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【目次】神谷美恵子「生きがいについて」 [2018年05月07日(Mon)]

【目次】神谷美恵子「生きがいについて」(1)
 =今夜、神谷美恵子のこと放送されます

 NHK Eテレビで、神谷美恵子の「生きがいについて」今夜放送ですね。 ぜひ、ご覧ください。深い自己を探求した人として30年前から注目している人です。

 日本には、そういう深い自己探求の歴史が保存されています。 過去は過ぎ去ったのですが、フランクルがいうように、なお、現在に保存されています。
 すべてが保存されている「絶対的一者」「無分節」。すべてがすべての人に与えられているのですが、読み取ることができる人、発見できる人が見つけるのです。足場が日本だから、日本には、深いものを発見する芸術家、作家、宗教者、精神科医、一般庶民が多いのです。
 神谷美恵子がいう「生きがい」 は、自己洞察瞑想療法(SIMT)でいう「価値」「人生価値」です。終わりなき世界創造の一角です。フランクル、神谷美恵子、西田幾多郎は類似します。そして、SIMTは。
 見たものに、人生をかける価値を発見します。ここも無評価ではありません。みな、各人がそれぞれ、見たものから価値とするとか、しないとか評価しています。世界は、人生は、無限の価値を秘めています。

 その「価値」のとらえかたにも、浅い階層からの見方から深いものまであります。神谷美恵子のものも、深いものからのもののようです。使命感として。特定の宗教によらないが、自己を越えたものに生かされていることの自覚からの。放送は4回目でここまで触れます。やはり、日本的な深いものに裏付けられた「いきがい」の哲学ですね。
 放送を楽しみにしています。
【目次】神谷美恵子「生きがいについて」

(1)今夜、神谷美恵子の「生きがいについて」放送
(2)「生きがい」と「生きがい感」
(3)フランクル、神谷美恵子、西田幾多郎の哲学
(4)思いあがりがしのびこむ
(5) 生きる意味を極限まで考えた人が輩出した時代・昭和
(6) 自己の利益のための「生きがい」ではない
(7) フランクルの価値、神谷美恵子のいきがい
(8) 「生きがい」となるべき「マインドフル・ライフ」の研究開発実践が必要
(2回目がありました)
(9)きこえよき言葉あやつる私たち
(10) 自分の底からささえて包むもの
(11)自然の声は内奥からの声
(12)絶対的一者と自己
(「生きがい」喪失事件=専門家のエゴイズム)
(13)愛する人の死
(14)自分を包み生かしてくれるものからの使命感、宗教以前
(15)自分は大きな世界の影
(16)すべての人の内奥に絶対的一者のハタラキ
 哲学的にはどういうか
(17) 究極の「生きがい」・生きていること
Posted by MF総研/大田 at 20:53 | 深いマインドフルネス | この記事のURL