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中高年のひきこもり 61万人 [2019年07月06日(Sat)]

中高年のひきこもり 61万人

 中高年のひきこもり 61万人というのは、内閣府が3月29日発表したものです。

https://www.asahi.com/articles/ASM3R4DZQM3RULZU005.html

 ひきこもりの原因の中には、うつ病、不安症の場合もあると思います。斎藤環さんがいうように、もちろん、精神疾患の診断名がつかない場合もあるでしょう。

 ここの事例は、対人恐怖、つまり社交不安症だそうです。

https://www.asahi.com/articles/ASM3W55XPM3WULZU00S.html?iref=pc_extlink

 うつ病にも、不安症にも、対人コミュニケーションをとることが難しいという症状があります。
 前の記事に、精神科医の斉藤環さんの、提案があります。

 「まずは、就労や勉強などの目的を持たずに、自助グループやデイケアなど、望む人が「たまれる」場所を用意する支援が大切です。」

 これは、賛成です。この居場所、たまり場を作る、それは、親御さんも交代で、居場所づくりの担い手になるのがいいのではないかと思います。というのは、ほかに支援するひとがなかなかいないかもしれないからです。

 もう一つあります。うつ病や不安症がある場合には、居場所にもいけないので、それを「治す場所」を作ることです。治したら、上の居場所にいくことができます。こうした治す場所づくりも、まず、親御さん、および、精神疾患でないひきこもりのひとたちが動くのがいいはずです。他のひとは、忙しいので、動きにくいでしょう。 その「治す居場所」には、治すスキル、認知行動療法のスキルを持つ人を呼んで、支援してもらいます。
 治った人は、上記の別の居場所にいくか、治す居場所の運営ができます。また、治すのでない居場所では、就労や勉強が目的ではなくて、何か楽しめることをします。就職が無用となった高齢者や専業主婦は、趣味、あそび、ポーツをする居場所に行くひとが多いです。それと同様です。堂々とそれをする。そのうちに、何か始めるひとも出てくるでしょう。 大切なことは、就職していなくても(高齢者や専業主婦のように)自分も責めず、家族も責めないことです。精神疾患ではないのに、就職できないのは、当事者だけの責任ではなくて、社会の問題でもあります。

 こうして、就職していないけれど、居場所でみんなで、たまっていれば、親が老齢、死亡しても、(精神疾患になっていないので)生活保護を受けるなり、何かの支援をひきだす交渉ができるはずです。うつ、不安症でひきこもっている子を持つ親が心配するのは、自分が死んだら、公的支援の交渉にも出ていけないだろうということでしょうから。


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Posted by MF総研/大田 at 21:48 | ひきこもり | この記事のURL