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富山で特別講座でした [2018年04月22日(Sun)]
富山1.JPG

富山で特別講座に参加させていただきました

昨日、富山で特別講座でした。

北陸マインドフルネスセンターさんの企画によるものです。
そこに、私もお話しさせていただきました。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kouen/2018-3-toyama-kanazawa.pdf

参加してくださいました方々の真剣さが伝わってきました。

今日は、金沢講座、定員をはるかにこえましたので、会場を広い部屋に変えていただきました。

石川県は、禅の総持寺、大乗寺、永光寺がある禅のメッカ、西田哲学は、真宗も深いものがあると認めました。

仏教、禅にあったふかい哲学をほりおこした鈴木大拙、そして、人間と世界の真相の根源を哲学的に解明した西田幾多郎。それは、鈴木大拙があきらかにした禅をも説明できるものです。さらに、実在した仏教、禅、真宗を超えて、現代的永久的な自己探求哲学の記述とその実現のための実践を提案した西田博士。 そして、西田博士の弟子、西谷啓治、世界にほこるべき偉人が輩出した石川県。
こうした「マインドフルネス心の世界遺産」が集中して残る石川県。となりの福井県にも、たくさんあります。

マインドフルネスもまた、金儲け,名誉、地位、他の差配の道具にしようとするエゴイズム。 自分だけの欲望、自分だけの幸福のために、他者を傷つけることがなくならない日本と世界で今こそ見直すべき西田哲学。 違った価値をもつひとの共生を通してすべての人の幸福の可能性を説明した西田哲学。
その貴重な遺産をそのままにはしておられません。「マインドフルネス」という形式で、西田哲学、鈴木禅哲学の実践化、現代社会への貢献の輪が北陸で広まっていく予感を感じています。

(金沢から)
Posted by MF総研/大田 at 08:21 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL