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Tシャツアート展2011東北巡回展:2日目と最終日

[2011年11月29日(Tue)]
 Tシャツアート展 東北巡回展(気仙沼:ゲストハウスアーバン)の
2日目と、3日目のご報告です。

2日目(19日)の午前中は、
前回のブログでご紹介した
「キッズROOMおひさま」でのワークショップでした。

ワークショップ中の会場では、三陸新報の取材があり、
お留守番のスタッフ2名が対応してくれました。

翌日の掲載記事がこれです。


午後からは、7月25日のワークショップで訪問させて頂いた
気仙沼のネットワークオレンジさんが来てくださいました。
19日は小雨模様で足下の悪い中、会場まで足を運んでくださって
とても嬉しかったです。



久しぶりの再会、とても嬉しかったです。


そして今回も、Tシャツにお絵描きをして頂きました♪
震災直後、のびのびと絵を描くことが出来なくなっていたそうですが
最近は絵を描く機会も多くなったのか、のびのびと大胆な絵を描いてくれました。

あいにくの雨模様で、持って来た電球だけでは室内が暗いため
ランタンや、懐中電灯で手元を照らしていると
「ランタンを見ると、震災直後を思い出すわねぇ」と、涙ぐまれる場面もありました。


会場を貸してくださっているアーバン様には
電気をお貸し頂いたり、絨毯、暖房器具などもお貸し頂くなど
大変良くして頂いたため、小雨でも震えることなく一日を終えることができました。

また、宿の方も
今は営業をされておらず、主にボランティアに解放してくださっている
「ホテル望洋」さんを利用させて頂きました。

素泊まりなので、食事はまた18日と同じ
おさかな市場の横の食事所で、今度は海鮮丼を頂きました。
いくらがおいしかったです。






20日は、暖かく17℃(大阪とほぼ同じ気温)で
天候にも恵まれたおかげで、3日とも、手が凍えると言うこともなく
用意していた手袋やカイロを使わないまま、最終日を迎えることができました。

この日は、朝から三陸新聞を見てくださったお客様が来てくださったので
スタッフは慌ててコンビニに新聞を買いに走りました。

7月のワークショップに参加してくださった親子さんが来てくださったので
夏に描いた作品と一緒に、記念撮影。



そして、今回も新たに作品を描いてくれました。


また、
津波でお家を流されてしまったという小学生の男の子が
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊びに来てくれました。



ワークショップの良いところは
絵を描きながら、あれこれお話が出来ることです。

私は、付き添いで来てくださったおばあさんと、ずーっとお話しをしていました。
お孫さんのお家が流されてしまったこと、
震災直後の生活のこと、
半壊したおばあちゃんのご自宅のこと、
受け取った義援金のお話など、
時々目に涙を浮かべては、当時を振り返って話してくださいました。

「みんなどこから来たの?」と、聞かれたので

「大阪、神奈川、埼玉、東京、山形、仙台、みんな住んでいる所が違うんですよ」と、
笑いながら答えると、おばあさんは「ありがとう」と深々と頭を下げてくださいました。

被災された地域のどこに伺っても、「なにかお返しを」と思ってくださる方が多いのですが
どうか気にしないでください。
皆さんの笑顔に会えることが、私たちのエネルギーでありご馳走ですから。



この日は、ラジオの取材がありました。
代表の竹本が、JMAAの震災支援プロジェクトについてお話させて頂きました。
その後、繋がろうプロジェクトと言うことで
スタッフ全員が一言ずつメッセージを収録。


災害FMラジオのスタッフの方

このTシャツは、8月の青山で通行人の皆さんと描いたTシャツです。
ご来場の方に差し上げているものですが、うち10枚を
災害FMのリスナープレゼントとさせて頂きました。

最終日は、スタッフも多かったので
ユーストリームで会場の様子を中継もしました。
テストでやったものが保存されていて、本番のが半分切れちゃっているのですが
何となく雰囲気は味わって頂けるのではないでしょうか。

スクリーンショット(2011-11-24 23.06.48).pngフェイスブックアルバムスクリーンショット(2011-11-24 23.02.48).pngユーストリーム|




目の前にある大川では、鮭が戻って来ていました。

大きな鮭が、何匹も、何匹も、川を上って行きます。





気仙沼は、これから「いくら」が美味しい季節です。

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この日は、午後方片付けをして
17時には撤収完了、設営資材は宅配便で大阪に送り返します。

バタバタするといつも忘れてしまうので、早めに記念撮影。



今回、東北遠征をしてくれたスタッフは
内山さん、尾崎さん、イナさん、かちのちのらさん、千夜さん、
LOCKさん、誠さん、TETSUさん、竹本の、9名と


久米繊維工業の竹内さん(真ん中)でした。

そして、写真はありませんが
東北へのエール横断幕アートや、モザイクアートのプリントなどで
ご協力くださったのは、地球パートナーシッププラザGEOCさん。





今回のワークショップ〜一斉展示に至るまで
本当に沢山の方に、ご協力とご支援を頂きました。ありがとうございました。

また、本プロジェクトに助成してくださった日本財団に、心より感謝いたします。

3日間の写真付きレポートはこちらです。



記事:AKI
Posted by JMAA管理者 at 06:19 | 東北支援 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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