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八王子でのシンポジウム [2015年11月25日(Wed)]

八王子でのシンポジウム

 21日の八王子でのシンポジウムの様子が、主宰者のマインドフルメイトさんのホームページに掲載されました。

http://www.mindfulmate.jp/2015kouenkai.html

他の県でも開催したいですね。ただ、うつ病の方におしらせするのがホームページしかないのでは、ホームページをご覧にならない人には知っていただけません。マインドフルネス心理療法のことも、まだ、マスコミが紹介してくださらないので、情報が患者さんには届いていません。マスコミでは、「ゆほびか」以外には、まだ、再発予防法のマインドフルネスまでしか報道されていないようです。

 薬で治らない、うつ病、不安症/不安障害でもマインドフルネスで治る人があることをご存知ない方がいらっしゃるようですから。 うつ病だけでも100万人、自殺なさる人が、毎年2万5千人も。一部の方は、マインドフルネスで救われる可能性があるのに。

 うつ病は当事者になってから愕然となさるでしょう。薬で治ればいいが、薬で完治しない場合、他の治療法がほとんどないことに、愕然となさるでしょう。医師の自殺も多いそうです。どうして、新しい治療法を研究開発しないのでしょうか。国、県、市町村も予算をつければいいのに。
Posted by MF総研/大田 at 17:42 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
八王子のシンポジウム [2015年11月22日(Sun)]

八王子でのシンポジウム

 山梨を拠点とし、東京までもマインドフルネス心理療法のセッションを開催なさっている「マインドフルメイト」さんの主催のシンポジウム。

 日本マインドフルライフ協会の武田理事長、大賀常任理事、それに大田が出演しました。終わりました。

写真です。

 釈尊の仏教の現代的な支援から見る武田様のお話し。 昔のままではないですね。その解釈はSIMTに類似です。 大賀様は、うつ病、マインドフルネスの英語の文献をインターネットで検索する方法、MBCTが再発予防法であり、治療法ではないことなどのお話。 興味深い内容でした。
 こういうシンポジウムを開催するのは、とても大変です。主催された「マインドフルメイト」の佐藤様、ご家族のみなさまありがとうございました。
 ご参加なさったみな様、それぞれにお感じになったことがあると思います。 永遠の流れで、たった一度与えられた人生、唯一・一度的存在の自分、大切にいきぬいて、社会をほんの少しいいものにして逝きたいものです。
 あきらめずに、マインドフルネスを実践していただきたいと思います。 病気でない方も、感情が渦巻く生活のはずです。実践していただけば、家族関係、職場の人間関係が変わるはずです。

 シンポジウムの開催は大変ですが、全国で開催する意義がありますね。うつ病、不安症/不安障害の患者さん、ご家族にマインドフルネス心理療法の情報が伝わっていません。患者さんの家族会など、地元の期待があつければ、寄付を募ってでも可能かもしれません。
Posted by MF総研/大田 at 14:05 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
東京都八王子で講演会/ 11月21日(土)です [2015年11月19日(Thu)]
★東京都八王子で講演会
11月21日(土)
日本マインドフルライフ協会の武田理事長、大賀常任理事、それに大田が出演します。
まもなくです。

 東日本大震災の被災地に、精神状態「悪化」「変わらず」が6割。  マインドフルネス心理療法もお役に立てるはずです。マインドフルネス心理療法のカウンセラーを現地に育成すること、新しい計画を立てることにします。 必要な資金を集めるために寄付金を募りましょうという案があります。 現地のかたが、受け皿になってくだされば、実現しやすいのですが。おしかけでは、うまくいないのが、心の問題です。

 心理士、医師、看護師、心の健康に関する支援者などの方、マインドフルネス心理療法の支援者になる講座(毎月1回、10か月)を受けたいとご連絡ください。うちあわせして、実現できるように検討していきます。沿岸部を最優先で。
 あるいは、その前に、シンポジウムを開催しませんか。どうすればいいかを話し合う会議やシンポジウムを。盛岡、仙台、福島でも。
Posted by MF総研/大田 at 23:03 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
うつ病は治りにくい=他の治療法を普及するようにとの陳情行動が必要かもしれません [2014年11月13日(Thu)]

うつ病は治りにくい
 他の治療法を普及するようにとの陳情行動が必要かもしれません

 「被災地にマインドフルネス心理療法を!」プロジェクトの最終回で申し上げたのですが、 うつ病の薬物療法が効果がいまひとつであるために、いったん、うつ病になると完治せず、復帰 できず、自殺がなくなりません。

 うつ病の薬の開発研究をなさっておられる加藤忠史氏のご著書で、この痛ましい状況を 確認させていただきました。当事者にならないとわからない苦悩です。夢をいだいて一生懸命に生きてきたのに、うつ病になり完治しない人が多いのです。家事、仕事ができません。本当につらい病気です。

うつ病の治療の現在と問題

『うつ病治療の基礎知識』加藤忠史、筑摩書房、1600円+税。

薬物療法

 「抗うつ薬の有効率は60〜70パーセントにとどまっています。 寛解率となると、さらに低く、30パーセント程度とも言われています。つまり効果が十分ではあり ません。」(p170)

「精神疾患の原因解明研究は非常に難しく、順調に進んでいるとは言え ません。こういったことから、新薬開発はほとんど進んでいないのです。 」(p172)

精神療法

 日本には、傾聴型のカウンセリング、来談者中心療法などが優勢ですが、「うつ病」の改善効果は臨床試験で 確認されていません。

 「来談者中心療法は、日常生活の悩みの解決に有効ですし、精神分析は当初は主に当時神 経症とよばれていた人たち(現在では不安障害などに相当する)を対象に行われていました。
 しかし、これらの治療法は、うつ病に対する有効性は証明されていません。
 カウンセリングで問題を解決できるのは、自己回復力の範囲にある心の悩みであり、自己回復 力を超えて脳の変調を来たしているうつ病の治療には有効ではないのです。」(p212)

 「最も効果が実証されているのは、認知行動療法と対人関係療法です。」(p213)

効果が確認された認知行動療法の普及を

 上記のように、キイポイントを抽出しました。 うつ病は、薬物療法で完治しない人が多いのです。そして、画期的な薬の開発は 当分期待できないのです。

 効果が確認されているのは、認知行動療法、対人関係療法です。 マインドフルネス心理療法も認知行動療法です。最新の第三世代の認知行動療法です。ただし、MBSR,MBCTは、そのままではうつ病の「治療法」ではありません。この手法を用いても、うつ病が「完治」するとは限りません。マインドフルネスにも、浅い心理現象を扱うものと、深刻な心理現象を扱うものがあるからです。 MBSR,MBCTそのままで、うつ病が完治するといっては、誇大広告、嘘になります。 抗うつ薬でも、完治割合は低い、それと似た状況になります。マインドフルネスの専門家は、長い期間つらい思いをしているクライエント、患者さんの期待を裏切らないようにしなければなりません。 マインドフルネス心理療法を提供するひと(専門家です)、受ける人は、そこを理解しておく必要があります。

 ご家族が2年、うつ病が完治しなかったら、難治性のうつ病かもしれません。
 残念ですが、医師は5年10年、患者さんが治らなくても、診療報酬が得られます。 心理療法の導入には強い動機が働きません。今は、そういう医療制度です。少し前までのアメリカとは違っています。
 心理士団体はどうでしょうか。お声があがらないのは、現状で満足されておられるのでしょうか。うつ病の人、病気の完治支援は心理士の役割ではないのでしょうか。病気が深刻な人の直接の支援でない領域、学校、企業、官庁などでのご活動で忙しいためだろうと思われます。

 新しい人材群が、認知行動療法の提供をするしかないのでしょうか。一体、どなたが真剣に担当してくださるのでしょうか。

 こんなに完治割合が低く、自殺率が高い病気・・・、「難病」と言えます。 不安症群/不安障害群、PTSD、過食性障害も薬物療法だけでは、完治しにくいでしょう。 ご家族が新しい治療法 を政府に要求してもいいのではないでしょうか。 無視、放置、軽視、あきらめ、・・・。専門家のエゴイズム・・・。
 新しい心理療法を普及させてくださいと政府に働きかけることも必要でしょう。医師が認知行動療法を提供するならば、相当の診療報酬を請求できるようにする制度変更もできないでしょうか。 来年、自殺防止の学会ができます。心理療法の普及の視点も期待します。
Posted by MF総研/大田 at 17:53 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
軽症うつ病には従来の認知行動療法は効果があるかどうか確認されていない [2014年06月13日(Fri)]

軽症うつ病には従来の認知行動療法は効果があるかどうか確認されていない
 =だから第三世代のマインドフルネス心理療法が開発された

 前の記事で「従来の認知行動療法は、軽症のうつ病には効果か確認されていません」 と延べました。日本うつ病学会のガイドラインに書いてあるとおりです。  すなわち、うつ病が軽くなってからは、従来の認知行動療法では治るかどうか確認した エビデンスがないわけです。うつ病の重症の時には、極端な「認知のゆがみ」による思考( 認知)を激しく回転させますから、認知療法が効果を発揮するでしょう。
 しかし、軽くなってからは、・・・ということは大体、抑うつ症状が軽くなったというのが多い はずです。ところが、前頭前野の機能は充分回復していない。この時には、気分は悪くあ りません。治ったかのように感じるので、認知の歪みによる思考を回転させるわけではあり ません。だから、この段階になると、認知療法を受ける気にもならない患者さんが多いでし ょう。実際の仕事に復帰しない限り、前頭前野の機能が回復していないことを認識してい ないことがあるでしょう。もう、治療は必要ないような気がしてしまう。
この段階で、仕事に復帰していないと、ストレスを感じないので、抑うつ症状が悪化しない し、複雑な仕事をしていないので、背外側前頭前野の機能が回復していないことに 気づかない。だから、認知療法を受ける気にならない。受けても、認知療法で背外側前頭前野の機能低下が回復するという効果は確認されていない。
 こうして、復帰するから、背外側前頭前野の機能低下によって、うまく仕事をこなすことが できない。悩む、苦しむ、それで再発となる。うつ病は複雑な病気である。脳の多様な部位の変調がある。抑うつ症状は症状の一部にすぎない。抑うつ症状がなくなったからといっても、他の変調が回復したわけではない。非定型うつ病は特にやっかいである。拒絶過敏性の反応パターンは認知療法で改善するという論理を構築しにくい。
 軽症うつ病に認知療法を提供しにくいのである。だから、復帰の支援に際し、軽症うつ病には認知療法を使 いにくいし、患者もそれほど否定的な思考を回転させなくなっているので、認知療法を受ける気にならない。認知療法で背外側前頭前野の機能が回復すると言う 論理が明確ではない。こういう事情があると推測している。だから、軽症うつ病の完治のた めには、新しい心理療法が必要なのである。
 うつ病は、軽症から重症、非常に重症になり、薬物療法を受けて、重症、中等症、軽症、寛解、完治という経過をたどるだろう。 ところが、軽症になってからは認知療法も薬物療法もききにくい人がいる。医師から 薬を「一生服用し続けなさい」と言われたという多くのクライエントにあった。しかし、抗うつ薬は、重症にしか効かないようだという研究報告があったように、 一生服用しても治る保証があるわけではない。いつまでも「私はうつ病患者だ」という悩みを持ち続けることになる。こうなると、5年、10年、20年完治しない人がいるだろう。
 だから、第三世代の認知行動療法として、アメリカでは新しいマインドフルネス心理療法が開発されたともいえる。 アメリカでは、こうして、うつ病、不安・怒り関係の精神疾患や社会問題に、新しい心理療法を開発し続けている。日本 では遅れている。日本では、病理であるマインドフルネス心理療法を臨床心理学か医学かどちらが行うのか大学での専門家の育成が遅れてる。病理のマインドフルネス心理療法を深く研究する専門家は少ないし、臨床のできる専門家も育っていない。うつ病の患者さんが復帰しては再発して苦しんでおられる。長引くと自殺がおきる。日本では、この段階のうつ病、不安関連の精神疾患は、無視、傍観されている。 日本では、マインドフルネス心理療法をになう人材群は、心理学、精神医学、看護学などのどこで育成されるのだろうか。このままでは、日本のセラピー(医療、心理療法)としてのマインドフルネスは、アメリカよりも30年は遅れるだろう。
Posted by MF総研/大田 at 20:56 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
うつ病の新しい治療法 [2013年10月21日(Mon)]

うつ病の新しい治療法

 昨日の、NHKスペシャルで「病の起源」「うつ病」を放送しました。 うつ病の患者さんの扁桃体が興奮している。扁桃体は 感情を起す深い脳です。
 扁桃体の興奮により、副腎皮質からホルモンが分泌されて、これが、脳にはいり、脳の神経細胞を 傷つけて、うつ病の症状が起きるという説明でした。 このことは、ここ数年の間にわかってきたことです。 こちらにも書いてあります。つまり、うつ病はセロトニン神経の問題だけではありません。

 それで、上流にある扁桃体に電極を埋め込む手術をして、刺激を与える治療法がドイツで開発され たそうです。そのほか、生活改善、運動をすすめていました。
 また、新しい治療法が開発されて、患者さんの選択肢がふえました。 薬物療法、扁桃体刺激の方法、認知療法、マインドフルネス心理療法と色々な治療法があります。 割合、導入しやすく副作用が少ない認知療法、マインドフルネス心理療法を提供する医師、カウンセ ラーが増えることを希望します。
 心理療法は、ストレスの対処法を習得して、あまり、感情的にならないようにして、治していくものです。呼吸法や運動も、脳にいい影響を及ぼします。自己洞察瞑想療法(SIMT)は、これらの長所をみなとりいれています。本『うつ・不安障害を治すマインドフルネスーーひとりでできる「自己洞察瞑想療法」』で紹介しました。しかし、自習できない人もおられるので、援助する専門家が必要です。
 一昨日、マインドフルネス心理療法(SIMT)の講座がスタートしました。また、そういう場所がふえます 。ゆっくりとですが、マインドフルネス心理療法が普及していきます。 自己洞察瞑想療法(SIMT)は、昔から日本人が探求してきた哲学を応用していて、日本人には向いているような気がします。 ただし、できる人ばかりではないので、他の方法への扉を開いておきます。その人にあった治療法を選択していただくのがいいことです。
Posted by MF総研/大田 at 17:11 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
うつ病など病気で休職した人、その後多く退職 [2013年07月30日(Tue)]
(募集中)マインドフルネス心理療法によって援助できるスキルの講座 (SIMTを使うカウンセラー、医師、看護師、支援者など)
=8月中の希望者数により開講か中止かを決定します。

うつ病など病気で休職した人、その後多く退職

 うつ病などの心の病は、再発する人が多い。休職しても治らないとか、一度軽くなっても 再発して、退職する人の割合が高かったという調査結果が報道された。
    朝日新聞デジタル
    (記事のリンクが禁止されているので、 サイト内検索でたどりついてください。「病気休職後」「退職」のキーワードならたどりつくでしょう。)
 特に、うつ病は薬物療法だけでは治らなかったり、再発が多いことはも うよく知られている。 次の記事に書いたとおりである。  非定型うつ病は特に治りにくい。しかし、マインドフルネス心理療法(SIMT)で治るひとがいる。だが、とにかく、日本は、うつ病の心理療法が遅れて いる。 薬物療法が健康保険の対象になっているため、安価で受けられる。カ ウンセラーによって本格的に治す心理療法は健康保険の対象ではない ため、患者の負担が大きい。そのため、受ける患者が少ない。患者が少 ないために、心理療法(認知療法、マインドフルネス心理療法)を習得し て提供しようとするカウンセラーが増えない。職業としてやっていけない 。こうして、日本ではうつ病、不安障害の心理療法が発達しない。
 国、自治体が患者に補助して心理療法を受けられるようにしてほしい 。治ると、薬物療法による治療費がなくなり、働けるようになり税収が増え るかもしれない。心理療法の普及を検討していただきたい。
 各都道府県に1箇所くらい、マインドフルネス心理療法を提供するカウンセラーが数人いるセンターを作れないだろうか。長年月、薬物療法にかけるコストとの比較をして導入を検討してほしい。コストがかかっても、やるべきこともある。治らないと自殺もある病気だ。市民、県民の幸福のために予算をまわしてもいいはずだ。
Posted by MF総研/大田 at 17:03 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
うつ病、不安障害は「病気」=治すことができる病気 [2013年04月13日(Sat)]

うつ病、不安障害は「病気」=治すことができる病気

 明日、14日は、池袋での患者家族会です。 うつ病、不安障害は「病気」です。病気は治療して治すことができるもの です。その生じている原因を理解します。それは過去の出来事ではなくて 、現在、脳のどこに病変があるのか(神経生理学的な要因)と現在の心理・行動反応パターンを理解して、それが治るような治療法 を行うわけです。治療法は、薬物療法、心理療法などがあります。よく理 解していただいて、治していただきます。自習できることを目ざして本を 出版しますが、自習できない方は、カウンセラーの支援を求めるといいで す。毎月1,2回、カウンセラーの支援を得て、呼吸法などを実践してい くと、症状が軽くなってきます。脳内に変化が起きるのです。 たとえば、「つらいつらい」と考えると、交感神経、副腎皮質が興奮して 、症状が悪化します。一方、そのような考えをストップできれば、交感神 経、副腎皮質の興奮はありません。症状が悪化しません。一例を述べまし たが、このように、自分の受け止め方次第で、脳内に変化が生じます。
 ほかにも、苦しくなってしまう心理、行動の価値崩壊の反応パターンと 逆に、症状を軽くしていく思考、行動の価値実現の反応パターン(フラン クルの価値実現と関係があります)を理解して、価値実現の反応パターン を繰返していくと、脳内に神経生理学的な変化が生じて、治るのです。
 死にたくなるのは、うつ病という病気に特徴的な病気の症状です。 うつ病が治れば、死にたいという思いは出てこなくなります。病気を治せばいいのです。
 月1回くらい、説明会を開催しますので、近くの方は、一度参加してい ただいて、こうしたことを理解して、自習して、治してください。 本にも書いてあります。ぜひ、治して、人生に(ということは、自分の目 前の世界にということです)に生きる意味を発見して生きていただきたい です。マインドフルネス心理療法で治ると、病気が治る以上に、価値実現の反応パターンを身につけるという大 きい副産物を得ることができて、一生、生き抜いていく智慧を獲得できる でしょう。日本では日本的霊性(西田哲学で、やさしく、そのやや深いところで十分)、深い真の自己を基礎にした世界の見方を訓練していきます。フランクルのいう内在、現存在の探求と似た方針です。
  人生には、仕事のストレス、対人関係の悩み、身体の病気、子 育ての苦労、老年期になるまでも、つらいことが多いものですから。
 14日は、特に非定型うつ病について詳しく説明します。 不安過敏な学生、若い人に多いです。早いうちに治して、一生、心の免疫を高めて、 社会創造に活躍していただきたいです。人は、みな、創造的世界の創造的要素であるといいます。大切な命です。呼吸法を基礎にした自己洞察を真剣に行えば治るのです。
Posted by MF総研/大田 at 22:21 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
うつ病はマインドフルネス心理療法で治る人がいる [2013年04月11日(Thu)]

うつ病はマインドフルネス心理療法で治る人がいる

 =薬物療法、多くの心理療法、精神療法を活用

 このブログは、うつ病や不安障害が治らない方もご覧になっておられる ようです。今回は、そういう方に申し上げます。
 うつ病は「病気」です。病気には、各種の治療法があります。 うつ病にも、さまざまなタイプがあるのでしょう。治療法、カウンセリング手法も違うものが必要になるでしょう。 私どものところにおいでになって、自己洞察瞑想療法(SIMT)を長く実践し て回復されたのは、生きる意味を喪失していた人ではないようです。 ロゴセラピーの適応の人とは違うのでしょう。
    (注) SIMT:Self Insight Meditation Technology/Therapy。マインドフルネス心 理療法の一種。西田哲学を理論的背景としている。

活動していた人

 生きる意味を家庭や仕事や勉強、趣味、ボランティア活動などで見出していた(創造価値、体験価値)のに、過労、ストレスでうつ病に なってしまった人。大震災でうつ病、PTSDになってしまった人。これ は、生きがい喪失ではありません。たとえれば、勤務していた、ふつうに 働いていた、さまざまな活動をしていた(創造価値、体験価値)けれど、過労、人間関係、ストレスなどでたまたま1年もかかる重病になってしまった。また、 復帰したいと願っている。こういう状況です。生きる意味を持っています が、病気になっただけです。こういううつ病は、SIMTで治ります。 「生きる意味の発見」の問題ではないと思います。ただ、家も、愛する人も、仕 事も失った多くの人は、大変苦しんでおられることと思います。新しい意味の発見の問題があるかもしれません。ただし、うつ病やPTSDが重いうちは、意味の発見は難しいのではないでしょうか。まず、うつ病を治すこと、それで、健康な心を回復してから、あるいは並行して、意味の発見にとりくまれながら、治すトレーニングもするのではないでしょうか。うつ病が重い間は、さまざまな精神症状があるので、「意味」の発見どころではないかもしれません。うつ病になった人でないと、わからないような、考える機能の渋滞状況があります。

学生

 また、学生などで、就職できないこと以外の原因で、うつ病や不安障害になってしまったが、治して就職 したいと思う人も同じように思います。生きる意味、生きる希望を持っていると思います。治らな いのが問題です。こういうタイプのうつ病や不安障害は、標準的なマイン ドフルネス心理療法で改善する可能性があります。学生でも、就職できないためにうつ病になった人は、うつ病や不安障害を治すことと、新しい意味の発見が必要になるのでしょう。 対人恐怖によって就職が難しいならば、それを治すか、それがあっても生きていける領域をさがすのでしょう。

がん患者さん

 がん患者さんの再発、死の不安も、自己洞察瞑想療法(意志的自己レベル)で乗り越えていた だけると思います。これで死の問題を乗り越えられないならば、フラ ンクルが紹介したような女性「運命に感謝している」と語る死の克服法 がありそうです。それは、もっと深い心理療法(叡智的自己、人格的自己レベル)が必要になると思いま す。

苦悩は多様だから、援助手法も多様であるべき、自派絶対視は市民をとじこめる

 「病気」は、積極的な治療法を受けるべきでしょう。「病気」でない悩 みは、別の心理療法やカウンセリングが効果的でしょう。それぞれの症状 に見合った治療法、カウンセリングが適しているでしょう。
 今、日本では、上記のような苦悩とは別のタイプの問題が起きているか もしれません。従来の支援法では効果がみられない状況なのでしょう。 3.11以前にも、自殺が多かったのに、3.11以後はもっと深刻な状 況にあるのかもしれません。新しい状況に応じた、新しい援助法を開発し ていかなければなりません。
 うつ病や不安障害には、さまざまなタイプがあるようです。いろいろな援助手法、 治療法があるので、一つではなくて、いくつも受けてみられるべきです。 絶望しないほうがいいです。うつ病や不安障害は治る可能性の高い病気で す。 専門家も自派絶対主義はつつしむべきです。人の智慧は限界があります。
Posted by MF総研/大田 at 22:05 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
就職期の「うつ病」と自殺 [2012年07月06日(Fri)]

就職期の「うつ病」と自殺

 NHKが、7月2日と3日、就職期の「うつ病」と自殺について、放 送しました。こちらに、紹介されています。  何度も、就活に失敗すると、うつ病になる人がいます。 それは自然です。私もそういうタイプでした。40年も前ですから、 幸い就職できましたが、就職できなければ、私もうつ病になったでし ょう。就職できないことはつらいですから、つらい思考を繰り返すと 「うつ病」になります。
 就活している人を、ご家族は叱咤激励することはよくありません。 追い込むだけです。家庭は居心地いいところでないと、外で就活で疲 弊した人の居場所がなくなってしまいます。うつがひどくなります。
 就職期にうつ病になると、精神科以外に行くところがなくなってし まいますね。学生なら学校がケアしてくれます。 就職してから発病した場合、ある程度は、勤務先がケアしてくれる制 度を持つところがあります。しかし、卒業直後のうつ病のかたをケア してくれるところがないようですね。
 何とかならないでしょうか。こちらも、人員不足、高齢化で、グル ープセッションしかできません。 うつ病が治れば、また活動できます。自治体が何とかできないのでし ょうか。薬物療法で治らないと、若い人材が自殺していきます。 こういう人たちは、全国に散在しておられて、近い地域で集まって団 体交渉というか、支援を地元の自治体にお願いできないので、支援制 度ができません。
 グループセッションを希望なさるかたも、散在するので、助成とか 支援を県や市に働きかけもできません。 要望がないところに、予算はさかないですから。 たとえば、こちらは、蓮田市ですが、市内の人で、グループセッショ ンを希望する人は、ほぼゼロです。 埼玉県の人も少なく、他県、都のかたが多いです。 地元の人の要望がないので、自治体などに働きかける理由ができませ ん。数がまとまらないから、 うつ病、不安障害を治して、自殺を防止する活動は難しいです。
 岩手県での計画もそうです。ご要望がなければ、実現しません。資 金がないので、 希望の多い地方に展開せざるをえません。
 マインドフルネス心理療法で、うつ病などが改善するという理解が まだ、専門家の中で、得られていません。
 先月は、ある会社で説明させてもらいました。今週は、ある地方都 市の団体で、説明を聞きたいという組織があるので参ります。人から 人へと、ほんの少し、理解してくださる所があります。でも、直接 私どもが提供するのは、時間的に限界です。支援スキルを持つ人を育成するこ とに、重点を移します。なぜなら、ある県に、一人のカウンセラーが 現れると、その県の何百もの人を支援できますから。
 この記事に「1カ所で、これだけ多くの人を支援できる」と書いています。  たった、一人でもいいのです。

カウンセラーの育成には半年から1年かかる

 うつ病や不安障害を治すほどのスキルを持つカウンセラーの育成には、長期間かかかります。 週末に、さまざまな行事をかかえているので、容易に開催できません。
 カウンセラーの育成講座、今年は、埼玉でのみです。来年は、岩手県(ご希望が多ければ) です。来年は、埼玉とか東京はわかりません。

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3631
★自殺防止関連の記事
Posted by MF総研/大田 at 09:15 | うつや自殺念慮の心理療法 | この記事のURL
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