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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

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ナンゴクウラシマソウ?に会いに行きました! [2019年05月13日(Mon)]
花の中から長〜〜〜〜〜いムチ(?)が出ています。
これを浦島太郎の釣竿の釣り糸に見立ててウラシマソウといいます。
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ウラシマソウが咲いているよ、とFさんに声をかけていただき、一緒に見に行きましたぴかぴか(新しい)
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一つの葉と一つの花は対の株がほとんどですが、たまに葉が2個のこともあります。
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葉は、花の位置よりも高い位置で展葉します。
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葉の形もユニークです。
葉は10枚前後の小葉を持つ鳥足状複葉(一枚の葉が小さな葉に分かれている)です。
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葉柄と花茎は根元で合流していて、
葉柄の基部から花茎を出しています。
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ウラシマソウは、マムシグサ同様サトイモ科テンナンショウ属の宿根性の多年草です。
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浦島太郎の釣り糸に見立てられる付属体は、伸ばすと草丈以上あります。
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テンナンショウの仲間は、キノコに似た匂いを出すことで、チョウやハチなどではなく、幼虫がキノコを食べるキノコバエと呼ばれる昆虫を呼び寄せて花粉を運ばせているとのことです。
この長く伸びた付属体は、呼び寄せたキノコバエを花の内部にまで誘導する誘導路であると考えられています。
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付属体は下部でふくらんでいたものが、しだいに細くなって先は長く糸状に伸びています。
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暗紫色の部分は、花ではなく、仏像の後ろの光背に見立てた「仏炎苞」と呼ばれるものです。
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付属体の根元部分に本当の花がありますが、これは仏炎苞を切り開かないと観察することができないので、見たことがありません。
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仏炎苞の中に肉穂花序(にくすいかじょ)をつけます。
肉穂花序は、太い棒のような軸の表面に、花柄なしで花がびっしりと敷き詰められるようについています。
ミズバショウを思い浮かべればよくわかります。
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場所を移動しました。
ここは、1本だけ咲いていました。
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全部で、20本見たことになりますわーい(嬉しい顔)

雌雄異株で自分自身で性転換してしまうという面白い性質があるそうです。
うまく受粉できた雌株は、秋ごろに赤いトウモロコシのような実を付けます。
また、楽しみが増えました。

とこれでアップしようと思っていたら、ナンゴクウラシマソウがあるというのを知りました。
また、ウラシマソウが山口県では絶滅危惧IA類(CR)だということを知りました。

【和名】ウラシマソウ (絶滅危惧IA類)
【学名】Arisaema thunbergii ssp.urashima (サトイモ科)
 多年生草本。葉は1個で鳥足状に深裂し、小葉は11〜15個です。仏焔苞は暗紫色、その先端部は尾状で下垂します。肉穂花序は長さ30〜50cmで、付属体は糸状に長く伸び、下部の膨れた部分にしわはありません。近縁種で県内では普通種であるナンゴクウラシマソウは、付属体下部の膨れた部分に小さいしわがあります。本県では暖帯下部域で、沿海地の保存のよい常緑広葉樹林内に生育しています。日本固有種で、北海道(南部)、本州、四国、九州(佐賀県)に分布し、県内では上関町、東和町(現周防大島町)の記録があります。生育地は少数で、個体数もごくわずかです

(『レッドデータブックやまぐち(普及版) ― 山口県の絶滅のおそれのある野生生物』(山口県環境生活部自然保護課 2003.3)P118より引用)

ということは、今日見たのは、ナンゴクウラシマソウのようです。
ナンゴクウラシマソウは、ウラシマソウと付属体下部に違いがあるとのことで、
ネット検索すると、

・付属体の下部が平滑(ウラシマソウ)か、縦にしわがあるかとのこと。
・付属体(釣り糸)の基部がウラシマソウと比べふくれていて、しかもこの部分に編み目のようなしわがある。
・付属体下部はふくらみ、表面には細かいしわがあって、ときに角状の突起があり、
・付属体は基部に小じわが密生する。
・基部は大きく膨らんで淡黄白色、多数の皺がある。

とありました。
マムシグサと違い、舷部(げんぶ)が深く覆いかぶさり、また、地面に近い場所に花が付いているので、とても観察しにくいです。
どちらにしても、内部を開いてみないとわかりません……。

(▲2019年4月23日(火)撮影)
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