CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«「正しさ」をゴリ押しする・時代の空気 | Main | 正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」(2)»
正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」(1) [2018年08月16日(Thu)]

正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」(1)

組織の中で「ごり押し」し、攻撃的な行動をする人がいる。
「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)を見ている。

 日本でも、データの改ざん、論文不正、うそ、パワハラ、不平等な扱い、大学における倫理の崩壊、言論の自由の制限など が頻発していますね。

 どうして、このような人がトップ、幹部になってメンバーや 外部の市民に迷惑をかけるのでしょうか。

★4章は「正義感をあざ笑う時代の空気」でした。
 榎本氏は、日本社会の問題を指摘しています。 日本社会の組織の構造的な問題があります。 心理、生き方、こころの領域を扱う人々もそうです。 足を引っ張ろうとする者がいる。トップ、幹部がそうであるとメンバーは怖いから、 無視、傍観するような自己防衛をする。すべての産業領域(ポイエシス)の、大小様々な組織、団体がこのありさまであるらしい。

 怖い人物がいるので、できればそういう人を幹部にしないようにメンバーが注意していなければならない。 「危ない人」の特徴を知っていて、重要なポストに招聘しないようにする必要があるのだろう。特に、多数決で決められることではない 領域では、そうである。わかりやすいからといって、前時代的なものを組織の理念にして、メンバーにゴリ押しすれば、 内では意欲を失い、外部に向かっては、組織全体が社会から遊離して取り残されて、崩壊の方向へすすむ。 西田幾多郎は、社会悪、個人悪をいった。

正しさをゴリ押しする「危ない人にみられる特徴」

5章の「小見出し」を紹介します。まず、前半です。

●自分の価値判断を絶対視する
●人の立場や気持ちに対する無関心
●自分の思いばかりを一方的にしゃべり、相互性がない
●「自分は特別」といった雰囲気

 まだ、続きますが、前半だけでも特徴がわかります。 組織の扱うものは、複雑性、多様性があるものであるが、 複雑性を理解できない人物が危ない。自分で理解できる程度のもの 価値観、定義、解釈を絶対視するような人物。画一主義、還元主義的である。全体にゴリ押しすると、全体主義、画一主義、還元主義になる。フランクルが、こういう学問が心理療法の領域にあると批判した。宗教系の学問にもあるようだ。宗教には哲学思想があり、複雑である。画一主義、還元主義的な定義を絶対視すると「マインドフルネス」の学問、実践も影響されてしまう。
 自分のものを一方的に主張し、他の考えを言おうとすると、さえぎる。 論文などで主張しても、読まない、理解できない、理解しようとしない。
 高い地位、社会的ステータスがあることを誇り、謙虚さに欠ける。
 続きます。
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
【目次・書籍紹介】「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)



http://blog.canpan.info/jitou/archive/3835
【New 目次】非定型うつ病のマインドフルネスSIMT

Posted by MF総研/大田 at 06:09 | 私たちの心理療法 | この記事のURL