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さまざまなマインドフルネス、坐禅、禅、仏教、宗教、ヨーガ [2018年07月20日(Fri)]


さまざまなマインドフルネス、坐禅、禅、仏教、宗教、ヨーガ

 仏教には、種々の流派があるように、マインドフルネス(瞑想、坐禅、禅、仏教すべての宗派も広義のマインドフルネス、瞑想です)も種々の流派があります。

 日本の禅や西田哲学を参考にした自己洞察瞑想療法(SIMT)。他のマインドフルネスとの違いのゆえに、深い問題に効果があるのでしょう。問題ある人や教えるカウンセラーだけの実践ではなくて、すべての人が実践すればいい生き方です。

 似ているものに、坐禅、禅があります。坐禅、禅の場合、専門の僧侶は満足するが社会的救済実践が弱い(外部の一般人の苦悩を傍観することを正当化する傾向)と禅をも批判した西田哲学。その論理にあやかり、僧侶ではなくてすべてのひとが社会活動(ポイエシス)のすべてにおいて、内面を観察洞察(プラクシス)すべきという後期西田哲学を模範とします。専門家のエゴイズムの観察、人間の平等、死ぬ覚悟の死生観のマインドフルネスまでも西田哲学は含んでいます。 「あなたはがんです」と告知された時、他のマインドフルネスは、どうするのでしょうか。
 日本人は、昔から広く深く観察してきた歴史があります。人間はみなエゴイズム(己見我利我執)で他者を傷つけます。だから、一生、自己洞察探求(=マインドフルネス)を継続せよということは、釈尊の仏教、部派仏教、大乗仏教、中国禅、日本の仏教各派などが教えてきたのですが、 それぞれ目標とする哲学が違います。 家族や職業を持つ人には不利な教え、方法になっているものがあります。時代、環境の変動にあっていないものがあります。 西田哲学はそれらを批判して独特の実践論を提案しています。認識論、実在論(自己存在とは何か)に基づいています。西洋のマインドフルネスも哲学が違います。多分、一生常に実践する専門家はいないでしょう。常時の実践法、つまり人生論でなく他者の問題解決手法の意味づけでしょう。
 東南アジア、欧米のマインドフルネス、日本、それぞれに、推進者賛同者(良いと「評価」した)がおり、一定の効果があるので「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)です。

(そして、あぶないことには、反社会的なイデオロギー、反社会的行為までも容認することを含んだ哲学を秘めた「カルト」にも、マインドフルネス、瞑想があるのです。だから、表層の瞑想、坐禅などのトレーニングの次の段階、究極には、どういう方向を目指しているのかという全貌の哲学が何であるのかを知ることが重要なのです。私は大丈夫ではないのです。長い期間、実践するうちに、じわじわとそめられていくのです。ある流派のマインドフルネスの実践にはいると、他を知ろうとしない傾向が形成されます。自分のものを執着する傾向が形成されます。長く実践していて、健康、収入、地位、評判などの効果が得られるとその執着が強くなります。自分の満足に執着する叡智的自己です。)

 日本のマインドフルネスも長い歴史があり深化していますので、「外国産のものでないのでつまらないだろう」と「評価」しないで、お見捨てなきようお願いいたします。
 今後の課題は、誰もが経験する自分の死を探求するマインドフルネスや専門家が知らずにおかしてしまう全体主義、画一主義、還元主義の独断に気づくマインドフルネスです。
http://blog.canpan.info/jitou/archive/3823
前の記事
のように、カミュ、フランクル、西田幾多郎などが指摘した多数派による組織的なエゴイズムの心理に気づくマインドフルネスです。容易ではありません。
【目次】「自分の中にある悪」アルベール・カミュの『ペスト』
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Posted by MF総研/大田 at 09:14 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL