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同じように聞こえる「死にたい」ということの出てくる根源 [2019年09月11日(Wed)]
http://blog.canpan.info/jitou/archive/4355
【連続記事目次】自殺しないで! させないで!

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★相談会を開催します。10月と11月。

自殺しないで! させないで! − 第2段階(3)

同じように聞こえる「死にたい」ということの出てくる根源

 西田哲学によれば、意識には階層があります。 「死にたい」という自殺念慮の原因になっているのが、浅いものと深いものがありそうです。 心理的に同じと思うと、フランクルがいう画一主義、還元主義になるでしょう。根本の 問題が解決しないで、苦しみ続けて、自殺を防止できないでしょう。

 死にたいほどの苦悩が出てくるもとに、階層があります。死にたくなる根本が、一つの階層である場合と、2つ以上にまたがるものがあるでしょう。支援のしかたが違ってくるでしょう。 第1義原因が、感覚レベルで抑うつ症状が出て「死にたい」となったのであれば、その感覚の苦痛を除去すれば、やがて自殺念慮もなくなるでしょう。除去できなければ、受け入れる心理的トレーニング(マインドフルネスMBSRなど)があります。治療またはトレーニング期間があり、すぐに抑うつ症状、自殺念慮がなくなるわけではなくて、時間差があります。

 厳密に検討したわけではないが(今後、詳細に検討したい)、ちょっと考えても、第一義の原因として、次のように、浅い次元から深い次元があります。どれも「死にたい」という言葉が表現されるが、相談だけで終らせるわけにはいかないでしょう。ネットワークを作り、相談機関は治療や訓練、社会的な保護につなげる必要があるでしょう。大変に深い問題があり、一つの機関では対応できないでしょう。

☆感覚レベル的苦悩
 たとえば、痛みが とれないために、抑うつ症状を深めて、死にたくなる。

☆思考、記憶及び感情レベル的な苦悩
  たとえば、いじめによる苦悩が第一義である場合。 不安症、PTSD。

☆行動レベル
  たとえば、学業、仕事の失敗。いじめ。依存症。第一義に何かの障害がある。

☆自己レベル
第一義原因が自己嫌悪、自己否定。たとえば、パーソナリティ障害(PD)。非定型うつ病の一部。虐待されたため自己評価が低い人。性的事件の被害者など。

☆価値レベル
 価値あると思うことに就職できない。
 価値の喪失(創造、体験、態度)。この仕事にかけた、愛する人の死、障害やがんになる、など。

☆生きる場所の苦悩
  ある一つの場所が苦痛(学校、職場、虐待や家庭内暴力のある家庭)。代替の場をみつけることができれば改善。

  すべての生きる場所を失う苦悩。たとえば、何かで(いじめなど)苦痛で学校や職場(場所)が苦痛となると、いくつかに分かれる。
第一、 居場所がある(たとえば、暖かい家庭、フリースクールなど)と死なないですむ。
第二、 上記階層レベルの苦痛が強烈であれば、居場所があっても自殺のリスクあり。
  (愛された家族があっても、自殺するケースも多い)
第三、 きびしい家庭では、家族は居場所をみつけてくれないだろう。
他の場所によるいじめ自殺にみえるが、家庭にも居場所がないケースもある(きびしい親、虐待、DV)。

感覚、思考、行動レベルの苦痛が大きいと、場所が苦痛になる。


【関連記事】

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★簡単には治らない「死にたい」気持ち。自殺予防対策について過去に書いた記事があります。 深い次元にまで及んだ自殺念慮は容易には改善しません。理解と対策が必要です。

【改善する方法をアドバイスするところ】
 まず、近くの精神科医。そのほかにありますか。情報をお寄せください。
 うつ病、不安症などのために、居場所にさえも行けない場合、まず、うつ病などを治してからがいいかもしれません。

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4357
★子どももうつ病になります。

http://mindfulness.jp/
★マインドフルネス総合研究所

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4325
★相談会を開催します。10月と11月。
★9月7日に、埼玉県蓮田市で講演します。おいでください。(終わりました)
 「死にたい」という気持ちが繰り返し出てくる、うつ病らしい人、ご家族、支援者など。
 個別のご相談は、9月でも、その後でもOKです。
 マインドフルネスのなかには、意識階層の深い次元まで観察するマインドフルネスSIMT(自己洞察瞑想療法)があります。

★全国に、SIMTのカウンセラーがいます。ご相談ください。

http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/list-mmt.htm

http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-05/99-all-katudou.pdf

うつ病などを改善する支援をするところ、ほかにありますか。情報をお寄せください。

★自殺しないで! させないで!
【1】まず相談
 http://blog.canpan.info/jitou/archive/4359
【2】うつ病や不安症、PTSDなどを改善する
 http://blog.canpan.info/jitou/archive/4361
☆マインドフルネス総合研究所も月2回参加できます。うつ病の話とマインドフルネス体験会(大体第1土曜日か日曜日)と蓮田心の健康クラブ(最終金曜日)。
☆坐禅がよければ、蓮田では、長松寺でできます。
Posted by MF総研/大田 at 14:22 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL