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『善の研究』(5) NHK Eテレビ 100分de名著 [2019年10月17日(Thu)]

『善の研究』(5) NHK Eテレビ 100分de名著

 =マインドフルネス心の世界遺産

 NHK Eテレビで、西田幾多郎の「善の研究」を紹介しています。14日、第2回が放送されました。いくつかみていきます。

宗教=大いなるものからの呼びかけ

(【 】は、テレビのナレーション。若松さんの筋でしょう。)

 若松さんの説明です。
 「善の研究」における宗教は、一般の人が考えているものとは違うという。一般には、宗派のおしえが宗教と考えているが、西田哲学のものは違う。
 「”宗教”=大いなるものからの呼びかけぐらいに思うといいんじゃないかと思う。
 手を見てください。指が宗派の宗教でちがいがある。手のひらのところが西田の宗教なのです。」

 こういうふうにいう、宗教は、フランクルの「一人類教」に類似しますね。
http://blog.canpan.info/jitou/archive/2633

 西田は、最期の論文「場所的論理と宗教的世界観」で、禅、親鸞、キリスト教の聖書にこういう深いものを説明しています。

 井筒俊彦も、禅、大乗仏教、イスラム教に、共通のものがあることを指摘しています。私たちの意識できる働きの底にあって絶対に対象的に意識できないが、我々の働きを包みこんでいて、我々の働きをもたらすようなもの。すべての人間に共通の根源をみています。 フランクルは、西田は、道元は、人類共通の基礎をいいたかったのです。こういう深いところを指摘するひとが少ないのですが、それでもおられます。竹村牧男、泉谷閑示、山口尚、大竹晋、アンドレ・コント=スポンヴィル、・・・。日本には、芸術家も。



(続く)

参照
「100分de名著 善の研究」若松英輔、NHK出版

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4382
★目次(1)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4384
★(2)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4386
★(3)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4388
★(4)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3329
★後期西田哲学の実践論
 「実践哲学序論」を中心に
★「マインドフルネス心の世界遺産」の索引です
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/sekai-isan/mokuji-sekaiisan.htm

(注)マインドフルネス心の世界遺産の例=河井寛次郎、大山忠作。
★河井寛次郎
★大山忠作
Posted by MF総研/大田 at 11:26 | マインドフルネス心の世界遺産 | この記事のURL