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正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」(2) [2018年08月17日(Fri)]
【書籍紹介】「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)

正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」(2)

 長引くうつ病、非定型うつ病、不安症などのマインドフルネス精神療法がなぜ日本では普及しないのでしょうか。専門家の独特の組織行動に問題がありそうです。



 組織の中で、自分の考えを「ごり押し」し、批判的な人に攻撃的な行動をする人がいる。組織のメンバーの自由や創造性を奪い、組織 全体を沈滞させる。
「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)を見ている。

 日本でも、データの改ざん、論文不正、うそ、パワハラ、不平等な扱い、大学における倫理の崩壊、言論の自由の制限など が頻発していますね。

 どうして、このような人がトップ、幹部になってメンバーや 外部の市民に迷惑をかけるのでしょうか。

5章は、正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」 です。 5章の「小見出し」の後半を紹介します。

●親しくなると極端に遠慮がなくなる
●他人を今コントロールしようとする
●文句が多い
●疑問をぶつけられたり、頼み事を断られたりすると逆上する
●理屈は正しいものの、異様に感情的になる
●人に対する評価が極端に変わる
●他人の成功に落ち込む
●他人の幸せに苛立つ
●対抗心が異常に強い
●腹立たしい相手を関係性攻撃で追い詰める
●悪者を叩くことに異常に執念を燃やす
●ふつうの感覚が通じないサイコパス

 前の特徴に加えて、こうした特徴がある。 こうした人物は、自分の思うことを反対されて激怒し、他のおとなしい人を攻撃して組織内で幹部になりやすい。 「関係性攻撃というのは、人間関係を悪意で操作しようと することで、悪い噂を流したり、不信感をあおるように情報をわざと歪めて 流したり、仲間外れにしたりすることをさす。」

 組織内で力量ある人などと方針、理論、運営などで議論して、不愉快に思って恨みをいだき、 ささいなミスをみつけて、重大な不正をしたかのような噂を流して、 よく事情をしらない他のメンバー多数を根回し抱き込み、 優秀な人を解任しようとする。多数決の形で批判的な人を追い落として、自分は団体のトップや幹部になり、 自分のやりかたを、ゴリ押しして、自分の地位、収入、名誉などの利益を得ようとする。 こうした例もある。

組織の乗っ取りである。NPOやボランティア団体は、容易にこれができる。先頭に立つのが、認知的複雑性の低い者であり、深いことを知らないから、こんな組織は、その活動内容の質が落ちるのは当然であり、その 組織は外部の複雑な需要に応えられず崩壊する。


http://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
【目次・書籍紹介】「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)

http://blog.canpan.info/jitou/archive/3835
【New 目次】非定型うつ病のマインドフルネスSIMT
 「正しさをゴリ押し」するのか? 日本の組織では精神療法を開発できなかった
Posted by MF総研/大田 at 06:44 | 新しい心理療法 | この記事のURL