リチャード・ジュエル氏の13年間
[2007年09月18日(火)]
でリチャード・ジュエル氏(44歳)の死亡のニュースと特集が流れていました。リチャード・ジュエル氏は警察官で、アトランタオリンピックの時の爆破事件の会場警備中、爆弾を見つけ観客を避難させ被害を死亡者1名という最小限に食い止めた功労者だそうです。
事件の4日後、このヒーローには自分で爆弾を仕掛けた爆弾班の疑いがかけられたそうです。それも、まもなくFBIから容疑者ではないことが発表されて、一件落着となったそうです。
しかし、1度付いた汚名は晴れることなく、次の職場に復帰できたのが1年半後で、どこへ行っても「爆弾犯ではなかったと言われているリチャード・ジュエル」という目で見られ、本当はどうだったのか?という疑心暗鬼な衆目の中での生活だったそうです。
日本では松本サリン事件が同様で、第一発見者が犯人として扱われました。
人間の感情ってなんなんだろう?と考えさせられました。
一度ついたイメージは、理屈では理解していても一生拭い去れるものではないのでしょうか?
まして、良くないイメージは永いこと残ってしまうのでしょうか?
一方良いイメージは、得てして忘れ去られるもののようにも思えます。
リチャード・ジュエル氏は、その後毎年事件の日になると、事件の場所へ
花を手向けに行っていたそうです。そのとき、もう少し早く誘導することが出来ていれば、死亡者を出すこともなかっただろうにという自責の念だったそうです。リチャード・ジュエル氏の13年間に想いを馳せてしまう夜でした。



