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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

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ワークショップ「紙資料を未来へー文学館のシゴト」に参加しました@ [2019年08月21日(Wed)]
8月18日(日)、山口情報芸術センターで行われた中原中也記念館主催のワークショップ「紙資料を未来へー文学館のシゴト」に参加しましたぴかぴか(新しい)

講師は、鳥取県南部町に紙資料の修復工房 HATA Studioを開設されている 秦博志さん。
麻(テープ)かがり綴じの製本講座でした。

麻(テープ)かがり綴じとは、本の背に麻や平織りした綿布製などのテープを背に直角に一定間隔に当て、テープごと糸綴じする綴じ方です。

麻の代わりに、今回は、表装に使う筋(筋廻し)テープを使います。

表紙用紙は、今回は、カルトナージュでカルトン(厚紙)に貼る紙。
秦さんが集められたフランスやイタリアやアジアなど世界中の紙。
素敵な模様ばかりなので、どれを選ぼうか悩みましたが、私は、イタリアの紙を選びました。
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(▲これは、午後からの講座の製本セット。午前の部はもっといろいろなデザインの用紙がありました。)

本文用紙は、書籍用紙。
製本の基本ですが、紙は、短辺に沿って平行方向に繊維が流れたものを使います。長辺を半分に折ると、背(折り目)に対して平行な目、つまり上下方向(天地方向)に目が向いています。

4枚の本文用紙4束を綴じて1冊のノートに仕上げます揺れるハート
「中原中也が使っていた大学ノートと同じ糸綴じの自由帳を作る」という講座です。

道具材料かわいい
左上から、綴じ糸(麻糸)、製本テープ、表紙用紙(A5サイズ位 2枚)、本文用紙(A4サイズ 16枚)、ヘラ、定規、カッター、筋テープ(15mm巾 5cm)。
他に、製本用の針、目打ち、でんぷん糊、刷毛、筆、糊盆、クリップ、はさみ、セロハンテープ、カッターマット等が必要です。
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作り方は……かわいい

@16枚の本文用紙を4枚ずつ二つ折りし、4束作る。

Aヘラでしっかり折り目を付ける。
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B4束重ねてヘラでしっかり折り目を付ける。
C4束を揃えてクリップで小口を挟む。
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D綴じ側をカッターで穴をあける。
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 刃を直角に当て、上下に引く。
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 結構しっかり引かないと、内側の紙まで穴があかない。
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E筋テープの下から1cm位のところをテーブルにセロハンテープで固定する。
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F折った本文用紙を上からひっくり返しながら、真ん中の穴の間の位置に置く。
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G糸は1本とり。結び玉は作らない。
H背から入れる。糸は5cmくらい残す。
I次の穴から出す。
Jテープをまたいで綴じ進む。 (綴じ方向 ←)
K糸は引くと時は、背と平行に引っ張る。(垂直に引っ張ると、紙が破損する)

L二束目をさかさまに重ねて綴じていく。
Mテープをまたいで綴じ進む。 (綴じ方向 →)
N綴じはじめの糸と本結びで結ぶ。このとき、縦結びにならないように注意。
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O三束目をさかさまに重ねて綴じていく。
Pテープをまたいで綴じ進む。 (綴じ方向 ←)
Q端は一つ前の綴じ糸にかける。
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R四束目をさかさまに重ねて綴じていく。
Sテープをまたいで綴じ進む。 (綴じ方向 →)
㉑四束目の綴じ終わりは、一つ前の綴じ糸にかけて、できた輪の中に糸を通して締める。
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㉒再度同じように、一つ前の綴じ糸にかけて、できた輪の中に糸を通して締める。
㉓不必要な糸を切る。

㉔筋テープを糊付けする。
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㉕綴じ糸も糊付けする。
㉖製本テープの剥離紙を半分剥がす。
㉗背から1.2cmの位置に製本テープを貼リ付ける。
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㉘表紙用紙に糊で貼り付けて背側に貼る。
 糊は表紙用紙に付ける。
 ひっくり返して、同じく表紙用紙を背側に貼る。
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 プレス機で10秒プレスする。
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㉙小口側を貼り、ひっくりかえして反対側の小口を貼る。
 この時、上下のある模様の用紙は気をつける。
 プレス機で10秒プレスする。
㉚糊が乾いたら三方を化粧断ちする。
㉛辞書などを重しにして、一晩寝かせて完成。
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ざっとこんな工程でした。

【次回に続く】
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