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福岡市で、2018年12月22日、マインドフルネスSIMTの体験説明会 [2018年10月18日(Thu)]

福岡市で、2018年12月22日、マインドフルネスSIMTの体験説明会

 福岡市で、2018年12月22日、マインドフルネスSIMTの体験説明会を開催いたします。

詳細と申し込み受付 ⇒
  http://mindfulness-academy.jp/info/2273134

開催案内チラシ ⇒ 
https://goope.akamaized.net/59468/181017080509-5bc66ea51338c.pdf

日本で独自に開発されたマインドフルネスです。
   (SIMT:自己洞察瞑想療法)
 〜うつ病、パニック症、PTSDなどの改善支援実績25年
全国にSIMTで支援するマインドフルネス瞑想療法士🄬が誕生しています。

日本人が古来、探求してきた禅を基礎に、西田哲学や脳科学の研究成果とも整合性をとっています。この段階のマインドフルネスが習得されて習慣化すると、叡智的自己のマインドフルネス、人格的自己のマインドフルネスがあります。すべての人が実践してもいい方法です。
今、紹介中の本で指摘されている仏教の限界も、西田哲学の指摘するところにより、のりこえていきます。
★ 2018年10月27日、福島県二本松で
★ 2019年1月26日には、宮城県で(詳細は追っておしらせします)
Posted by MF総研/大田 at 12:54 | 新しい心理療法 | この記事のURL
正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」(2) [2018年08月17日(Fri)]
【書籍紹介】「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)

正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」(2)

 長引くうつ病、非定型うつ病、不安症などのマインドフルネス精神療法がなぜ日本では普及しないのでしょうか。専門家の独特の組織行動に問題がありそうです。



 組織の中で、自分の考えを「ごり押し」し、批判的な人に攻撃的な行動をする人がいる。組織のメンバーの自由や創造性を奪い、組織 全体を沈滞させる。
「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)を見ている。

 日本でも、データの改ざん、論文不正、うそ、パワハラ、不平等な扱い、大学における倫理の崩壊、言論の自由の制限など が頻発していますね。

 どうして、このような人がトップ、幹部になってメンバーや 外部の市民に迷惑をかけるのでしょうか。

5章は、正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」 です。 5章の「小見出し」の後半を紹介します。

●親しくなると極端に遠慮がなくなる
●他人を今コントロールしようとする
●文句が多い
●疑問をぶつけられたり、頼み事を断られたりすると逆上する
●理屈は正しいものの、異様に感情的になる
●人に対する評価が極端に変わる
●他人の成功に落ち込む
●他人の幸せに苛立つ
●対抗心が異常に強い
●腹立たしい相手を関係性攻撃で追い詰める
●悪者を叩くことに異常に執念を燃やす
●ふつうの感覚が通じないサイコパス

 前の特徴に加えて、こうした特徴がある。 こうした人物は、自分の思うことを反対されて激怒し、他のおとなしい人を攻撃して組織内で幹部になりやすい。 「関係性攻撃というのは、人間関係を悪意で操作しようと することで、悪い噂を流したり、不信感をあおるように情報をわざと歪めて 流したり、仲間外れにしたりすることをさす。」

 組織内で力量ある人などと方針、理論、運営などで議論して、不愉快に思って恨みをいだき、 ささいなミスをみつけて、重大な不正をしたかのような噂を流して、 よく事情をしらない他のメンバー多数を根回し抱き込み、 優秀な人を解任しようとする。多数決の形で批判的な人を追い落として、自分は団体のトップや幹部になり、 自分のやりかたを、ゴリ押しして、自分の地位、収入、名誉などの利益を得ようとする。 こうした例もある。

組織の乗っ取りである。NPOやボランティア団体は、容易にこれができる。先頭に立つのが、認知的複雑性の低い者であり、深いことを知らないから、こんな組織は、その活動内容の質が落ちるのは当然であり、その 組織は外部の複雑な需要に応えられず崩壊する。


http://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
【目次・書籍紹介】「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3835
【New 目次】非定型うつ病のマインドフルネスSIMT
 「正しさをゴリ押し」するのか? 日本の組織では精神療法を開発できなかった
Posted by MF総研/大田 at 06:44 | 新しい心理療法 | この記事のURL
「正しさ」をゴリ押しする行動の背後にある心理とは? [2018年08月13日(Mon)]

「正しさ」をゴリ押しする行動の背後にある心理とは?

組織の中で「ごり押し」し、攻撃的な行動をする人がいる。
 「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)を見ている。
 この本は、マインドフルネス(自分の意識を観察)を標榜する推進者、専門家に必読書であろう。 自分のおぞましい心理を「マインドフルネス」(=自ら観察し気づき)して、組織や周囲に迷惑をかけないようにすべきなのであるが、 多くの組織で、ゴリ押しが行われる。まず、前の記事で、原因は、 「認知的複雑性が低い」からだという分析である。その背後にある心理(SIMTでいえば「本音」=気づきにくいおぞましい自己中心的な心理) は何か。榎本氏の解説をみる。

★背後に欲求不満・劣等コンプレックス・妬み
 「「正しさ」を振りかざしている人は、本人は義憤に駆られているつもりでいる。」(p94)

 「「正しさ」をごり押しする行動には、どうしても攻撃的が雰囲気が漂っている。・・・ 冷静に正論を主張している感じではない。」(p95)

 背後にある心理は何か。

 「そこで参考になるのが、心理学者の世界ではよく知られている欲求不満―攻撃仮説である。」(p96)

「心理学者ダラードたちが唱えた欲求不満―攻撃仮説とは、目標に向けて遂行されていた行動が阻止されると 欲求不満が生じ、その解消または低減のために攻撃行動が引き起こされるというものであり、 多くの実験や調査によって妥当性が支持されている。」(p96)

 SIMTでは、表面の本音があれば、さらにその奥に深い本音が隠れていることがあるので、深い本音もできるだけ 気づくように観察を深める。似たようなことを榎本氏の説明がある。「欲求不満」の背後にあるものは何か。

 「承認欲求が満たされないこと」(p106)
 「僻みっぽい歪んだ認知を生み、攻撃的な反応を引き起こす。」(p107)
 「自分が輝いているなどと感じることはほとんどない」(p109)
 「「自分は正当に評価されていない」といった不満が強い」(p113)

 こうした、背景の心理(本音)から、「正義感を振りかざしたり」(p122)、 「自分の言い分が通じないと・・・相手を攻撃する」(p122)

 榎本氏は、さらに、背後の心理に「劣等コンプレックス」があるという。

 「コンプレックスというのは、無意識のうちに人の思考や感情や行動に影響を与えているもの」 (p122)であるから、まさにSIMTでいう本音に類似する。SIMTでは、コンプレックスも観察し気づくように トレーニングする。

 「コンプレックスというのは人の無意識層に作用するため、このような人は無意識の 衝動に突き動かされており、現実を冷静に見ることができずに、一方的な思い込みで行動する。 ゆえに、相手の言い分に耳を傾けようとせず、相手の立場や意向をまったく配慮することなく、 自分勝手な理屈を振りかざすのである。」(p123)

 「劣等感」(p123)があり、「自己効力感を高めたいという欲求の他に、自分に正当性を与えたいという欲求も 潜んでいる。」(p125)

 「妬みの心理がある」(p133,135)
 「ほんの些細な違反でも大ごとにして」(p133)
 「自分より優位に立っている人を引きずりおろしたい心理が働いている。」(p135)

こうして、強く主張し相手を攻撃する背後にこのような、その個人のトラウマのような心理、「自尊感情の低さ」から 来ている主張、解釈で誠実なひと、説を攻撃するのであれば、公的な組織とその利用者にとっては大きな迷惑である。

欧米の心理学者は、深く解明している。日本はどうだろうか。 宗教や「マインドフルネス」の世界は、自己の心理現象を洞察して他者、自己を苦しめないようにするはず (=本音)であるが、日本ではこの領域の実践、学問にも起きていないのか。人間は複雑であるのに、随分、色々な解釈があるのはずなのに、 画一主義的、還元主義的のものをゴリ押ししていないのか。ビクトール・フランクルが、全体主義、画一主義、還元主義の学問を 批判したが、仏教、マインドフルネス、臨床心理学、精神医療の領域の組織はどうなのか。 残念だが、本来、禅や西田哲学で警告した「独断偏見に気づきやめよう」という教えと実践が見失われている日本。やはり、ある。 「正しさ」をゴリ押しする行動の背後にある心理とは?


http://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
【目次・書籍紹介】「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3835
【New 目次】非定型うつ病のマインドフルネスSIMT

Posted by MF総研/大田 at 20:19 | 新しい心理療法 | この記事のURL
マインドフルネスSIMT・家族の本音(信じる、支援する) [2018年08月09日(Thu)]

マインドフルネスSIMT・家族の本音(信じる、支援する)

 =うつ病が治らない・本人や家族の独断だが影響は自分家族の範囲
 =日本では心理療法が普及しない(患者が治る利益を得られない)・専門家の独断偏見・影響が甚大・多くの患者家族の救済が遅れる

 禅の哲学や西田哲学によれば、すべての人に、独断があります。 様々なものをとても好きである(執着)とか、とても嫌いです。

クライアント(患者)が治るかどうかは、その家族の本音が大きく影響します。

重症の患者は、理解力が低下しています、重症のためにカウンセラーのもとに 行くのをやめたい本音(*回避逃避)があります。 そこで、最初の面談と継続セッションに家族が同伴すると、患者が10回、10か月の 長期間、脱落せずにSIMTを受けて治る可能性が高まります。
重症だった患者さんは、たいてい家族がいっしょでした。ある患者さんは、鉛様麻痺感の最悪の症状 であったので、自立歩行ができませんでした。家族が車で連れてきて、グループセッションの会場に 肩をかかえられて入場し、机に頭をのせて顔だけ私のほうを向けて聞いていました。
別の患者さんは、住まいが何百キロも離れていて、家族が同行しました。

ここにあった家族の本音は何でしょうか。家族の本音があったからこそ、患者さんが治ったのです。

薬物療法を受けても 長く治らない患者(A)の様子を観て、患者の家族(B:配偶者や親)は、このままではずっと治らないのではないかと 思う。
家族Bが持つ本音(*)によって、行動が違う。
1. 家族Bが薬物療法にまかせる(*a)本音をもつ場合、5年でも10年でも推移する。しかし、
2. 家族Bが薬物療法絶対主義(*a)ではない場合、他の治療法があるはずとさがす行動に出る。 マインドフルネスに出会う。マインドフルネスも種々あることを知る。どれを選択するかも、Bの本音によって選択する。
BはSIMTにしようと評価し決断する。BがSIMTカウンセラーと連絡して予約する。

このあとも家族Bの本音の違いで、行動が違う。
1. 患者Aだけを面談、継続セッションに行かせる
2. 家族Bが同伴する。

初回の面談やセッションに家族が同伴した場合も、家族の本音によってちがう。
1. 家族BにSIMTへの信頼(*b)が生じる場合
2. 信頼を生じない場合とで、
Bの行動が違う。
1.BがSIMTへの信頼(*a)を強くもった場合と、
2.持たない場合(*b)
とでは、家族Bの行動が違う。

信頼の本音をもった家族は、セッションに参加しつづけることをすすめて、 仕事を休んでまでも同伴することも多い。

家族が同伴するメリットは、
1. 患者の理解力が低下してカウンセラーの説明を理解できなくても家族が理解していて、課題を実践する時に家族が教えることができる。
2. 家族Bの理解が増し、信頼(*a)が強化されて、患者Aが脱落しないようにすすめて、努力する行動をする。

こうして、家族Bの本音が、患者Aが治るかどうか「に影響する。 家族Bが信頼しない(*b)場合は、患者Aが、「もうやめたい」と(*b逃避)言えば、受け入れてしまう。治らない。
患者Aが治るかどうか、家族Bの本音が強く影響する。 すべての、人間が各人の本音によって、観て考えて行動する。「無評価」ではありえない。

  注(*)印は「本音」です。(*a)は好きである=執着系の本音で、(*b)は、 嫌悪系の本音です 患者さんにだけあるのではありません。すべてのひとにあり、専門家の本音は弊害が大きいです。本音を「ゴリ押し」することを強くいうと地位の低い他者を怖がらせて、他者の自由を奪い、市民の苦悩から解放される行動などを自粛させ救済を妨害します。


『マインドフルネス精神療法』創刊号、日本マインドフルネス精神療法協会、p45
大田健次郎「東洋哲学・実践にあるマインドフルネスの多様な局面」


http://blog.canpan.info/jitou/archive/3835
【New 目次】非定型うつ病のマインドフルネスSIMT

Posted by MF総研/大田 at 16:51 | 新しい心理療法 | この記事のURL
金沢講座の第1回・マインドフルネス瞑想療法士🄬認定講座 [2018年06月20日(Wed)]
金沢1回目.JPG

金沢講座の第1回・マインドフルネス瞑想療法士🄬認定講座

 6月17日、金沢の講座が始まりました。毎月1回、全体で10回です。奈良県、兵庫県からもおいでになります。

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3545
★2017年6月の講座

 おおまかには、昨年と同様ですが、マインドフルネスの世界に起きる事件、批判の経験によって、重要な点、注意点が強調されます。「マインドフルネス」を誇大宣伝、金儲け傾向だという批判論文がでました。欧米の浅い簡単な定義のためでしょう。マインドフルネス瞑想療法士🄬は、そうならないように注意点を強調します。自分のエゴイズムの心理(本音、煩悩)を観察し評価すべきなのです。対人場面、仕事の現場のマインドフルネスでは。

 自己洞察瞑想療法(SIMT)は、他のマインドフルネスとは、哲学、目標がちがうということの強調。
 マインドフルネスの定義、方法が違う。理由はなぜか。 (このことは、いくつかの小論文の提出課題で理解したかどうか点検する。)

 うつ病や不安症などが治っていない患者には、MBSRの3大手法は使わないこと。MBCTも使わないこと。理由はなぜか。(これも、受講者への小論文の課題の一つ)

 こうして、金沢での講座がスタートしました。金沢は、西田哲学と鈴木仏教禅哲学のある土地ですから、受講生のかたの、SIMTへのとりくみは真剣です。 日本人が持っていた伝統的な精神、鈴木大拙が日本的霊性といったもの、自己を越えたものを信じ、なろうとしてきた日本人。それを説明した西田哲学、宗教以前でも自分他者を苦しめる心理を説明している。それを羅針盤として観察して問題を解決して、世界の創造に参画していく自分を成長させるのが認定講座の範囲。さらに、宗教的レベルの苦悩は、そのあと探求していくという2段階です。  
Posted by MF総研/大田 at 20:27 | 新しい心理療法 | この記事のURL
金沢講座の第1回・マインドフルネス瞑想療法士🄬認定講座 [2018年06月20日(Wed)]
金沢1回目.JPG

金沢講座の第1回・マインドフルネス瞑想療法士🄬認定講座

 6月17日、金沢の講座が始まりました。
Posted by MF総研/大田 at 20:27 | 新しい心理療法 | この記事のURL
メディカルオンラインの学会カレンダー [2018年04月10日(Tue)]

メディカルオンラインの学会カレンダーです

■学会カレンダー
http://www.medicalonline.jp/meetings/detail?id=3465

日本的マインドフルネスの開拓をすすめてきた マインドフルネス総合研究所の後援により、日本マインドフルネス精神療法協会の 研究発表大会があります。

非定型うつ病は治りにくいのですが、日本のマインドフルネス、自己洞察瞑想療法(SIMT)で治るひとが多いです。

患者さん、ご家族、医療関係者、復帰支援の専門家などのご参加をお願いいたします。

MBSR,MBCTでは、再発予防になりますが、重症のうつ病の治療法ではありません。しかし、SIMTでは重症の人でも治る事例が報告されています。
 ここまで治る事例が多いのですから、マインドフルネスSIMTの何が効いているのか、明らかにするために、臨床試験をしてみたい。協力してくださる精神科医、心療内科医がおられるといいのですが。患者さんの中で、SIMTを希望する人に、SIMTを10か月行い、SIMTをしない人との比較をする。SIMTを行う人は、何が効くのか解明するために、SIMTの課題と時間を細かく分けてデータを解析します。
 相当の準備期間が必要になるでしょう。主治医師のほか、臨床試験の方法にくわしい医師、データ解析の専門家、マインドフルネス瞑想療法士、データを容易に集めるアプリケーションを開発できる人など が必要です。脳画像の検査、血液検査などのデータをとって、変化を解析することも重要です。 非定型うつ病の鉛様麻痺感の責任部位はどこなのでしょう。
数々の、協力費を支払うことになります。できれば、患者さんには無料か低料金で行いたいので、このようなプロジェクトに助成してくれる補助金をさがすことが必要になります。
もし、アドバイスするマインドフルネス瞑想療法士(MMT)が数人参加したとして、MMTのどのような技法、スキルの差によって、効果が違うのか。わかれば、講座の方法を変えていきます。
Posted by MF総研/大田 at 07:37 | 新しい心理療法 | この記事のURL
第4回 マインドフルネス精神療法研究発表大会 [2018年04月07日(Sat)]

第4回 マインドフルネス精神療法研究発表大会

 5月19日に、開催されます。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/nenjitaikai/04kai/taikai-04.htm

重症の非定型うつ病、うつ病、不安症、PTSDでさえも治る、日本的マインドフルネス心理療法の研究、臨床がすすんでいます。

 うつ病になったひとの、治療や復帰支援をなさっておられる専門家も、ぜひ、ご参加ください。長く、うつ病、非定型うつ病が治らない人も治っています。

 収容人員が限られていますので、早目にお申し込みください。

 マインドフルネスは、集中力だけではありません。感情や本音(ゴイズムのこころ・西田哲学が独断というもの)、価値を観察して、人生全般に活きるマインドフルネスです。

 社会にエゴイズムが充満しています。いじめ、パワハラ、セクハラ、アカハラ、ドクハラ、ドメスティックバイオレンス、介護現場の虐待、など、多発しています。自殺させることもあります。学問というなかにも、全体主義、画一主義、還元主義で、浅いものを強制することがみられます。 マインドフルネスでさえも、金儲け優先になっているといいます。
 自分の独断的な心理、それを観察し抑制しなければ、家庭、社会が害され、争いや被害がたえません。自分にむかうと、心の病気になります。他者に向かうと、他者の人格、価値を傷つけます。組織の目的実現が妨害されます。組織が倒壊することもあります。家庭、職場、ボランティア団体の人間関係を悪化させます。

体験者、研究者の発表をお聴きください。質疑応答も行います。

参加者には、『マインドフルネス精神療法』第4号をさしあげます。 日本で唯一のマインドフルネスを扱う雑誌です。
発表大会についてのブログの記事
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3713
★この記事です

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3715
★学会カレンダー
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3589
★マインドフルネスハラスメント
 マインドフルネスの悪用

http://blog.canpan.info/jitou/archive/2672
★学問における、全体主義、画一主義、還元主義
Posted by MF総研/大田 at 08:24 | 新しい心理療法 | この記事のURL
新潟県でマインドフルネスSIMTの活動開始 [2017年07月22日(Sat)]

新潟県でマインドフルネスSIMTの活動開始

 マインドフルネス新潟 マイトリー

 うつ病、不安症、過食症、家族の緊張やすべての人の職場での人間関係、生き甲斐の悩みまでも改善の支援ができる 日本的マインドフルネスSIMTの活動が ついに新潟県で始まりました。

 北陸は、富山県だけを残すのみとなりました。
★マインドフルネス瞑想療法士(MMT)がオープンの活動をする県
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3546

 新潟県民のみなさん、応援をお願いいたします。次回は、8月6日です。

http://mindfulness-niigata.simdif.com/つれづれなるままに-h.html


★マインドフルネスSIMTは第3世代の認知行動療法
Posted by MF総研/大田 at 19:42 | 新しい心理療法 | この記事のURL
マインドフルネス瞑想療法士認定講座の第7講義 [2016年12月11日(Sun)]

マインドフルネス瞑想療法士認定講座の第7講義

 昨日は、マインドフルネス瞑想療法士の認定講座の第7回でした。

第7講義  初期仏教の実践と哲学思想の問題

第1 テキスト
「マインドフルネス心理療法入門講座5回目レジメ」
(A)『マインドフルネスSIMT基礎講座 第7』
   =初期仏教の実践と哲学思想の問題
(B) 『初期仏教のマインドフルネス 〜 「正念」の方法』
(C) 『パニック症と広場恐怖症』

第1 初期仏教にある正念とマインドフルネスの問題

 1)マインドフルネスは哲学なしでいいのか
  ビパッサナー瞑想は、
  東南アジア諸国に伝わるパーリ仏教の方法
  釈尊の直説ではない。
2)三世実有・六道輪廻
3)初期仏教の解脱・涅槃・悟り
4)僧侶の修行の進度・聖者に4段階
5)無我・執着のないこと
6)ダルマの実体視
7)世界の構成要素=五位七十五法
   これを実体視視した(大乗仏教から批判された)
8)四諦・八正道
  八正道のうちの「正念」は経典にどう記述されていたか。
   アメリカのマインドフルネスMBSRの観察するのは、ごく一部。

第2 大乗仏教が批判した初期仏教の問題

1)大乗と初期仏教の違い
 家庭、職業を捨てる初期仏教。大乗仏教、日本仏教は家庭職業の中で至誠の実践。
2)三世実有・法体恒有の批判
 すべての人間の根底の絶対平等性が言われない。
3)初期仏教には利他がないという批判
 家庭職業を持たず自分たちだけ戒を守り修行して、六道輪廻からの解脱を求めていくので、社会での問題解決から離れていて「自利」だと批判された。家庭職業の中で、下のような深い哲学を体験的に証明して苦悩から解放されるべきで、当然、すべての人がこの人生で(六道輪廻でなく)苦悩を解決して社会創造に参画していく哲学と実践が大乗仏教で強調された。

第3 現代の仏教学、哲学からの批判

1)仏教学者禅学者からの批判
2)西田幾多郎による初期仏教批判
3)他の哲学者からの問題指摘

 総合すれば、初期仏教の思想哲学、実践は、家族、職業を捨てた純粋の出家が行うもの。現代のように家庭、職業を持つ人が、その中で至誠の実践をして、本音(初期仏教で煩悩といったものに類似)や人間の自然の愛情(人や社会に対する)を滅尽することなく、至誠の工夫をしながら悟りを得ることができるという後世の禅(道元禅師、禅ではないが親鸞聖人、西田幾多郎、鈴木大拙、井筒俊彦など)とは異なる。

 こういう批判を克服する日本的マインドフルネスを研究すべきである。長い人生で、家庭職業を持つ人が、他者にいう技法としてでなく、自己が社会貢献活動(ポイエシス)をしながら、一生実践していく自己成長実践(プラクシス)が日本にあるので、深い哲学(自己、世界、社会、組織と個人、絶対者、人間の平等性、人格の尊厳、全体性など)、自他不二(身心、自己他者、自己と世界、自己と絶対者)の哲学を持つ日本的マインドフルネスが開発されるべきである。それにより、浅い技法を包含しているので、幅広い領域で社会問題の解決の支援ができる、そういう改善が期待される問題は実に多いと思われる。第2回目の大乗、新大乗という人もいたが、 「仏教」という必要はないかもしれない。宗教の違いを包含して全人類に共通であるから、仏の教えという必要もないかもしれない。「西田哲学的マインドフルネスSIMT(自己洞察瞑想法)」とでも呼べばいいだろうか。 うつ病、不安症/不安障害、過食症、はほんの一部。日本的マインドフルネスは、ひろく、深く活用できるだろう。


第4 パニック症と広場恐怖症

参照:テキスト『パニック症と広場恐怖症』
 不安症/不安障害のなかでも、割合多いのがパニック症である。 広場恐怖症と併存することがある。
パニック症と広場恐怖症もSIMTでよく改善している。

詳細は機関誌「マインドフルネス精神療法」第2号

(今期の特別講義)

 東北大学の先生から
「マインドフルネス瞑想と脳機能
 ーSIMT、西田哲学との対応ー」
についてご講義いただきました。マインドフルネスSIMTと西田哲学の行為的直観と脳神経科学の関係です。 スポーツや演奏家は、その行為中、自己意識が脱落している行為的直観。 西田哲学によれば、観ることと行為することとが瞬時にわかちがたく推移していく。ゆっくり観察する脳回路(背外側前頭前野か)とは違う部位が用いられているにちがいない。
先生のお話では、叡智的自己の行為的直観は、島皮質や線状体、前帯状回などが関係しているよう。(意志的自己の意志作用は背外側前頭前野)

(講師による講義内容の要約)
「マインドフルネス瞑想と脳機能―SIMT,西田哲学との対応―」

 叡智自己より浅い自己である意志的自己で行使される意思作用は,自己洞察瞑想の熟練度は叡智的自己を体験した者よりも低いため,Default mode network(DMN)の活動が増加する時があり雑念が入りやすい(見ている,聞いている,考えている自分に気づく過程があるために意図的にDMNを活動させている?)。そのため,島皮質の働きにより課題に取り組むモードに入った後,背外側前頭前野を中心とした認知コントロールが積極的に働くTop-down型の処理がなされて雑念(価値崩壊の欲求)が抑えられ,前帯状回を中心とした働きによりモードが維持されて価値実現行動が遂行されるものと考えられる。一方,叡智的自己における行為的直観は,瞑想の熟練度も高まり自己意識が落ちた瞬間的な判断による行動であるためDMNの活動は低い状態であると考えられる。島皮質により課題に取り組むモードに適切に切り替わった後の認知コントロールの働きは課題の新規性により異なり,新規の課題では前頭前野を中心とした領域の活動が活発に働き課題に向けた認知と行動の調整が頻繁になされるが,熟練した作業や課題ではすでに認知や行動の処理の方法を学習しているためにこれらの領域の活動はそれほど高まらないと考えられる。これらのコントロールは前帯状回を中心とした働きにより維持されて価値実現行動が遂行されると考えられる。結論として,西田哲学における自己の階層と深さとその実践方法により働く脳領域および脳ネットワークが異なると考えられる。

第5 SIMTのセッション7
セッション7は、不快事象の受容

不快なことを受けいれる洞察実践を整理します。 これまで、断片的にトレーニングしてきましたが、現実の人生には受け入れがたいことがおきるのが当然、必然という哲学を理解し、実際受け入れます。 そして、その中でも、自分の生きがいを感じることをみつけて生きていきます。 社会の中で生きているので、社会の中に生きる道をさがしみつけます。 まとめです。家庭、職場、仲間の中で起きる「小さな不快事象の受容」で、トレーニングします。大きな不快事象の受容も基本的には同じです。

次回は、マインドフルネスのための道元禅入門
参考(見て見ぬふりする社会)
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
 見る、考える、行為する、広さ深さ。
Posted by MF総研/大田 at 20:50 | 新しい心理療法 | この記事のURL
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