自身も翻訳者・著者として活動している。まど・みちおさんの晩年10年間を編集者として関わり、生み出したまどさんの書籍は『まど・みちお画集 とおいところ』(新潮社 2003)、『絵をかいていちんち――まど・みちお100歳の画集』(新潮社 2011)、『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている――詩人まど・みちお100歳の言葉』(新潮社 2010)、『うちゅうの目』(奈良美智・川内倫子・長野陽一・梶井照陰/写真 フォイル 2010)、『せんねん まんねん』(柚木沙弥郎/絵 理論社 2008)、『くうき』(ささめやゆき/絵 理論社 2011)、『まどさんからの手紙 こどもたちへ』(ささめやゆき/絵 講談社 2014) などがある。
https://blog.canpan.info/jointnet21/archive/48


『うたをうたうとき』
(まど・みちお/詩 渡邉良重/絵 アノニマ・スタジオ 2022.3)
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https://www.anonima-studio.com/books/picture_book/uta-wo-utau-toki/
子どもたちに読む楽しさを、書く楽しさを! ― ひきたよしあき氏 作文指導の講習会 @ JPIC ONLINE [2022年01月24日(Mon)]
2月26日(土) 、JPIC ONLINEで、「子どもたちに読む楽しさを、書く楽しさを! ― ひきたよしあき氏 作文指導の講習会」がオンライン開催されますぴかぴか(新しい)

子どもたちに読む楽しさを、各楽しさを ひきたひきたよしあき氏 作文指導の講習会.png

『大勢の中のあなたへ』(朝日学生新聞社)の著者であるひきた氏による、子どもたちへの作文指導についての講習会を行います。お気に入りの本を誰かにすすめる「読書推せん文」を題材に、本を読む楽しさ、人に伝える文章を書く楽しさを、子どもたちに感じてもらうヒントについてお話いただきます。

るんるん日 時るんるん 2022年2月26日(土)10:00〜11:30
るんるん配信方法るんるん YouTube Liveにて配信(オンライン)
  ※見逃し配信は、1ヶ月間は視聴可能
るんるん講 師るんるん ひきたよしあきさん(コラムニスト)
るんるん演題・内容るんるん 「子どもたちに読む楽しさを、書く楽しさを!」──作文指導の講習会
るんるん対 象るんるん 司書、教員、読書ボランティア、親御さんなど、子どもの周りの大人のみなさま
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん申 込るんるん https://www.jpic.or.jp/topics/2022/01/21/120000.html にある申込フォームより
るんるん申込締切るんるん 2月26日(土)9:00
るんるん主 催るんるん 一般財団法人 出版文化産業振興財団
るんるん協 力るんるん 公益財団法人 博報堂教育財団


かわいい<講師プロフィール> ひきたよしあきかわいい
1984年、早稲田大学法学部卒。博報堂のクリエイティブディレクターを経て、コラムニスト、政治、行政、大手企業などのスピーチライターとして活動中。日本語の素晴らしさ、コミュニケーションの重要性を様々な角度からアプローチし、広い世代に伝えている。朝日小学生新聞の連載をまとめた『大勢の中のあなたへ』(朝日学生出版社)、『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)、『一瞬で心をつかみ意見を通す対話力』(三笠書房)など、著書多数。
那須正幹さんが亡くなられました [2021年07月24日(Sat)]
7月22日(水)、児童文学作家の那須正幹さんが亡くなられましたぴかぴか(新しい)

7月16日、防府市の自宅で倒れ、病院に救急搬送されましたが肺気腫のため、逝去されました。
10日前の12日、知人が電話した時は話も弾みお元気だったという話だそうですから本当に急逝です。

この5月に友人の絵画展で、偶然、那須さんの奥様とお会いして、立ち話ですが、いろいろお話しました。なので、驚きでいっぱいです。訃報もその友人が知らせてくれました。

俵山温泉で行われた山口県文庫連絡会主催「夏休みさよならまつり」でのこと、幼稚園新聞の取材でお宅にお伺いしてお話をお伺いしたこと(ちょうど、「ズッコケ三人組」シリーズの作画を担当された前川かずおさんが亡くなったばかりだったのでその話題が出たことを覚えています)、防府図書館で8月6日に開催された那須さんの講演会で被爆体験をお聞きしたこと、西村繁男さんとの講演会で『ぼくらの地図旅行』(福音館書店 1989.1)や『絵で読む広島の原爆』(福音館書店 1995.3)の製作秘話をお聞きしたこと、「ズッコケ三人組」シリーズの発行の折々に(1000万部突破など)にみんなで集まりお祝いしたこと、カラオケではいつも軍歌を歌われていたこと……ユーモアを交えながら広島なまりで語られる那須さんの声と優しい笑顔とともに、次々と思い出されます。

ご冥福をお祈りします。


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▲那須正幹さん(2017年8月19日 山口県こども文庫連絡会主催「いま!この本がおもしろいぞ」 山口県立山口図書館)

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▲『それいけズッコケ三人組』(前川かずお/絵 1978.2)

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▲『ぼくらの地図旅行』(西村繁男/絵 福音館書店 1989.1)

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▲『絵で読む広島の原爆』(西村繁男/絵 福音館書店 1995.3)

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▲読売新聞2021年7月23日号山口版

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▲読売新聞2021年7月23日号西部版
宇野千代とやまぐち @ ふるさと山口文学ギャラリー企画展 [2021年03月22日(Mon)]
4月29日(木)まで、山口県立山口図書館 2階 ふるさと山口文学ギャラリーで、ふるさと山口文学ギャラリー企画展「宇野千代とやまぐち」が開催されていますぴかぴか(新しい)

宇野千代の作品のうち『おはん』(中央公論社 1957(昭和32).6)、『水西書院の娘』(中央公論社 1977(昭和52).3)などの県内ゆかりの作品を、山口県立山口図書館及び山口県立大学郷土文学資料センターの所蔵資料とパネルにより、展示・紹介します。
また、あわせて、ほかの宇野千代の作品や資料についても展示・紹介します。


るんるん期間るんるん 2021年1月12日(火)〜4月29日(木)
るんるん場所るんるん 山口県立山口図書館 2階 ふるさと山口文学ギャラリー
      山口市後河原150-1
      電話 083-924-2111
るんるん主催るんるん 山口県立山口図書館、山口県立大学郷土文学資料センター
るんるん共催るんるん やまぐち文学回廊構想推進協議会、山口県立大学国際文化学部文化創造学科


ガラスケースの中には、

ハガキ「楢崎勤宛」(昭和十年四月六日付)

ハガキ「木内高音宛」(年不詳七月二十二日付)

ハガキ「木内高音宛」(昭和十年四月二十三日付)

原稿『水西書院の娘』

原稿『汽車・大雨』

など、宇野千代の葉書や直筆原稿が展示されています揺れるハート
宇野千代の文字は、丁寧な丸みを帯びた可愛らしい楷書体です。


展示してあった作品は、展示順に次の通りです。
ケース@
『わたしの青春物語』(酣燈社 1947)
『私のお化粧人生史』(中央公論社 1955)
『私の文学的回想記』(中央公論社 1972)
『おはん』(中央公論社 1957)
『おはん』(中央公論社 1958)
『風の音』(中央公論社 1969)
『風の音』(青娥書房 1973) 
『水西書院の娘』(中央公論社 1977)

ケースA
『脂粉の顔』(改造社 1923)
『幸福』(金星堂 1924)
『罌粟はなぜ紅い』(中央公論社 1930)
『色ざんげ』(中央公論社 1935)
『罌粟はなぜ紅い』(有光社 1937)
『恋愛読本』(中央公論社 1937)
『恋の手紙』(中央公論社 1939)
『恋愛特急』(興亞書房 1939)
『妻の手紙』(甲鳥書林 1942)
『人形師天狗屋久吉』(文軆社 1943)
『日露の戦聞書』(文體社 1943)
『大人の繪本』(白泉社 1931)


貸出できるコーナーには『人形師天狗屋久吉』(文軆社 1943(昭和18).2)があったので借りましたわーい(嬉しい顔)
装幀は、青山二郎。美しいです。
題字は、題簽に書かれ、表紙に貼られていいます。
中は和紙で、袋状になっていますひらめき
ガサガサ手触りなど、本当に味わい深いです。
ただ、ガラスケースの中に展示してあったのは、四ツ目綴じでしたが、こちらは和装本ではありませんでした。
本の内容も面白いexclamation×2

宇野千代はある人形を見て感銘を覚え、その作り手の天狗屋久吉に会いに、阿波の徳島を訪れます。その時はかなり老齢に達していた天狗屋久吉にインタビューをし、それを身の上話のような形で物語化したのがこの作品です。

 はじめて天狗屋のお爺さんに会ったとき 田舎にこんな人がゐるのかと びっくりした。
しかしそれは私の間違ひであった。田舎でも また山の中の一軒家でも、また人のゐる街の中でも ほんたうに仕事をしてゐる人といふのは このお爺さんのやうな人である。
仕事をしてゐる人は その仕事によってほんたうのことを知り、ほんたうのことを考える。

「私が拵えたものであるから、いつでもそれ以上のものが出来ると考えている。」

「死んでしまえば、そこでその人の芸はお仕舞いである。」


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青山二郎(1901〜1979)が装幀した宇野千代の著作は、『人形師天狗屋久吉』(文軆社 1943)この他、『色ざんげ』(中央公論社 1935(昭10))『ママの話』(中央公論社 1976)『残ってゐる話』(集英社 1980)『或る日記』(集英社 1978)『わたしの青春物語』(酣燈社 1947(昭和22))『或るとき突然』(中央公論社 1981)『水西書院の娘』(中央公論社 1977)『往復書簡』(中里恒子/共著 文藝春秋 1976)などがあるそうです。
ここには、『わたしの青春物語』(酣燈社 1947)『水西書院の娘』(中央公論社 1977)『色ざんげ』(中央公論社 1935)が展示してあるので、そこも注目です。

『大人の繪本』(白泉社 1931)は、宇野千代と同棲していた、東郷青児の画で、一部分がパネルで紹介してありましたが、ぜひ、実際に手にとってみたいです。


かわいい宇野千代かわいい
1897(明治30)年から1996(平成8)年まで、明治・大正・昭和・平成と四代を生きた、山口県岩国市(旧玖珂郡横山村)出身の女性作家。故郷岩国を出奔したのち『脂粉の顔』(改造社 1923(大正12).6)で文壇に登場し、尾崎士郎や東郷青児との交流を経て、昭和戦前期には代表作『色ざんげ』(中央公論社 1935(昭和10).4)を、そしてまた昭和戦後期には、『生きていく私』(毎日新聞社 1983(昭和58))がベストセラーとなり、多くの読者に愛された。
香月泰男 × 福田百合子 @ 『心のふるさと散歩』 [2021年02月15日(Mon)]
福田百合子先生(中原中也記念館名誉館長)が1969(昭和44)年に初出版された『心のふるさと散歩』
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なんと、香月泰男(1911〜1974)画伯が装丁や題字、挿絵を手掛けていますぴかぴか(新しい)
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画伯はシベリア抑留から生還しました。
一方、福田外郎を継いでいた長兄の秀太郎さんがシベリアで亡くなり、そのことで家業は廃業に追い込まれます。その不条理に対する怒りの矛先をどこに向けたらよいのかわからず、画伯とは距離をおきたい、と思われていたそうですが、画伯が亡くなるまで交流は続きます。
出版を知った画伯の方から、挿絵ひとつないのではさびしい、とこうして、絵を描いてくださったそうです。

1月30日(土)の「福田百合子が香月泰男を語る 『シベリアの豆の木』朗読会+お話会」(主催:アーサー・ビナード研究会)でそのお話をされ、
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2月13日(土)の「福田百合子が大内文化を語る ― 朗読と学びの集い ―」(主催:山口の朗読屋さん)で、原画を披露してくださいました。
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表紙。
コラージュです。
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指示。
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挿絵。
銅版画です。
鉛筆で右側にタイトルが入っています。
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「天道虫」
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「貝」
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「椿」
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「蜻蛉」
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「雲」
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「栗」
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「雪」
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出版社は初版の白藤書店から赤間関書房に変わりました。
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「文芸山口双書」のVOL.2にもこの表紙デザインを出版社が使用しようとしたことから、画伯は怒って原画を引上げたそうです。
福田先生のために作った絵だったから・・・。
「白藤書店さんに悪かった」と先生は言われていましたが、先生と画伯の交流の一端が垣間見られるエピソードです。

2月13日(土)の福田先生の菜の花色のジャケットは、2月12日司馬遼太郎「菜の花忌」に合わせたもの。
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1月30日(土)の装いは、「白いセーター」はシベリアの雪、「黒いカーディガン」は黒が基調のシベリアシリーズ、「赤いブローチ」は香月泰男の絵に出てくる太陽をイメージしてコーディネートされています。
ところで、この絵は「青の太陽」という香月泰男先生のリトグラフで、購入時、車が買えるぐらいだったとか。画伯からの葉書と一緒に参加者の方が持参されました。
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いつもお洒落で華やかな福田百合子先生ですかわいい

それを彩るスタッフの福田百合子一座朗読組系美女軍団の皆さま。
いつも楽しい会の運営ありがとうございます。
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wakayama読書部 ♯11 [2021年01月10日(Sun)]
1月28日(水)、山陽小野田市のコミュニティカフェ&リカーショップ wakayamaで、食事をした後にゆっくり好きな「本」の話をする会「wakayama読書部 ♯11」が開催されますぴかぴか(新しい)

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好評の読書部 記念すべき第11夜でございます。
そして、今年最初の読書部でございます。
本の好きな方に集まって頂き、食事をした後に、ゆっくり自分の好きな「本」の話をする会です。
コーディネーターは、読書の合間にタロット占いをしている真島アキ氏。
大好きな本をどうしても誰かに伝えたい!
人が面白いっていう本を知りたい、読んでみたい!
そんな方に、月末の夜にひっそりと集まって頂きます。

新作・旧作に限らず、読んだ本限定で、自分の好きな本をお持ち下さい。
2冊以上何冊でもOKです。
ジャンルは問いませんが、マンガは対象外です。

前半軽く食事をして頂き、後半はしっかり本の話をするというスタイルです。
開催時間は約2時間。

食事の都合上前日までの予約となります。


るんるん日時るんるん 2021年1月28日(水)
      食事 19:00  スタート 19:30
るんるん場所るんるん コミュニティカフェ&リカーショップ wakayama
      山陽小野田市港町8-3
       最寄り駅 JR小野田線 小野田港駅(小野田港駅から388m)
       駐車場あり
るんるん代金るんるん 1,500円(食事付)
るんるん出演るんるん 真島アキ(コーディネーター)
るんるん予約方法るんるん 電話 0836-83-6761【月〜金 10:00〜19:00 受付】 または、
      ホームページ(http://www.cafewkym.com/) 予約専用フォームから
るんるん持参する本るんるん 読んだことのある本・お薦め本を2冊以上

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あららのはたけ @ 村中李衣 × 石川えりこ [2020年12月10日(Thu)]
『あららのはたけ』(村中李衣/作 石川えりこ/絵 偕成社 2019)は、山口に引っ越した小学4年生のえりと横浜に住む親友のエミとの手紙のやりとりを通して、自然のふしぎと、子どもたちの心の動きを繊細に描いた作品ですぴかぴか(新しい)

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偕成社のウェブマガジンKaisei webで2017年7月〜2018年6月まで連載されたものを加筆・修正し単行本化した作品で、第35回坪田譲治文学賞を受賞しました。

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(▲下関市のこどもの広場にて撮影2020.1.25)


えりのじいちゃんの言葉もいいです。

「雑草はふまれるとな、いっぺんは起きあがるけど、しばらくじいっと様子見をして、ここはどうもだめじゃと思うたら、それからじわあっと、根をのばして、別の場所に生えかわるんじゃ」(P16)

危機をくぐりぬけると、植物はその種の中でもっとも生命力の強い性質に戻る「先祖返り」をすることがある(P51)


ところどころ挟まれたクイズも面白い。

「あ、ケムシに顔をやられたかな」って思ったときに、いちばん最初にやることはなんでしょう。
@・・・水で顔を洗う。
A・・・薬を顔にぬりこむ。
B・・・ガムテープを顔にはる。
(P26)


イジメが原因で引きこもりになっている幼馴染みのけんちゃんと自分たちなりに向き合っていこうとする姿にも共感できます。


坪田譲治文学賞は、「大人も子どもも共有できる世界を描いたすぐれた作品」を対象とするそうですが、まさに、おとなもこどもも楽しめる本です。


村中李衣さんと石川えり子さんがタッグを組んだ作品は、他に、
『こくん』(童心社 2019.6)があります。
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