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うつ病、非定型うつ病のマインドフルネスによる支援は難しい [2018年12月23日(Sun)]

うつ病、非定型うつ病のマインドフルネスによる支援は難しい

 私たちは、日本で開発されたマインドフルネス心理療法である、自己洞察瞑想療法(SIMT)で、うつ病などを改善していただく支援をしていますが、難しいです。

 薬物療法でも、第2世代までの認知行動療法でも治らない患者さんが、おいでになるからです。 長期化していて、重症です。

 それでも、1年から1年半、SIMTを実践すると治る人が多いので、社会貢献だとして、カウンセラー(マインドフルネス瞑想療法士🄬=MMT)ががんばっています。しかし、やはり、難しいから、認定講座を受けて資格を取得しても、支援を開始できないMMTもおられます。

 講座を受けて、うつ病、非定型うつ病の病理は支援方法を学習しますが、支援は難しいと思われるようです。講座を受けているうちに、受講者が自分の反応パターンと、SIMTのあるべき意志作用のモデルと違うところがわかってくる。自分にも弱さがあると自覚するひとがいます。深い本音が顕在化することもあります。

 一度、自分自身がうつ病になったことがあり、SIMTで治った人も、今度はカウンセラー(MMT)になって、支援者になろうとする人も多いです。実は、こういうひとが、支援を開始できることが多いです。自分で治った経験があるからです。課題の実践方法がわかっていることと、病気のことをよく知っているからです。今、うつ病であるひとは、SIMTで治して、そして、MMTになっていただきたいです。うつ病の患者は何十万人もおられて、かなりのひとが完治していないからです。MMTが全然いない県が多いです。MMTが増えて、うつ病が治り、自殺しないですむ国になってほしいです。

 うつ病や不安症になったことのある人は、がんの告知を受けると、苦悩が大きく、うつ病になるひとがおられます。がん患者さんのためのマインドフルネスSIMTは、一番、深いマインドフルネスになります。この領域には、見まもる人のためには、アメリカのマインドフルネスの本が翻訳出版されましたが、患者さんのものはまだ、見えません。それを書きます。これが当面の課題です。

http://blog.canpan.info/jitou/archive/4013
【誤解だらけの瞑想、坐禅、マインドフルネス】

Posted by MF総研/大田 at 22:42 | 私たちの心理療法 | この記事のURL