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無視、傍観される病・うつ病 [2019年01月08日(Tue)]
★2019年1月13日は、専門家向けの講演
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kouen/2019-1-13-kouen.pdf

=僧侶、学者、マインドフルネスの推進者、医療関係者、管理職など
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3630
★人間のエゴイズムはすさまじい、生命までもうばう。
不正、うそ、いじめ、自殺、パワハラの蔓延する日本社会。マインドフルネスでさえも金儲け。 元来、人々の悩みを解決するためのヒントがあったはずなのに活用されていない、従来の仏教や西洋的マインドフルネスの問題を超えていくために
日本の社会問題の解決のための「マインドフルネス」
自分の役割は何か、自分の組織の使命は何か、それぞれにどういう方向があるか。
禅を基礎にして、さらにその問題も超える西田哲学の生活化の実践。

無視、傍観される病・うつ病

うつ病はありふれた病気です。どこの家庭でも職場でも学校でも病院にでも 患者さんが現れる病気です。 それなのに、どの専門家も薬物療法にまかせることが多く、治らないともう支援がありませんでした。 それで、無視、傍観される病気だと感じていました。

2009年9月に書き始めた記事でした。

http://blog.canpan.info/jitou/archive/1812
★無視・傍観・軽視・放置・見放される

 ポリヴェーガル理論のポージェスが、専門家がだれも関心を持たない苦悩があるといいました。

 「自閉症について研究している科学者たちは聴覚過敏を研究しようとはしません。 科学者たちはこの分野を研究したくないのです。一つには、研究資金を提供する機関が、 聴覚過敏についての研究には資金を出したがらないことがあります。聴覚過敏は、自閉症のみに現れるわけではありません。そのため、この領域の研究を支援しないのです。」 (『ポリヴェーガル理論入門』ステファン・W・ポージェス、p71) (ステファン・W・ポージェス、2018 年『ポリヴェーガル理論入門』p71)

 うつ病の心理療法もそうです。あれから10年ですが、うつ病の心理療法は、同じ状況が続いています。医師、心理士、マインドフルネス支援者、仏教者も 「うつ病」を治すこと、「治す」心理療法には、関心を持たれないようです。国、自治体も予算をさこうとしません。予防と治療は別ものです。再発予防はマインドフルネス認知療法(MBCT)が始まりましたが、「治す」マインドフルネス心理療法は、日本ではまだまだです。

  これらの専門家は、すべて叡智的自己です。現在の職務を遂行することに喜びを感じています。そのことで忙しいです。うつ病を治すことをする余裕が ありません。 やむをえません。自分の職務が大切ですから。
 だから、うつ病を治す支援ができるのは、上記のような専門家ではありません。これ以外の、非専門家です。 新しいことをしたい、うつ病で困っているひとに関心があり、自分の時間をさきたいというひとです。自分の新しい人生価値にしたい というひとです。マインドフルネス心理療法をよく実践すれば、うつ病やパニック症などが完治するひとがおられます。 1年もかかるので、支援する新しい専門家が必要です。ご参加をお願いします。


http://blog.canpan.info/jitou/archive/4013
【誤解だらけの瞑想、坐禅、マインドフルネス】
Posted by MF総研/大田 at 22:17 | うつ病 | この記事のURL
非定型うつ病と自己肯定感 [2019年01月06日(Sun)]
★2019年1月13日は、専門家向けの講演
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kouen/2019-1-13-kouen.pdf

=僧侶、学者、マインドフルネスの推進者、医療関係者、管理職など
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3630
★人間のエゴイズムはすさまじい、生命までもうばう。
不正、うそ、いじめ、自殺、パワハラの蔓延する日本社会。マインドフルネスでさえも金儲け。 元来、人々の悩みを解決するためのヒントがあったはずなのに活用されていない、従来の仏教や西洋的マインドフルネスの問題を超えていくために
日本の社会問題の解決のための「マインドフルネス」
自分の役割は何か、自分の組織の使命は何か、それぞれにどういう方向があるか。
禅を基礎にして、さらにその問題も超える西田哲学の生活化の実践。

非定型うつ病と自己肯定感

 自己肯定感を高めるためのアファメーション&マインドフルネスの本が出版されました。

『マインドフルネスと7つの言葉だけで 自己肯定感が高い人になる本』
http://blog.canpan.info/jitou/archive/4063

これは、精神疾患の人のための本ではなくて、「自己肯定感が弱い」人のすべての人のための本ですが、うつ病や不安症にも自己肯定感の低さがあります。 症状や不安があるために、思いどおりでない現実のために、自己評価が低くなってしまいます。 ながびくと、その極み、自殺したくなります。

 非定型うつ病の方には、マインドフルネスSIMT(自己洞察瞑想療法)を実践していただきたいですが、10か月から1年半くらいかかります。長期間だからやってみる気持ちが起こらないというかたは、まず、「自己肯定感が高い人になる本」で2か月実践してみてはいかがでしょうか。

 2か月では、鉛様麻痺感、拒絶過敏は完治はしないでしょうが、自己肯定感やほかの症状が軽くなるはずです。てごたえを感じるはずです。そうなったら、本格的にSIMTの実践をしていただきたい。

 今年から新しい年号です。非定型うつ病や不安症を治して、新しいあなたの生活を切り開いてください。

【非定型うつ病に関する記事】

http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/list-mmt.htm
★非定型うつ病や不安症などを治す支援をするところ

http://blog.canpan.info/jitou/archive/2010
★うつ病はなぜ治りにくのか

http://blog.canpan.info/jitou/archive/2429
★非定型うつ病は治りにくい

http://blog.canpan.info/jitou/archive/2800
★うつ病が治らない人が多い

http://blog.canpan.info/jitou/archive/2091
★拒絶過敏性が非定型うつ病の特徴

http://blog.canpan.info/jitou/archive/1779
★非定型うつ病の治し方

http://blog.canpan.info/jitou/archive/2333
★青年期からうつ病に向かう兆候が
  不安が強い人は、非定型うつ病になりやすい。
  不安、拒絶過敏はともに「瞬間的」に起きる特徴が似ている

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3835
【目次】その他、非定型うつ病の記事の目次です
Posted by MF総研/大田 at 17:45 | うつ病 | この記事のURL
書籍紹介「学者は平気でウソをつく」(2) [2018年01月21日(Sun)]

「学者は平気でウソをつく」

 「学者は平気でウソをつく」和田秀樹、新潮社

 衝撃的な内容が続きます。 当分、うつ病の新しい治療法は、日本の医師や心理療法者からは、研究が促進されるかどうか、わからない状況が予想されます。

 「二〇一二年、日本うつ病学会が新たなガイドラインを発表し、軽症のうつ病には薬を使うべきではないと突然言い出したのです。」(p134)E

 「新しいガイドラインで認知療法などの精神療法を取り入れることを推奨していることは方向としては妥当なことです。しかし、そもそも、日本の精神科医のほとんどは精神療法の技術を身につけていません。そういう医師たちに急に薬を使うなといっても、代わりの手段がなければ、どうしようもないでしょう。」(p136)F

「ただし、うつ病のうち、抗うつ剤が効くタイプは五割ほどに過ぎないという説も出てきました。また、子どもや若年車に抗うつ剤を使うと自殺を増やしてしまうことや、ある種の抗うつ剤は子どもには効果が出ないこともわかってきています。うつ病にも、薬物治療が万能ではないことが次第に明らかになってきました。」(p135−136)G

 マインドフルネス心理療法も有望ですが、日本の学者は、新しい仮説には用心深いという。

 「学問を絶対視したがる人たちは、新しい仮説に対してとても用心深く、また誰かが学説やスタンスを変えた場合には、それだけで「変節漢」よばわりすることさえあります。」(p16)H

 「森田療法は、・・・・認知療法・認知行動療法という最新の精神療法とも似通った点があり、近年では世界的に見直されてきました。・・・・ その考え方は時代を大きく先取りするものだったのです。・・・。 日本の学者はとかく欧米の概念をありがたがりますが、日本発の技術には、欧米で評価されるまで気づかないのが残念なことです。」(p100)J

 うつ病の薬物療法では、十分治らない患者が半数。若者や軽症には、抗うつ薬はあまり効果がない。しかし、医師は精神療法を身につけていない。
 では、ブームの欧米のマインドフルネス心理療法を導入するかというと、日本の学者は新しい仮説には、用心深い。マインドフルネスを取り入れようとは、なかなか思えない。 おまけに、欧米のマインドフルネス認知療法(MBCT)は、再発予防法であり、治療法ではない。
 こうして、日本では、うつ病を治して、自殺防止を促進させようとするためには、何か大きな力が必要です。医師、心理学者は、真剣に考えていただきたい。著者がいうように、新しい学説に乗り換えていくのは、難しいのだろうか。
 専門家が旧いものを墨守するならば、新しいものを切望する別の人材がとりくむしかにだろう。再発を繰り返すうつ病の家族、若者、軽症のうつ病の家族を持つ市民も、本書で述べられた現状を十分理解して、何か行動を起こすきっかけにしていただきたい。

 ただし、科学や学問を全否定するのではないことはもちろんである。著者もそういう(P205−206)。選者もそう思う。 しかし、従来の学説、仮説では解決困難な状況があるのは事実である。 環境の変化によって新しい学説、解釈が必要だという正当な主張をする人が、組織の中で差別、排除されることも起きているかもしれない。自分のことが優先で、組織全体の活力が失われることには、関心がない自己洞察の低い者に支配されていては、長い間にその組織は外部とかけ離れて崩壊していく。
 科学的だとか公式な学説というものが、組織の内外で絶対視されていることに違和感を持つ、 多くの人に、本書をすすめたい。

【選者】大田健次郎(特定非営利活動法人マインドフルネス総合研究所代表、一般社団法人日本マインドフルネス精神療法協会代表、マインドフルネス瞑想療法士)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3669
前の記事
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3631
★うつ病を治し、自殺防止に効果をあげるためには誰が行動するのか
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
★ジャーナリズム あるべき姿は
 組織では、古い学説のみが教えられる。指導者に批判的な研究、解釈は許さない傾向がある。頼りは、ジャーナリズムであるが。

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3103
★科学はある立場にたつのであって世界の立場、絶対の真理ではない
Posted by MF総研/大田 at 22:11 | うつ病 | この記事のURL
(77)NHK= キラーストレス [2016年06月19日(Sun)]

(77)NHK= キラーストレス

 ストレス、うつ病、マインドフルネス

 19日、今、NHKで放映しています。
 ストレスによって副腎からストレスホルモンが分泌される。これが脳内に入って、背外側前頭前野や海馬の神経細胞を傷つける。

 マインド・ワンダーリング(こころの迷走)、つまり妄想です。ストレスホルモンが分泌される。

 (ここまでは、新しい情報でもありません。 かなり早くから報告されていました。

http://mindfulness.jp/utubyou/0705-1119-utu-gaiyou.htm  )

 <テレビ>
 子どものころストレスを強く受けると、成人してから扁桃体が大きくなり興奮しやすいことがわかったという。ストレスに強い人弱い人がある。

 宇宙飛行士にストレス対処法、コーピングが紹介された。気晴らし。 観察、気づき、ストレス対策を続ける。インターネットによる家族との通信、地球を眺める、一人野球・・。

 広島大学の研究が紹介されました。リストアップした行動と喜こび、達成感を記録する。こういうことを行ったひとはうつが回復。

 ミシガン大学の研究。前頭葉が活性化した。前頭葉が扁桃体にブレーキをかける。

 他のコーピングの例、木に抱きつく、・・・。 うつ病の脅威から遠ざかった。

 100個ものストレス対処法をかきあげる。  コーピング、気晴らし、が理論ですね。心理学はそういう方向ですね。

【コメント】
 マインドフルネスSIMTは、哲学によります。気晴らしではありません。 思いどおりにならない人生を自由意志により選択した価値的行動で生き抜いていくという東洋哲学の智慧を帯びての実践です。

 <テレビ>
 続いて「マインドフルネス」が紹介されました。学校、会社、刑務所で。 マサチューセッツ大学の方法(MBSR)が紹介されました。呼吸を意識する。思考が出てきたら、呼吸に戻る。8週間プログラム。
 マインドフルネスで、ストレスホルモンが減少する。海馬に変化(拡大)が起きた。扁桃体は縮小した。マインドフルネスで、ストレスから回復する可能性がある。

【コメント】
 ここまでは、マインドフルネスの研究者には新しい情報はありませんでしたが、一般市民のかたは知らないのですから、情報発信として貴重です。うつ病や不安症などの患者さんやご家族が見ていてくださっていたらいいのですが。情報が伝わっていません。

 <テレビ>
 熊野宏昭先生がやさしいマインドフルネスの方法を紹介されました。 ストレス低減ですから、呼吸を調節しない方法でした。(MBSRでしょう) うつ病を「治すマインドフルネス」である SIMTでいう「自然の呼吸観察法」でした。

【コメント】
(しかし、重くなったうつ病を治すのは、吐く息を長くする方法、「ゆっくり呼吸法」が効果的です。目的によって使いわけます。)
【コメント】
 以上、テレビをみながら、現在進行形で書いていきました。 マインドフルネスも種々ありますから、うつ病が重くなると8週間のMBSRだけでは回復できません。パーソナリティ障害でさえも治すのは、リネハンの弁証法的行動療法です。それも、MBSRだでけでは改善できないほどの問題です。うつ病も改善するには、深く長いマインドフルネスが必要です。しかし、過呼吸、パニック症のクライエントが、2種の呼吸法さえもできない初期のころは呼吸法でない方法で開始します。目的によって、症状によって使いわけます。1,3か月たつと呼吸を観ること、行動としてのゆっくり呼吸ができるようになります。うつ病、不安症/不安障害などの精神疾患の診断がつくほどの問題の改善は、長期戦です。問題や疾患の違いにより、種々のマインドフルネスが研究開発されています。


★これが、回復経過です。重いうつ病などですから1年から1年半かかります。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/16-kumamoto2.pdf
★うつ病を治す新しいマインドフルネス精神療法。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kouza/2014kouza.htm
 呼吸法をしながら、自己洞察して、背外側前頭前野を活性化するマインドフルネス自己洞察瞑想療法(SIMT)。 1993年から、うつ病の回復のためのマインドフルネスを実施。
 数年前、全面的に西田哲学で体系化した。西田哲学と背外側前頭前野、ストレスホルモンなどとの関連を考慮したマインドフルネス精神療法。 うつ病、不安症/不安障害、過食性障害などに効果。非定型うつ病、パニック症、PTSDも回復。
2014年から、重いうつ病、不安症/不安障害、過食性障害、PTSDなどを回復支援するマインドフルネス瞑想療法士の育成講座。次のリストのように、全国にふえていきます。

★うつ病、パニック症、PTSDなどを改善する支援のマインドフルネス心理療法を提供するカウンセラーが全国に。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-02/69-all-counseller.pdf

★マインドフルネスの研究雑誌も。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/kikansi-mokuji.htm
 薬物療法や他の心理療法でなおらなったうつ病、非定型うつ病、パニック症、広場恐怖症、PTSDなどもかなり治る時代になりました。ただし、感覚、呼吸、身体動作の観察ではなくて、もっと深いマインドフルネスで、しかも1年近くマインドフルネスをしないと完治しません。それほどに、悩の各部位が傷ついています。この雑誌は、メディカルオンライン、「医中誌」(医学中央雑誌、6論文)にも採択された。

★研究発表大会も
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/taikai.htm


【目次】日本のマインドフルネスの再興を
Posted by MF総研/大田 at 21:09 | うつ病 | この記事のURL
ドイツ墜落機の副操縦士、過去に重度のうつ病 [2015年04月03日(Fri)]
★マインドフルネス精神療法研究会第1回大会
 =ご参加を受付中です

(⇒こちら)マインドフルネス精神療法研究会第1回大会
 2015年5月16日(土)午後、さいたま市の会場で。
 日本にあった西田哲学に基づく日本的マインドフルネス

 大会の出席はどなたでもできます。
 定員わずか、50名です。お早めに、お申し込みください。
 マインドフルネスはアメリカのものが多いのですが、 昔から日本人に親しまれてきた、仏教、禅を応用して、しかも、 宗教の縛りを脱した、西田哲学に導かれる論理的マインドフルネス。しかも、日本には宗教レベルの最も深いマインドフルネスがあります。何をマインドフルネスするかによって違いがあります。自己存在のマインドフルネスまであります。
 当日、日本的マインドフルネスの活動、研究を報告していく機関誌「マインドフルネス精神療法」創刊号をご参加の皆様に配布いたします。
これもわずかな限定部数、発行されます。

ドイツ墜落機の副操縦士、過去に重度のうつ病?

  ドイツの飛行機が墜落したのは、副操縦士の自殺だったようです。 彼は、過去に重度のうつ病だったことがあったそうです。
    朝日新聞( 独墜落機の親会社、訓練中に「重度のうつ病」把握)
 再発していたのでしょうね。150人もの人がまきぞえで亡くなった・・・。しかし、うつ病の人は、誠実で大人しい人がなることが多いので、何か他の要因もからんでいるのでしょう。
 今回は、ただのうつ病ではないかもしれませんが、うつ病は自殺のある深刻な病気です。薬物療法だけでは治りにくい人がいます。 だから、マインドフルネス心理療法を普及させたいものです。 ただ、誰でもマインドフルネス心理療法のカウンセラーになれるわけでは ありません。クライエントの支援は1−2年も続きます。その間にも、自殺のリスクがありえます。 自分の自己洞察のできないカウンセラーは、クライエントへの応対がまずいとカウンセラーが悪化させますから、マインドフルネス心理療法の カウンセラーとしては不向きです。クライエントを自殺させては大変です。

 この事件は数年たって、再発した例のようですが、マインドフルネス心理療法で治すと、 再発しにくい人と、やはり再発する人がいます。油断するのです。

 私もうつ病の経験者ですが、1,2年で完治したという意識がありましたが、数年、坐禅(今のマインドフルネス)をやめず、真剣 に打ち込みました。数年後、ひどくストレスの強い仕事をした時にも、再発しませんでした。支援開始前の数年を含めて、30年近く継続し、今も続けています。 自己洞察瞑想療法(SIMT)で治った人も、 できれば、生涯、マインドフルネスの呼吸法を続けてほしいと思います。 深刻なストレスは生涯ありますので。 意志的自己のマインドフルネスが、やさしくて実践のしがいがないというのなら 叡智的自己、人格的自己レベルのマインドフルネスもあります。
 マインドフルネスがつまらないというなら、本各的な「坐禅」もあります。公案を用いるのと、只管打坐の方法があります。 西田幾多郎によれば、深い坐禅と人格的自己の基礎になる体験は同じものです。
Posted by MF総研/大田 at 20:42 | うつ病 | この記事のURL
雑誌にマインドフルネス自己洞察瞑想療法(SIMT)が紹介されます [2015年01月31日(Sat)]

マインドフルネスには哲学がつきもの(4)

雑誌にマインドフルネス自己洞察瞑想療法(SIMT)が紹介されます

 全国的に広く知られた月刊雑誌、健康関連の雑誌、(2月に発売)にマインドフルネスの呼吸法が特集されます。

 特に、マインドフルネスのうちでも、日本で開発された自己洞察瞑想療法(SIMT)は、すでに、うつ病、非定型うつ病、パニック症、PTSD、過食性障害などの精神疾患の改善に効果をあげてきたことを語りまして、それを記事にしてくださいます。また、SIMTによって非定型うつ病が治った方にも取材なさって、その談話も掲載されます。
    ★エビデンス
     山梨の「マインドフルメイト」さんもエビデンス集を発行なさっています。

 薬や他の心理療法で治らなかったうつ病、非定型うつ病なども真剣にマインドフルネスSIMTを実践すれば、治る人がいます。深い 哲学を帯びたマインドフルネスだからです。マインドフルネスならどれでも、というのではありません。感覚レベルのマインドフルネスではありません。 うつ病の根は感覚ではなくて、意志作用レベルの病理です。

 雑誌をご覧になった人が体験したいでしょうから、3月からマインドフルネスの体験会を開催します。会場は、埼玉県蓮田です。  一、二度体験なさって本格的に改善するためのグループセッション、個別面談を受けたい人は、そのスキルのある専門家をご紹介します。
 マインドフルネスの自己洞察瞑想療法(SIMT)で、うつ病、非定型うつ病も改善しますが、その病理にあったマインドフルネスだからです。t理論、仮説が問題と合致していなくては効果がありません。SIMTのスキルを持つ人が、ふえてきています。石巻で講座が行われ、現在、埼玉でも講座がk仔細されています。うつ病を改善するほどの高度のマインドフルネスですので、その哲学の学習と実践に10カ月かかります。支援者になるためにも、10か月かかります。

 また、体験会は、宮城県や他県でも企画されるかもしれません。 そちらにも、スキルのある専門家がおられます。まもなく、開始されるでしょう。
マインドフルネスには哲学がつきもの
★日本文化には独自の精神があった=マインドフルネス
 =今、世界に通用するすべての人間の絶対平等性を知っていた日本人
★深い宗教ならば、死の不安、自己評価の低い苦悩を支援できる
 −しかし、自己存在の探求という核心を失った仏教
★V・E・フランクルも西田哲学と似た、精神の立体構造をいう

★さまざまな哲学から様々なマインドフルネスが

★マインドフルネスはすべての人がすべきこと

★人は言葉に縛られる
 =そして、言葉で作った思想、仮説、学説に縛られる
 =仏教、襌、その他の宗派も、マインドフルネスもその流派の哲学、思想、学説(その流派の研究者の解釈)に縛られる。人の構造の哲学があるか、 認識論的哲学があるか、自己存在論的哲学があるか。(哲学と記したのを「解釈」「理解」としてもよい)
★低い自己評価の実際=20代の自殺
 =ほかに、虐待された人、虐待する人、家族に暴力を振るうひと、振るわれる人、パーソナリティ障害、犯罪の被害者、非定型うつ病、不安症/不安障害の人、死を意識するがん患者などにも自己存在の苦悩がみられる。
★うつ病、不安症/不安障害は生き方の苦悩である
 =だから、人間哲学のないマインドフルネスでは治せない
★マインドフルネスとは?
 =無評価、目的を持たない、というのは、受働的局面のみ。 (次の記事)
Posted by MF総研/大田 at 22:11 | うつ病 | この記事のURL
上司のパワハラで自殺あいつぐ [2014年07月03日(Thu)]

上司のパワハラで自殺あいつぐ

 同じ職場であいついで、2人が自殺するという痛ましい出来事がありました。 上司の指導が厳しいということは、心理的ストレスになるので、当然うつ病の原因になります 。度が過ぎると自殺に至ります。管理職は、そういうことを知った上で、部下を管理指導しな ければなりません。うつ病のことに無知な管理職は論外です。
 自殺があいついだということは、うつ病になると判断力の低下の深刻さがうかがわれます。 休職、退職の方策をとらないことです。また、 すぐに二人目の人まで自殺したということが、うつ病は判断を狂わせることがあきらかです。 一人の方が自殺なさった時、「これで自殺の原因調査がはいるはずだ。自分はもう大丈夫 だ。」と、死ぬことを思い止らず、「自分も死ぬしかない」と思われたのでしょう。
 とにかく、うつ病は自殺がある深刻な病気です。脳に障害が起こっています。脳の神経に異変が起こっています。 生きる可能性がたくさんあるのに、「死ぬしかない」と思わせてしまう病気です。若者も自信 がない、ゆううつな人が多い日本です。家族の誰かがうつ病になる可能性があります。 うつ病、自殺についてよく勉強して、不安、抑うつ傾向の人、家族は心をよくコントロールし て、うつ病を予防していただきたいです。
 身体の病気の予防はよく啓蒙教育されるのに、うつ病の予防対策を言わないのはおかしいで す。うつ病の精神療法が遅れていることと関係があるのでしょう。具体的予防法をよく知る専門家がおられないのでしょう。うつ病の予防法が教育啓蒙されないために、どの年代にも、うつ病、自殺があります。
『 不安、ストレスが消える心の鍛え方 マインドフルネス入門』(清流出版)
この本は、うつ病の予防法にもなるマインドフルネスです。うつ病に関係ない、 もっとその先までの、昔からの日本的な主客合一の生き方入門(身心脱落の悟りの直前)ですが。
 『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』(佼成出版社)は、治療法のマインドフルネスです。
Posted by MF総研/大田 at 21:07 | うつ病 | この記事のURL
軽症のうつ病にマインドフルネス心理療法 [2014年06月16日(Mon)]

軽症のうつ病にマインドフルネス心理療法

 うつ病が長く治らない人がいる。軽くなってはまた「重症」となり、自殺のおそれがある。う つ病でも「非常に重症」「重症」の段階である。この段階でも、薬物療法や認知行動療法 が効果がなかったといって、マインドフルネス心理療法(SIMT)を1年から1年半やって回復 した人たちがいた。それをグラフに表した。  私も軽症のうつ病患者の改善事例を経験しているが、グラフにするとインパクトが弱いの で、示さなかった。とにかく、重症のうつ病でも、マインドフルネス心理療法(SIMT)で改善 する。途中で、中等症、軽症のうつ病の段階を経過するが順調に、寛解、完治に至る。
 さて、佐藤さんのデータは軽症のうつ病の人々もマインドフルネス心理療法で改善して いることを示した点で画期的である。  そのうち、3、5,9、19、23、33、35ページの事例は、抑 うつ症状や希死念慮・自殺念慮が強くないから、中等症から軽症のうつ病といえるかもしれない 。これは、従来の認知行動療法では治ることが確認されていないものである。 症状は軽くても、仕事などに復帰できないで長く苦しまれる。おそらく、ワーキングメモリ(作業記憶)、つまり、意志作用の領域である背外側前頭前野の機能が、従来の薬物療法や認知行動療法では回復しないし、その論理がないためであると推測される。論理とは、軽症でも抗うつ薬で治る、認知療法で治る、その理論は、こうであるという「論理」である。マインドフルネス心理療法(SIMT)は、軽症のうつ病にも論理はあるが、実際のデータを佐藤さんが公表してくださった。佐藤さんのもとで、長く実践してくださったクライエントの方ありがとうございます。貴重な体験価値でした。
 論理のずれがあるとマインドフルネスでも効果が弱いし、 クライエントに強い動機づけが働かない。 アメリカのMBSRは、痛みの緩和プログラムであり、うつ病にそのまま適用しても治るかど うかわからない。ボディスキャンは、横臥して40分、とても難しい。 寝たきりの多い、痛みのある病気の人には、時間を有効に使えるだろうが、うつ病の人に毎日、横臥して6−10カ月行う動機が働くかどうかわからない。 MBCTは、寛解段階の ひとが行う再発予防法である。まだ寛解になっていない軽症のうつ病の治療法ではない。日本人のうつ病にあったマインドフルネス心理療法を研究すべきである。このようなことをいうのは、クライエントの立場を思うからである。「本当になおるのか。無駄な訓練はしたくない。早く治りたい。」と思うのがクライエントの本音だろう。あまり効果が確認されていないものをクライエントが行うと悲しみをもたらす。他のマインドフルネスは、ある種の問題には非常な効果がある、しかし、他の問題には効果があるとは限らない。治療法だから当然である。万能の治療法があるはずがない。クライエントの立場になるべきである。

 日本ではうつ病が治らず、自殺する人が多いのだから、うつ病に効果的なマインドフルネス心理療法を研究 して、それができるセラピストをたくさん育成してほしい。日本の臨床心理学は病理の問題 、脳の病気の問題にあまり参加していない。医学も薬物療法が多く、心理療法に熟練した医師は 多くない。一体、どこで、うつ病の心理療法、精神療法のできる人材を育成するのだろう か。今も、自殺していく人がいる。私の知る人もごく最近、自殺なさった。うつ病の治療法 はどうして、こんなに遅れるのだろうか。心理学も医学もうつ病のマインドフルネス心理療 法に関心がないのだろうか。もっと、真剣に議論していただきたい。

重症の人には薬物療法

 しかし、マインドフルネス心理療法にも限界がある。非常に重症、重症の患者では、呼吸法を行うことが難しい患者がいる。だから、まず、薬物療法ですこし軽くなってから、マインドフルネス心理療法を行うのがいい。薬物療法とマインドフルネス心理療法をうまく使うのがベストである。

軽症のうつ病の時点でマインドフルネス心理療法

 もう一つ大切なことがある。うつ病は、突然、非常に重症になるのではない。 軽症の段階がある。うつ病についてかねてから全国民が勉強しておくべきである。 軽症のうつ病になったと、気がついた時に、マインドフルネス心理療法を実践すれば、重症化を防止できるかもしれない。予防が大切である。重症化してから治すのは、長期間かかる。自殺もある。うつ病について、よく学習しておくことをすすめたい。
Posted by MF総研/大田 at 20:02 | うつ病 | この記事のURL
仙台の市立病院で精神科の常勤医ゼロ!! [2014年05月23日(Fri)]

仙台の市立病院で精神科の常勤医ゼロ!!

 石巻に滞在中に見た読売新聞の地方版に、仙台市立病院の精神科医の常勤医がゼロ になりそうだという報道が目にとまりました(5月9日)。うつ病が増加しているが常勤の精神科医が いなくなる病院があるそうです。
 仙台ほどの大都会でこうしたことがあるというのでは、それほど大きくない町や他の県 の市町村では精神科医のいないところがあるのではないでしょうか。精神科医がいないのであれば 、内科医が診察するのでしょう。 うつ病には自殺があるので、薬の処方だけでない追加の対策をとるべきです。
 そうした地域ならば、認知療法やマインドフルネスの心理士の活用を本気で考えてほしいものです。 不信ならば1年でもためしてみればいいのです。 臨床心理士のような幅広い問題のカウンセリングならば、2年3年の学習が必要でしょうが 、うつ病のマインドフルネスならば、領域が狭いのでスキルの習得には長くはかからない のです。うつ病の病理だけですから、1年で習得できるのです。半年講座を受けて、すぐ支援を開始できない人は、あと半年、テキストの復習と自己洞察の実践を自習するのです。真剣に学習すれば、支援を開始できます。
 1年の短い期間で習得できる精神療法を信じれらないというならば、2年で育成する講座を要求すればいいのです。1年ほど、先輩のマインドフルネス心理相談員のスーパーバイズをうけながら臨床のグループセッション、個別面談、日記支援を行って、自立していくのです。 生命がかかっている病気であるのに、薬だけでない対策が遅すぎます。
 健康保険の扱いにはできないでしょうが、自治体が患者に治療費の一部を補助してもいいはずです。
 うつ病は本当につらい病気です。自殺のある病気です。薬物療法で治らない人がいるので大変つらい状況が 続きます。医師が不足ならば、心理療法、精神療法のカウンセラーを活用していただきた いものです。
 これまでは、心理士は病理を扱わないのが普通だったそうですから、医師側が心理療法、精神療法でうつ病が治るとは信じがたいのも無理はありませんが、アメリカですでに臨床試験でマインドフルネス心理療法の効果が確認されています。医師もうつ病を治せない患者が出ているのに残念だと思っているし、治せないことにストレスを感じているはずです。医師のためにも市民のためにも、うつ病、PTSDの精神療法の活用を本気で検討すべきです。
Posted by MF総研/大田 at 21:56 | うつ病 | この記事のURL
何回も自殺未遂・4年も苦しんだうつ病= マインドフルネスの自己洞察瞑想療法(SIMT)で改善 [2013年08月08日(Thu)]

何回も自殺未遂・4年も苦しんだうつ病
 マインドフルネスの自己洞察瞑想療法(SIMT)で改善

 自己洞察瞑想療法(SIMT)を提供なさっている「マインドフルネスメイト」 さんのホームページに、ある人の体験談が掲載されました。  4年もの間うつ病が治らずに、何回も自死未遂もされたK.A.さん。 よくみられる状況です。医師からは「 一生飲み続けるようにと言われた」が、マインドフルネス心理療法を受けて、 薬もやめることができたということです。
 今、マインドフルネス心理療法を実習なさっておられるかたは、これを 参考にして地道に続けてください。脳神経の回路に影響するのは、3− 6カ月かかります。やめずに、続けてください。
 薬物療法しかうつ病の治療法をご存知のない医師も多く、「認知行動療法やマイ ンドフルネス心理療法があるそうですが、受けてみませんか」とは言わず 「薬を一生飲み続けるように」と言うのがうつ病の治療の現状です。 医師が、新しい治療法をご存知ない、こんなに遅れた医療です。 自死や長く社会的に活躍できなくなるうつ病なのに、新しい治療法を 紹介したり、自らのクリニックで導入しようとしない医療界の現状の典型 例を見ます。死亡率(自死による)が高い病気であるのに、うつ病ほど、 こんなに他の治療法を検討しない病気はないでしょう。異常な状況です 。異常な情況が長期間変わりません。
 体験談にありますように、ご家族が重要な役割をはたしています。 うつ病は脳の病気であるために、 患者さんは無気力になっている場合が多くて、心理療法を受けるとか継 続するのに家族がサポートすることが大切です。事情により、家族のサ ポートが得られないのであれば、自分の命を大切にして、力をふりしぼっ てセッションにだけは参加なさってください。
 また、カウンセラーの佐藤先生の役割も大きいと感じておられます。 カウンセラーの先生のご貢献に感謝いたします。こういうカウンセラーが 全国に現れますように期待します。 淑徳大学の研究でも、カウンセラーの役割も大きいということが報告され ています。(⇒淑徳大学の研究)
 日本で開発された、日本的なマインドフルネス心理療法です 。長期間苦しみ、自死なさっていくうつ病、これを改善するために、 全国に普及させるように自治体も動いてくれないものでしょうか。
 うつ病は薬物療法が効かなくても、マインドフルネス心理療法(SIMT)で治ります。ぜひ、ためしてください。マインドフルネスにはさまざまなものがありますが、自己洞察瞑想療法 (SIMT)は、重症のうつ病の時であっても実践することができれば寛解まで、さら に完治に導く心理療法です。 病気の治療には、用法・用量が決めてです。エビデンスのある自己洞察瞑想療法であり、毎日30分の呼吸法とあるていどの行動時自己洞察をきちんと10か月、やってください。 たった一度きりの大切な人生です。治して社会に出て社会貢献(西田哲学では個人は創造的世界の創造的要素といいます。家庭、社会、世界を建設するのは個人です)に、または ご家族のために働いてください。
Posted by MF総研/大田 at 22:39 | うつ病 | この記事のURL
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