CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«同じように聞こえる「死にたい」ということの出てくる根源 | Main | 大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 »
みな利害関係の意味の場に生きる=倫理が必要 [2019年09月13日(Fri)]
http://blog.canpan.info/jitou/archive/4355
【連続記事目次】自殺しないで! させないで!

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4325
★相談会を開催します。10月と11月。

自殺しないで! させないで! − 第2段階(4)

みな利害関係の意味の場に生きる=倫理が必要

 どうすればいいのでしょうか。専門家(いじめの「場」においては教師、校長、教委など)が「至誠」で行動することと「日本の後期西田哲学は教えてくれていると思いますが、 よく知られていないようです。
 現在世界中で知られているという西洋の哲学者にも見つけることができました。フランスの哲学者アンドレ・コント=スポンヴィルやドイツの哲学者、マルクス・ガブリエル。西洋の哲学書の翻訳では「道徳」や「倫理」と訳されています。

 ガブリエルの「哲学者は行動すべきときだ」ということを教えてもらえました。

 「今は象牙の塔に籠っているべき時ではありません。行動する時です。哲学者は行動することを求められています。」(マルクス・ガブリエル/マイケル・ハート/ポール・メイソン/斉藤幸平(2019)『未来への大分岐』集英社新書、p224、A)

 専門家はすべて、違う意味の世界に生きています(西田哲学で叡智的世界)。それとそれを生きる自己を守ろうとして、自己保身の行為になりがちです。

 「存在しているのは、無限に数多くの意味の場だけです。それらの意味の場は、ある部分では重なりあいますが、別の部分ではどんな仕方でもけっして接しあうことがありません。・・・無限に数多くのことが同時に起こっているということです。しかし、この話は見過ごしておくことにしましょう。何といっても、わたしたちは無限に数多くのことに取り組むことなどできないのですから。」(マルクス・ガブリエル(2018)『なぜ世界は存在しないのか』清水一浩訳、講談社、106頁, B )

 意味の世界は科学、芸術、産業、宗教などの世界があります。「人それぞれに違う、利害関心を持っている」(A,p186)。それで「自己中心的指数」を生む(A、187)。「富を失うと恐れているのです」(同158)

 人は、自分の専門の意味の世界を重視するあまりに、他者の生命や人権をないがしろにする。つまり、「倫理」に反することをする傾向がある。哲学者は普遍的な倫理をみなに教えなければならない時だ。

 「倫理的な判断ができるようになるためには、トレーニングを小学校の低学年から行っていく必要があります。・・・倫理的な判断も哲学のトレーニングなしにはできません。」(同p197)

 ガブリエルの倫理教育の重視の要点です。マインドフルネスが紹介された時、期待しました。しかし、・・・・。
 級友によるいじめによって死にたい思いに追い込まれ、そして、専門家によって おいまれて、生命を断つ。叡智的自己は専門家であり、自己の喜びで独断的であるといった西田哲学、大学に、「大衆」のエゴイズムがあるといったオルテガ。
【関連記事】

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3703
★簡単には治らない「死にたい」気持ち。自殺予防対策について過去に書いた記事があります。 深い次元にまで及んだ自殺念慮は容易には改善しません。理解と対策が必要です。

【改善する方法をアドバイスするところ】
 まず、近くの精神科医。そのほかにありますか。情報をお寄せください。
 うつ病、不安症などのために、居場所にさえも行けない場合、まず、うつ病などを治してからがいいかもしれません。

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4357
★子どももうつ病になります。

http://mindfulness.jp/
★マインドフルネス総合研究所

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4325
★相談会を開催します。10月と11月。
★9月7日に、埼玉県蓮田市で講演します。おいでください。(終わりました)
 「死にたい」という気持ちが繰り返し出てくる、うつ病らしい人、ご家族、支援者など。
 個別のご相談は、9月でも、その後でもOKです。
 マインドフルネスのなかには、意識階層の深い次元まで観察するマインドフルネスSIMT(自己洞察瞑想療法)があります。

★全国に、SIMTのカウンセラーがいます。ご相談ください。

http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/list-mmt.htm

http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-05/99-all-katudou.pdf

うつ病などを改善する支援をするところ、ほかにありますか。情報をお寄せください。

★自殺しないで! させないで!
【1】まず相談
 http://blog.canpan.info/jitou/archive/4359
【2】うつ病や不安症、PTSDなどを改善する
 http://blog.canpan.info/jitou/archive/4361

 http://blog.canpan.info/jitou/archive/4363
【3】無念! 自殺が予見されたはず
 http://blog.canpan.info/jitou/archive/4365
【4】同じように聞こえる「死にたい」ということの出てくる根源
 http://blog.canpan.info/jitou/archive/4367
【5】みな利害関係の意味の場に生きる=倫理が必要
☆マインドフルネス総合研究所も月2回参加できます。うつ病の話とマインドフルネス体験会(大体第1土曜日か日曜日)と蓮田心の健康クラブ(最終金曜日)。
☆坐禅がよければ、蓮田では、長松寺でできます。
【目次】このようなところに活用できそう
 マインドフルネスSIMT 2019

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4243
Posted by MF総研/大田 at 11:46 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL