CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«富山で特別講座でした | Main | 自分を知らない »
金沢でのマインドフルネスSIMTの特別講座 [2018年04月23日(Mon)]
DSC_0073.JPG

金沢でのマインドフルネスSIMTの特別講座

 昨日は、富山の講座に続いて金沢での講座でした。
 北陸マインドフルネスセンターの主催で、2日間、同じ内容でした。

オープニング(羽利泉さん)
マインドフルネスSIMT(大田健次郎)
実践(大田恵美子)
北陸マインドフルネスセンターの活動(羽利泉さん)

 写真は羽利さんの講義風景です。

 金沢の参加者は、33名の多数でした。マインドフルネスSIMTへの関心が高いことに驚きました。6月から10か月にわたるマインドフルネス瞑想療法士🄬の認定講座の受講希望も10名以上になります。
 講座のあとのアンケートで、
「西田哲学のことをもっと勉強したい」
「自己の階層のことを深く知りたい」
という声が多数ありました。「10か月の間のどこかで、特別講座を開催したいですね」と話しあったことでした。
 後期西田哲学は、前期(「善の研究」の頃)とは違っています。 田辺元博士の批判にこたえるかたちで、深まっていきました。 そして、後期には、自己とは、世界を創造していく創造的世界の創造的要素として論理化しました。
 そのような自己の実践として、至誠で見、至誠で考え、至誠で行動することを提案しました。これが、日本のもっとも深いマインドフルネス実践になります。すなわち、それは、世界でもっとも広く深いマインドフルネスということになります。
 自己には、判断的自己、知的自己、 意志的自己、叡智的自己、人格的自己の階層があります。そのすべての意識と自己を観察(マインドフルネス)するのですから、最も広く深いマインドフルネスになります。ジョン・カバット・ジン博士が、東洋には「全体性」があるといったものなのでしょう。承知の上で、浅い知的自己の観察という認識方法を提案したのが、MBSRでしょう。

 後期西田哲学の実践論は、現代社会の現実の家庭で、職場で、学問研究の場で、どのように見て考えて行動すれば、創造的世界の創造的要素となるのかという実践指針に該当します。それぞれの自己の階層(実在論)で、意識作用が異なります。それで、見方(認識論)と行動(実践論)が違います。MBSRは、実在論をいいません。ACTは、文脈としての自己をいいますが、西田哲学の意志的自己、叡智的自己、人格的自己とは違っています。
 実在論、認識論、実践論の3つがセットになっています。これから、西田哲学に導かれて、人は、どう行動していくことが、すべての人の絶対的平等の共通性を認め絶対的にこれを尊重し、しかも各人の人生価値の違いを尊重して、各人が選んだ領域で個性を発揮して、世界を創造して、共生していく、創造的社会。そうするための共通の実践を「至誠」であると、西田哲学は教えています。
 やはり、西田哲学、鈴木禅哲学(そして、曹洞宗の発展の元になった石川県内の総持寺、永光寺で活躍した瑩山禅師=お生まれは福井県)を生んだ石川県です。西田哲学を指針とするマインドフルネスSIMTへの関心が高いところです。1年後に10名以上のマインドフルネス瞑想療法士🄬が誕生すれば、何かが変わる予感がします。

この講座のことは、翌日、後援の北國新聞に写真いりで報道されました。
Posted by MF総研/大田 at 05:49 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL