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被災地に「生活不活発病」 [2015年01月21日(Wed)]
「被災地にマインドフルネス心理療法を」プロジェクト
 石巻の講座で10人のマインドフルネスの指導できる人が育成されました。徐々に活動が始まると思います。
 全国的な著名な雑誌で、マインドフルネスSIMTでうつ病、不安症が改善することが紹介されます。期待が高まると思います。
 私は、今年は、宮城、岩手あたりで、実習講演を時々開催したいと思います。 適当な場所をさがしています。
叡智的自己、人格的自己のマインドフルネスは、2つの研究会で実践、研究していきます。ご参加をお願いいたします。
⇒2つの研究会へのリンク


★ 1月24日、日本マインドフルライフ協会で講演いたします。

★日本的な深いマインドフルネスの探求の会
 =治った人、病気ではない人、自己評価の低い人、マインドフルネスの研究者、マインドフルネスの専門家、がん患者さんとご家族・・。
★マインドフルネス心理療法の研究発表大会
 =研究段階が終わり、臨床に適用中、発表会

被災地に「生活不活発病」

 NHK総合テレビの「あさイチ」で、被災地の生活不活発病を扱うようです。 昨年、石巻で開催したマインドフルネス心理療法(SIMT)者の育成講座で、マインドフルネス心の健康体操もご紹介しました。室内でもできる マインドフルネス呼吸法や脳トレーニング、フリフリグッパー体操などです。 これを活用して、生活不活発病、そして、うつ病の予防をしていただきたいです。
 身体が動かなくなると、介護状態にあります。また、身体が不自由になると、したいことができなくなるという不安、不自由さを悩み、うつ病にかかりやすくなります。自殺も起こります。

(今、放送をみています)

 懐かしいです。7回行った「石巻」。石巻の方の生活の様子が紹介されています。

 登米市の交流会(飲みたべることもある)、交流広場で運動。
 南三陸町では、農作業できる場を作る。

 下記の記事でご紹介した大川弥生さんが出演なさっています。
生活不活発病は、次で扱いました。
Posted by MF総研/大田 at 08:15 | ストレスから心身症 | この記事のURL
慢性疲労症候群=マインドフルネスで改善するかもしれない [2014年11月10日(Mon)]

慢性疲労症候群
 マインドフルネスで改善するかもしれない

 今朝のNHK総合テレビの「おはよう日本」で難病に対する支援制度について報道しました。そ のうちの、慢性疲労症候群ですが・・・。

 慢性疲労症候群は、強い疲労感が続くもので、体が鉛のように重く感じて動かせなくなり、寝た きりになることもある病気で、有効な治療法がないとされています。
    ★NHK生活情報ブログ
     「生活するのが困難なほど強い疲労感が半年以上続くもので、体が鉛のように重く感じて動か せなくなり、寝たきりになることもあります。国内で患者は30万人とも言われますが、原因は分か っておらず、有効な治療法も見つかっていません。」

    ★慢性疲労症候群
 非定型うつ病には「鉛様麻痺感」があります。慢性疲労症候群と似ています。非定型うつ病で 鉛様麻痺感のあった人が、マインドフルネスの自己洞察瞑想療法(SIMT)で改善しています。 下記は、ブログで報告された例ですが、このほかにも、持続する鉛様麻痺感がSIMTで改善して います。    慢性疲労症候群にも痛み、睡眠障害もあり、非定型うつ病の症状と重なっています。 非定型うつ病がマインドフルネスSIMTで治るのですから、 慢性疲労症候群の方も、SIMTを実践してみられるのも、無駄にはならばいでしょう。
 なぜなら、マインドフルネスSIMTには、ストレスの対処法や生き方が含まれます。 つらいことがあっても、人生の価値をみつけて生きていく生き方が含まれています。 慢性疲労症候群の方は、その病気ゆえの、心理的ストレスが大きいはずです。慢性疲労症候群は、ストレスも関係していると推測されています。 マインドフルネスSIMTを実践すれば、そういう病気であっても心理的なストレスにしにくい心にな るはずです。難病の苦悩を乗り超えていく心の持ち方をトレーニングするつもりで、実践すると、 ひょっとしたら、慢性疲労症候群の症状が軽くなるかもしれません。マインドフルネスSIMTの自己洞察呼吸法は、寝ていてもできます。 ためしてみても損にはならないと思います。心の成長がありますから。
Posted by MF総研/大田 at 20:57 | ストレスから心身症 | この記事のURL
(テレビ)不安に坐禅やマインドフルネスのトレーニング(2) [2012年01月25日(Wed)]

(テレビ)不安に坐禅やマインドフルネスのトレーニング
 長く坐禅瞑想する人は背内側前頭前野が大きくなる(2)

 11日の NHK総合テレビ(ためしてガッテン  不眠ストレス緊張撃退 簡単トレーニング)で呼吸法の効果 を紹介しましたが、 今朝、1月25日に、NHK総合テレビの「あさイチ」で、ほぼ同じ内容が放映されました。 評判がよかったそうです。

うつ病、不安障害の治療には無理だと

   私が心配したように、「不安障害」やうつ病などの病気には、 テレビで紹介した方法だけでは無理だと熊野宏昭早稲田大学教授が言明されました。 病気の視聴者からの問い合わせが多かったそうです。
 うつ病、全般性不安障害やパニック障害、うつ病などは、あの方法だけでは難しいのでしょうが 、似たマインドフルネス心理療法で1,2年実践できれば、かなり治ります。
 それにしても、テレビの進め方は、病気の人におもわせぶりでしたね。 最初に、パニック障害や全般性不安障害の人を登場させたので、それが治る方法かと期待してしま いますよね。1,2週間では、なおりませんが、半年、1年すれば、大分、改善します。マインドフルネス心理療法(は、日米で効果が確認されています。
 テレビで紹介された方法も、マインドフルネス心理療法の手法であり、不安障害やうつ病の予防に効果的だ と思います。治療のためのセッションを受けられるまでは、実践されるといいです。 熊野さんも、病気の人は医師やカウンセラーに相談するように言われました。治すことができるマインドフル ネス心理療法を提供できる人をさがすのがいいのです。長く瞑想をする人は、前頭前野の容積が増 えるということが明らかになりました。マインドフルネスのよいところが 紹介されてきましたので、医師、看護師、カウンセラーも有用性を認識して、できる人が 少しづつふえていくでしょう。治すことができるマインドフルネス心理療法は、アメリカで開発さ れたもの、日本で開発されたものの両方があり、カウンセラーが好きなほうを選択できるので、 広く行われる可能性があります。
(⇒治すためには)

次の例は、簡単には治らない広場恐怖の例です。

最近、テレビで、呼吸法やマインドフルネス心理療法のいい効果が紹介されました。
Posted by MF総研/大田 at 21:24 | ストレスから心身症 | この記事のURL
心身症(テレビ)呼吸法で便秘が治る [2012年01月23日(Mon)]

(心身症)呼吸法で便秘が治る

 1月17日に、テレビ朝日(たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学」)で、 便秘が呼吸法によって改善すると呼吸法の効果を紹介しました。  下剤を飲まなければ1週間から10日も便通がないようなひどい便秘。 原因は、…「不規則な生活」。 「小腸から大腸の壁には1億個もの神経細胞があり、信号をやり取りして、脳とは関係なく独自に 腸を動かしたり食べ物から栄養分を取り出す指令を出している」
 がんこな便秘のひとは、これが変形している。 「すると便が直腸に移動しても神経細胞が便に反応せず、脳に便があることが伝わらないため、脳 が便意を感じず、便が溜まり続けてしまう」
 こうなるのは、交感神経が優位であるため。
 これを改善する方法が呼吸法。 @5秒かけて鼻から息を吸う。 A口をすぼめて10秒かけて口から息を吐く。 朝・昼・晩の1日3 回、5分ずつ行う。
 こういう方法で、便秘が改善する人がいるという。

マインドフルネス心理療法(SIMT)の呼吸法に似ている

 このように、便秘改善にも、呼吸法が用いられています。 これは、副交感神経を活性化させるのが主な目的です。 SIMTの場合、はくほうが2,3倍というのは同様です。 ただし、SIMTのためにはすうのが5秒は長すぎます。吸うのは自然の長さ(2−3秒)でいきます。また、 種々の自己洞察、意志作用の活性化、ワー キングメモリなどの改善が主な目的ですので、口か鼻かは問題にしません。 うつ病、不安障害は、<副交感神経だけ>の病理ではありませんので・・・。 余計なことにとらわれた呼吸法をすると、自己洞察がおろそかになるからです。 SIMTは、呼吸法を重視しますが、目標は呼吸法ではありません。 対話中、仕事の最中に、呼吸法をやっていられません。そういう最中にも、自分の心の様子を自覚して、幸福を崩壊させない反応(不安があっても回避、逃避しない、拒絶過敏性で対人関係をそこなうとか、鉛様麻痺感への発作につなげてしまうような反応をしないなど)をしなければなりません。呼吸法の中で、そういう自己洞察のトレーニングをする。そのためには、 呼吸法そのものは単純であるほうがいいのです。 心の病気が重い人は、他の呼吸法(腹式呼吸法も=おなかの筋肉に意識を向けるので自己洞察ができないため)はすべてやめていただきます。他の方法に執着している人は治りにくいです。
 呼吸法は、何百種もあるそうです。それぞれの目的にそった理由があるはずですから、指導者の助言のようにするのがいいですね。
 いずれにしても、呼吸法はさまざまな領域の苦痛に利用されていますね。
<目次>心身症・心理的ストレスから身体の病気
最近、テレビで、呼吸法やマインドフルネス心理療法のいい効果が紹介されますね。
Posted by MF総研/大田 at 19:43 | ストレスから心身症 | この記事のURL